高ワラビ尾根から小持山・大持山、今日もマムシに遭遇


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:名郷→西武・飯能駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高ワラビ尾根取付きから武士平分岐までは、一般登山道ではありませんので、道標は一切ありません。地図及びコンパスが必須です。 また、岩場の通過など危険箇所も多いので、経験者向きコースです。 武士平分岐以降は、道標が整備されています。 |
写真
感想
小持山からさくら湖沿いに延びる高ワラビ尾根はルートが記載されていないが、地図上では登れそうに見えていたので、登ってみることにした。
ヤマレコでもいくつか記録がされているので、それを参考にさせてもらった。
浦山口駅から武甲山への道を行き、橋立鍾乳洞の手前で上を走る道路に上がり、橋立橋を渡って直ぐのところに石垣に階段が切られた取付き口があった。
ここから、上を見上げると尾根筋が見え、それに向かって登る。登り上げると、尾根沿いに作業道がついているが、尾根が広がるところでは踏み跡が薄くなる。
いずれにしろ、尾根を追って行くのであまり踏み跡を気にせず進む。
取付きから約1時間で城山に到着する。三角点と手製の山名板で城山とわかるだけの小さなピークだ。
一旦コルに下り、次のピークに上り返す。登って行くと岩場が現れそれに向かう道もあったが、巻き道らしき踏み跡が見えたので、それに踏み込んでみた。
踏み跡は、ピークを大きく巻いて行く様に延びさらに大きな岩場の下を通過する頃には消えてしまった。戻るのも面倒なので方向を定め進み、小さなコルで何とか尾根に戻った。地図でみると785mピークを大きく巻き、ピークを過ぎたコルに登り上げた様だ。
その後、岩場の多い尾根筋を50m程下り植林の中の道をしばらく登と、伐採地跡に出た。ここまで、蒸し暑く風の無いしかも眺望の無い尾根をひたすら登ってきたが、初めて眺望があり風も通るところに出たので一休みする。
伐採地跡から少し登ったところで、短いが急な岩場が現れ、上り詰めると、道がほぼ直角に左に曲がる小ピークにでる。反対側方面は枯れ枝が横たえられ進入禁止を示していた。
さらに進むと、岩場の小ピークを越えた先に、急な岩場のがけが現れる。色々な記録で一番の難所とされている場所である。下から見ると道筋が見えるが、上から見たら下れないと判断するのはもっともと思われる。
岩場を、立ち木にすがったりして30m程のぼり小ピークに上がる。下る場合は、尾根先端の少し手前右側に立ち木に白テープが下がっているところから下れば良い。
この小ピークの先で、武士平への分岐に合流する。ここで、昼食休憩とする。
1時間程休憩した後、小持山に向けて出発する。ここからは、岩場も多いが、踏み跡はしっかりして迷わず歩ける。
しばらく進んだところに小さな岩のテラスが現れ、仙元尾根方面が見渡せる。仙元尾根方面の写真を撮り終わって足元を見ると、1m程先にマムシがいる。とぐろを巻きその中に頭を入れ昼寝中だった。マムシの写真を撮ると、その音で気づいたのか大急ぎで逃げ去って行く。8月に大持山の下のウノタワでも遭遇したが、どうもこの山域はマムシが多い様だ。
小さなアップダウンを繰り返し、武甲山への巻き道の分岐にでるが、巻き道は踏み跡も絶えて廃道の様だ。ここから急な道を直登し2時前に、武甲山・小持山の縦走路に合流する。ここまで1人も会わず来た。
小持山から大持山に進み、大持山の肩で休憩する。この頃には、霧が出て小雨もぱらつく様になる。横倉山も雲にまかれ、都心方面もかすかに望める程度。
近くのもみじがわずかに色付き秋が迫ってくるのを感じた。
休憩後ゆくりと妻坂峠に下る途中2人組の男性に追い越されたが、今日始めてかつ唯一出会った登山者だった。
妻坂峠で、お地蔵さんに山行の無事を報告感謝して、林道に下り、4時45分に名郷バス停に到着する。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する