ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 344893
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

羅臼岳 世界自然遺産、知床半島を横断

2013年09月10日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.6km
登り
1,490m
下り
1,584m

コースタイム

6:30岩尾別温泉(ホテル地の池)−6:55オホーツク展望台−7:25弥三吉水−
7:35極楽平−7:55仙人坂−8:05銀冷水−8:20大沢入口−8:45羅臼平−
9:30〜10:10羅臼岳山頂−10:30岩清水−11:20屏風岩−12:00泊場−
12:50第一の壁−13:00ハイマツ原−13:18里見台−13:40木かくれの滝−
13:45知床国立公園羅臼温泉野営場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩尾別温泉(ホテル地の池)登山者用駐車場10台程度。
羅臼側(知床国立公園羅臼温泉野営場)駐車場40台程度
コース状況/
危険箇所等
岩尾別温泉からの登りは良く整備されていて道迷いや滑落の危険性が少ないルートです。大沢入口付近から急斜面になり途中大きな岩を越える部分もあります。
ここは、前回来た時は雪渓に隠れていましたが、今回は時期も遅かった為、雪渓はありませんでした。
また、岩清水から先は岩場で転落には十分な注意が必要です。

羅臼側の下りについては、上部はかなり危険です。登山道が崩れていて全体的にザレている為に滑りやすく、途中雪渓を下ります。しかも結構急な下りです。
時間がかかっても羅臼平まで戻ってから羅臼側へ下る事をお勧めします。

目印も少しわかりにくく、途中何度か獣道と間違えました。
全体的に登山道が細く、どれが登山道か良く解らない場所が多数ありました。

屏風岩近辺もかなりの急な下りなので滑落注意。
ホテル地の池のすぐ裏。登山口にある木下小屋から登山開始。
2013年09月10日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 7:05
ホテル地の池のすぐ裏。登山口にある木下小屋から登山開始。
初っ端から熊の出そうな原始林の中を登る。
2013年09月10日 07:23撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 7:23
初っ端から熊の出そうな原始林の中を登る。
オホーツク展望台。
木の間から少し見える程度です。
2013年09月10日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 7:33
オホーツク展望台。
木の間から少し見える程度です。
会いたいのやら会いたくないのやら・・・
2013年09月10日 07:50撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 7:50
会いたいのやら会いたくないのやら・・・
ちょっと見えた。目指す山頂。
2013年09月10日 08:12撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 8:12
ちょっと見えた。目指す山頂。
オホーツク海は雲の下。
2013年09月10日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 8:31
オホーツク海は雲の下。
大沢の急登り。
熊におびえながら登る。
2013年09月10日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 8:57
大沢の急登り。
熊におびえながら登る。
結構登ってきたな。
熊は居ません。
奥はオホーツク海
2013年09月10日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 9:09
結構登ってきたな。
熊は居ません。
奥はオホーツク海
山頂見えた。テンション↑
2013年09月10日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 9:21
山頂見えた。テンション↑
次回は知床縦走したいね。
2013年09月10日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 9:33
次回は知床縦走したいね。
だんだん登ってくる。
2013年09月10日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 9:47
だんだん登ってくる。
あっ!少し雲が・・・
2013年09月10日 09:50撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 9:50
あっ!少し雲が・・・
もうちょっと。最後が岩場なんだ。
2013年09月10日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 9:57
もうちょっと。最後が岩場なんだ。
到着。
雲よりも早く登れました。
2013年09月10日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 10:08
到着。
雲よりも早く登れました。
オホーツクの海岸線もかろうじて見えました。
2013年09月10日 10:12撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 10:12
オホーツクの海岸線もかろうじて見えました。
斜里岳は雲の中。
2013年09月10日 10:12撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 10:12
斜里岳は雲の中。
北方領土がちょっと見えた。
2013年09月10日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 10:24
北方領土がちょっと見えた。
もう一枚。
2013年09月10日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 10:25
もう一枚。

あまり見かけない花なので撮っといた。
2013年09月10日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 11:20

あまり見かけない花なので撮っといた。
雪渓を下ります。
2013年09月10日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 11:25
雪渓を下ります。
目と鼻の先に北方領土。
2013年09月10日 11:26撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 11:26
目と鼻の先に北方領土。
チングルマとも違うような?
チョウノスケソウとも違うような?
2013年09月10日 11:30撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 11:30
チングルマとも違うような?
チョウノスケソウとも違うような?
核心部屏風岩付近の下り。すげ〜急斜面。
2013年09月10日 11:44撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 11:44
核心部屏風岩付近の下り。すげ〜急斜面。
横から見る屏風岩。
2013年09月10日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 11:58
横から見る屏風岩。
下から見る屏風岩。
熊は居ません。
2013年09月10日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 11:58
下から見る屏風岩。
熊は居ません。
冷泉の河。
2013年09月10日 12:37撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 12:37
冷泉の河。
斜面から吹き出る冷泉で色が変わってる。
2013年09月10日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 12:41
斜面から吹き出る冷泉で色が変わってる。
変わった光景だな。
2013年09月10日 12:49撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/10 12:49
変わった光景だな。
それほどの壁ではなかった。
2013年09月10日 13:29撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 13:29
それほどの壁ではなかった。
木かくれの滝。
この辺りでエゾライチョウを発見。残念ながら写真撮れず。
2013年09月10日 14:17撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 14:17
木かくれの滝。
この辺りでエゾライチョウを発見。残念ながら写真撮れず。
キャンプ場に到着。
2013年09月10日 14:28撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 14:28
キャンプ場に到着。
知床横断道路から見た羅臼岳。
あれに登ったんだ。
2013年09月10日 14:54撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
9/10 14:54
知床横断道路から見た羅臼岳。
あれに登ったんだ。
全然関係ないけど、車で走ってたらエミュー牧場を発見。めっちゃ凶暴で怖かった。
しかし、でかい。
2013年09月11日 12:03撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1
9/11 12:03
全然関係ないけど、車で走ってたらエミュー牧場を発見。めっちゃ凶暴で怖かった。
しかし、でかい。
撮影機器:

感想

北海道遠征第2弾。

当初予定に無かった羅臼岳。

4〜5年前に一度登ってる山だが、前回行った時にあまりに素晴らしかったので、今年も急遽行く事に。

前回同様、岩尾別温泉からピストンの予定でしたが、山頂で会った方が羅臼から来たが、岩尾別側に用があるので、「よかったら羅臼へ一緒に下っりましょう。車で岩尾別まで送りますよ。」との事。
是非お願いします。という事で、知床半島を横断する事に。

朝6:00過ぎに岩尾別温泉(ホテル地の池)に到着。
準備をしてLet's begin
ホテルの裏に回るとすぐに木下小屋がり、そこから本格的な登山道になる。
しばらく原生林の熊が出そうな樹林帯を登るとオホーツク展望台。
展望台といっても、木の隙間から少し海岸線が見える程度だったが、前回来たときはもう少し見えてたような気がする。

その先は、展望はほとんど無いが、常に熊が出そうでビクビクしながら歩く。
途中の看板には、この先どこにでも熊が出ます。とか書いてある。
極楽平というところに出ると、前の方でガサガサ音がして、茶色い大きな物体が動いた。
やっべ〜!熊だ!
戦闘態勢に入る。(カメラを構えただけ。)
・・・・鹿だった。
あ〜びびった。
と、油断したらまた何か動いた。
・・・・キタキツネだった。
いい加減にしてください。

何はともあれ登山再開。
大沢入口という場所から、沢伝いに登っていく。前回は大雪渓だったが、今回は雪は見当たらない。大きな岩がある急登でジグザグに登っていく。花もたくさん咲いていた。

そこを登りきるとハイマツ帯の羅臼平というところに出る。ここで初めてはっきりと山頂が全容を現す。
硫黄岳方面の分岐とテント場がある場所。次は是非テン泊で縦断してみたい。

この辺りに居ついている熊が居るという話だが、前回同様見当たらない。
しばらくハイマツ帯を登っていくと、岩清水という最後の水場に出る。
その先は岩場でストックは不要。
落ちると怪我では済まないので注意。

山頂に到着。根室方面には少し雲が出ていましたが満足いく天気でした。
先に書いたとおり、山頂で一緒になったSさんと一緒に羅臼側へ下ります。
一人で歩いていると熊が怖かったんですよ〜。などと話しながら一緒に下る。
岩清水付近まで下って羅臼側への分岐に出ます。羅臼平からも行けるようですが、こちの方が15分ほど早い。

分岐から下りに入ってすぐに登山道が崩れた様なザレ場。全体的にやわらかくちょっと滑りやすく危険な急な下りです。
そこをまっすぐ下ると雪渓に出ます。
かなり固そうな雪だったので、脇を迂回しました。
雪渓を下りきった辺りで羅臼平からのルートと一緒になります。その後も獣道のような細い道を下っていくと更に急な下りになり屏風岩が見えてきます。
この辺りはルートがかなり解りにくいです。谷の中を歩くルートの為、外れた場所を歩いても道に迷う心配はありませんが、途中で道が途切れたりする事があるので目印をよく確認してください。

その後は樹林帯の中をしばらく下ると冷泉の川に出ます。ガイドによれば、温泉成分が混じるが飲めるということなので、飲んでみた。
・・・不味くって飲めなかった。

この、川の中の色が白っぽく変わった異様な光景の川に沿ってしばらく歩きます。
だんだん、川の色も普通になって行き、最後は普通の川の色でした。
一旦川から離れて上りに入りしばらくトラバース気味に歩くと第一の壁という場所に出ます。壁のような岩がありましたが、あれの事かな?

その後、里見台という場所から羅臼の港と北方領土が少しだけ見えました。
あと少しという場所でエゾライチョウを発見。写真を撮ろうとしましたが、逃げられてしまいました。
最後に木かくれの滝という滝を通りキャンプ場に出て登山終了。

その後Sさんの車で知床横断道路を通り岩尾別へ。
Sさん、ありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1508人

コメント

お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
クマには会いたくないですね〜。自分もスゴ乗越付近で休憩していた時はビクビクしていました。
来年は北海道に行きたいなぁ。
2013/9/17 20:58
ゲスト
nekkomaさん、こんばんは。
北海道の山は、本気で熊怖いですよね。
でも、今回の山行で悟りました。

ヒグマを見つけるのはツチノコを発見するのと同じくらい難易度高いです。
※注意 主観による物で実際はわかりません。

今回、知床横断したので、次は縦断かな。
さすがに熊ポイントにテン泊はちょっと怖いですね。
2013/9/18 21:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら