羅臼岳 世界自然遺産、知床半島を横断
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,584m
コースタイム
7:35極楽平−7:55仙人坂−8:05銀冷水−8:20大沢入口−8:45羅臼平−
9:30〜10:10羅臼岳山頂−10:30岩清水−11:20屏風岩−12:00泊場−
12:50第一の壁−13:00ハイマツ原−13:18里見台−13:40木かくれの滝−
13:45知床国立公園羅臼温泉野営場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
羅臼側(知床国立公園羅臼温泉野営場)駐車場40台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩尾別温泉からの登りは良く整備されていて道迷いや滑落の危険性が少ないルートです。大沢入口付近から急斜面になり途中大きな岩を越える部分もあります。 ここは、前回来た時は雪渓に隠れていましたが、今回は時期も遅かった為、雪渓はありませんでした。 また、岩清水から先は岩場で転落には十分な注意が必要です。 羅臼側の下りについては、上部はかなり危険です。登山道が崩れていて全体的にザレている為に滑りやすく、途中雪渓を下ります。しかも結構急な下りです。 時間がかかっても羅臼平まで戻ってから羅臼側へ下る事をお勧めします。 目印も少しわかりにくく、途中何度か獣道と間違えました。 全体的に登山道が細く、どれが登山道か良く解らない場所が多数ありました。 屏風岩近辺もかなりの急な下りなので滑落注意。 |
写真
感想
北海道遠征第2弾。
当初予定に無かった羅臼岳。
4〜5年前に一度登ってる山だが、前回行った時にあまりに素晴らしかったので、今年も急遽行く事に。
前回同様、岩尾別温泉からピストンの予定でしたが、山頂で会った方が羅臼から来たが、岩尾別側に用があるので、「よかったら羅臼へ一緒に下っりましょう。車で岩尾別まで送りますよ。」との事。
是非お願いします。という事で、知床半島を横断する事に。
朝6:00過ぎに岩尾別温泉(ホテル地の池)に到着。
準備をしてLet's begin
ホテルの裏に回るとすぐに木下小屋がり、そこから本格的な登山道になる。
しばらく原生林の熊が出そうな樹林帯を登るとオホーツク展望台。
展望台といっても、木の隙間から少し海岸線が見える程度だったが、前回来たときはもう少し見えてたような気がする。
その先は、展望はほとんど無いが、常に熊が出そうでビクビクしながら歩く。
途中の看板には、この先どこにでも熊が出ます。とか書いてある。
極楽平というところに出ると、前の方でガサガサ音がして、茶色い大きな物体が動いた。
やっべ〜!熊だ!
戦闘態勢に入る。(カメラを構えただけ。)
・・・・鹿だった。
あ〜びびった。
と、油断したらまた何か動いた。
・・・・キタキツネだった。
いい加減にしてください。
何はともあれ登山再開。
大沢入口という場所から、沢伝いに登っていく。前回は大雪渓だったが、今回は雪は見当たらない。大きな岩がある急登でジグザグに登っていく。花もたくさん咲いていた。
そこを登りきるとハイマツ帯の羅臼平というところに出る。ここで初めてはっきりと山頂が全容を現す。
硫黄岳方面の分岐とテント場がある場所。次は是非テン泊で縦断してみたい。
この辺りに居ついている熊が居るという話だが、前回同様見当たらない。
しばらくハイマツ帯を登っていくと、岩清水という最後の水場に出る。
その先は岩場でストックは不要。
落ちると怪我では済まないので注意。
山頂に到着。根室方面には少し雲が出ていましたが満足いく天気でした。
先に書いたとおり、山頂で一緒になったSさんと一緒に羅臼側へ下ります。
一人で歩いていると熊が怖かったんですよ〜。などと話しながら一緒に下る。
岩清水付近まで下って羅臼側への分岐に出ます。羅臼平からも行けるようですが、こちの方が15分ほど早い。
分岐から下りに入ってすぐに登山道が崩れた様なザレ場。全体的にやわらかくちょっと滑りやすく危険な急な下りです。
そこをまっすぐ下ると雪渓に出ます。
かなり固そうな雪だったので、脇を迂回しました。
雪渓を下りきった辺りで羅臼平からのルートと一緒になります。その後も獣道のような細い道を下っていくと更に急な下りになり屏風岩が見えてきます。
この辺りはルートがかなり解りにくいです。谷の中を歩くルートの為、外れた場所を歩いても道に迷う心配はありませんが、途中で道が途切れたりする事があるので目印をよく確認してください。
その後は樹林帯の中をしばらく下ると冷泉の川に出ます。ガイドによれば、温泉成分が混じるが飲めるということなので、飲んでみた。
・・・不味くって飲めなかった。
この、川の中の色が白っぽく変わった異様な光景の川に沿ってしばらく歩きます。
だんだん、川の色も普通になって行き、最後は普通の川の色でした。
一旦川から離れて上りに入りしばらくトラバース気味に歩くと第一の壁という場所に出ます。壁のような岩がありましたが、あれの事かな?
その後、里見台という場所から羅臼の港と北方領土が少しだけ見えました。
あと少しという場所でエゾライチョウを発見。写真を撮ろうとしましたが、逃げられてしまいました。
最後に木かくれの滝という滝を通りキャンプ場に出て登山終了。
その後Sさんの車で知床横断道路を通り岩尾別へ。
Sさん、ありがとうございました。
お疲れ様でした。
クマには会いたくないですね〜。自分もスゴ乗越付近で休憩していた時はビクビクしていました。
来年は北海道に行きたいなぁ。
北海道の山は、本気で熊怖いですよね。
でも、今回の山行で悟りました。
ヒグマを見つけるのはツチノコを発見するのと同じくらい難易度高いです。
※注意 主観による物で実際はわかりません。
今回、知床横断したので、次は縦断かな。
さすがに熊ポイントにテン泊はちょっと怖いですね。
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