ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3451607
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

甲山墓園からゴロゴロ岳・観音山周回

2021年08月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:59
距離
8.8km
登り
441m
下り
444m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:44
休憩
0:14
合計
4:58
7:57
155
スタート地点
10:32
10:34
63
11:37
11:49
41
12:30
12:30
25
12:55
ゴール地点
天候 曇時々小雨
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲山墓園入口前の駐車スペース。
コース状況/
危険箇所等
問題となる場所なし。
その他周辺情報 双葉温泉
さあ出発。雨はやまない。
2021年08月21日 07:58撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 7:58
さあ出発。雨はやまない。
ササユリがいくつも咲いている。この道はしかし、閉ざされたる道だった。
2021年08月21日 08:04撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 8:04
ササユリがいくつも咲いている。この道はしかし、閉ざされたる道だった。
柵を開けて閉じて・・・
2021年08月21日 08:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 8:14
柵を開けて閉じて・・・
北山貯水池から甲山。この山は見る方角によって随分姿はかわるが、それでも甲山だ!とわかるのがすごい。花崗岩でできている六甲山にあって、安山岩の山というのも個性の主張。
2021年08月21日 08:24撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 8:24
北山貯水池から甲山。この山は見る方角によって随分姿はかわるが、それでも甲山だ!とわかるのがすごい。花崗岩でできている六甲山にあって、安山岩の山というのも個性の主張。
ここから緑化公園に向かう。
2021年08月21日 08:26撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 8:26
ここから緑化公園に向かう。
スイレンが美しい緑化公園の池。
2021年08月21日 08:40撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 8:40
スイレンが美しい緑化公園の池。
梅の木の下には梅特異的なキノコが。ウメと言えばハルシメジ、だが、今は8月。
2021年08月21日 09:00撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 9:00
梅の木の下には梅特異的なキノコが。ウメと言えばハルシメジ、だが、今は8月。
いい眺め
2021年08月21日 09:08撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 9:08
いい眺め
ここが登山口。何色ものテープマーキングが目に入る。
2021年08月21日 09:19撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 9:19
ここが登山口。何色ものテープマーキングが目に入る。
背後に大阪平野。だが、登るのに余念なく。
2021年08月21日 09:24撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 9:24
背後に大阪平野。だが、登るのに余念なく。
ごろごろ岩を越えていく。
2021年08月21日 09:42撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/21 9:42
ごろごろ岩を越えていく。
眺望が開ける。このルート上では一番の眺めだ。思わず休憩となる。
2021年08月21日 09:44撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 9:44
眺望が開ける。このルート上では一番の眺めだ。思わず休憩となる。
基準点が埋設されている。
2021年08月21日 09:45撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 9:45
基準点が埋設されている。
和泉の山々まで見える。あっちのほうが天気はいい??隣の芝生、ってやつか。
2021年08月21日 10:06撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 10:06
和泉の山々まで見える。あっちのほうが天気はいい??隣の芝生、ってやつか。
ゴロゴロ岳山頂。三角点も堂々。しかし、この裏には家屋がある。
2021年08月21日 10:33撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/21 10:33
ゴロゴロ岳山頂。三角点も堂々。しかし、この裏には家屋がある。
池沼の水位も上昇。
2021年08月21日 10:47撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 10:47
池沼の水位も上昇。
湿原全景。干上がることなく、このままでいてほしい。栗の幼木が目立ち、これが成長したらちょっと心配だ。
2021年08月21日 11:00撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 11:00
湿原全景。干上がることなく、このままでいてほしい。栗の幼木が目立ち、これが成長したらちょっと心配だ。
ミズギボウシだろう。
2021年08月21日 11:01撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 11:01
ミズギボウシだろう。
サギソウ。まだ走りの段階か、この一輪しかない。
2021年08月21日 11:04撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/21 11:04
サギソウ。まだ走りの段階か、この一輪しかない。
今、盛りのキガンピ。
2021年08月21日 11:07撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 11:07
今、盛りのキガンピ。
二色で咲くサワシロギク。
2021年08月21日 11:09撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 11:09
二色で咲くサワシロギク。
観音山へ向かう。来た方角を振り返りて。
2021年08月21日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 11:30
観音山へ向かう。来た方角を振り返りて。
観音山の展望地。360度の眺望が得られる。反対方向を見ると、六甲主脈は雲に覆われ、雨の模様。
2021年08月21日 11:42撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 11:42
観音山の展望地。360度の眺望が得られる。反対方向を見ると、六甲主脈は雲に覆われ、雨の模様。
せせらぎコースに入る。小さな谷ながら、それなりの風情を漂わせている。
2021年08月21日 12:02撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 12:02
せせらぎコースに入る。小さな谷ながら、それなりの風情を漂わせている。
旭滝。かつては修行の場だったことをうかがわせる石柱や岩盤に掘られた仏像がある。
2021年08月21日 12:10撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 12:10
旭滝。かつては修行の場だったことをうかがわせる石柱や岩盤に掘られた仏像がある。
天気が良ければもっと映えるんだけど
2021年08月21日 12:19撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 12:19
天気が良ければもっと映えるんだけど
愛宕社でお参り。神仏混交の名残という感じ。パノラマコースはこの左手に出てくる。
2021年08月21日 12:27撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/21 12:27
愛宕社でお参り。神仏混交の名残という感じ。パノラマコースはこの左手に出てくる。
マツヨイグサもいろいろあるが、これはアレチノマツヨイグサらしい。
2021年08月21日 12:39撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 12:39
マツヨイグサもいろいろあるが、これはアレチノマツヨイグサらしい。
水田にはオモダカ近縁のウリカワの花
2021年08月21日 12:47撮影 by  iPhone XR, Apple
8/21 12:47
水田にはオモダカ近縁のウリカワの花

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

この7日間、雨の降らない日はなかった。そしてこの週末も、怪しげな天気が予想された。最後の最後まで遠出の可能性を模索していたが、好天は望めず、結局今日も裏山六甲に行くこととなった。行き先は東六甲の突端、ゴロゴロ岳から観音山である。湿原に花を訪ねてみることにしよう。
さあ出発と車をスタートさせるが、フロントグラスにはぽたりぽたりと大きめの雨粒が不規則模様を描いて落ちてきている。東の空は多少明るく、一縷の望みを託す。山手幹線を親王塚まで東進し、そこから甲山方向へ六甲山地の東縁に沿って北上してゆく。甲山墓園に到着しても雨は上がってくれない。仕方なく傘をさしての出発である。
大師道を少し西に戻り、建設資材置き場の横の道に入って北山遊歩道へショートカットを試みる。が、遊歩道目前まで行くと、ガチガチに固定された金網扉に「私有地立ち入り禁止」と書かれているではないか。たかだか10メートル足らずの区間が通せんぼされて突破できないのだ。致し方なく大師道に戻り、さらに西進して回り込む。3つの金属柵を開けて閉じ、また開けては閉じてようやく遊歩道に達する。
北山遊歩道は、朝の散歩を楽しむ人たちの往来でなかなかの盛況ぶりである。よく管理された平らな道をしばし進めば、北山貯水池のヘリに達し、やがて広々とした園地にでる。左奥には甲山が迫っている。この園地から我々は右手に登る道に入り、北山緑化公園へと向かうのだ。道はすぐに下りに転じ、いくつかの分岐を経て緑化公園の敷地に入る。いつも車から眺めている立派な公園であるが、今はコロナのため、行事は行われていないらしく、閑散としている。公園正面入り口を出てすぐ南、柏堂町交差点で『山形牛焼肉北山』の横の舗装道路を山に向かって登ってゆく。黒川古文化研究所への案内看板が随所にあるが、登山口はちょうどこの研究所の上の辺りなので、便利な道案内だ。登るにつれ東に展望が開け、大阪平野の向こう、和泉の山並まで見通すことが出来る。古文化研究所を越えてすぐ、道の正面にはどん詰まりの古い階段が見えてくる。そして左手には人一人通れるほどの石段が目に入る。この細い階段がゴロゴロ岳への登り口である。ここにきてようやく雨が止んだ。傘の使えるところで雨が降り、傘をさせない山道に入るところで止んでくれるなんて、こんなありがたいことはない。
山道に入るとすぐに丸みを帯びた大岩がゴロゴロといたるところを占拠し、その間を縫うように急登が始まる。しかし、踏み跡は明瞭で特段困難もなく、スイスイ登ってゆく。道は木々に覆われて眺めるものもないので、自然と登ることに専念しまうわけだ。ゴロゴロ岩が一層目立つようになって間もなく、パッと左手が開け、瀬戸内海と大阪平野の雄大な眺望が広がる地点に出た。砂防用の基準点が埋設されていて、丁度六麓荘からのルートが合流する地点となっている。幸い薄日も差している。ここで早めのランチとする。
この地点から先は、六麓荘ルートにつけられた立派な道標がガイドしてくれる。傾斜は進むにつれて緩み、やがて人家を正面に見ると、すぐにゴロゴロ岳山頂に達する。岩がゴロゴロあるからゴロゴロ岳だと思っていたが、石柱に刻まれた標高は565.6m。妻はこれがゴロゴロ岳の名の由来だったんだ、感嘆の声をあげている。ああ、そうか、そうなのか、知らなかったなー。
ゴロゴロ岳山頂は奥池の宅地に接していて長居には向かない。すぐに出発する。道はますます平坦となり、歩程ははかどる。湿原ではサギソウがくすんだ空を忘れさせるような純白の花をつけて我々を迎えてくれた。いつ雨が降ってきてもおかしくない空模様ではあるが、観音山の展望地はやはり外せない。どんよりと曇った空にも拘わららず、爽快な気分にさせてくれる雄大な眺めを堪能したら、踵を返して「せせらぎコース」分岐まで戻る。歩きやすい道をトントンと下ってゆくと、左手に旭滝が雨水を集めて勇壮に落下しているのが目に入ってきた。滝の下まで降りてじっくりと鑑賞する。ここからさしたる距離もなく鷲林寺の一角にある愛宕神社へと達する。修道院横の歩道を一気に下って鷲林寺交差点に出れば、甲山墓園の駐車地はすぐそこである。
あいにくの天気でもこうして楽しめる六甲の奥深さを改めて感じながら帰路についたのであった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:296人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
ガベノ城・観音山の砂山北東稜経由周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
甲山墓園からゴロゴロ岳・観音山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら