富士山 主杖流し

2021年08月21日(土) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,564m
• 下り: 1,557m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:49
• 合計: 9:27

6:07 富士宮口五合目
6:23 6:26 富士宮口新六合目
6:27 6:27 六合目雲海荘
7:43 8:01 主杖流し取り付き
11:44 12:30 富士山
12:37 12:38 三島岳
12:42 12:45 御殿場口頂上
13:09 13:13 御殿場口八合目
13:20 13:26 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
13:37 13:38 御殿場口七合五勺・砂走館
13:42 14:07 御殿場口七合四勺・わらじ館
14:11 14:12 御殿場口七合目
14:24 14:24 御殿場口下り六合（走り六合）
14:29 14:29 宝永山馬ノ背
14:48 14:49 宝永山
15:06 15:06 宝永第一火口
15:15 15:15 宝永第一火口縁
15:25 15:25 六合目雲海荘
15:34 富士宮口五合目

天候

曇り(雨もパラパラと)

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

自宅でピックアップして頂き水ヶ塚公園駐車場へ。水ヶ塚公園駐車場からタクシーにて富士宮口五合目。シャトルバスもありますが三人だったのでタクシーを使いました。
帰りは逆ルート。

コース状況／危険箇所等

主杖流しは所謂指導標なしのヴァリエーションルートです。お中道を歩いて主杖流しの分岐迄は○や→のペイントもあり、明瞭です。ところどころ大雨で崩れたと思われる場所もありますが、概問題なく歩けます。主杖流しの分岐からは一向山頂を目指して登るだけです。迷う事はないですが、溶岩が流れた跡(滑り台と呼ぶようです)は、コンクリートで舗装したような感じになっていますので、落石が止りませんので、落石させないように注意が必要です。勿論、落石にも注意が必要です。
最後の富士山レーダのところは左から巻くような感じで進むと良いと思います。私達は建物の梯子を登ってしまい詰んでしまいました。戻って右から行くか左から行くか迷って左から行きました。降りる時に確認したのですが、右からでも行けます。

その他周辺情報

7合4勺の「わらじ館」で担々麺を頂きました。小屋から離れると爆風なので、小屋に近づいて頂きました（笑）
小屋のおかみさんは「お盆が風で何枚なくなった事か…」と言っておられました。お盆も飛ぶのか…

写真

8/21 5:04

富士山に入る為には検温をパスする必要があります。

8/21 5:07

無事に検温をパスしました。保全協力もしました。

8/21 5:11

今日は富士山から降りる迄は外さないで下さいとの事でした。タクシーでゲートを通る時もきっちりチェックされました。これ、再利用できちゃうじゃんって思ったら装着すると外れないようになっているんですね。家内曰く「はめ殺しでしょう」って事でした。「はめ殺し」って初めて知りました。

8/21 5:14

さて、本日の朝食です。塩バニラクリームサンド 442kcalです。

8/21 6:06

タクシーで富士宮口五合目にやってきました。バスよりもかなり早く到着できました。3人だったのでバスとそんなに変わらない運賃になります。

8/21 6:07

何故かピンボケな写真。

8/21 6:08

やめよう「弾丸登山」。そういえば、過去二回の山頂を踏んだ富士山は何れも弾丸登山でした(^^;

8/21 6:09

さて、富士山表口5合目からのスタートです。標高2400mです。ここで2400mあるんだもんな。

8/21 6:13

あれは愛鷹ですかね。

8/21 6:14

もう一枚。雲の流れが速いです。

8/21 6:21

眩しい。でも晴れているという事だからね。

8/21 6:22

面白い形の雲ですね。

8/21 6:24

早くも6合目です。無茶苦茶速いな。

8/21 6:35

お！江ノ島が見えた。

8/21 6:42

ヴァリエーションに入りました。それにしてもKさんは速いですな。

8/21 6:44

お！丸いマーキングがあります。

8/21 6:49

ここにも○ですね。

8/21 6:55

そしてこちらは矢印です。ルートは明瞭ですね。

8/21 7:06

油断していたら鹿道に入ってしまいました（笑）
下に明瞭な踏み跡がありますね（笑）

8/21 7:08

ほー、さっきまで雲で見えなかった風景が見えてきました。しかし何故かピンボケ。

8/21 7:10

「お中道」の文字もあります。お中道も一周してみたいですね。ヤマレコにあるかな。
→ありましたね。でも10時間以上は確実なようだ。12時間みておいた方が良いかな。

8/21 7:10

おお！雲が切れてきた！！！
素晴らしい！

8/21 7:16

しかし、あっという間に白くなったりするのであった。

8/21 7:21

ケルンがあります。ここから少し登る感じでコースを取ります。

8/21 7:37

この亀裂はは自然にできたの？
そうだよね。きっと。
足跡を確認すると、この場所から直登している人も結構居るみたいですね。

8/21 7:52

本日の行動食
ライスピュレ 110kcal
ようするに米粉から作ったって事なのかな。

8/21 8:01

どうやらここが主杖流しの分岐のようです。

8/21 8:02

矢印もあったので、間違いないでしょう。

8/21 8:22

かなり古い空き缶です。かなり前から歩いている人が居るって事ですよね。

8/21 8:28

そして、パラパラ降ってきましたね。

8/21 8:49

雲の上だけど、雲の下でもあるんだよね。

8/21 9:25

行動食 エネモチ 149kcal を食べます。黍団子のような感じでした。個人的な感想ですよ。

8/21 9:38

雨が結構落ちてきましたね。

8/21 9:52

たまに雲が切れるんだけど、カメラを用意している間に見えなくなってしまう…

8/21 10:02

さっきまで、綺麗に天城が見えていたのに…

8/21 10:35

藤壷を思わせるような苔。

8/21 10:39

HMちゃんが白い中登ってきます。

8/21 10:42

ここで行動食を頂きます。
マーガリン入りレーズンバターロール 150kcal×4
標高を上げるとパンがパンパンになるイメージなんだけど、今日は潰れていますね。なんでだろう。

8/21 10:44

もうひとつの行動食は
全粒粉入りくるみパン 89kcal×4
こちらは写真を撮っただけで山頂で開けたんだけど、開けたら空気が入って膨らみました。なんでなんだろう。

8/21 10:48

これが主杖流しなのだろうか…
調べたら、この場所は滑り台って言うみたいですね。

8/21 10:50

また、シャッター押すのが遅かった。真っ白じゃないか。

8/21 10:50

キター！
本当はもっと綺麗なタイミングがあったんだけどな。

8/21 10:51

溶岩が流れた跡なんだよね。

8/21 10:54

上を見上げる。

8/21 10:56

自然にこんなのができるんだもんね。

8/21 11:04

これなんだろう。鉄分が多そうな感じに見えたけど凄く軽かった。

8/21 11:16

ワイヤーが出てきました。

8/21 11:32

これはストーブですね。そろそろ山頂が近いかもしれませんね。

8/21 11:35

あ！
富士山レーダーっぽい！

8/21 11:38

爆風ですが少しづつ登ります。

8/21 11:40

HMちゃんも後ろから登ってきています。しかし白い。

8/21 11:40

ここから取り付けば良いのかな。

8/21 11:41

ここを登ってみましょう。実はこの後、色々ありました（笑）
梯子を登ったら詰みました。ここは左から巻くのが良いと思います。帰りに確認したら右から巻くと一般登山道に合流します。

HMちゃんが詰んだ時の私の後ろ姿を撮ってました（笑）

8/21 11:53

剣ヶ峰の本当の最高到達点にタッチするKさんとHMちゃん。

8/21 11:53

皆で最高到達点にタッチ。私、眼鏡に水滴が着き放題で目が見えないので、眼鏡は手に持ってます（笑）

8/21 12:12

こちらの写真も撮っておきましょう。
日本最高峰富士山剣ヶ峰。

8/21 12:40

ここに郵便局もあります。今日はやっていませんでした。

8/21 12:43

かつては、ここから水が沸いていたんですよね。

8/21 13:10

高速下山中です。Kさん速過ぎ（笑）

8/21 13:19

小屋が見えてきました。しかし、Kさんは発見できず。

8/21 13:39

須走館。ここにもKさんは居なかった。その1勺先のわらじ館でKさんは待っていました。

8/21 13:43

わらじ館からの写真。雲が切れてきました。

8/21 13:46

宝永山も見えますね。

8/21 13:50

わらじ館で担々麺を頂きます。

8/21 14:18

宝永山の全容が見えるようになってきました。

8/21 14:26

ここは落石の巣でもあります。

8/21 14:34

宝永山に到着。

8/21 14:35

反対側の方は良いですね。雲がきれていればな〜
さっきは切れていたのに…

8/21 14:40

やっぱり雲がきれない（笑）

8/21 15:13

下から見た宝永山。

8/21 15:34

富士宮口五合目に到着です。またまたタクシーにて降りました。

撮影機器：

Xperia XZ2 SOV37 au SONY

装備

個人装備

歩数計 財布 コンパス GPS地図ダウンロード ヘッドランプ バンダナか手ぬぐい 筆記具 携帯電話 水 時計 非常食 携帯バッテリー(要稼働確認) ペーパータオル ウェットティシュ 食料(詳細別途)

感想

tarancho

久々に富士山に登ってみる事になった。山頂を目指すのは本当に久々だ。記録によると剣が峰を踏んだのは

2012年08月03日(金) 記録ID: 212479

が最後だ。その後も幻の滝を目的に行った事はあるが山頂迄は登っていない。今回は「主杖流し」で登る予定だ。因に読み方がわからないのだ(^^;
「しゅじょう流し」で良いのだろうか。

天気予報がころころ変わっているのが不安ではあるが、とりあえず行ってみる事にした。

本日のメンバーは
・ Kさん
・ HMちゃん
・ 私
の3名だ。

【主杖流し】
以前から「主杖流し」というルートがあるのは知っていたのだが、そもそも読み方が判らなかった。「しゅじょうながし」で良いのだろうか。Kさんとも、その話しになったのだが、Kさんも「しゅじょうながし」と言って誰にも訂正された事が無いので、多分その読み方で良いのだろうという事になった。その後、主杖流しについて少し調べてみた。

──引用開始 http://yochiyochi.sakura.ne.jp/old/repo1217.html
そもそも執杖流し、又は主杖流しと呼ばれる意味は、溶岩が流れた様子が
富士山からの尊いお言葉（お知らせ）を連想させるものだったかららしい。
まったくの受け売りだが、執杖も主杖も広辞苑に載っていないので、本当の
ところは分からない。
──引用終了

という事で「執杖流し」とも書くようだ。

【落石】
今回のルートは指導標はないが山頂を目標に直登するルートなので道迷いのリスクは比較的小さい。溶岩が流れた跡は滑り台と呼れているらしいが、コンクリートで舗装したような表面になっている為、落石がなかなか止まらない。比較的大きな石を落石させてしまって肝を冷やした。下を登っていたHMちゃんはラインを外していたので問題はなかったが、場合によっては大惨事になる場合もあるので気をつけたい。
そういう自分はデッドボールクラスの落石を左太股で受けてしまった。結構な距離があったので、そのままか、左か、右かと見極めていたら左にそれたので、右に寄ったら、二つ目の石が右に曲ってヒットしてしまった。もう少し早く見極めなければならないと感じた。筋肉痛のような鈍痛は残っているが特に問題はないだろう。

【行動食】
・ 塩バニラ・クリームサンド 442kcal (行動食というか朝食)
・ ライスピュレ 110kcal (米粉から作ったって事でしょうか)
・ エネモチ 149kcal (黍団子っぽい感じでした。個人の感想。)
・ マーガリン入りレーズンバターロール 150kcal×4
・ 全粒粉入りくるみパン 89kcal×4
・ 担々麺 (わらじ館にて)
・ おつまみナッツ 296kcal(これはお持ち帰り)

【水】
・ 麦茶 670ml×5
・ ビール 500ml(水とカウントしてはいけませんな)
▼消費
・ 麦茶 670ml×3
・ ビール 500ml

【膝】
問題なし。