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記録ID: 346812
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

燕岳(日帰り周回コース! 絶景とサバイバル)

2013年09月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:30
距離
16.6km
登り
1,736m
下り
1,752m

コースタイム

5:50燕岳登山口(標高1450m)-6:40第二ベンチ-7:40富士見ベンチ-8:10合戦小屋8:20-9:20燕山荘9:50-10:20燕岳-11:05平(稜線分岐)-11:50東沢乗越12:00-13:20北燕岳出合-13:50ブナ平-14:50燕岳登山口
天候 快晴!
登山口 8℃ 無風
燕岳 12℃ 無風
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■駐車場の状況
 3連休初日の土曜日。しかも天気は秋晴れ。この条件だと燕岳の駐車場は大変なことになっています。中房温泉の駐車場についたのは朝5時でしたが、その時点で第1〜第3までの無料駐車場はいっぱいでした。
 道脇のスペースもほぼ埋め尽くされていました。1.5kmほど降りた場所の道脇にスペースを見つけ、なんとか駐車できました。表銀座縦走の玄関口として縦走グループの利用が7〜8割らしく、下山後の駐車場もまだたくさんの車がとまっていました。
コース状況/
危険箇所等
■燕岳登山口〜燕岳
 危険個所はありません。とってもいい登山道です。

■燕岳〜東沢乗越
 ところどころ草が茂っていますが、道ははっきりしているので、迷うことはありません。地図記載のハシゴもありません。

■東沢乗越〜燕岳登山口
 ザレた急坂、8回の渡渉、道の崩壊、木組みの崩落などなど、危険個所満載です。破線ルートであると思ったほうが無難です。
3連休の初日の土曜日。5時に中房温泉につきましたが、3つの無料駐車場は満杯。道脇にもほとんど残された駐車場所はありませんでした。観光バスも登っていきます。
2013年09月21日 05:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 5:27
3連休の初日の土曜日。5時に中房温泉につきましたが、3つの無料駐車場は満杯。道脇にもほとんど残された駐車場所はありませんでした。観光バスも登っていきます。
登山口から1.5km下の道脇になんとかスペースを見つけ駐車。そこから登山口にいってみると、このような渋谷の交差点状態。表銀座の縦走らしき登山グループもたくさん見かけます。
2013年09月21日 05:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 5:50
登山口から1.5km下の道脇になんとかスペースを見つけ駐車。そこから登山口にいってみると、このような渋谷の交差点状態。表銀座の縦走らしき登山グループもたくさん見かけます。
燕岳までの登山道はとても整備されて、登りやすいです。さすが、人気の山です。
2013年09月21日 06:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 6:43
燕岳までの登山道はとても整備されて、登りやすいです。さすが、人気の山です。
合戦小屋に到着しました。
2013年09月21日 08:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 8:16
合戦小屋に到着しました。
せっかくなので、名物のスイカをいただきます。お兄ちゃんもノリがいい方です。
2013年09月21日 08:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:07
せっかくなので、名物のスイカをいただきます。お兄ちゃんもノリがいい方です。
800円という価格に賛否両論がありますが、最高に甘いスイカでした。食べる価値は十分にあります。
2013年09月21日 08:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:09
800円という価格に賛否両論がありますが、最高に甘いスイカでした。食べる価値は十分にあります。
合戦小屋からしばらく登ると、燕岳(右上)と燕山荘(左上)が見えてきます。
2013年09月21日 08:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:35
合戦小屋からしばらく登ると、燕岳(右上)と燕山荘(左上)が見えてきます。
振り向くと、すこし薄いですが富士山確認!
2013年09月21日 08:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:30
振り向くと、すこし薄いですが富士山確認!
富士山の右には南アルプス、左には八ヶ岳も。地元の山々が見えて、うれしい気持ちになります。
2013年09月21日 08:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:47
富士山の右には南アルプス、左には八ヶ岳も。地元の山々が見えて、うれしい気持ちになります。
左には、槍ヶ岳もみえてきました。すごい存在感です。
2013年09月21日 08:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:46
左には、槍ヶ岳もみえてきました。すごい存在感です。
燕岳(左)と北燕岳(右)が近くになってきました。あと少しで稜線にでます。
2013年09月21日 08:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:55
燕岳(左)と北燕岳(右)が近くになってきました。あと少しで稜線にでます。
稜線に出るとドカーンと北アルプスの山々! すごいパノラマで、写真フレームに入りきりません。まずは、野口五郎岳(右)、水晶岳(真ん中)、鷲羽岳
2013年09月21日 09:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:46
稜線に出るとドカーンと北アルプスの山々! すごいパノラマで、写真フレームに入りきりません。まずは、野口五郎岳(右)、水晶岳(真ん中)、鷲羽岳
右から、黒部五郎岳、三俣蓮華山、双六岳。左の奥に見えるのが、笠ヶ岳かと思われます。
2013年09月21日 09:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:47
右から、黒部五郎岳、三俣蓮華山、双六岳。左の奥に見えるのが、笠ヶ岳かと思われます。
そして解説不要の槍ヶ岳と穂高岳。表銀座の登山道が続いています。いつかいってみたい!
2013年09月21日 09:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:37
そして解説不要の槍ヶ岳と穂高岳。表銀座の登山道が続いています。いつかいってみたい!
みなさん荷物をデポして、軽装で正面の燕岳を目指しています。私はそのまま周回するので、リュックを背負って、山頂を目指します。
2013年09月21日 09:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:47
みなさん荷物をデポして、軽装で正面の燕岳を目指しています。私はそのまま周回するので、リュックを背負って、山頂を目指します。
奇怪な花崗岩が並びます。奥は槍ヶ岳。
2013年09月21日 10:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:02
奇怪な花崗岩が並びます。奥は槍ヶ岳。
気持ちいい登山道です!
2013年09月21日 10:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:10
気持ちいい登山道です!
燕岳までもう少し。
2013年09月21日 10:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:13
燕岳までもう少し。
山頂は畳2畳くらい。標識は手持ちの「燕岳」!
2013年09月21日 10:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:24
山頂は畳2畳くらい。標識は手持ちの「燕岳」!
ほとんど登山者のみなさんは、燕山荘へと引き返しますが、私はさらにその先の稜線を進みます!
2013年09月21日 10:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:29
ほとんど登山者のみなさんは、燕山荘へと引き返しますが、私はさらにその先の稜線を進みます!
振り返って、燕岳と富士山。
2013年09月21日 10:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 10:32
振り返って、燕岳と富士山。
だれもいません。こんな天の道を独り占めしていいんでしょうか。
2013年09月21日 10:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:37
だれもいません。こんな天の道を独り占めしていいんでしょうか。
緑のハイマツの間を通っていきます。繰り返しますが、だれもいません。
2013年09月21日 11:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:00
緑のハイマツの間を通っていきます。繰り返しますが、だれもいません。
砂場の広い平らな場所にきました。昭文社の地図には、表記はありませんが、ここは「平」という場所らしい。納得!
2013年09月21日 11:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:02
砂場の広い平らな場所にきました。昭文社の地図には、表記はありませんが、ここは「平」という場所らしい。納得!
ここで、夢の空中散歩は終わりです。餓鬼岳・東沢乗越、方面へと下降していきます。
2013年09月21日 11:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:05
ここで、夢の空中散歩は終わりです。餓鬼岳・東沢乗越、方面へと下降していきます。
岩の餓鬼岳(右)が見えます。どこの稜線をいくのでしょう。稜線が見えません。
2013年09月21日 11:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:08
岩の餓鬼岳(右)が見えます。どこの稜線をいくのでしょう。稜線が見えません。
双耳峰の鹿島槍ヶ岳が近くに見えます。そのすぐ左の白い姿は白馬岳ですね。
2013年09月21日 11:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:08
双耳峰の鹿島槍ヶ岳が近くに見えます。そのすぐ左の白い姿は白馬岳ですね。
平からの登山道は、はっきりして迷うことはありません。通行人の少なさ故か、草が邪魔になることはあります。
2013年09月21日 11:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:19
平からの登山道は、はっきりして迷うことはありません。通行人の少なさ故か、草が邪魔になることはあります。
東沢乗越に到着しました。平からここまでのルートにはハシゴと書かれていますが、全くそんなものはありませんでした。
2013年09月21日 12:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:03
東沢乗越に到着しました。平からここまでのルートにはハシゴと書かれていますが、全くそんなものはありませんでした。
東沢乗越からの登山道の最初は、急坂が続きます。ザレていて、よく滑ります。たぶん2日間続いた膝の筋肉痛は、このときのもの。
2013年09月21日 12:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:13
東沢乗越からの登山道の最初は、急坂が続きます。ザレていて、よく滑ります。たぶん2日間続いた膝の筋肉痛は、このときのもの。
最初の渡渉。対岸にペンキで目印があります。簡単に渡れます! 楽勝! 楽勝! ただこのとき、これから7回もこの試練が続くことを、誰も知る由もなかった・・・・
2013年09月21日 12:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 12:34
最初の渡渉。対岸にペンキで目印があります。簡単に渡れます! 楽勝! 楽勝! ただこのとき、これから7回もこの試練が続くことを、誰も知る由もなかった・・・・
どんどん水量が増え、渡渉の難易度が増してきます。こんなのや・・・
2013年09月21日 12:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 12:42
どんどん水量が増え、渡渉の難易度が増してきます。こんなのや・・・
こんなのが出現! 台風から間もなくなら、完全にアウトです。対岸の目印は確認できても、渡る場所は慎重に選ばなくてはなりません。
2013年09月21日 12:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 12:54
こんなのが出現! 台風から間もなくなら、完全にアウトです。対岸の目印は確認できても、渡る場所は慎重に選ばなくてはなりません。
途中からは、ストックを使ってなんとかしのぎます。転石苔むさず。岩に苔がないので意外にグリップします。使えます!
2013年09月21日 12:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 12:54
途中からは、ストックを使ってなんとかしのぎます。転石苔むさず。岩に苔がないので意外にグリップします。使えます!
6回目の渡渉では、親切にワイヤーが引いてありました。でも飛び石がありません! とっくの昔に激流で位置が変わったのでしょう。ここも渡れそうな場所を探します。
2013年09月21日 13:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 13:08
6回目の渡渉では、親切にワイヤーが引いてありました。でも飛び石がありません! とっくの昔に激流で位置が変わったのでしょう。ここも渡れそうな場所を探します。
最後の渡渉が最大のピンチ! 右は砂防堤で10mの滝になっています。流されると、インディージョーンズ状態? どうする!? 登山靴を脱いで渡る? 結局、石をいくつも投げ込んで、島を作って沢渡りしました。
2013年09月21日 13:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 13:16
最後の渡渉が最大のピンチ! 右は砂防堤で10mの滝になっています。流されると、インディージョーンズ状態? どうする!? 登山靴を脱いで渡る? 結局、石をいくつも投げ込んで、島を作って沢渡りしました。
北燕沢出合まで来たようです。表示があるから辛うじて自分の位置がわかります。でも東沢乗越からまだ半分も来ていない(涙)。
2013年09月21日 13:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:21
北燕沢出合まで来たようです。表示があるから辛うじて自分の位置がわかります。でも東沢乗越からまだ半分も来ていない(涙)。
どうやら川との戦いは終わったようです。もう安心と思いきや・・・
2013年09月21日 13:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:37
どうやら川との戦いは終わったようです。もう安心と思いきや・・・
あれ? 登山道消滅。どっちにいっていいのかわかりません。枯れた沢を下るのか?
2013年09月21日 13:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 13:39
あれ? 登山道消滅。どっちにいっていいのかわかりません。枯れた沢を下るのか?
向うの崖にかすかな足跡が。たぶんここを登るのでしょう。おそらく、大水で登山道が削られてしまったと思われます。
2013年09月21日 13:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 13:41
向うの崖にかすかな足跡が。たぶんここを登るのでしょう。おそらく、大水で登山道が削られてしまったと思われます。
年季の入った10cm四方のプレート。いったいいつに置かれたものなんでしょう。少しもの悲しさがあります。
2013年09月21日 14:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:04
年季の入った10cm四方のプレート。いったいいつに置かれたものなんでしょう。少しもの悲しさがあります。
ブナ林まできました。やっと訪れた穏やかなひととき。これで助かったか・・・
2013年09月21日 13:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:48
ブナ林まできました。やっと訪れた穏やかなひととき。これで助かったか・・・
そんなことはありません。まだまだ、試練は続きます。大木で橋が倒壊。沢まで落ちないように枝につかまって、なんとかクリア。
2013年09月21日 14:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:21
そんなことはありません。まだまだ、試練は続きます。大木で橋が倒壊。沢まで落ちないように枝につかまって、なんとかクリア。
きました吊り橋! 長年メンテされていないのは確実な橋を意を決して渡ると・・・
2013年09月21日 14:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 14:26
きました吊り橋! 長年メンテされていないのは確実な橋を意を決して渡ると・・・
端っこは倒壊状態。吊り橋も時間の問題かも・・
2013年09月21日 14:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:28
端っこは倒壊状態。吊り橋も時間の問題かも・・
そんなこんなでサバイバルから生還。やっと中房温泉登山口に到着しました。周回コースは、平までは天国で、東沢乗越からはサバイバル。以上、周回ルート報告でした!
2013年09月21日 14:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 14:52
そんなこんなでサバイバルから生還。やっと中房温泉登山口に到着しました。周回コースは、平までは天国で、東沢乗越からはサバイバル。以上、周回ルート報告でした!

装備

個人装備
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライト
PETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク
1
予備
カッパ上
1
mont-bell
カッパ下
1
mont-bell
ガスカートリッジ
1
PRIMUS IP-110
バーナー
1
PRIMUS P-153
イグニッションスチール
1
カートリッジホルダー
1
PRIMUS P-CH
コッヘルセット
1
snow peak
手拭・ハンカチ・ティッシュ
1
地図・コンパス
1
高度計・時計
1
Suunto Core Glacier Gray
GPS
1
GARMIN etrex20
カメラ
1
OLINPUS TOUGH TG-1
無線機
1
STANDARD VX3
非常食
2
カロリーメイト
携帯食
飴など
1.5L

感想

■大混雑の燕岳
 ある程度予想はしていましたが、これほどの混雑とは思いませんでした。朝5時に中房温泉に到着しましたが、その時はすでに第1〜第3までの無料駐車場はいっぱい。道脇のスペースを探すもほとんど残っていません。おそらく大半の方が前の晩から車中泊していたんですね。
 バックして、なんとか1.5kmほど下った場所に1台分の場所を確保できました。観光バスも数台、登っていきました。北ア入門の山でかつ表銀座縦走路の入り口。3連休の初日の燕岳は恐ろしい混雑ぶりです。ご注意ください。

■絶景とサバイバルの周回コース
 昭文社の地図をみると燕岳には周回コースがあります。ピストンか周回か未定のままでしたが、稜線に立った瞬間、天の道を歩き続けたいという衝動が湧いてきました。
 燕山荘の方に東沢乗越を行く周回コースについて伺ってみると、「だれも行かないから分からない」とのこと。山小屋の方でもほとんどわからないコースなんですね。これはチャレンジして、ヤマレコ報告しなきゃ!
 多くの方が燕岳の山頂から引き返す中、そのまま稜線歩きを続けることに。天の道を歩ける誇らしさと、誰もいないという一抹の不安。その両者が交錯しながら、歩きました。
 燕岳から北へと延びる稜線は、まさに絶景。しかも独り占め。東沢乗越方面に降りなくても、「平」までの空中散歩は十分アリだと思います。
 東沢乗越までは、「周回コースにしてよかった」「なぜみなさんこっちに来ないだろう」と思っていました。誰もいかない理由は、東沢乗越からの下りにありました。内容は、写真で報告のとおり。
 はっきりいって、このコースは実線ではなく、破線にした方がいいです(昭文社の方にメッセージしようかな)。もううすこし水量が多かったら、とてもじゃないですが渡渉はできなかったでしょう。また各所の崩落とメンテのなさ。行くなら相当の覚悟が必要です。私は、二度と行きません。
 燕岳日帰りはピストンが一番です。みなさん大正解です!

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