甲武信岳(千曲川源流を訪ねる山旅)
- GPS
- 08:10
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
8:00 ナメ滝
9;20 水源地標(千曲川源流)
10:10 甲武信岳(昼食休憩)
11:30 水源地標
12:40 ナメ滝
14:20 毛木平駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千曲川源流に沿って遊歩道を登って行きます。沢の河原や山側に入ったりして登山道を見失う個所がありますので、赤テープの目印を見落とさないよう注意してください。 川上村のヘルシーパークは下山後の入浴に最適です。(入浴料大人300円) 食事も休憩もできますのでたいへん便利です。 |
写真
感想
甲州、武州、信州の三国の継ぎ目に位置していることから、この名前が付いた山であることは以前読んだガイドブックに書かれていました。
又、この山が千曲川源流ということから、いつかは行ってみようと思っていました。
9年前の初秋、家内と西沢渓谷の遊歩道をハイキングしましたが、まさかこの渓谷の上に甲武信岳があるとは思ってもみませんでした。
西沢渓谷からの登山道は戸渡尾根を登って行くコースと破風山からのコースがありますが、やはりせっかくだから千曲川源流を訪ねる山旅にしようと決めました。
この源流コースは長野県の川上村から入るため、埼玉県からだと全く反対側のアプローチをとらなくてはなりません。
前日夜に登山口である毛木平まで行きましたが、民家のある梓山からは真っ暗な畑の中を走り、更に山道に入ってからはジャリ道が続きます。この先どうなるのか?と不安に思いつつ走らせると整備された毛木平の駐車場があらわれ、ほっと一息でした。すでに車中前泊組みの車が10台ほどありました。
台風が過ぎ水量が多くさわやかな登山道が遊歩道として沢づたいに続きます。登山というよりハイキング気分で楽しめるコースです。
但し、樹林帯の中を延々と登って行きますが、尾根に出た時にいっきに眺望がひらけます。
深田久弥氏の「日本百名山」の中で、
「甲武信岳から、千曲川、荒川、笛吹川、三つの川の源流が出ている。その点から言っても、甲武信は奥秩父のヘソと言いたい山である。甲州、武州、信州から、その川の源を深く探っていくと、どちらからもこの山の頂に出る、というのもおもしろいではないか。頂上に降った一滴は、千曲川に落ちて信濃川となり日本海に入る。他の一滴は荒川に落ちて大東京を貫流し東京湾に注ぐ。さらに次の一滴は笛吹川に落ちて富士川となり太平洋のものとなる。」
こんな大自然の息づく山に登れて良かったと想いつつ下山。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する