ゴールデンカムイミンタラ 〜大雪山の紅葉〜
- GPS
- 10:37
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 10:28
合計距離: 27.55km
累積標高: 1580m
天候 | 手元が見えるほどの星灯り 黄金に輝く雲海の日の出 目が覚めるような青空 燃えるような紅葉 爽やかで心地よい風 曇天は帰りのサイン |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・帰りは下道、国道39号−12号−275号で4時間半程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ドロドロもなくとても歩きやすい登山道 |
その他周辺情報 | フロなし、帰りの飯はホットシェフとした |
写真
感想
待ちに待った紅葉シーズン。去年は諸事情で行けなかったので今年こそはと思い行ってきた。札幌を23時に出て、翌2時に銀泉台に到着。遠いいなー。
満天の星空の中スタート。冬の大三角も見えた。そういや最近読んだ『チ。-地球の運動について-』が面白かった。天体好きにいいです。赤岳の山腹がチラチラ光ってる。すでに何名か先行してる様子だ。物好きですな。真っ暗の中歩き、東平を駆け上がると、先行してた方々が3名いた。4:57、東の空から太陽が昇ってきた。雲海になってる。景色が黄金に輝きだした。ものすごい景色だった。これがゴールデンカムイミンタラか。ブンブン音がするなと思ったら虫じゃなく、ドローンだった。そういや緑岳のとこでも飛ばしてる人がいたな。
赤岳の岩の上から辺りを見渡すと、結構紅葉がいい感じでビックリ大賞。1週間早いかなと思ったけどかなり良いじゃないですか。緑岳方面にも足を伸ばす。岩場のところでなんか動いた。よく見るとウサギだった。これぞと思いカメラをモタモタ設定してると、あまりの早さに全く追いつかず撮れまへーんでした。ラビット早すぎ!
白雲岳避難小屋でテント泊してた方達から聞いたら、前日はガスガスだったけど夜は満天の星空で最高だったみたい。テント泊いいな。小屋から分岐までの坂の途中で振り向くと素晴らしい景色が待ってます。少し丘になってる場所に白雲岳避難小屋が見え、その背後にトムラウシ山と十勝岳連峰が見える。それが堪らなく好きな風景です。重いけど望遠レンズ持ってきてよかった。
北海岳から見えたお鉢も綺麗だった。黒岳に向かう途中で、北鎮岳方面を見ると、縞模様の紅葉が見える。絶景ポイントだ。
黒岳付近は200人以上は確実にいた。ワイワイと大盛況だ。大筒持ったナッキー待ちの写真家もいた。こんなに人居たらナキウサギもビックリ大賞かな。お子さん連れた家族もいた。今度ウチの娘も連れてきたいもんだ。
晴れてるし北鎮岳周りで帰ろうとしたけど、秋の午後は天気が崩れるのでピストンで帰ることにした。白雲岳分岐である女性と話した。息子と来てて、息子が先程黒岳に向かってピストンしてくるとのこと。この時間でですか。えー!と思い黒岳の遠さを説明して、5時間ぐらい待つかもしれませんよとお伝えした。連絡も取れないので待つとのことだった。せめてもと思い風の当たらない場所をお伝えしておいた。黒岳の距離感がわからなかったので、あまり慣れている感じでもない。そんな状況で山での別行動はちょっと危険だ。
賑やかな赤岳を通り過ぎると曇天になってきた。美しいと言われている赤岳東側斜面の紅葉は見れたけど、光が差さないので暗っぽく見えた。晴れ待ちもしてみたがダメそう。ゆっくり歩きながら降ってると見晴台付近で光が差してきた。すると斜面の紅葉が輝き出した。赤・黄が色濃く出ていてめちゃくちゃ綺麗。最後に最高のプレゼントをありがとう。
下山後の上川町は大雨だったらしい。1時間に90mm「記録的短時間大雨情報」が出てた。あの親子は無事だっただろうか。秋は午前中が勝負だな。来週は行けるかわからないけど、紅葉はピークを迎えてる筈なので、チャンスがあれば行くしかないな。
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