記録ID: 3511639
全員に公開
ハイキング
丹沢
霧の西丹沢 白石沢〜大室山〜用木沢
2021年09月12日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:16
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 9:16
距離 17.9km
登り 1,546m
下り 1,553m
17:01
ゴール地点
天候 | 曇りのちガス 所々で小雨 風速1m〜5m 最高気温19℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜明け前から都内や神奈川県内で小雨が降る天気であったせいか、道路脇の駐車スペースにはまだ5台分以上の空きがありました。 ビジターセンターに登山ポスト、トイレ、更衣室、靴洗い用の水道あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
きちんとしてれば概ね安全に歩けます。 注意が必要な区間だけを取り上げます。 ・用木沢出合〜白石沢林道終点 新らしめの落石が多数転がってました。小さな押し出しも数箇所あり。 ・白石沢林道終点〜白石峠 2020.8.1.に渡れていた木橋が合計で4箇所流されていて、渡渉が必要でした。雨後は避けた方が無難かもしれません。 上部の経路は前回と比べて崩壊が進み、新たな踏み跡が何箇所も出来ていました。 ルートファインディングを心掛けないと道迷いの可能性を感じました。 ・犬越路〜用木沢出合 標高950m付近のロープが長く張られている階段崩壊斜面はザレてますので、登りでも下りでも注意が必要です。 用木沢公園橋から100m程上流側の鉄橋に最近大きな岩が落ちてきていた様で、橋げたが一部破壊されていました。普段から「落石注意」の看板のある場所です。 ※上記白石沢および用木沢の両林道は、神奈川県自然環境保全センターから「通行止め」の通達が出ており、「難易度は通常より増しています。」との表示がありました。 2019年の台風19号による被害に対しての喚起であり、その後も何度か通っているので気に留めてもいませんでした。 しかし、その後の大掛かりな補修も無く、季節が過ぎるとともに自然と荒れてしまった部分が増えています。 もし通られる方は、それなりに装備を整えたうえで「自己責任」という言葉を忘れずに、お気をつけて行かれて下さい。 私は元々速い方ではありませんが、さらに輪をかけて時間を要してしまいました。 |
写真
普通にまたいでも届かない距離。
足下のグリップを確認し、手前の縞模様のある岩に両足を置いたまま上体を向こう側へ倒し、対岸の尖った岩の頂点を両手でキャッチ。
岩をつかんだまま左足をめいっぱい伸ばしたら、無事に渡れました。
足下のグリップを確認し、手前の縞模様のある岩に両足を置いたまま上体を向こう側へ倒し、対岸の尖った岩の頂点を両手でキャッチ。
岩をつかんだまま左足をめいっぱい伸ばしたら、無事に渡れました。
新しめの長くて立派な橋も落ちてました。
(ここは白石沢支流のザレ沢だと思われます。)
本日4本目です。
設置当時は濡れずに渡れないから、苦労して橋を架けてくださったんですよね。
が、皮肉にも今ここは、いくらでも向こう岸へ渡れるポイントが出来てしまっていました・・・
(ここは白石沢支流のザレ沢だと思われます。)
本日4本目です。
設置当時は濡れずに渡れないから、苦労して橋を架けてくださったんですよね。
が、皮肉にも今ここは、いくらでも向こう岸へ渡れるポイントが出来てしまっていました・・・
中央のピンクテープのある急斜面を登りましたが、前回の下りの際には右側に見える石垣の様な岩場を降りてきました。
岩場の方にはロープがありますが、下部は倒木が覆いかぶさっていて、通過しにくい状態になってます。
岩場の方にはロープがありますが、下部は倒木が覆いかぶさっていて、通過しにくい状態になってます。
霧の粒子が大きくなってきて、木の下を歩くと雨粒のように葉先からしずくが落ちてきます。
西の肩(大室山・犬越路分岐)のベンチでザックにカバーをかけ、レインウェアを上だけ着込みました。
西の肩(大室山・犬越路分岐)のベンチでザックにカバーをかけ、レインウェアを上だけ着込みました。
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
着替え(靴下・Tシャツ)
雨具
ゲイター
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ストーブ
予備燃料
ポット
飲料
地図(地形図)
コンパス
高度計
寒暖計
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
スマートフォン
腕時計
タオル
ストック
カメラ
エマージェンシーシート
ツェルト
エマージェンシーキット
モスキートネット
|
---|---|
備考 | 装備総重量 10.2kg 飲料類 水 ハイドレーションに1.6ℓ ペットボトル 550ml x 1 アイソトニックウォーター 600ml x 1 下山時残り 水 ハイドレーションに0.7ℓ ペットボトル 550ml x 1 アイソトニックウォーター 飲みきり 山行終了して着替えを探していた時、ザックに予備の水を入れ忘れていたことに気付きました。 「今日はやけにザックが軽いな?^^」 なんて嬉しく思ってスタートしましたが、そりゃ軽い訳です。 今回たまたま早く下山する為に食事の時に水を使わなかった事と、暑くなくて飲み水の消費が少なかったので助かりましたが、これがいい天気で昼食もきちんと摂っていて、持ってるつもりでガンガン水を飲んでいたらと考えると恐ろしくなりました。 普段は「予備の予備」くらいのつもりでかなり余裕を持つことにしてるのですが、油断してしまいました。 |
感想
経路が不明瞭だったり崩落しかかってたり、沢に架かる丸木橋がいくつも落ちてて渡渉を強いられたり、なにかと緊張感のある山行でありました。
けれどもそれが、整備されつくしたハイキング道では味わえない登山の楽しみで、ずっとワクワクしながら歩けました。
沢は綺麗で、マイナールートゆえ人も少なく(山の中で出会った方は6名だけ)、霧の立ちこめる静かな森を堪能できました。
晴れた日にこのルートを逆回りをしたら、きっと富士山をずっと眺めながら歩けるのではと思い、用木沢と白石沢はエスケープルートとして考えて檜洞丸から大室山、そして畦ヶ丸まで行くコースにいつか挑みたいと考えました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:816人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する