大渚山を目指して雨飾山から周回
- GPS
- 09:37
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,685m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:38
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
信州百名山も残り2座。だが大渚山だけでは往復2H、さりとて近くに登りたい山もない。考えながら登山地図を観ていたら雨飾山の周回を思いついてしまった。(面倒くさい奴、よせばいいのに)
雨飾山は10年位前に燕温泉から縦走した時に登って以来だ。そこで今回は小谷側から登り、大網に下山し湯峠まで登り返す周回コースにした。
大網コースは林道が通行止で入山者がいないようなので、どこまで荒れているのかが不安材料だ。
〇鏡池P~雨飾登山口~雨飾山
日曜日であり雨飾山登山口Pは満車。コースはまあまあ記憶通りであった。荒菅沢過ぎからの急登は記憶より急であった。全般的に一般登山道であり危険箇所はなかった。
〇雨飾山~大網登山口
やはり大網方向からは誰も登って来ない。不安だが廃道ではないので下ることにした。最初は岩稜帯で岩の上を飛んだりしながら下った。岩稜帯を抜けると笹っぽい所になるが、下草が伸び整備不足と登山者が少ないことが窺えた。それでも踏跡は判るのでどんどん下った。尾根の道は広くなりはっきりとするが、まばらに笹が生えていた。
尾根から離れるとブナの気持ちのいい道となった。湧き水を過ぎると道は沢に近づき沢音がした。間もなく渡渉地点に差し掛かるが案外沢音が大きく、渡渉が不安になった。
高さ5m位をアルミ梯子で降りると前沢の取水口出た。ひょっとすると橋があるかも思ったが、取水口までの踏跡も橋もなかった。雑草が生い茂り踏跡がほとんど分からない沢沿いを下った。何となく草が倒れていて人が通った感じがする。
沢に突き当たり2m位の崖を下らないと河原に降りられない所に出た。ここを降りるのか(T_T)?よく見ると何となくまだ下れそうな草むらが続いているのを見つけ下った。すると自然に河原に出た。河原の石には赤ペンキが…。道だ\(^o^)/
と喜んだのも束の間、橋はないし、渡渉地点もわからない。10m位下ると石に上下の矢印ペンキを見つけた。⁇どこまで下る?対岸の踏跡を探すも見つからない。雰囲気としては斜め下流方向と思うが…?もう少し下るのか?道が判らず沢を下ることになれば最悪遭難だ。と緊張が走った。
GPSや地図で確認し、渡渉地点はこの辺りで間違いない。渡って踏跡を探すことにした。しかし川幅3m位で渡れそうで渡れない微妙な距離。渡渉中にドボンのパターン💦慎重に渡渉地点を探し流木などに掴まって何とかクリア( ;∀;)
だが踏跡無し!適当に藪を掻き分けて下り先程の対面に来た。道がありそうなところをよ〜く観察すると…。汚れたトラロープを発見!更に手前にピンテ!よっしゃー!
滑りそうな岩を登ると道が確認できた。そこで後続者のためにトラロープを良く見える枝に巻き付けた。これなら直ぐにわかると思ったが、木に巻き付いた蔓のようにしか見えなかった。まあ仕方ないか。
後は道を辿るだけと安心したのが甘かった。草刈がされてないので道が判り辛く滑るし露でびっしょりになるしで大苦戦。這う這うの体で登山口に出た。救いは草が踏まれて倒れていて極めて直近に人が歩いた跡があったことだ。これは心強かった。
今回一番の苦労地点は前沢渡渉と登山口までの道だ。
〇大網登山口~湯峠
登山口で大休憩し、湯峠へ登り返した。湯峠から下に向かって2つ目のヘアピンカーブまでキレイにアスファルト舗装されていた。湯峠までのダートも四駆なら問題なく走れる状態だが、湯峠のゲートがしっかり閉まっていたので現時点通行不可。
〇大渚山
一般登山道で問題なし。東峰で着いたと思ったが、そこから300mが長かった。山頂には展望台があって、白馬から南は槍までが一望できた。標高からあまり期待していなかったが、意外や意外と言う感じだ。確かに信州百名山にふさわしい眺めだ。
※感想
信州百名山は名だたる名山が山名を連ねているが、大渚山の眺めはこれら名山に引けを取るものではなかった。
雨飾温泉露天風呂には10年位前の縦走時に入ったが、バスの時間が迫っていてのんびりと入っていられなかったことと、小銭がなくて入浴料が払ってなかったことがず~っと気になっていた。
今回前日と当日の2回入浴させてもらったし、10年位前の利息も含めて奮発?して1,200円も入れてしまった。もし次回があればロハでお願いします。(みみっちい奴)
残る信州百名山は鍋倉山だ。信越トレイル縦走で完登と目論んでいるが果たして…。
◎お詫び
レコ未完成のまま、次の東北遠征に出掛けてしまい、UPが遅れに遅れたことをお詫び申し上げます。m(__)m
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