【048】(膝の痛みと引き換えの感動)ニュウ→稲子岳→東天狗岳


- GPS
- 10:41
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:30で10台程度駐車してました |
コース状況/ 危険箇所等 |
■麦草峠までのメルヘン街道では、鹿があちこち出没していますので、夜間走行には十分注意しましょう ■道の状況 【麦草峠→ニュウ】 一般道。稲子温泉への分岐を過ぎた所から岩ゴロで急傾斜。 【ニュウ→稲子岳→中山峠】一般道ではないので、お勧めしません。 地図上には、ないルート。踏み跡とテープあり。以外と歩き易い?。 尾根筋を外さないように注意。 【中山峠→東天狗岳→天狗の奥庭→中山峠】 一般道。岩ゴロの道、岩にペンキで道案内。 【中山峠→中山→展望台→高見石→丸山→麦草峠】 一般道。岩ゴロの道が大部分。丸山からの下りは、少し荒れ気味。 滑らないように注意。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
自分の都合と天気の好さそうな日が、今までなかなか合わなかったのですが、今回はバッチリ。
麦草峠に明るくなった5:30 頃到着。駐車場は、霜で真っ白になった車が数台と今朝到着したと思われる数台が止まっていました。テントで朝を待った人もいるようです。早速、出発です。
麦草ヒュッテからは、朝日に映えた茶臼山が見送ってくれています。何やら木道が滑る?良く見ると、霜がうっすらと表面を覆っているので、注意しながら歩きます。美しい白駒の奥庭を通過し、白駒池に到着。
きれい!! 木々は、紅葉が始まり、朝日に照らされた池からは蒸気から立ち上っています。風もなく、池が鏡に。撮影ポイントには、カメラを用意した人が何人もチャンスをうかがっていますが、どこから見ても美しい。見飽きませんが、ニュウへの道に進みます。
霜で真っ白になった白駒湿原を通過し、岩と古い倒木の道を進み稲子湯方面への分岐を過ぎる頃から傾斜がきつくになり高度を上げます。足元ばかりに目を向けていたら、いつの間にか踏み跡が見えません。尾根に向かってコケに覆われた所を進むと稲子湯からの道に出ました。尾根線に出て暫く進み急傾斜を一登りするとニュウに到着。360度の絶景が目の前に広がっています。富士山はもちろん、北アルプス、浅間、妙義山、奥秩父方面の山がクッキリ。当然これから進む稲子岳、天狗もバッチリ。感激しきりです。山頂には、二人いましたが、暫くすると独占で、これ以上ない贅沢な場所で朝食です。
去りがたいですが、稲子岳に進みます。ニュウから少し進んだ所に2段の金属梯子がある手前を左に下降し尾根にのります。地図には、稲子岳へのルートは載っていませんが、比較的踏み跡は明瞭です。何か今までの道より歩き易いのでは・・・。
途中で単独行の方とすれ違いましたが、稲子岳コースであった唯一の人。難なく稲子岳に到着。山頂には、手書きの山頂標があるだけで、ここからは眺望はありません。少し進むと、南側方面の視界が開け、富士山が辛うじて見られます。南壁の崩壊が進む山肌の淵を進むと、禿地に出ます。ここはコマクサの保護のために電気柵が設置されているようです。柵には、感電注意の看板が。柵に沿って進むと、下降が始まり程なく樹林帯の中へ。登り返しを考えると先が思いやられます。途中で崩壊地に出会いますが、そのまま横切り進むと、しらそび小屋からの道に出ます。
ここから中山峠に向け急登です。ひぃひぃしながら中山峠に到着し、天狗岳を目指します。ここからは、さすがに急に人が多くなります。道は、岩ゴロの道が続き足が痛くなってきましたが、なんとか景色を見ながら進みます。紅葉で色づき始めて色彩が綺麗。それにしても、まだ遠くまで見通せます。何とか、東天狗に到着。景色がいいので写真の撮りまくり。後で見ると同じ所を何度も写してます。でも、写した場所が違うと微妙に違ってます(あたりまえ!)。
膝が心配なので、西天狗は、あきらめます。軽く食事をして、天狗の奥庭を経由して下山します。
やっぱり下りは、膝にこたえます。岩ゴロの道を歩き方を替えながら、思考錯誤してみますが、力が入ると痛みます。岩ゴロは、歩き難い!!
スリバチ池には、水がありません。天狗の奥庭を通過し、黒百合平を過ぎ中山峠に戻ってきました。中山に登り返して、中山展望台。高見石から丸山への登りこれまた堪える!。丸山からの下りも岩ゴロの道で雨水が流れ抉れて荒れている所が多いので歩き難いこと、この上なし(疲れて来たせいか?)。最後の力を振り絞り駐車場までたどり着きました。
今日は、一日天気が良く、遠くまで見渡せ遠征してきた甲斐がありました。その上、ちらっと紅葉やコマツクサまで見ることが出来、幸せ。でも、寄る年波には、あらがえず体力の衰えを感じざるを得ません。
てなわけで、本日は、諏訪湖のほとりの温泉で療養です。
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