雲取山(雨のち晴の10時間。なお頂上はまたしてもガスってた模様)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,783m
- 下り
- 1,781m
コースタイム
9:00ブナ坂 → 9:30 ヘリポート → 9:36 奥多摩小屋 → 10:35雲取山山頂 → 11:03雲取山荘
(大休止)11:49 東巻き道→ 12:25 石尾根との分岐 → 13:26ブナ坂 → 14:00七ツ石小屋 → 14:44堂所 → 15:40登山口 →15:45小袖乗越駐車場
天候 | 雨→曇→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス停から山梨方面に100mくらい進んで右手の公衆トイレ奥の道を右折。Uターンするような方向の脇道を300mくらい進むと左手に登坂路があるのでそこに進入。ちなみに逆方向からも脇道に入れますが、登坂路に進入するには角度的にきついです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢から七ツ石小屋までの道は危険こそありませんが、泥濘が多く雨のあとはスパッツ必須です。またこの道は昼間でも夕方のように暗いようです。 このルートできついのは小雲取山への登りと、雲取山頂上までの登りの2箇所くらいです。 |
写真
感想
10月は山に行ける機会が少なそうだから、曇でも日帰りでどこか登りたい。
で、向かったのが東京都最高峰の雲取山。
ガイドブックでは1泊を勧めていたけど、ヤマレコを見る限り日帰りも行けそう!とチャレンジしてみました。
日の出前というかほぼ夜から出発して、早朝の小袖乗越駐車場へ。
一日中曇との予報に反して、徐々に霧雨が強くなってきて結局レインウェアを着ることに。しかし霧雨を吸い込んだウェアはすでにかなり湿っており、足元は泥だらけのこの時点で「失敗したかな」と若干後悔。もう少し雨が強まったら撤退しようかと悩みながらも、七ツ石山頂上に到着。
このあたりで雨が弱まり、ほっと一安心。
霧の尾根道をとことこ進みます。なぜか道を横切るように張られた蜘蛛の糸に辟易しながらも、なかなか幻想的な風景を楽しみました。ただ紅葉はまだ全然でしたね。
雲取山が近づくにつれ晴れ間も見えてきて、いっそう気分も盛り上がってきました。
雲取山避難小屋の裏側に抜けていよいよ頂上へ。
そして、もはやいつものことですが景観への期待は見事に裏切られるのでした。
頂上からは真っ白な雲の壁しか見えません。頂上においてある周囲の山々を図示した円盤が空しい・・・
仕方ないので1都2県の頂上標を探すものの、山梨だけなぜか見つからない。
あとで調べてみたら、雲取山は東京、埼玉、山梨が接する場所にあるものの、山梨県は頂上までわずかに届いていない。なので頂上よりかなり手前の山梨県範囲内に標識があるらしいです。見落としてました。
頂上で晴れるまで待とうか悩みましたが、予定では秩父側に向けて一旦下って雲取山荘まで行くことになっていて、しかも帰りの下山に要する時間も不安だったので早々に出立します。
秩父側の登山道は緑のロープでルートが示されているので迷うことはないでしょう。ただ結構な勾配なので登る場合は覚悟が必要かと感じました。
雲取山荘ではバッヂとPETボトルを購入し、昼食。山荘で食事提供はしているか聞いてみましたが、やっていないとのことです。残念。
戻りルートは巻き道を使ったほうが早いよと聞いて、東の巻き道へ。
だれも来ない森の中のような道はなかなか心地よい雰囲気でした。
尾根に出てからは来た道を黙々と下るのみ。
よく晴れてきたので、道が午前中とはまた違った印象になり退屈はしませんでした。ただ流石に10時間近く山で歩いていたことになるので、結構疲れましたね。
ちなみに堂所を過ぎたあたりで、何かネコくらいの大きさの動物が登山道をひゅっと横切っていくのを見ましたが、なんだったんでしょうねえ。ほんの一瞬だったので狐なのか狸なのかすら分かりませんでしたが。
−−−−−−
なお、今回初めて使ってみたトレッキングポール。
本当に役に立ってくれました。何しろこれまで6〜7時間の山行で悲鳴を上げていた膝が10時間の行動に耐え切ったのですから足の負担を軽減というのは間違いないようです。
中でも下りの際の安心感は感動的!バランスをとりやすいので転倒の心配が激減です。
ちなみに他のは知りませんが、ねじ式でなくワンタッチで長さ調節できる方式は選んで正解だと思いました。上り下りでの長さ調節が、左右それぞれのポールを持ったまま、しかも数秒で完了するので面倒くさがりな私にはぴったり!です。
これさえあれば、膝痛知らずで山に行ける・・・
帰ってきた早々に、次の山行を考え始めるのでした。
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