脊振山系全山トレ4（椎原峠〜坂本峠）

2021年09月26日(日) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 15.1km
• 登り: 775m
• 下り: 893m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:46

8:06 スタート地点
8:25 8:26 椎原峠水場
8:31 8:31 椎原峠
9:01 9:02 唐人の舞
9:32 9:32 矢筈峠
9:49 9:52 役行者の像
9:58 10:02 脊振山
10:07 10:07 役行者の像
10:14 10:14 たにし仏
11:12 11:12 少年自然の家分岐
12:00 12:27 蛤岳
13:52 ゴール地点（坂本峠）

椎原峠から背振までは一本道で迷う心配もなく歩きやすいが、背振から蛤岳までは分岐も多く、又壊れかけた木道やグリップが効かない崩落個所、水浸しの登山道など骨の折れる箇所多し。

天候

晴れ（かすみ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道46号（中原三瀬線）三瀬町藤原を左折、井手野ー吉野山キャンプ場を過ぎて林道（金山背振線）鬼ケ鼻岩登山口に駐車

コース状況／危険箇所等

背振から蛤岳までの途中に水害による崩落個所あり。登山道が大きく崩れ落ちているがロープあり。（多分有志の支援です、慎重に利用しましょう）

写真

9/26 8:10

全山トレッキング5回目。きょうは鬼ケ鼻岩登山口（椎原峠入口）からスタート。

9/26 8:26

椎原峠水場。ここを通過すること、今年4回目になりました。いいところです。

9/26 8:26

一路背振へ、

9/26 8:26

快適な登山道を進みます。

9/26 8:32

5分ほどで椎原峠。
昔の人は重い荷物を背負ってここを往来したのでしょう。

9/26 8:43

アカガシ茂る快適道

9/26 8:46

背振まで95分

9/26 8:47

この山系を歩きだして気が付いたこと、
鞍部は風衝草原になるということ！

9/26 9:03

唐人の舞。
丸い花崗岩を貫くアプライト（岩脈）。

9/26 9:03

晴天ですが霞んでいます。

9/26 9:05

ここからは背の低い木々の下を通る、ミツバツツジロード。

9/26 9:18

このポイントの名称は？

9/26 9:19

足元の花崗岩が白くてまぶしい。
名付けるなら「白砂青松の丘」
ベタです・・。

9/26 9:19

脊振山頂が視界に

9/26 9:21

延々と続くオータムリーブス・トレイル

9/26 9:23

樹下の笹、脊振山系はシカ害がなくて、
まだ豊か。

9/26 9:27

林道出合い

9/26 9:27

ミズナラの葉、好きです。

9/26 9:27

しばらく舗装道

9/26 9:28

4月に来た時工事中だったV字側溝が完成、
これは良いアイデアだと思う。

9/26 9:29

アカガシの落葉が路面を埋め尽くす

9/26 9:30

今日多いノコンギク

9/26 9:42

ヨメナとの違いは冠毛が有るかどうか。

9/26 9:41

山頂ドーム近づく

9/26 9:50

山頂広場はご覧の賑わい

9/26 9:56

この階段が辛い

9/26 10:02

本日の最高峰です。

9/26 10:00

霞がひどくて視界不良

9/26 10:00

残念

9/26 10:08

下りのツリバナ、
愛嬌満点。

9/26 10:10

駐車場も満車、
みんなコロナ続きで息抜きしたい。

9/26 10:11

次は蛤岳へ！

9/26 10:12

駐車場の奥に降り口があり。

9/26 10:13

洗い出された木の根、
とても深く入っています。

9/26 10:15

たにしの名付けが？

9/26 10:15

九州の高い山はどこも修験道の修業の場ですね。

9/26 10:26

この先壊れかけた木道が延々と続きました。
暗い時はかなり危険。

9/26 10:36

抜けると杉の林、自然度が低くなり興味ダウン。

9/26 10:54

この崩落個所はひどかった。
すべりまくり。

9/26 10:54

でもしっかり川底の岩石観察、
これは閃緑岩かな？

9/26 10:54

白い長石、グレーの石英、ピンクのカリ長石がはっきり。

9/26 11:13

少年自然の家との分岐

9/26 11:20

林道出合い

9/26 11:26

再び植林の山

9/26 11:30

この辺りは下層の樹木が茂り自然度高し。

9/26 11:30

カナクギノキ

9/26 11:30

ウスゲクロモジ

9/26 11:31

同じく

9/26 11:32

エゴノキ

9/26 11:36

蛤岳に近づくにつれ辺りに水が溢れ出す、
植物には良い環境。

9/26 11:39

至る所に水路あり

9/26 11:51

面白い石たちも出現

9/26 11:53

マッコウクジラみたい

9/26 12:00

蛤岳山頂です。

9/26 12:00

広場

9/26 12:00

ナルホド

9/26 12:24

誰もいない蛤石に立ってみて

9/26 12:26

視界はイマイチ

9/26 12:26

自慢の佐賀平野もぼやけて

9/26 12:27

何回見ても見事な割れ方です

9/26 12:34

降ります。

9/26 12:42

蛤水道出合い

9/26 12:42

昔は治水が大事だった

9/26 12:42

とうとうと流れていました。

9/26 12:49

坂本峠目指して

9/26 12:53

数々の岩の間を抜け

9/26 13:53

坂本峠とうちゃく。
ゴールです。

9/26 13:54

坂本峠は現在通行止め。
通り抜けはできません。

9/26 8:17

本日の草花と岩石。
ヤマシロギク

9/26 8:18

コヤブタバコ

9/26 8:27

ギンリョウソウモドキ

9/26 9:04

ヤマジノギクかな？

9/26 8:23

白い長石、グレーの石英、ピンクのカリ長石が大きな結晶となっている。

9/26 9:26

閃緑岩？

9/26 9:04

花崗岩中の岩脈（アプライトか）

9/26 11:02

岩脈入りの花崗岩か閃緑岩。

9/26 9:49

シロモジの葉と実

9/26 11:36

ヤマハッカとの違いがいつも難しいが、
これはヒキオコシでしょう。

9/26 12:46

日陰に彼岸花あり、
蛤水道沿いに一カ所だけ。
ここまでお付き合いいただきまして、
ありごとうございました。

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

MISB

十坊山から始めた脊振山系全山トレッキングも数えること5回目。残すは九千部と基山。

脊振山系のメインルートを歩いて感じたのは、
全般を通じてとても歩きやすいということ。
しかも歩いていて楽しい。
多少のアップダウンも有るけど平均するとなだらか。
但し雷山より西の山域は若干マイナーなので周回コースから外れたつなぎ区間の藪化が激しい。（枝切りが必要）

それから夏場の暑い季節でもブナ林をはじめ高木が茂って陽を遮ってくれるのでとても涼しい。特に北西からの風があるときはなおさら良い。

そして程よい区間ごとに縦走路を横切る車道があること。
エスケープルートの心配がないのと、麓からの登りと下りを省くことも可能なので、体力を温存して縦走を楽しむことができる。

これまでは雷山や井原山、金山、脊振山、蛤岳など季節に応じて個々の周回ルートで楽しんできたが、西の端から一直線に歩き通すのも、また違った趣があって楽しかった。