ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3567544
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

以東岳 〜これはびっくり!想像以上の真っ赤な紅葉絨毯〜

2021年09月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:07
距離
24.6km
登り
1,839m
下り
1,837m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:50
休憩
2:00
合計
11:50
4:20
140
6:40
6:50
30
7:20
7:20
130
9:30
10:00
10
10:10
10:50
80
12:10
12:20
90
13:50
14:20
110
16:10
大鳥登山口
天候 曇り→時折晴れ間→曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道7kmは未舗装路。
路面状態は良く、珍しく30〜40km/hは出せる高速ダート。
前日の月山から深夜に移動。
林道7kmは未舗装路。
路面状態は良く、珍しく30〜40km/hは出せる高速ダート。
1
前日の月山から深夜に移動。
林道7kmは未舗装路。
路面状態は良く、珍しく30〜40km/hは出せる高速ダート。
4:20 大鳥登山口からヘッドライトを点けてスタート。
奥の看板に「ボート、バイク・MTB禁止」とある。
そもそも、そんなものを持っていける山道ではありません。
4:20 大鳥登山口からヘッドライトを点けてスタート。
奥の看板に「ボート、バイク・MTB禁止」とある。
そもそも、そんなものを持っていける山道ではありません。
ナイトの滝。
今日は天気は望めない。せめて真っ白々のガスでなければOKとしよう。
ナイトの滝。
今日は天気は望めない。せめて真っ白々のガスでなければOKとしよう。
吊り橋1号。
吊り橋2号。
よくこんな山深いところに橋を架けたものだと思う。
2
吊り橋2号。
よくこんな山深いところに橋を架けたものだと思う。
元道も近道も、どのみち20m先くらいで合流するので、どちらでも良し。
元道も近道も、どのみち20m先くらいで合流するので、どちらでも良し。
ブナの大木が目立つ。
2
ブナの大木が目立つ。
大鳥池までのルートは、よく整備はされているものの意外なほど狭く、秘境感を感じさせてくれる。
1
大鳥池までのルートは、よく整備はされているものの意外なほど狭く、秘境感を感じさせてくれる。
ブナブナ。
朝のきのこ。
倒木には、定番のコケとキノコ。
3
倒木には、定番のコケとキノコ。
集合住宅だった。
6
集合住宅だった。
06:20 2時間強で、大鳥小屋着。
よくこんな山深いところに、立派な家が建つものだ。
3
06:20 2時間強で、大鳥小屋着。
よくこんな山深いところに、立派な家が建つものだ。
4連山目で疲れているものの、ここにくるまで4人に抜かれまくり。
自分、そんなに遅かったかな?
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4連山目で疲れているものの、ここにくるまで4人に抜かれまくり。
自分、そんなに遅かったかな?
朝の大鳥池は静かで鏡面になっていた。
こんな山奥にこんな大きな湖があるなんて。この秘境感がたまらなくいい。
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朝の大鳥池は静かで鏡面になっていた。
こんな山奥にこんな大きな湖があるなんて。この秘境感がたまらなくいい。
標高差450mの大鳥池までが1ヒート目とすると、大鳥池から以東岳までの標高差800mが2ヒート目。
いわば大鳥池までがアプローチで、大鳥池からが山登りが始まるともいえる。
あそこまで登って、ぐるっと回って下りてくるのだ。
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標高差450mの大鳥池までが1ヒート目とすると、大鳥池から以東岳までの標高差800mが2ヒート目。
いわば大鳥池までがアプローチで、大鳥池からが山登りが始まるともいえる。
あそこまで登って、ぐるっと回って下りてくるのだ。
大鳥池の湖畔を半周ほどして、東沢渡渉点まで向かう。
こんな湖すぐの淵を歩くんだ。
4
大鳥池の湖畔を半周ほどして、東沢渡渉点まで向かう。
こんな湖すぐの淵を歩くんだ。
この大鳥池の湖畔のルートが、細かなアップダウンを繰り返しくれて、なかなか歩きづらい。
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この大鳥池の湖畔のルートが、細かなアップダウンを繰り返しくれて、なかなか歩きづらい。
短い距離ながら地味に消耗させてくれる。
1
短い距離ながら地味に消耗させてくれる。
しまいにはロープまで出てきちゃった。
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しまいにはロープまで出てきちゃった。
水が綺麗。魚影がたくさん。
2
水が綺麗。魚影がたくさん。
天気がよく青空だったら、もっと綺麗なんでしょう。
2
天気がよく青空だったら、もっと綺麗なんでしょう。
本当にかがみ見たい。
4
本当にかがみ見たい。
ブルーベリー⤴?
1
ブルーベリー⤴?
ブルーベリー⤵?
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ブルーベリー⤵?
07:20 東沢渡渉点からは以東岳山頂までは、ず〜っと急登。
1
07:20 東沢渡渉点からは以東岳山頂までは、ず〜っと急登。
普段ならこんな直登ルートは時間短縮できるから大歓迎なのだが、4連山目で脚筋が売り切れ気味。今日はつらい。
3
普段ならこんな直登ルートは時間短縮できるから大歓迎なのだが、4連山目で脚筋が売り切れ気味。今日はつらい。
少し登った、大鳥池が見える場所。
シャリバテ気味だったので、エネルギー補充。
2
少し登った、大鳥池が見える場所。
シャリバテ気味だったので、エネルギー補充。
ゆっくり無理せず登っていくと、1,400m付近から展望が開け始める。
2
ゆっくり無理せず登っていくと、1,400m付近から展望が開け始める。
高曇りで光はないけれど、ガスってないので、紅葉した景色は見える。
2
高曇りで光はないけれど、ガスってないので、紅葉した景色は見える。
今日も鮮やかな赤をゲット。
後はガスる前に山頂に到着し、真っ赤な紅葉を撮れれば今日はOKだ。
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今日も鮮やかな赤をゲット。
後はガスる前に山頂に到着し、真っ赤な紅葉を撮れれば今日はOKだ。
いつガスるか分からないから、片っ端から撮っていこう。
周遊する予定ルートの稜線が、紅葉ですごいことになっていそう。
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いつガスるか分からないから、片っ端から撮っていこう。
周遊する予定ルートの稜線が、紅葉ですごいことになっていそう。
素敵な草紅葉。
草紅葉に、紅葉が混じってきた。
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草紅葉に、紅葉が混じってきた。
念願の以東岳を捕捉。
紅葉が凄そう!
1
念願の以東岳を捕捉。
紅葉が凄そう!
ここの辺からオツボ峰の下あたりまで、ずっとビクトリーロードといって
2
ここの辺からオツボ峰の下あたりまで、ずっとビクトリーロードといって
振り返れば紅葉の向こうに、クマの敷き皮に例えられる大鳥池が俯瞰できる。
山の本で何度も見たその光景が、今目の前に広がっている。
クマさんいいね。なんか、感慨深い。
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振り返れば紅葉の向こうに、クマの敷き皮に例えられる大鳥池が俯瞰できる。
山の本で何度も見たその光景が、今目の前に広がっている。
クマさんいいね。なんか、感慨深い。
ロングルートにこんな食えない重たいもの持ってきちゃって。
ここから火を噴きまくってくださいな。
3
ロングルートにこんな食えない重たいもの持ってきちゃって。
ここから火を噴きまくってくださいな。
400mmだと届いてしまう、ずっと向こうの綺麗な紅葉。
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400mmだと届いてしまう、ずっと向こうの綺麗な紅葉。
いつガスるか分かりませんからね。
4
いつガスるか分かりませんからね。
綺麗なところは全部切り取っていきます。
4
綺麗なところは全部切り取っていきます。
日が当たればもっと綺麗なんでしょうけれど。
これでも十分有難い。
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日が当たればもっと綺麗なんでしょうけれど。
これでも十分有難い。
東北の紅葉は、なんてカラフルなんでしょう。
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東北の紅葉は、なんてカラフルなんでしょう。
角度を変えつつ。
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角度を変えつつ。
稜線の向こう側は、大朝日岳方面をはじめ一面雲海が周囲を埋め尽くしている。
というか、ここだけかろうじて雲海に埋もれていないという感じ。
昨日登った月山の山頂だけが、雲の上に浮かんでいる。
3
稜線の向こう側は、大朝日岳方面をはじめ一面雲海が周囲を埋め尽くしている。
というか、ここだけかろうじて雲海に埋もれていないという感じ。
昨日登った月山の山頂だけが、雲の上に浮かんでいる。
10:10 道草食いまくって、ようやく以東小屋着。
2
10:10 道草食いまくって、ようやく以東小屋着。
以東小屋前に咲いていたお花。
2
以東小屋前に咲いていたお花。
西側も雲で覆われている。
3
西側も雲で覆われている。
やはりここだけいいのか。
2
やはりここだけいいのか。
大朝日へ続く稜線の紅葉も凄いことになっている。
4
大朝日へ続く稜線の紅葉も凄いことになっている。
ガスが抜けると、紅葉が鮮やか。
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ガスが抜けると、紅葉が鮮やか。
今日は東北地方は全部ダメダメなんだな。ここ以東岳だけよいのかもしれない。
分厚い雲海が、稜線の切れ目から滝雲になって流れ込んできている。
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今日は東北地方は全部ダメダメなんだな。ここ以東岳だけよいのかもしれない。
分厚い雲海が、稜線の切れ目から滝雲になって流れ込んできている。
油断していると一気にガスりそう。早く山頂に辿り着かねば。
4
油断していると一気にガスりそう。早く山頂に辿り着かねば。
以東小屋に近づくにつれ、見えてくる以東岳斜面の紅葉が素晴らしすぎる。
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以東小屋に近づくにつれ、見えてくる以東岳斜面の紅葉が素晴らしすぎる。
こんなところまで担ぎ上げた重い重い超望遠レンズ。役に立ってよかった。
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こんなところまで担ぎ上げた重い重い超望遠レンズ。役に立ってよかった。
素晴らしい。
似たような写真がたくさん。
5
似たような写真がたくさん。
条件の良いときは、押し込むのじゃ。
5
条件の良いときは、押し込むのじゃ。
紅葉のむこうの大鳥池。
3
紅葉のむこうの大鳥池。
以東岳直下の斜面が凄いよ!
2
以東岳直下の斜面が凄いよ!
以東岳がこんな紅葉が凄い山とか思ってもいなかった。
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以東岳がこんな紅葉が凄い山とか思ってもいなかった。
凄すぎるよ!この紅葉のスケール。
5
凄すぎるよ!この紅葉のスケール。
10:10 以東岳山頂着。ようやく着きました。
大朝日岳へ向かう縦走路はガスの中。
天気よければ進もうかと思っていたけれど、即却下。
2
10:10 以東岳山頂着。ようやく着きました。
大朝日岳へ向かう縦走路はガスの中。
天気よければ進もうかと思っていたけれど、即却下。
山頂まで6時間かかるとは(うち1時間くらい写真撮影)、やはりロングルート。
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山頂まで6時間かかるとは(うち1時間くらい写真撮影)、やはりロングルート。
あ、あった。
こっちが本当の以東岳の山頂と看板。
4
あ、あった。
こっちが本当の以東岳の山頂と看板。
山頂まで来ると、なんと高曇りの雲の隙間から光がときどき差すようになる。
今にも雲が流れ込んできそうな勢い。もう少し待ってくれ。
6
山頂まで来ると、なんと高曇りの雲の隙間から光がときどき差すようになる。
今にも雲が流れ込んできそうな勢い。もう少し待ってくれ。
ここぞとばかりに、山頂の真っ赤な紅葉絨毯が輝きはじめる。
2
ここぞとばかりに、山頂の真っ赤な紅葉絨毯が輝きはじめる。
以東岳の山頂稜線でずっと見ることができる、紅葉とクマ皮こと大鳥池。
あんなところから登ってきたのか。
4
以東岳の山頂稜線でずっと見ることができる、紅葉とクマ皮こと大鳥池。
あんなところから登ってきたのか。
これから進む斜面も凄い。
2
これから進む斜面も凄い。
紅葉と以東小屋。
朝日と飯豊は、日帰りするのはもったいない。
2
紅葉と以東小屋。
朝日と飯豊は、日帰りするのはもったいない。
以東岳を過ぎても、オツボ峰にかけての稜線の赤い紅葉が凄すぎる。
5
以東岳を過ぎても、オツボ峰にかけての稜線の赤い紅葉が凄すぎる。
ここまで赤い紅葉が連なる山は、なかなか見かけない。
なんて贅沢な縦走路なんだろう。
4
ここまで赤い紅葉が連なる山は、なかなか見かけない。
なんて贅沢な縦走路なんだろう。
人も少なく静かに紅葉を楽しめるなんて、いい山なんでしょう。
昨日の月山の人出の1/20くらいじゃないでしょうか。
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人も少なく静かに紅葉を楽しめるなんて、いい山なんでしょう。
昨日の月山の人出の1/20くらいじゃないでしょうか。
月山と同等もしくはそれ以上の紅葉なのに。
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月山と同等もしくはそれ以上の紅葉なのに。
やはりアクセスの悪さとロングルートのせいなのか。
3
やはりアクセスの悪さとロングルートのせいなのか。
雲が下がり、大旭岳への縦走路が一瞬顔を覗かせた。
むこうの縦走路の紅葉も凄いことになっている。
これはいつか通して歩かないといけませんね。
5
雲が下がり、大旭岳への縦走路が一瞬顔を覗かせた。
むこうの縦走路の紅葉も凄いことになっている。
これはいつか通して歩かないといけませんね。
こっちの以東岳周回コースはコンパクトだけど、こっちも凄いですよ。
2
こっちの以東岳周回コースはコンパクトだけど、こっちも凄いですよ。
三度のクマ皮大鳥池と紅葉の斜面。
2
三度のクマ皮大鳥池と紅葉の斜面。
ここまで来るともう遅いのか、もう誰もいない。
日帰り組のビリあたりにポジショニングしているらしい。
ここまで来るともう遅いのか、もう誰もいない。
日帰り組のビリあたりにポジショニングしているらしい。
また撮ってしまった。
一人紅葉の稜線にたたずむ。
3
また撮ってしまった。
一人紅葉の稜線にたたずむ。
まだまだお楽しみ区間は続きますよ。
7
まだまだお楽しみ区間は続きますよ。
もう今日は「赤」いっぱい。
ほかの山ではこんなことまずないのに。
2
もう今日は「赤」いっぱい。
ほかの山ではこんなことまずないのに。
以東岳がこれほどの紅葉の山だったとは。
嬉しい”想定外”としか言いようがない。
3
以東岳がこれほどの紅葉の山だったとは。
嬉しい”想定外”としか言いようがない。
この縦走路は、アップダウンも少なくて歩きやすい。
1
この縦走路は、アップダウンも少なくて歩きやすい。
岩峰に張り付く赤い紅葉に引き留められて、なかなか先に進めない。
青空のときに、もう一回きてもいい。
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岩峰に張り付く赤い紅葉に引き留められて、なかなか先に進めない。
青空のときに、もう一回きてもいい。
次々とガスが稜線を乗り越えてくる。
そろそろ限界か。
4
次々とガスが稜線を乗り越えてくる。
そろそろ限界か。
ガスの合間から光が差すのを10分くらい待ってみたり。
5
ガスの合間から光が差すのを10分くらい待ってみたり。
そのうち稜線は完全にガスに包まれ、諦めてオツボ峰に向かう。
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そのうち稜線は完全にガスに包まれ、諦めてオツボ峰に向かう。
山頂付近の素晴らしい紅葉エリアにいるタイミングで日が差してくれ、本当に絶妙に抜群のタイミングでした。
曇りの天気予報で帰ろうかと思った瞬間もあったけれど、頑張って来てよかった。
2
山頂付近の素晴らしい紅葉エリアにいるタイミングで日が差してくれ、本当に絶妙に抜群のタイミングでした。
曇りの天気予報で帰ろうかと思った瞬間もあったけれど、頑張って来てよかった。
12:10 真っ白のガスの中、オツボ峰に到着。
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12:10 真っ白のガスの中、オツボ峰に到着。
ガスの中でも分かる、オツボ峰の素晴らしい紅葉。
1
ガスの中でも分かる、オツボ峰の素晴らしい紅葉。
オツボ峰には、年配の女性が「ガス晴れないかな〜」と晴れ間を切望していた。
おや、ここでもガスが切れ始めた。
2
オツボ峰には、年配の女性が「ガス晴れないかな〜」と晴れ間を切望していた。
おや、ここでもガスが切れ始めた。
おお〜、愛しの大鳥池。
4
おお〜、愛しの大鳥池。
またガスが下りてくる。
もう少し見させてくださいな。
3
またガスが下りてくる。
もう少し見させてくださいな。
ちょっとガスが切れた。
今日は幸運だ。
2
ちょっとガスが切れた。
今日は幸運だ。
ここから山頂への光景も見たかったな。
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ここから山頂への光景も見たかったな。
ゆるゆる下ります。
歩きやすい縦走路。
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ゆるゆる下ります。
歩きやすい縦走路。
時折ガスが切れ、オツボ峰でも素晴らしい紅葉の写真を撮ることができた。
2
時折ガスが切れ、オツボ峰でも素晴らしい紅葉の写真を撮ることができた。
今日は行くところ行くところ、こんな天気なのに、本当にタイミングがよい。
3
今日は行くところ行くところ、こんな天気なのに、本当にタイミングがよい。
オツボ峰から下ると、今日の紅葉ゾーンが終わる。
池を発見した。
オツボ峰から下ると、今日の紅葉ゾーンが終わる。
池を発見した。
カメラをしまって下りていくと、後から先ほどの年配女性が追いついてくる。
ん?んん〜?
3
カメラをしまって下りていくと、後から先ほどの年配女性が追いついてくる。
ん?んん〜?
見たところ相当年配の方だったようだけれど、自分と同じ速さで下りているよ。
ここだけなぜか綺麗な石畳。
見たところ相当年配の方だったようだけれど、自分と同じ速さで下りているよ。
ここだけなぜか綺麗な石畳。
ペースがほとんど同じだったので、大鳥池まで所々会話をしながら下りる。
1
ペースがほとんど同じだったので、大鳥池まで所々会話をしながら下りる。
なんと御年75歳とのこと。
自分があと〇十年後、山に登れるぐらい元気かといったら、そうは思えん。
2
なんと御年75歳とのこと。
自分があと〇十年後、山に登れるぐらい元気かといったら、そうは思えん。
凄い人もいるものだ。なんかよい刺激をもらった気がしました。
お、見えたよ大鳥池。
2
凄い人もいるものだ。なんかよい刺激をもらった気がしました。
お、見えたよ大鳥池。
足元には、これから始まる小さな紅葉。
2
足元には、これから始まる小さな紅葉。
大鳥池まで、もう少しだ。
大鳥池まで、もう少しだ。
下りてきた。
こちら側のルートの方が、直登ルートより歩きやすい。
反時計回りがいいような気がする。
下りてきた。
こちら側のルートの方が、直登ルートより歩きやすい。
反時計回りがいいような気がする。
はぁ、水のある光景ってやっぱりいい。
「ボート禁止」となっていたけれど、そんなものここまで持ってこれないんだが、ボートを浮かべてみたい。
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はぁ、水のある光景ってやっぱりいい。
「ボート禁止」となっていたけれど、そんなものここまで持ってこれないんだが、ボートを浮かべてみたい。
よくこんなもの作ったなぁ。
2
よくこんなもの作ったなぁ。
帰ってから歴史を読もう。
2
帰ってから歴史を読もう。
14:20 大鳥小屋で30分ほど足を休めた後、再び下山開始。
なかなか来れない以東岳。
そう思うと、ついバッジに手を出してしまった。
2
14:20 大鳥小屋で30分ほど足を休めた後、再び下山開始。
なかなか来れない以東岳。
そう思うと、ついバッジに手を出してしまった。
歩き始めてすぐに、以東小屋手前でお会いした方が追い付いてきた。自分より先を歩いていた人が、今自分の後にいる?抜かされてないのに。
3
歩き始めてすぐに、以東小屋手前でお会いした方が追い付いてきた。自分より先を歩いていた人が、今自分の後にいる?抜かされてないのに。
話を聞くと、紅葉の写真を求めて稜線で3時間くらい粘っていたとのこと。
話を聞くと、紅葉の写真を求めて稜線で3時間くらい粘っていたとのこと。
その思いたるや、なんか自分と相通ずるものを感じる。
2
その思いたるや、なんか自分と相通ずるものを感じる。
登山口に下りるまでの2時間程度、山写真談義にお付き合いいただくことに。
1
登山口に下りるまでの2時間程度、山写真談義にお付き合いいただくことに。
というか、勝手についていっただけなんですが(笑)。
16:10 戻ってきました。
2
というか、勝手についていっただけなんですが(笑)。
16:10 戻ってきました。
お陰様で長い下りが楽しいひと時となりました。Wさんありがとうございました。
山の紅葉も素晴らしいうえ人との出会いもあり、とてもよい山旅でした(終)。
4
お陰様で長い下りが楽しいひと時となりました。Wさんありがとうございました。
山の紅葉も素晴らしいうえ人との出会いもあり、とてもよい山旅でした(終)。

感想

東北遠征最終日の3日目は、本命の以東岳。
ただでさえ遠い朝日連峰のさらに日本海側の登山口。遠すぎる。
いつかは以東岳へ!と思い始めて10年近く。ようやく訪れることができました。

ロングルートなので、天気は外したくない。
けれど日程は1日しかなく、寒気が入るらしく、これまた微妙な天気。
天気予報は三者三様、それぞれ違う予報を出しており、まったく確信が持てない。
移動圏内の山々の天気を調べるも、すべて天気は芳しくない。
そうか、明日は東北地方全体があまり山の天気ではないんだな。
とすると予定通り、以東岳が最良の選択だと思えた。

04:20 大鳥登山口からヘッドライトを点けてスタート。
今日は天気は望めない。せめて真っ白々のガスでなければOKとしよう。
大鳥池までのルートは、よく整備はされているものの意外なほど狭く、秘境感を感じさせてくれる。

06:20 2時間強で、大鳥小屋着。
4連山目で疲れているものの、ここにくるまで4人に抜かれまくり。
自分、そんなに遅かったかな?
朝の大鳥池は静かで鏡面になっていた。
こんな山奥にこんな大きな湖があるなんて。この秘境感がたまらなくいい。

標高差450mの大鳥池までが1ヒート目とすると、大鳥池から以東岳までの標高差800mが2ヒート目。
いわば大鳥池までがアプローチで、大鳥池からが山登りが始まるともいえる。
大鳥池の湖畔を半周ほどして、東沢渡渉点まで向かう。
この大鳥池の湖畔のルートが、細かなアップダウンを繰り返しくれて、なかなか歩きづらい。短い距離ながら地味に消耗させてくれる。

07:20 東沢渡渉点からは以東岳山頂までは、ず〜っと急登。
普段ならこんな直登ルートは時間短縮できるから大歓迎なのだが、4連山目で脚筋が売り切れ気味。今日はつらい。
ゆっくり無理せず登っていくと、1,400m付近から展望が開け始める。
高曇りで光はないけれど、ガスってないので、紅葉した景色は見える。
後はガスる前に山頂に到着し、真っ赤な紅葉を撮れれば今日はOKだ。
振り返れば紅葉の向こうに、クマの敷き皮に例えられる大鳥池が俯瞰できる。
山の本で何度も見たその光景が、今目の前に広がっている。
クマさんいいね。なんか、感慨深い。

稜線の向こう側は、大朝日岳方面をはじめ一面雲海が周囲を埋め尽くしている。
というか、ここだけかろうじて雲海に埋もれていないという感じ。
今日は東北地方は全部ダメダメなんだな。ここ以東岳だけよいのかもしれない。
分厚い雲海が、稜線の切れ目から滝雲になって流れ込んできている。
油断していると一気にガスりそう。早く山頂に辿り着かねば。
以東小屋に近づくにつれ、見えてくる以東岳斜面の紅葉が素晴らしすぎる。
こんなところまで担ぎ上げた重い重い超望遠レンズ。役に立ってよかった。

10:10 以東岳山頂着。ようやく着きました。
山頂まで6時間かかるとは(うち1時間くらい写真撮影)、やはりロングルート。
山頂まで来ると、なんと高曇りの雲の隙間から光がときどき差すようになる。
ここぞとばかりに、山頂の真っ赤な紅葉絨毯が輝きはじめる。
それにしても、以東岳からオツボ峰にかけての稜線の赤い紅葉が凄すぎる。
ここまで赤い紅葉が連なる山は、なかなか見かけない。
人も少なく静かに紅葉を楽しめるなんて、いい山なんでしょう。
昨日の月山の人出の1/20くらいじゃないでしょうか。
月山と同等もしくはそれ以上の紅葉なのに。
やはりアクセスの悪さとロングルートのせいなのか。

岩峰に張り付く赤い紅葉に引き留められて、なかなか先に進めない。
ガスの合間から光が差すのを10分くらい待ってみたり。
そのうち稜線は完全にガスに包まれ、諦めてオツボ峰に向かう。
山頂付近の素晴らしい紅葉エリアにいるタイミングで日が差してくれ、本当に絶妙に抜群のタイミングでした。
曇りの天気予報で帰ろうかと思った瞬間もあったけれど、頑張って来てよかった。

12:10 真っ白のガスの中、オツボ峰に到着する。
ガスの中でも分かる、オツボ峰の素晴らしい紅葉。
オツボ峰には、年配の女性が「ガス晴れないかな〜」と晴れ間を切望していた。
時折ガスが切れ、オツボ峰でも素晴らしい紅葉の写真を撮ることができた。
今日は行くところ行くところ、こんな天気なのに、本当にタイミングがよい。
オツボ峰から下ると、今日の紅葉ゾーンが終わる。
カメラをしまって下りていくと、後から先ほどの年配女性が追いついてくる。
ん?んん〜?
見たところ相当年配の方だったようだけれど、自分と同じ速さで下りているよ。
ペースがほとんど同じだったので、大鳥池まで所々会話をしながら下りる。
なんと御年75歳とのこと。
自分があと〇十年後、山に登れるぐらい元気かといったら、そうは思えん。
凄い人もいるものだ。なんかよい刺激をもらった気がしました。

14:20 大鳥小屋で30分ほど足を休めた後、再び下山開始。
歩き始めてすぐに、以東小屋手前でお会いした方が追い付いてきた。
自分より先を歩いていた人が、今自分の後にいる?抜かされてないのに。
話を聞くと、紅葉の写真を求めて稜線で3時間くらい粘っていたとのこと。
その思いたるや、なんか自分と相通ずるものを感じる。
登山口に下りるまでの2時間程度、山写真談義にお付き合いいただくことに。
というか、勝手についていっただけなんですが(笑)。
お陰様で長い下りが楽しいひと時となりました。Wさんありがとうございました。
山の紅葉も素晴らしいうえ人との出会いもあり、とてもよい山旅でした。

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技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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