越後・二岐川灰ノ又沢から荒沢岳〜裏荒沢下降
- GPS
- 33:22
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,354m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:54
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 11:05
天候 | 初日晴れ、二日目曇のち雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 白銀の湯。19時まで受け付けてる。650円。 |
写真
感想
林道入り口から灰ノ又沢の入渓点までは小一時間の林道歩き。
橋のたもとで装備を整えて入渓。
最初の滝はやる気なく先行パーティがいた右岸から巻いたが思ったより悪かった、ここは左岸巻きだったか。
ここで渋滞もあって30分くらい余計に時間を食う。
そのあと2つくらいの滝を巻きつつ越えて花降沢出合。
ここから見えてた滝はこの沢のハイライトの25m4段滝。
行けるかなーと偵察のつもりがついフリーで登ってしまったが、ぬめって悪いところがあったので後続にはロープを出した。
中段で胸まで水に入って結構濡れたがこの日は暖かくて寒くはなかった。
裏荒沢出合を越えるとゴルジュになるが、サクサク進む。
12m滝が現れたが乾いた右壁を快適に超える。高さがあったのでロープは出した。
二俣が近づいてきたのでテンバ探ししながら進むがまだ12時過ぎ。
もうちょっと行こう行こうといいながら2つ目の顕著な二俣を越えた上にあったインゼルの中の乾いた場所で終了とした。
だいぶ早い到着だったが泊まり沢経験の浅いメンバーとタープの張り方やら木の切り方とかいろいろ試行錯誤しながら準備。
快適な焚き火で楽しい宴会ができました。
翌朝、もう大した滝はないだろうと進んでいくと、奥の二俣を越えたところに8mくらいのスラブ滝が現れる。
これは最初フリーで行こうとして行けずにロープを出して登る。
水流がヌルヌルでスラブのホールドがやや細かいので手間取った。リードの荷揚げもあり。
そしてあとはひたすら詰めるだけ。
振り返ると手前に見えるのは平が岳に燧岳、奥には日光白根も見えていた(アプリが教えてくれた)
向こう側の稜線から雲が溢れてこちら側へ滑り落ちてくるのが見える。
滝雲とか言うらしい。ちょくちょく見る気がするが写真撮る人が好んで撮るらしい。
藪らしいヤブにはならずにやがて沢形も判然としなくなって
草付きと時々現れるスラブ登っていくと山頂へ。
ここまでまぁまぁ暖かかったのに山頂ではひんやりした風が吹いていたため、早々に準備して下山開始。
下山に使う裏荒沢は灰ノ又から尾根一本挟んだ隣の沢で渓相も上から見た限りだと似たようなもの。
荒沢岳は山頂付近は露岩も出ていて険しいので登山道で少し標高を下げてから最初は尾根、灌木を繋いで沢筋へ。
こっちの沢は最初滝らしい滝はなく、標高1500mあたりで15mくらいの滝がでてきてここは懸垂。
またしばらくゴーロ歩きとなりひたすら進むが空模様が怪しくなってきて昼頃から雨が降り始める…。
灰ノ又との合流が近づくとゴルジュとなって滝もちらほら出てきて、そのたび右へ左へと高巻きで下っていく。
灰ノ又へ合流してからは昨日の記憶を掘り起こしながら高巻きやヘツリを駆使してひたすら下る。
しかし寒い、雨が降ってから空気が夏から秋へと入れ替わったみたいだ。
最後は去年も使った左岸の高巻き道でそのまま沢へ戻ることなく林道へ出た。
そして長い林道をとぼとぼと戻ったのでした。
この沢は下山を登山道へ取ると車の回収が大変なので、登りの沢と並行している沢を下りで使うのは合理的じゃないのかなーと思って使ってみた。確かに合理的ではあったけどやはり登山道と比べるとだいぶ時間を食った。難しくはないけど。
久々の沢登りでちょいと疲れたがまぁエンジョイできました。
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