八ツ峰でギックリ腰にビックリ！「八海山＆阿寺山」

2021年09月28日(火) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 14.9km
• 登り: 927m
• 下り: 1,704m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:20

9:10 八海山ロープウェイ山頂駅
9:26 9:26 大倉口分岐
9:40 9:41 漕池
9:53 9:54 女人堂
10:01 10:01 秡川
10:22 10:22 八海山（薬師岳）
10:27 10:32 千本檜小屋
10:38 10:47 地蔵岳
11:35 11:37 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
11:40 11:46 八海山（大日岳）
11:50 11:50 八ツ峰迂回路分岐
12:03 12:03 八海山
12:27 12:37 五竜岳
13:00 13:02 神生池
13:30 13:45 阿寺山
15:07 15:07 阿寺山登山口
15:30 八海山ロープウェイ山麓駅

（阿寺山登山口〜八海山ロープウェイ山麓駅までの2.3kmは自転車を利用）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 自転車

●八海山ロープウェイを利用
・料金1400円/片道
・駐車場100台以上
・奇麗なトイレ有り
・乗車時に登山届の確認あり（その場で記入可能）

●阿寺山下山後、一部区間（約2.3km）で自転車利用

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
　※入道岳〜阿寺山〜阿寺山登山口：1〜2
★体力難易度　：3.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：4〜5（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の人数：10人】


◆登山道の状況（ロープウェイ山頂駅〜千本槍小屋）
・一部に急登や鎖場、梯子があるが、全般的に歩きやすく危険性を感じる箇所はない。

◆登山道の状況（千本槍小屋〜入道岳）
・大日岳を含む山頂の岩稜は、八ツ峰と呼ばれる大きな巨岩連なり鎖や梯子で上り下りしながら進む。（地蔵岳、不動岳、七曜岳（五大岳）、白川岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳）
・八ツ峰ルートは、険しい岩場が連続し、鎖盛り沢山のため、初心者や高度恐怖症の方には技術難度が高くお勧めできないが、北アの穂高の岩稜を縦走するような人であれば、鎖も整備され岩のフリクションも良いので、特に問題はないかと思う。
・大日岳の南側分岐から入道岳までの区間は、特段難しい岩場もなく普通の登山道となる。

◆登山道の状況（入道岳〜五竜岳〜阿寺山）
・入道岳から五竜岳の一部に急登でガレて滑りやすい区間がありスリップ注意。
・登山道が最近刈払われ、藪になっている区間はないものの、刈払われた笹の葉が非常に滑りやすくなっているので注意したい。
・特に危険性を感じる箇所はない。

◆登山道の状況（阿寺山〜阿寺山登山口）
・全区間で危険性のある箇所は無いが、粘土質の登山道となり、下りはかなり滑りやすく、注意しながら笹や灌木に捕まりながら歩いた。
・広堀川の左岸を進む区間及びジャバミ沢は踏み跡が不明瞭な河原、河床を歩く区間がある。刈払いがされていない場合、道迷いの恐れがあるので目印テープを確認しながら歩こう。

写真

9/28 9:04

本日は八海山ロープウェイを利用して、

9/28 9:07

あっという間に標高1170mに到着。

9/28 9:08

ロープウェイ乗車時に腰に違和感があったので、ストレッチしてから出発！

9/28 9:13

ちょっとした急登はあるものの序盤は歩きやすい登山道が続く。

9/28 9:16

ロープウェイ山頂駅から正面の薬師岳まで標高差500m弱を登っていく。

9/28 9:16

巻機山や上越国境の峰々に群馬県側から雲が流れ込んでいる。

9/28 9:35

徐々に近づく薬師岳。

9/28 9:40

5合目の漕池。

9/28 9:47

梯子等が登場し徐々に険しくなってくるが、まだまだ一般道レベル。

9/28 9:52

6合目の女人堂を通過。

9/28 9:52

いよいよ、薬師岳が近づいてきた。

9/28 10:02

女人堂から薬師岳まで標高差300m弱を登っていこう。

9/28 10:10

7合目の見晴から歩いてきた稜線を振り返る。

9/28 10:19

お〜、長い鎖場が登場。
上りであれば鎖がなくても登れるが、下りは使った方が良さそう。

9/28 10:22

標高1654mの薬師岳に到着。

9/28 10:23

お〜、ついに千本槍小屋の背後に八ツ峰が見えてきた。

9/28 10:27

ロープウェイ山頂駅から約80分で千本槍小屋に到着。

9/28 10:32

では、八ツ峰に行ってみよう！

9/28 10:33

まず最初のピークとなる地蔵岳は直登できないので西側をトラバースして巻いていく。

9/28 10:34

そして、この分岐から八ツ峰稜線ルートへ。

9/28 10:37

鎖場を登っていくと、

9/28 10:39

八ツ峰の最初のピーク、地蔵岳。

9/28 10:38

地蔵岳から千本槍小屋を振り返る。

9/28 10:41

2つ目は不動岳を通過。

9/28 10:41

不動岳から地蔵岳を眺める。

9/28 10:42

不動岳と七曜岳の間のコルは落差が大きめで、

9/28 10:42

鎖を使用しながらコルまで下る。

9/28 10:47

東側には百名山の越後駒ヶ岳が良く見えるね〜

9/28 10:49

七曜岳（五大岳）を通過。

9/28 10:55

東斜面をトラバースする区間も多いので、滑落しないように注意しよう。

9/28 10:58

白河岳に到着。

9/28 10:58

白河岳から歩いてきた岩稜を振り返る。

9/28 11:22

5つ目の釈迦岳まで来ると、大日岳が近くに見えてきた。

9/28 11:24

6番目の摩利支天岳の手前のコルも落差が大きく、梯子で登り返していく。

9/28 11:25

摩利支天まで急な鎖でよじ登り、

9/28 11:26

6つ目の摩利支天岳へ。

9/28 11:27

お〜、大日岳も近いね〜

9/28 11:31

最後の大日岳に登る垂直に近い岩場。
ここで、腰に激痛が走り、鎖をつかんだまま暫し動けなくなった。
ヤバイ！

9/28 11:32

とりあえず、腰を騙しながら腕力メインでよじ登り大日岳へ。
症状はギックリ腰みたい。
場所が場所だけに、最悪はヘリ救助かと頭がよぎる。

9/28 11:42

どういう姿勢が痛いのか色々体制を変え確認し、持参していたロキソニンを服用。
無理な姿勢をとらなければ騙しながら歩けそうだが、引き返すのも厳しいルートのためので八ツ峰は通過してしまおうと判断した。

9/28 11:43

無理をしないように慎重に下っていく。

9/28 11:45

とりあえず、なんとか八ツ峰（大日岳）を降りきった。

9/28 11:50

ここで更に迂回路で引き返すか再び迷う。
迂回路もそこそこ気を遣うルートなので、距離は少し長いが危険性の少ない阿寺山経由で予定通り下山することにした。

9/28 11:53

やはり、慎重に歩けば何とか歩けそうだ。
まずは、入道岳に登り返していく。

9/28 11:58

お昼になっても雲が少なく、越後駒と中ノ岳が良く見える。

9/28 11:58

越後駒。

9/28 11:58

中ノ岳。

9/28 12:00

八ツ峰を振り返る。

9/28 12:03

入道岳に到着。

9/28 12:05

お〜、右下に阿寺山も見えてきた。

9/28 12:05

まずは、入道岳から五竜岳まで標高差200m弱を下っていく。

9/28 12:14

正面に見えてきた五竜岳。

9/28 12:21

入道岳から下ってきた稜線を振り返る。
一部に急登があり滑りやすいのでスリップ注意な感じだった。

9/28 12:38

では、阿寺山まで歩いていこう！

9/28 12:47

しばらく小さなアップダウンを繰り返しながら進む。

9/28 12:51

刈払いがされて見通しは良いが、刈られた笹が非常に滑りやすく気を使った。

9/28 12:59

神生池を通過。

9/28 13:12

三ノ池を通過。

9/28 13:17

苗場ノ池まで登り返してくれば、阿寺山頂は近い。

9/28 13:37

久しぶりの阿寺山頂に到着。

9/28 13:37

眺望はイマイチだが、中ノ岳方面は開けて良く見渡せる。

9/28 13:47

では、本格的に下山しよう！
歩いてきた八ツ峰と入道岳を名残惜しく眺める。

9/28 13:53

阿寺山からの下りは結構気を使う。
刈払われた笹は滑るし、凹凸が良く見えないし、岩や土はツルツルということで、腰が悪化しないように慎重に歩く。

9/28 14:16

ブナ林の中は比較的歩きやすく、ホッと一息。

9/28 14:33

標高750mまで下ると枯れた沢に入る。
この周辺は刈払いされておらず、ルートが分かり難踏み跡を確認しながら進む。

9/28 14:45

標高610m地点の大きな石碑。

9/28 14:56

あとは、広堀川の右岸側河原や、

9/28 15:01

護岸の天端を歩きながら下流に進んでいく。

9/28 15:06

ようやく、林道に合流。
ふ〜！

9/28 15:13

あとはデポしていた自転車に乗り、

9/28 15:16

心地よい風に癒されながら長閑な田んぼ道を進んでいく。
でも、上り坂は、腰が痛く自転車がこげないため、最後は自転車を乗り捨て歩いた。

9/28 15:29

ロープウェイ乗り場に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

Joker

今年の夏は色々と忙しく遅い夏休みになりました。
先週、第1弾で紀伊山地に遠征しましたが、第2弾の今週（3日間）は、紅葉の良さそうな近隣の山に行こうと、まず初日は、八海山に登ることにしました。

八海山の八ツ峰はスリリングな岩稜で、好きな人にはたまらないルートです。
私も好きな人の一人で、楽しみにロープウェイの乗車を待っていましたが、なんか腰に違和感が。。
先週の長距離運転の疲れかなと、いつものようにストレッチして出発したものの、八ツ峰の大日岳をよじ登っているときに、突然、腰に激痛が走り、身動きが取れなくなりました。

一時は、八ツ峰で動けなくなったら、ヘリ救助になってしまうのではと思いましたが、コロナ注射の副反応用で準備し、余ったロキソニンを持参していたので、服用のうえ、慎重に動けばなんとか歩けたので、事なきを得ました。

あと、2日ある夏休み。。
小屋泊で縦走しようと計画していましたが、療養になってしまいそうです（泣）。
少々、欲張りすぎましたね〜（反省！）