白山の紅葉は2200mまで下降中(ガスにも負けずお花松原へ!)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,846m
- 下り
- 1,844m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:40
天候 | 曇、ガス、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・平瀬道は、途中、刈り取られた笹の強靭な茎が密生している区間があります。登山靴のグリップが効きにくいので、転倒注意です。転倒すると笹の茎でケガをする恐れもあります。 ・中宮道は、お花松原までの区間は特に危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | 平瀬登山口の至近にある白水湖畔ロッジの露天風呂(350円)はとても良い湯です。 |
写真
感想
しばらく前から、いつ紅葉を見にお花松原へ行けるかチャンスをうかがっていた。台風が来ているし、来週は仕事の都合が合わないし、今しかない!ということで、気温が高くてちと早いかなと思いつつ、時期遅れになるより良いと考え、決行した。
当初5:00発の計画が、どうにも眠たくて30分遅れ、さらに出発後ハイドレーションの不具合で30分遅れに。そのため、予定していた御前峰山頂とお池巡りはパス。山行中、御前峰はほとんどガスの中だったので、まあ結果オーライともいえるが、スタート時点で少々テンションダウン。
とはいえ、大倉山避難小屋あたりまで登ってくれば、徐々に素敵な紅葉トレイルが続くようになり、実に楽しい。吹き渡る風も気分爽快だ。この大倉尾根のほか、御前峰の東側斜面、別山側の谷など見ても、2200〜2000mあたりまで紅葉は降りているように見えた。ただ、草紅葉のほか、ナナカマド、ヤマツツジ、ウルシ、ミネカエデなどの低木の赤・オレンジ系が中心で、ダケカンバやブナなどの黄が色付いていないようだ。ナナカマド、ダケカンバは、葉がチリチリに枯れたようになったものも目につく。これから色付いてほしいが、今年は一時期寒くなり、また残暑で暑い期間が復活したので、これが影響していないか心配だ。
室堂まで上がると、もうピークは過ぎた雰囲気。ナナカマドは茶色い。
さあ、お花松原方面へ直行だが、大汝分岐まで来ても、晴れ予報のはずがガスガス。聞いてないぞ?!と思いつつ、中宮道入口まで来てお花松原方面を見下ろしてみると、どうやら下の方は少し明るい?行くか、帰るか迷ったが、ここで行かなかったら今年は来れないと思い、一期一会ならガスでも良いと割り切って、標高差300mを落としていった。
スリバチのような底に降りていくと、なんと、日が射してきた!ロックガーデン風の気持ち良い草原が広がり、日本庭園のような場所もあった。周囲の山肌はそこそこ紅葉していて、ここのナナカマドは、もうチリチリで茶色っぽくなった株もあるが、まだ緑色の株もそれなりにあったようだ。これから1週間くらいは楽しめそうだ。お花松原のクロユリやアオノツガザクラが咲き乱れる斜面は、枯れていても華やかだった。
少し戻った小白水谷を見下ろすポイントが私のお気に入りだ。おにぎりを頬ばりながら目に焼き付けた。すっかり満足してお花松原を後にした。300mの登り返しもちっとも苦にならなかった(笑)。気持ちの持ちようって大きいと思う。
大汝分岐まで来ると、やはりガスガス。2300mくらいは晴れているが、2600mくらいはガスということだ。室堂で荷を整え、すぐに下山にかかった。下山は快調そのものだった。リハビリは順調に進んでいるようだ。
今年、白山にあと1回くらい来れるかな??
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