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Yamareco

記録ID: 3576878
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ハイキング
白山

白山の紅葉は2200mまで下降中(ガスにも負けずお花松原へ!)

2021年09月29日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 石川県 岐阜県
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GPS
--:--
距離
17.6km
登り
1,846m
下り
1,844m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:10
合計
8:40
平瀬登山口までの県道の運転は地味に疲れるので、今後は計画に少し余裕を持ちたい。
天候 曇、ガス、晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平瀬登山口駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
・平瀬道は、途中、刈り取られた笹の強靭な茎が密生している区間があります。登山靴のグリップが効きにくいので、転倒注意です。転倒すると笹の茎でケガをする恐れもあります。
・中宮道は、お花松原までの区間は特に危険個所はありません。
その他周辺情報 平瀬登山口の至近にある白水湖畔ロッジの露天風呂(350円)はとても良い湯です。
平瀬道の序盤は延々続く階段。今日は2度目なので驚かないが、あまり好きにはなれないな…
平瀬道の序盤は延々続く階段。今日は2度目なので驚かないが、あまり好きにはなれないな…
階段が終わるころ、登山道の脇にチラホラ紅葉した木々が目を楽しませてくれるようになる。ガスってるので写真の色が映えない…
階段が終わるころ、登山道の脇にチラホラ紅葉した木々が目を楽しませてくれるようになる。ガスってるので写真の色が映えない…
双耳峰をバックに。大倉山避難小屋の前後から素敵な紅葉トレイルが続き、十分に楽しめる。
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双耳峰をバックに。大倉山避難小屋の前後から素敵な紅葉トレイルが続き、十分に楽しめる。
ヤマツツジ、ミネカエデ、ナナカマドなどの赤やオレンジ系が中心のよう。
ヤマツツジ、ミネカエデ、ナナカマドなどの赤やオレンジ系が中心のよう。
登ってきた大倉尾根を振り返って。
しばし彩りに見とれたが、ダケカンバやブナはあまり黄葉していないようだ。ダケカンバは葉がチリチリになっている樹も目につき、やや心配。
登ってきた大倉尾根を振り返って。
しばし彩りに見とれたが、ダケカンバやブナはあまり黄葉していないようだ。ダケカンバは葉がチリチリになっている樹も目につき、やや心配。
カンクラ雪渓や転法輪谷の山肌を見ても赤茶けて見える。ナナカマドは葉がチリチリで茶色くなっている株も多く、発色がさえない。日が射していない分、割り引いて見ないといけないが…
カンクラ雪渓や転法輪谷の山肌を見ても赤茶けて見える。ナナカマドは葉がチリチリで茶色くなっている株も多く、発色がさえない。日が射していない分、割り引いて見ないといけないが…
別山方面の谷や山肌も、日が射すとそこそこ美しい。モコモコした感じに見えて面白い。
別山方面の谷や山肌も、日が射すとそこそこ美しい。モコモコした感じに見えて面白い。
展望歩道分岐に到着。この辺りはちょうどピークを過ぎた頃か。
展望歩道分岐に到着。この辺りはちょうどピークを過ぎた頃か。
ナナカマドが赤茶けて見える。きれいな株もある。
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ナナカマドが赤茶けて見える。きれいな株もある。
大汝峰方面への最短経路から室堂センターをのぞむ。クロマメノキなどの草紅葉がきれい。ナナカマドは枯れ気味か?
大汝峰方面への最短経路から室堂センターをのぞむ。クロマメノキなどの草紅葉がきれい。ナナカマドは枯れ気味か?
一株、葉が生き生きしているナナカマドを発見し、御前峰をバックに写してみた。
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一株、葉が生き生きしているナナカマドを発見し、御前峰をバックに写してみた。
大汝峰に向かう途中、葉を完全に落とし赤い実だけを残したナナカマドも相当数あった。晩秋の雰囲気?!
大汝峰に向かう途中、葉を完全に落とし赤い実だけを残したナナカマドも相当数あった。晩秋の雰囲気?!
草紅葉の絨毯は息をのむような美しさ。
草紅葉の絨毯は息をのむような美しさ。
中宮道方面へ向かう途中、チングルマの果穂がガスの中で風に揺れていた。
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中宮道方面へ向かう途中、チングルマの果穂がガスの中で風に揺れていた。
中宮道入口で、お花松原を遠望するがガスが晴れない!行くか?止めるか?迷った末、ダメもとで行ってみることに。
中宮道入口で、お花松原を遠望するがガスが晴れない!行くか?止めるか?迷った末、ダメもとで行ってみることに。
どんどん高度を下げていくと、上空はガスだが下部は意外に明るい雰囲気に。
どんどん高度を下げていくと、上空はガスだが下部は意外に明るい雰囲気に。
日本庭園もあった。
日本庭園もあった。
紅葉の絨毯はやや赤茶けた感じ…。でも一期一会だから、それはそれで良いのだ。
紅葉の絨毯はやや赤茶けた感じ…。でも一期一会だから、それはそれで良いのだ。
お花松原の標柱から剣ヶ峰方面。意外にも日が射してきてテンションアップ!
白山の神様、有難う!
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お花松原の標柱から剣ヶ峰方面。意外にも日が射してきてテンションアップ!
白山の神様、有難う!
同じ場所から大汝峰・地獄尾根方面の斜面。
いいね、いいね。
ここのナナカマドは、まだ緑色の株もあるので、もう少し楽しめそう。
同じ場所から大汝峰・地獄尾根方面の斜面。
いいね、いいね。
ここのナナカマドは、まだ緑色の株もあるので、もう少し楽しめそう。
お花松原一帯は、クロユリの種やアオノツガザクラの種などが所狭しと林立。枯れてもなお「お花畑」の貫禄あり!
お花松原一帯は、クロユリの種やアオノツガザクラの種などが所狭しと林立。枯れてもなお「お花畑」の貫禄あり!
お花松原から少し戻って、小白水谷を見下ろすお気に入りのポイントでザックを下ろした。ここで弁当だ。
お花松原から少し戻って、小白水谷を見下ろすお気に入りのポイントでザックを下ろした。ここで弁当だ。
十分に楽しんだ後は、さあ、約300mの登り返しが待っているぞ(笑)
十分に楽しんだ後は、さあ、約300mの登り返しが待っているぞ(笑)
室堂平から平瀬道への入口で、誰かさんの忘れ物発見。
室堂平から平瀬道への入口で、誰かさんの忘れ物発見。

感想

 しばらく前から、いつ紅葉を見にお花松原へ行けるかチャンスをうかがっていた。台風が来ているし、来週は仕事の都合が合わないし、今しかない!ということで、気温が高くてちと早いかなと思いつつ、時期遅れになるより良いと考え、決行した。
 当初5:00発の計画が、どうにも眠たくて30分遅れ、さらに出発後ハイドレーションの不具合で30分遅れに。そのため、予定していた御前峰山頂とお池巡りはパス。山行中、御前峰はほとんどガスの中だったので、まあ結果オーライともいえるが、スタート時点で少々テンションダウン。
 とはいえ、大倉山避難小屋あたりまで登ってくれば、徐々に素敵な紅葉トレイルが続くようになり、実に楽しい。吹き渡る風も気分爽快だ。この大倉尾根のほか、御前峰の東側斜面、別山側の谷など見ても、2200〜2000mあたりまで紅葉は降りているように見えた。ただ、草紅葉のほか、ナナカマド、ヤマツツジ、ウルシ、ミネカエデなどの低木の赤・オレンジ系が中心で、ダケカンバやブナなどの黄が色付いていないようだ。ナナカマド、ダケカンバは、葉がチリチリに枯れたようになったものも目につく。これから色付いてほしいが、今年は一時期寒くなり、また残暑で暑い期間が復活したので、これが影響していないか心配だ。
 室堂まで上がると、もうピークは過ぎた雰囲気。ナナカマドは茶色い。
 さあ、お花松原方面へ直行だが、大汝分岐まで来ても、晴れ予報のはずがガスガス。聞いてないぞ?!と思いつつ、中宮道入口まで来てお花松原方面を見下ろしてみると、どうやら下の方は少し明るい?行くか、帰るか迷ったが、ここで行かなかったら今年は来れないと思い、一期一会ならガスでも良いと割り切って、標高差300mを落としていった。
 スリバチのような底に降りていくと、なんと、日が射してきた!ロックガーデン風の気持ち良い草原が広がり、日本庭園のような場所もあった。周囲の山肌はそこそこ紅葉していて、ここのナナカマドは、もうチリチリで茶色っぽくなった株もあるが、まだ緑色の株もそれなりにあったようだ。これから1週間くらいは楽しめそうだ。お花松原のクロユリやアオノツガザクラが咲き乱れる斜面は、枯れていても華やかだった。
 少し戻った小白水谷を見下ろすポイントが私のお気に入りだ。おにぎりを頬ばりながら目に焼き付けた。すっかり満足してお花松原を後にした。300mの登り返しもちっとも苦にならなかった(笑)。気持ちの持ちようって大きいと思う。
 大汝分岐まで来ると、やはりガスガス。2300mくらいは晴れているが、2600mくらいはガスということだ。室堂で荷を整え、すぐに下山にかかった。下山は快調そのものだった。リハビリは順調に進んでいるようだ。
 今年、白山にあと1回くらい来れるかな??

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