飯豊山 佐渡・鳥海も見えた快晴の日帰り登山 百名山97座目
- GPS
- 09:59
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,195m
- 下り
- 2,193m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 9:50
05:37 祓川山荘
06:44 松平峠
07:18 疣岩分岐
07:32 疣岩山
08:00 三国小屋
08:41 種蒔山
08:54 切合避難小屋
09:17 草履塚
09:32 御秘所
09:44 御前坂
10:07 飯豊連峰本山小屋 10:17
10:26 飯豊連峰本山2105m 10:36
10:47 飯豊連峰本山小屋 11:00
11:18 御前坂
11:28 御秘所
11:44 草履塚
12:04 切合避難小屋
12:19 種蒔山
12:59 三国小屋 13:04
13:31 疣岩山
13:42 疣岩分岐
13:55 巻岩山
14:22 1297m
14:27 上ノ越
15:16 駐車場
登山 5時間07分
下山 4時間40分
往復 9時間57分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の谷川岳に引き続きの登山
今回の遠征での最大の目的地、飯豊山
晴天を狙い続けようやく五度目の正直でのチャレンジ
余裕があれば大日ヶ岳まで行きたい
<弥平四郎登山口〜新長坂ルート経由〜疣岩分岐>
まだ真っ暗の5:19登山開始
一旦 駐車場から少し戻り、新長坂登山口へ
登山道に入るといきなり30m程度したの沢へ急坂を下る
渡渉の後、尾根を登るような感じでぐぐっと急坂を登る
坂を登り終えると穏やかな登山道
穏やかな森の中を歩いていると祓川山荘が左手に現れた
出発準備をしているハイカーが居るのだろう山荘のではライトの光が走りまわっていた
祓川山荘をすぎ暫くすると斜面をグングンと登り始める
徐々に空が明るくなり巻岩山稜線日光が当たり始める
この光景、柏原新道での朝焼けの光景とよく似ている
振り返ると雲海が見える
徐々に勾配がキツクなる
滑り易い土質のうえ木の根っこや段差の場所が多くなり歩きにくい
下山時には新長坂ルートは通らない方が良いだろう
急勾配を登りきると松平峠
一気に三国岳方面への展望が開ける
90度進行方向が変わり疣岩山へ向けてヤセ尾根にてぐんぐん高度を上げる
高度を上げを後ろを振り返ると磐雲海の向こう梯山が見えてきた
とても幻想的な光景
街に見える煙突からまっすぐ煙が昇っている
無風だ
飯豊本山を経由して大日岳まで続く稜線、疣岩分岐に乗越す
<疣岩分岐〜三国小屋>
ココから先、登山道がとても良くなる
歩き始めてすぐ大日岳が美しい山姿を現した
飯豊本山も見える(この時点では山座同定は出来ていない)
ここから見ると大日ヶ岳がすぐそこである
ぐるっと廻り込んで疣岩山に到着
疣岩山頂上には三角点がある以外は特に何も無い
疣岩山から取敢えずの第一ポイントとなる三国岳 三国小屋が見える
ココから先穏やかな稜線歩き 磐梯山の右手に猪苗代湖の湖面が輝いて見えた
この付近から下山のハイカーと次々とすれ違い始める
話によると一昨日は雪、昨日は強風だったそうだ
一直線の下り坂そしてまっすぐ登り返し、まもなく「三国小屋まで10分」の看板
そして目の前の丘の上には三国小屋が見える
<三国小屋〜切合小屋>
8時ジャストに三国小屋到着
登山口より2時間40分とほぼオンタイムで到着だったのだが・・・
小屋のオヤジさんに
「日帰りだと遅い、あと一時間は早く通過しなければ日帰りは厳しい、下山時は14時までにココに戻ってこなければ帰りが厳しい」
と言われた
ここから片道3時間もあれば余裕で飯豊本山へ着くだろうと考えていたのだが、甘かったのであろうか??、
また帰りは15時すぎまでにココを通過すれば良い・・・そんな風に考えていた
ここで休憩するつもりだったが、そんな雰囲気ではないので先を急ぐ
三国小屋から程なくして階段場があった
この先道が険しいのか??とも思ったが、そんなコトはなく、比較的安定した道を少々早歩きで飛ばして歩く
三連休最終日だけあってガンガンと対向者が歩いてくる。少々待たされたりもするが、すんなりと切合避難小屋に到着
<切合小屋〜飯豊本山>
切合避難小屋前には多くのハイカーが居た
飯豊本山へのコースタイムを聞くと1時間半もあれば余裕で着くだろうとのコト
もぅココから先はユックリ歩いてもいいだろう
切合避難小屋からなだらかな稜線を少し下って草履塚へ登り返す
ここで僕より1時間早く三国小屋を出発した日帰り登山の方も追い越す
アトで聞いた話だが、彼らも三国小屋で「遅い」と言われたそうだ・・・
今まで稜線をずっと歩いてきて草履塚へ登ったら頂上まですぐだろうと思っていたが、ココから先、姥権現のコルがある
一気に高度を吐き出し姥権現へ下りる
姥権現にはお地蔵さんがある
お地蔵さんの周りは石垣で囲われており、昔はきっと小屋か祠があった有ったような雰囲気である
姥権現を越して少し登り返すとすぐに御秘所
今日一番の難所で、岩場にクサリが備えてあり、少しだけ高度感がある
御秘所の裏側は20mほど切り立っている
クサリを持つことなく登り、御秘所を通過
時おり対向者と話をしながらノンビリ歩く
最後の急坂の御前坂で飯豊本山小屋へ向けて200mを一気に登る
この御前坂の所々には雪がついており、スリップに注意しながら慎重に登る
振り返ると今まで歩いてきたつづら折の稜線が美しい
風が直接体に吹きつけ体が少々冷えてきたので飯豊本山小屋に立ち寄り、ジャケットを着込む
ここでパンとオニギリを昼食として食べて小休止
本山小屋からほぼ水平な道を約700m歩いて飯豊本山頂上を目指す
稜線に吹き付ける風が強い
風速15mくらいあるだろう
本山小屋から9分ほど歩いて飯豊本山頂上に到着
<飯豊本山〜三国小屋>
飯豊本山2105m登頂
百名山97座目
飯豊本山頂上からは新潟市内・弥彦山や日本海、その向こうには佐渡島も見える
北側へ目を転じれば朝日連峰・月山そして鳥海山も姿を覗かせた
ホントウは12時になるまで大日岳方面へ歩けるだけ歩いてみようと考えていたのだが三国小屋のオヤジさんの言葉が気になり乗り気ではなくなった
ここで折り返すことにして下山開始
飯豊本山小屋に再度立ち寄ると、途中で追い越した同じコースの日帰り登山の方が居た
靴擦れが出来たのとのコトなのでキズパワーパッド靴擦れ用を一枚差し上げる
山小屋で少し世間話
積雪でスリップしないように御前坂を慎重に下る
御秘所・姥権現と下り、草履塚へ登り返す
草履塚からみる大日岳が美しい
足元には切合避難小屋が見える
草履塚から20分 飯豊本山小屋から1時間チョイで切合避難小屋に到着
ココには30名程度の高校生の団体登山おり数班にも別れて飯豊本山小屋を目指して次々と出発していった
みな楽しそうだ
切合避難小屋を過ぎる頃から登りのハイカーとすれ違い始める
彼らは今夜、飯豊本山小屋に泊まるのだろうが、高校生と同宿でトテモ賑やかなコトだろう
<三国小屋〜新ルート経由〜弥平四郎登山口>
ほぼ13時丁度に三国小屋に到着
小屋のオヤジさんは下山したあとで、無人
少し休憩した後 弥平四郎登山口へ向けて歩き出す
この付近から、次々と今から下山するハイカーを追い越し始める
皆さんにどのルートから下山するか?と聞いたところ上ノ越経由の新ルートと言う
やはり登りに新長坂ルート、下山時に新ルートという選択が良いのだろう
一旦坂を下った後、疣岩山を登り返し疣岩分岐へココから上ノ越方面へ進む
疣岩分岐から道が足元がフカフカになる、あまり踏み込まれた雰囲気が無い
踏み跡は鮮明なのだが、もし道から外れたらイヤなのでGPSを何度も確認しながら下山する
巻岩山を越すと、左手足元に駐車場(登山口)が見えてきた
この地点からだとかなり高度差がある
1297mピークをすぎ、少し下ると稜線と別れる。朝から眺めてきた大日岳ともこれでお別れ
この先稜線をぐるっと廻り込んで上ノ越へ
ここから先、さらに急坂を下る
途中で、山小屋の方を先頭にした団体ハイカーに追いつく
山小屋の方が色々と解説をしながら下っている
僕も話を聞きたいな・・・等とも思ったが、ナントナク気後れして、途中で追い越しをさせていただく
15:16登山口駐車場に到着
駐車場には到着直後の多くのハイカーがおり、さらに僕が装備解除をしている間にも新長坂ルートからも続々とハイカーが降りてきた
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