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Yamareco

記録ID: 3599333
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

三清路から京ヶ倉、池沢へ

2021年10月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:09
距離
13.6km
登り
1,107m
下り
1,108m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:08
休憩
0:52
合計
10:00
6:05
81
7:26
7:26
62
8:28
8:45
23
9:08
9:23
38
10:01
10:21
344
16:05
ゴール地点
[ メモしていたコースタイム ]
( 5分単位に丸めています )

三清路大橋南の釣人駐車場_ 06:00
アスファルト林道_____ 07:00
ドコモ基地局_______ 07:15 〜 07:20
眠峠=林道終点______ 07:25
大城三角点________ 08:05
大城跡__________ 08:30 〜 08:45
京ヶ倉__________ 09:05 〜 09:20
万平下り口________ 09:40
剣刷岩__________ 09:45 〜 09:50
921.5m三角点ピーク_ 10:00 〜 10:10
929m標高点______ 11:10 〜 11:30
懸垂下降地点_______ 13:00 〜 13:15
池沢___________ 14:00 〜 14:15
峠(本日到達地点)____ 15:05
犀川出合=池沢バス停___ 15:55
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車

○ 駐車場

三清路大橋の南約300mの釣人駐車場
そこから10m程大橋側へ戻ると登山道入り口


○ バス(コミュニティバス)

(これを利用する人がいるとは思えませんが・・・笑)
平日と土曜日は運行されます(土曜日は半分ぐらい)
1回利用300円
私が乗ったのは、池沢バス停からサギの平バス停までです
バスはそれより1.5kmほど先の古坂まで行って折り返して来るようです


コース状況/
危険箇所等

○ 登りはじめ

登り始めて少し(?すぐ?)に鉄塔38号と39号の分岐があります。
私は38号へ進みましたが、鉄塔から先は径がありません、藪もないのでそのまま登りましたが、39号鉄塔へ進むのが正解と思います。


○ 尾根上万平下り口まで

よく整備された登山道です

大城跡と京ヶ倉の前後にはトラロープが何か所かあります。
尾根上は基本ずっと樹林におおわれ展望はありませんが、所々で露岩になり、そこから北アが「晴れていれば」よく見えます。


○ 大城(おおじょう)

地形図の大城は919.4mの二等三角点(点名:生坂)のところになっていますが、大城跡はそこより600mほど南のピークです


○ 万平下り口 から更に南側

キノコ狩りの人の踏み跡が縦横に、と言っていいほどついていますが、登山道としては整備されていません。
横尾峠に降りることができるのであればまだ歩きやすいと思うのですが、929m標高点の先100m程で進入禁止になっています。
(侵入者は罰金10万円、だそうです)


○ 929m標高点から先

露岩帯が多く非常に危険です。
懸垂下降の道具などを十分持っていないと前進も撤退も不可能な事態になると思います。
キノコ狩りの人の踏み跡はやっぱり縦横にありますが、茸を探すための径で、どこかへ降りていくための径ではありません。


○ 池沢から天神沢側へ向かう林道

元々はアスファルト舗装の林道だったみたいですが、土砂崩れ等で完全に廃道です。
人が通った気配もなく、鹿の通路になっています。


ここに駐車して山歩きを始めます
三清路大橋から南300mぐらいのところ
3
ここに駐車して山歩きを始めます
三清路大橋から南300mぐらいのところ
登り口
駐車場から10m程大橋側に戻ったところ
いつものように藪山スタートではなく登山道からスタートなので心軽やか
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登り口
駐車場から10m程大橋側に戻ったところ
いつものように藪山スタートではなく登山道からスタートなので心軽やか
登り始めて間もなく鉄塔38と39の巡視路が分かれます
38へ行ったら道は終わっていた
でもこの程度の樹林帯なので上へ上へと尾根筋を登ります
3
登り始めて間もなく鉄塔38と39の巡視路が分かれます
38へ行ったら道は終わっていた
でもこの程度の樹林帯なので上へ上へと尾根筋を登ります
あらまぁ綺麗な車道に出た
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あらまぁ綺麗な車道に出た
雲海に浮かぶ 岩殿山の北尾根
こちらを登ることを考えたけれど筑北村が入山禁止の看板立てていたので諦めた
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雲海に浮かぶ 岩殿山の北尾根
こちらを登ることを考えたけれど筑北村が入山禁止の看板立てていたので諦めた
車道終点
軽トラ3台停まっていた
皆さん、茸採集のようです
勿論、許可を持っている人たちです
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車道終点
軽トラ3台停まっていた
皆さん、茸採集のようです
勿論、許可を持っている人たちです
大城(おおじょう)の三角点
地形図ではここが大城になっていますが、大城跡はまだ600m先
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大城(おおじょう)の三角点
地形図ではここが大城になっていますが、大城跡はまだ600m先
物見岩
戦国時代の見張り場
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物見岩
戦国時代の見張り場
晴れていれば北アの展望が・・・
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晴れていれば北アの展望が・・・
晴れてはいるが北アのガスが取れない
台風一過の秋晴れを期待してきたのにガックリ
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晴れてはいるが北アのガスが取れない
台風一過の秋晴れを期待してきたのにガックリ
大城跡でちょっと休憩
西側=北ア側の展望はあまりありませんが東側=千曲市や上田市の山々はよく見えます
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大城跡でちょっと休憩
西側=北ア側の展望はあまりありませんが東側=千曲市や上田市の山々はよく見えます
京ヶ倉
磯砂クンとバウワウ君
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京ヶ倉
磯砂クンとバウワウ君
目の前のモッコリが剣刷岩(けんずりいわ)と呼ばれるピーク
その奥が921.5m三角点のピーク
右端の三角ピークが行きたかった岩殿山
こちらの尾根から続く尾根が入山禁止となっているので行けません
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目の前のモッコリが剣刷岩(けんずりいわ)と呼ばれるピーク
その奥が921.5m三角点のピーク
右端の三角ピークが行きたかった岩殿山
こちらの尾根から続く尾根が入山禁止となっているので行けません
京ヶ倉から先の下降
(振り返っての撮影)
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京ヶ倉から先の下降
(振り返っての撮影)
未練がましく岩殿山を何度も映してしまう
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未練がましく岩殿山を何度も映してしまう
ここでハイキング道は終了
でもキノコ狩りの人はたくさんこの先にも居られた
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ここでハイキング道は終了
でもキノコ狩りの人はたくさんこの先にも居られた
結局一日中北アは雲の中でした
こういうところに限らずどこでもファインダーを覗きながら一歩も動いてはいけません
荒船山で時々滑落死がありますが、ファインダーを覗きながら動いたのだろうと思っています
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結局一日中北アは雲の中でした
こういうところに限らずどこでもファインダーを覗きながら一歩も動いてはいけません
荒船山で時々滑落死がありますが、ファインダーを覗きながら動いたのだろうと思っています
921.5m三角点の先の下降は厳しい
(三角点自体は見つけられず)
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921.5m三角点の先の下降は厳しい
(三角点自体は見つけられず)
三角点の先のコルから929m標高点までは穏やか
キノコ狩りの人がちょくちょく居られる
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三角点の先のコルから929m標高点までは穏やか
キノコ狩りの人がちょくちょく居られる
露岩下のザレは慎重に
靴底が頼りないと危険
その右は高さ300m程の断崖
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露岩下のザレは慎重に
靴底が頼りないと危険
その右は高さ300m程の断崖
929m標高点
岩殿山側へ入れないことを確認しに行ってみる
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岩殿山側へ入れないことを確認しに行ってみる
ストックを収納しヘルメットを被り、ザイルとハーネスをすぐ出せるようにしてイザ南西の尾根へ
(岩場は無論、落ちたら一巻の終わりのザレ地などをこなす装備と技量がなければこれ以上進むのは危険すぎます)
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ストックを収納しヘルメットを被り、ザイルとハーネスをすぐ出せるようにしてイザ南西の尾根へ
(岩場は無論、落ちたら一巻の終わりのザレ地などをこなす装備と技量がなければこれ以上進むのは危険すぎます)
ここはこのドロドロのロープに頼って降りた
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ここはこのドロドロのロープに頼って降りた
露岩さえなければ歩きやすい尾根ですけどね
これほどの赤松林ならマッタケ期待できそうですね
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露岩さえなければ歩きやすい尾根ですけどね
これほどの赤松林ならマッタケ期待できそうですね
ここもロープを持って降りた
この岩の下は大きな穴となって落ちている
この少し先にキノコ狩りの仙人が休憩しておられた
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ここもロープを持って降りた
この岩の下は大きな穴となって落ちている
この少し先にキノコ狩りの仙人が休憩しておられた
踏み跡が分からなくなりこの壁を懸垂で降りた
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踏み跡が分からなくなりこの壁を懸垂で降りた
左右はこんな壁なのでロープが無いと身動き取れません
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左右はこんな壁なのでロープが無いと身動き取れません
池沢へ出る最後のジャンクションピーク
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池沢へ出る最後のジャンクションピーク
フーッやっと池沢に降りてきた
ロープやヘルメットを収納し、再びトレッキングスタイルに
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フーッやっと池沢に降りてきた
ロープやヘルメットを収納し、再びトレッキングスタイルに
右の旧林道へ
山肌は崩れ谷側もえぐれて当の昔に林道としては死んでいる
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山肌は崩れ谷側もえぐれて当の昔に林道としては死んでいる
左手が林道跡ですが夏草がひどいので直接尾根に取り付いた
2
左手が林道跡ですが夏草がひどいので直接尾根に取り付いた
池沢と天神沢を分ける尾根に着いた
もう岩州公園まで行く元気が無いので今日はここまでにして引き返します
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池沢と天神沢を分ける尾根に着いた
もう岩州公園まで行く元気が無いので今日はここまでにして引き返します
犀川出合まで下りてきた
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犀川出合まで下りてきた
池沢バス停
1時間半後のバスで三清路まで乗せてもらいます
コミュニティバスなので日曜は動いていません
大人一回300円です
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池沢バス停
1時間半後のバスで三清路まで乗せてもらいます
コミュニティバスなので日曜は動いていません
大人一回300円です

感想

今日のスタートは気が軽やかだった。
理由は、鬼無里と白馬を結ぶ国道406号を南下し始めてからいつも藪尾根ばかりだったのが今回は登山道を登っていけるからだ。
いつものようにロングスパッツを着けダニ除け液を噴霧したけれどダニ除けのウェアは何も着なかった、それだけでもうずいぶんと清々しい。

ここの山全体は茸山らしく樹林におおわれて展望はない。
ただ露岩が多いのでその都度展望が楽しめます。
今日は台風一過で北アの大展望を期待してたのですが残念ながら一日中ガスでした。

929m標高点の先でキノコ採りの人がいた。
その人に 池沢 へ降りる尾根の上端まで案内してもらった。
その身のこなしが恐ろしく軽く 仙人 のように見えてきた。
この 仙人 のことをもっと詳しく書きたいが 茸の縄張り のようなものがあるのかも知れないので書くのは控えておこう。
ただ一つだけ、
私の山の歩き方はかなりソフトだと思っている。
勿論、沢の詰めとかでチェーンアイゼンを付けるとかも考えも及ばない。
そんな私から見ても仙人の柔らかい歩き方を見て唸ってしまう。
我々登山者はホント山を荒らしまくっていると。

計画ルートが二転三転
今、私がやっている赤線延ばしは、越えていく大まかな山塊は決めていますが、具体的にどの尾根を行くかは次回と次々回分ぐらいしか決めていません。
理由は、次回歩くところはどんな山か?どこまで足を延ばせるか?読めないからです。
(往路の時は大まかな山塊さえ決められませんでした)
前々回、長者山を越えたころは、三清路から先、すなわち今回のルートは、京ヶ倉から横尾峠を越えて岩殿山へ抜けるつもりでした。
で、ヤマレコ等で情報を集めていくと、どうも横尾峠方面は入山禁止らしいと知りました。
ならば岩殿山の北尾根から直接岩殿山に登って行こうと、前回の金戸山の帰りに岩殿山北尾根の登山口になるところへ偵察に行ってみると筑北村として「地主と地権関係者以外の入山禁止」となっていたので岩殿山北尾根にも取り付けず、今回のルートとなってしまいました。
里山歩きの難しさを感じさせられました。


【 三清路 − 岩州公園の西のコル     11.0 km 】
【 国道406白沢峠 − 岩州公園の西のコル  58.4 km 】

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