大野山〜日影山〜シダンゴ山


- GPS
- 09:32
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
09:28 大野山
09:54 イヌクビリ分岐
11:15 三保ダム分岐
12:21 日影山
14:28 秦野峠林道記念碑
14:59 シダンゴ山高松山分岐
16:07 シダンゴ山
14:47 水場
17:17 寄自然休養村管理センター
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■谷峨駅〜大野山 富士山を見つつ快適なハイキングコース ■イヌクビリ〜三保ダム分岐 トレース、道しるべあり。 ■三保ダム分岐〜日影山 道しるべ無し。トレースも薄い。笹藪こぎ必須(要長袖長ズボン)。倒れた杉の木多数。 ピンクテープとペンキなどが目印。 ほぼdocomo電波無し。地図&コンパス、地図データを携帯にローカル保存をする、またはGPS必須。 ■日影山〜シダンゴ山 秦野峠林道まで道しるべ無し。 ■シダンゴ山〜寄自然休養村管理センター 杉林の中のハイキングコース。迷うことはない。 台風一過後の山行でしたが全体的にぬかるんでる道はなし。 風で落ちた杉の枝が登山道を覆っていた。 |
写真
感想
マイマップの大野山とシダンゴ山の間を埋めるべく
しばらく温め続けた初めてのバリルート計画を実行しました。
大野山は何回も行ったことあったしシダンゴ山も去年行ったから問題はその間の日影山。
参考にしたのはyamabeeryuさんのレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-299288.html
これを地図プリで印刷して、ほほうココでルートミスか要注意とか、この分岐道しるべわかりずらいななど、を書き込み予習しました。
ありがとうございます。
当日始発で出発し朝7時45分頃谷峨駅着。
大野山はお気に入りの山で何回か行った山で安心してのぼれました。ただ今回は長丁場になるので、なるべくスロースタートを意識。
台風一過もあって富士山がよく見える。塔ノ岳も鍋割り山もよかっただろうな。
難なく大野山山頂着。小休止後いよいよ初めてのコースへ進む。
イヌクビリから登山口までは砂利の林道が続く。
途中軽トラと乗用車に追い越されてなんだろうと思ったら、西丹沢トレイルレースのコース整備の人でした。
http://www.salomon-trail.com/nishitanzawa/
林道が終わり登山口に着。
上の方からさっきのコース整備の人たちの声が聞こえる。少し安心してストレッチ後スタート。コース整備の人たちは2班に分かれていたらしくほどなく、後ろ側のチームに追いつき一緒に進んでいるとお先にどうぞと譲られ、「今日はどちらまで」「今日は寄までいきます。」とあいさつを交わし本当はもうしばらく一緒に行きたかったのにと思いつつ追い越す。
またしばらく進むと先行していた整備のチームに追いつく。こっちはオジサン中心で地元の人たちっぽく足もとをみると地下足袋だ。すっかり安心して着いていくとさっき追い越した人たちが「そっち違うくないですかー!」との叫び声。
え、っとおもいつつ地図とコンパスをみると東に進むはずが北に進んでる。
引き返してよく見ると踏み跡はまっすぐあるけど、林が開けていたのでそこを間違えてはいったっぽい。あぶねえ。
またしばらく整備のチームの人たちを一緒に進む。倒れた木を切ったり、地面からすぐ折れている木をくわで掘り返したり大変そうだ。
整備の人たちとは三保ダム分岐まで一緒だった。分岐のところで小休止しながら「日影山越えたところの下りはガレているから気をつけろ」とアドバイスをもらう。なんとも心強い。ここからどうしますか?と聞かれたけどもしかして一緒に整備しない?って御誘いだったのかな。
「行ってらっしゃい」と応援をもらって出発。後ろからしばらくチェーンソーの音が聞こえてた。
ここから先がきつかった。日影山まではトレースはほぼ無しでピンクテープと藪の切れ目を頼りに進む。しかも蜘蛛の巣がうっとおしくストックを常に顔の前で上下。というか地面も枝ばっかりでストックをついても枝に引っかかって余計うっとうしい。足元からはずっと枝を折る「ポキポキ」という音がする。
かなり心細くなってきたころに日影山到着。
ここで昼飯をとザックからクッカーを取り出したところ「ラーメン用のガスが無い」ことが発覚。そういや準備のときに入れた覚えがないしマジで冷や汗でた。これは無理じゃね?とも思った。けど落ち着くと行動食が今日は多めに持ってきてるんだった。ゼリー2つとパワーバー1つとおにぎり1個。おにぎりはラーメンと一緒に食うつもりで持ってきててこれは助かった。
小休止してストレッチ後再スタート。
満腹にはならなかったけどカロリーは摂取できたので動ける。
ここでアドバイスいただいたガレた下りが始まる。樹の根も張り出してるもんだから余計きつい。かなり脚に来る。
この後も何回か急なアップダウンを繰り返し、林道を2回ほど超えると林道秦野峠。
途中雨山峠の方からペアが登ってきて話し声が聞こえてほっとしたけど、追いつけず。林道秦野峠で追いついて話しかけようとしたらなんとフランス語。これはコミュニケーションできない。。うれしいやらさみしいやら。
時間は2時半頃。なんだか日も傾き始めてきている。心細さと焦りが出てくるけどもうどうしようもないw進むしかない。
地図を見て残りのアップダウンも数えられるくらいだ。
ここからシダンゴ山までの間で単独の人と2人すれ違った。
シダンゴ山からは一般的な登山コース。
登山道を抜けると民家の間を通るけど、どの家からも晩飯のいいにおいがして、そのなかで一番いいにおいだったのがシチュー!
フゴフゴいいながらゴールの寄自然休養村管理センターに着。
ちょうどバスが出発後で1時間待ちだったので隣接の食堂でビール飲みながら、奥さんに下山したおしらせと晩飯はシチューでお願いのTELしてフィニッシュです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
brookletさん、はじめまして。
私も最近、三保ダム分岐までは行きました。
その時は左折して丹沢湖へ下ったんですけど、
日影山から秦野峠、そして高松山へと
抜けるルートを温めています。
藪漕ぎはかなり大変そうですね。
お疲れ様でした。
レコ情報、参考にさせていただきます。
藪漕ぎも大変したが併せてルートが薄いので簡単にルートミスする可能性もあって常時こっちであってるのか?という不安感がつらかったです。
あとクマが出てきたらどうしようとか。
ルート上の写真は自動配置していますが、若干後よりに配置されているようです。参考までにどうぞ。
いやぁ、懐かしく拝見しました
フムフム、ここで間違えた
あそこでも間違えた
ここでホッとした
等々・・・いやぁ、思い出の苦難の道でしたよ
お役に立てて幸いです<(_ _)>
拙者の場合は、三保ダム分岐付近以降は、シダンゴ山の山頂まで誰とも会わなかったので、ホントに心細かったですよ
線がつながって好かったっすね
ルートミスのないまっすぐのGPXログより間違えつつ辿り着いた隊長のルートが今回すごく参考になりました。
ありがとうございました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する