滝巡りの尾白川渓谷から山上の砂浜・日向山と甲斐駒の展望台・鞍掛山
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- GPS
- 09:26
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,508m
- 下り
- 2,495m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
不動滝〜錦滝… かつての台風の影響で通行止めのようですが、やや荒れていてはいたが問題ありませんでした。 錦滝分岐〜鞍掛山分岐… ほんの一部踏み跡の薄いところもありますが、ほぼ明瞭な道。ピンクや赤のテープも等間隔にあり。 鞍掛山分岐〜鞍掛山〜展望台… 全体的に踏み跡は薄いですがテープやペイントはあり。 分岐から駒岩のある鞍部までは行き帰りともテープやペイントは見つけやすかったが、鞍部から鞍掛山までは帰りは下りになるため見つけ難い箇所があった。 矢立石〜尾白川渓谷駐車場… 昭文社の山地図には載っていませんが、しっかりとした道です。 トイレ… 尾白川渓谷駐車場、竹宇駒ヶ岳神社にあり。 水場は無し。 温泉… 甲斐駒ヶ岳温泉「尾白の湯」 700円。 http://www.verga.jp/modules/tinyd1/ |
写真
感想
滝巡りに急登に展望に白浜&岩峰の異空間と
いろいろ楽しめたコースでした。
行者とか石仏とか好きなエリアです。
鞍掛山展望台からの景色は素晴らしかったです。
あんなに大きな甲斐駒ケ岳を眺められるとは!
昨年歩いた鋸岳も見えたし、
烏帽子岳に続く稜線も面白そうだなと思ったり。
日向山も噂通りの異空間で、
山なのに海にいるような?不思議な場所でした。
kengamineさん、今回も楽しいコース取りをありがとうございました。
おかげさまで、久しぶりに太もも前側が筋肉痛になりました(笑)
ホントに、次回こそはテン泊計画のジンクスを打ち破りたいですね!
登山を始めた時に目にしたガイド本に、お勧めの山として紹介されていた日向山。
山の上とは思えない砂浜のような真っ白な風景に目を奪われ、いつか行ってみたいとずっと思っていた。
あれから7年。ようやく訪れる機会ができた。
ただ日向山だけなら矢立石から数時間で往復できる。それではさすがに物足りないし、尾白川渓谷も歩いてみたいと以前から思っていた。ただそれでもまだ緩めの行程なので、鞍掛山へも足をのばすことにした。
朝6時。うっすらと明るくなってから歩き出す。竹宇駒ヶ岳神社を抜けて吊橋を渡り、黒戸尾根への道を左に分けて渓谷道を行く。
すぐに渓谷沿いを歩くようになり、数分で千ヶ淵。その先で一旦尾根に乗るが、またすぐに渓谷沿いの道になった。ここからは足場の細い道が多くなる。
足もとを流れる川の水は昨日の雨のためか、水量が多く迫力満点!淵には満々と水を湛え、夏だったら飛び込みたいくらい。
そして三ノ滝から始まる滝巡り。三ノ滝はすぐ目の前まで行くことができる。
続く旭滝は岩陰に隠れて見えないが、その前まで行くことはできる。ただし実際に行ってみようとしたが、凄い水しぶきで断念。
神蛇滝は近くまで行くことはできないが、この滝は三段からなっているので、逆に遠望することでその全容を見ることができる。
不動滝は吊橋からも見ることができるし、吊橋を渡ってから左に下ることでもっと間近に見ることもできる。
涼やかな渓谷歩きも不動滝で終わり。ここからはやや荒れた道を辿っていく。荒れているといっても、よく歩かれていた往時の木段などはしっかりと残っているので迷うことはないでしょう。
鉄階段を登り、急な尾根をしばらく登ると林道に出た。台風による被害で崩壊したこの林道を歩いて錦滝へ。錦滝の水量はここまで見てきた滝より少ないが、落差はなかなかです。
錦滝から先はまた急登。足はキツイが登るにつれて木々の色付きも鮮やかになってきたので、写真を撮るのを口実に何度も足を止めてしまった。
道がなだらかになると錦滝分岐。ここをまっすぐ行けば雁ヶ原を経て日向山へ行けますが、まずは鞍掛山へ向かうべく左へ。
急な斜面をひと登りしたあとは笹原のトラバース道。この辺りの黄葉は今がピークといった感じでした。
道はこのまま緩やかに登って行きます。錦滝から分岐までは歩いている人もそこそこいましたが、鞍掛山まで足をのばす人はほとんどいないようで誰にも会いません。ようやく途中でやはり鞍掛山まで行くという女性二人組にお会いしましたが、結局この区間で会った唯一の人でした。
鞍掛山分岐からは地図上では破線ルート。どんなものかと思いましたが全体的に薄いながらも視認できる程度の踏み跡はあったし、テープも等間隔にあって助かった。
分岐からぐっと下って鞍部へ。この鞍部で見た大きな岩が駒岩なんでしょうか?
鞍部からは右へ行き、トラロープの張られた細いトラバース道を経て、急な斜面を登って行く。倒木を越えると鞍掛山の山頂はすぐです。
展望ゼロの山頂から更に行くこと5分。急に視界が開けた!展望台に着いたようだ。そして目の前に飛び込んできた甲斐駒の雄姿。こちら側から見る甲斐駒の姿は新鮮だ。
しばらくたってから先ほどの女性2人もやって来たが、こんな素晴らしい場所を独占とは何とも贅沢。風もなく暖かな日差しの中、昼食がてらに1時間もノンビリと過ごしてしまった。
ホントはもっとノンビリとしたかったが今は日も短いし、まだ行程も半ば。ここはまた来たいな。
鞍掛山から鞍部へ下っている時に少しだけルートロスト。すぐにrokuさんもおかしいと気付いて事なきを得たが、やはり分かりやすい道ではないと実感。
その後は順調に錦滝分岐まで戻って行き、いよいよ山上の砂浜と称される日向山へ。
分岐から数分で白砂の斜面が現れた。太陽の光に照らされて眩しい。砂質もサラサラでまさに砂浜だ〜!
急な砂の斜面にてこずりながら、登った先が雁ヶ原。すぐ先の日向山には沢山の人が見える。こんな特異な景観の山はそうそうないし、矢立石からなら超お手軽なので訪れる人もそれは多いでしょう。中には、ほぼ普段着の格好の若者もいましたから(笑)
その矢立石への道は実に歩きやすかった。でも変化には乏しいので、今度歩く時も尾白川渓谷から歩きたいですね。
7年の時を経て、ようやく歩くことができた日向山。実際歩いてみると尾白川渓谷と併せて、とても素晴らしい山でした。いつになるかは分からないが、絶対にまた来ようと思った。
そもそも今回は、ご一緒したrokuさんとどこかテン泊でも…という予定だった。
ただrokuさんとテン泊を計画するとことごとく雨になるとういうジンクスがあって、今回も結果的にそうなってしまった(^^;)
ということで、次回こそはテン泊山行を実現したいものですね!rokuさん!
登山を始めて間もなくのころ、ちょうど10年前の今ぐらいかと
思いますが尾白川渓谷の滝見物に行ったことがあります。
まだまだ神奈川県外の山に足を踏み入れることに躊躇して
いましたので指導標など指をくわえて見ていました
神蛇の滝は強烈なインパクトがありました
何人かのユーザーさんの山行記録を拝見しましても日向山は
白砂の特異な景観で独特ですね
台風一過、日曜日は天気が早めに回復して良かったですね
次回は無事にテン泊登山が遂行されることを期待しております
いつもコメントありがとうございます。
navecatさんは10年も前に行かれたことがあるのですね。
尾白川渓谷には20くらいも滝があるようで
滝見物には最適のようですね。
滝ごとにいろいろな言い伝えが書いてあって、
一つずつ楽しめました。
天気も良く、特に鞍掛山展望台では
ポカポカした陽気で昼寝したい気分でした
さすがは滝巡らー
これだけ沢山の滝が楽しめる散策路はなかなかないのでは?と思いますね
その滝もそれぞれ趣きが違って楽しかったです。
私も神蛇滝が一番印象に残りました
今度の丹沢でも素敵な滝が見られるでしょうか
ケンさん、こんばんは
rokuさん、はじめまして('∀`)
同じルートではないのですが、わたしの今年の沢はじめとなった尾白川 鞍掛沢 金山沢で鞍掛山には登頂しなかったものの、日向山の白い砂浜のような山に驚いて、その上、ワンちゃん、ちびっこたちが大勢登ってくるのに驚いて、思いがけずにいいとこ行けたな〜と思った思い出の場所でした
ちなみに山行記録は
http://page.freett.com/sawanobori4/page035.htm
ヤマレコプロフ写真もここのをいただきました
鞍掛山からの甲斐駒、かっこいいなあ
hirappeさんがこのエリアに出没とは、珍しくないですか?
プロフの写真はずっと気になってたんですが、その時の写真なんですね。
この岩壁は生で見たら凄い迫力なんでしょうね!
今週末はこの時期恒例の御神楽ですか〜。
実は私たちも当初予定は日向山ではなく御神楽が候補だったんですけど、天気が良くなかったんですよ
来年はオススメの11月第一週に行きたいものです
山行記録、食い入るように見てしまいました
ナメ、ナメ滝がいっぱい出て来て、楽しそうですね。
尾白川のあたりは沢ヤさんも遊べるところがたくさんありそうですね。
1泊2日で沢遊びとは羨ましい&凄いなー。憧れちゃいます。
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