甲斐駒ケ岳〜南アルプス林道


- GPS
- 12:55
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,890m
コースタイム
5:30北沢峠 - 7:20双児山 - 8:20駒津峰 - 9:00六方石 - 10:00甲斐駒ケ岳11:00 - 11:45摩利支天 - 12:30駒津峰13:00 - 14:00仙水峠 - 14:40仙水小屋 - 15:05長衛小屋 - 15:15北沢峠
10/29
6:00北沢峠 - 7:00野呂川出合 - 9:00広河原入口 - 9:15広河原
天候 | 10/28 晴天 10/29 晴れ⇒曇⇒小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路: 広河原10:15 → 11:13芦安13:00 → 13:55甲府 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポスト 広河原インフォメーションセンター 北沢峠では見かけませんでしたが、山小屋に登山計画書を提出しました。 ○道の状況 ・登山口〜双児山〜駒津峰 樹林帯の登り、特に危険個所はありません。 ・駒津峰〜六方石 崩落して道が細くなった個所がありますが、通行に支障ありません。 ・六方石〜山頂(巻き道) 白砂の上を歩きます。特に問題ありません。 ・駒津峰〜仙水峠 急な下り道です。 ・仙水峠〜北沢峠 特に危険個所はありません。 双子山経由、仙水峠経由ともに下り道に急な個所があり、下山中に膝を悪くされて、下山が遅くなる方がいらっしゃるとのこと。膝を痛めないように、慎重に下りました。 ○トイレ 北沢峠、野呂川出合、広河原インフォメーションセンターにあり |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
プチ高山病にかかった木曽駒ヶ岳の山行がなんとなく満足できなかったので、雪が降る前に高い山に登っておきたいと思っていたところ、今週、たまたま平日にお休みを頂戴しましたので、甲斐駒ヶ岳に行ってきました。
気分をスッキリさせるため、木曽駒ヶ岳に行くべきかもしれませんが、木曽駒は来年の目標としてじっくりと登ります。
もう紅葉もないよね・・・と期待もせず、広河原行きのバスに乗り、夜叉神峠を過ぎ、立石に差し掛かると、シレイ沢向山の斜面に美しい色づきが。
バスガイドさんによれば、今年の紅葉は一週間遅いとのこと。
この秋、紅葉らしい紅葉を見ていなかったので、ホント、来て良かったです。
広河原から北沢峠へ向かうバスからも色づきが見られ、この南アルプス林道をゆっくり歩いてみたい・・・そんな気持ちが沸々と湧いてきます。
その日は、北沢峠に前泊し、翌朝、甲斐駒ヶ岳を目指しました。
晴天に恵まれ、風も殆どなく、のんびりと、気持ちの良い甲斐駒ヶ岳への登山を堪能しました。双児山を越えたあたりから、鋸岳など戸台川両側の斜面の綺麗な色づき、南アルプス、中央アルプスの山々、御嶽山がくっきりと見られます。六方石から山頂までは、白い花崗岩質の岩肌と砂礫、緑色の松、青い空がいずれも鮮やかで美しく、山頂に到達すれば、北アルプス、八ヶ岳、秩父の山々、そして富士山。360°の眺め。笠ヶ岳、薬師岳、立山連峰・後立山連峰あたりは、雪を被っています。
あまりにも気分が良いので、下山時間を忘れて山頂で長居しすぎてしまいました。
翌日、仙丈ヶ岳に行こうかなぁ・・・と思っていましたが、予報は曇りで、夜空を見上げると雲の動きがやたら早い。
う〜ん、天候が良くなくて、寒そうだと思った瞬間、ヘタレハイカーの登山意欲が潰え、昨日から気になっていた南アルプス林道歩きをすることに。
北沢峠から暫くは、カラマツの黄色が僅かに点在するだけの寒々しい道が続きます。
しかし、林道から仰ぎ見る南アルプスの山々は、いずれも大きくて立派で見応え十分です。いつも山頂や稜線から見る山とは違い、麓から見る山々は迫力と圧倒される威厳があります。
これらの山を前にすると、潰えた登山意欲が沸き立ってきます。たまには、麓を歩くのも良いものだと思いました。。。。今日は、もう登りませんけどね。
さて、林道歩きですが、下るたびに色づきが増してきて、三好沢あたりから斜面にきれいなパッチワークが見られるようになり、広河原山荘の吊り橋付近が最も色づいていました。
その間、天候は、どんどん悪化して、曇から小雨に。
晴れて日が射していれば、鮮やかな黄葉が見られたかと思うと、少し残念。
それでも、黄葉を楽しみつつ、ゆっくりと林道を下って、広河原に到着し、今回の山行を終えました。
晴天の甲斐駒ケ岳に登り、ゆっくりと黄葉を楽しめた良い山歩きでした。
けど、黄葉はシレイ沢向山の斜面が最高でした。
う〜ん、バス止めて貰えば良かったかなぁ・・・乗客一人だったし。
tackerqさん、こんにちは。
とてもいい山旅ですね〜。
前夜泊は長衛荘さんですか?
tackerqさんの計画はいつも無理がなくて登山者のお手本のようです。
甲斐駒-摩利支天のこんな眺望!
時間を忘れるの、とてもよくわかります。
うちのときは余裕もなかったし、ガスでよかったかも
もう一度行かなきゃ。
女王に会いに行くより南アルプス林道を歩くほうが、よほど贅沢で
優雅な山歩きだと思います
こんばんは。
天気に恵まれ素敵な山行になったみたいですね
霜柱に紅葉、さらには360度の大パノラマが見れて羨ましい限りです
特に甲斐駒から見る鳳凰、富士山、北岳等の南アの名峰たちは圧巻ですよねぇ。しかも登ったことのある山なら尚更見えると興奮しますよねぇ。
次は女王ですね
こんにちは、mmgさん!
コメントどうもありがとうございます。
今回は、休みと天候
私の山行スタイルですが、「無理がない」というより、肉体的にも精神的にも無理できない「軟弱体質」
無理すると、膝壊したり、滑落したりと不安全な目にあったことがあります
パートナーが同行していれば相互注意で避けられることも、一人では行き届きませんから
だから、一人の時は、mmgさんのおっしゃる通り、言葉として『山旅』がピッタリの山行になってしまい、パートナーからは、「贅沢者!」
今年は、mmgさんと「行きたい山」、「行った山」が武尊、苗場、鳳凰、甲斐駒とたくさん重なって、私もご縁を感じています。
お山でお会いできる日もそう遠くないのではないかと・・・
LEONIさん、コメントどうもありがとうございます。
今回の山行の引き金は、お気づきのことかと思いますが、LEONIさんのレコにあった山肌の黄金色のカラマツ
見に行きたくて、ウズウズしていたところに、お休みを頂戴したものだから、もう耐えられず・・・
ラッキーな天候
当初の計画では、女王にもと思っていたのですが、天候が悪そう
次回の南アですが、栗沢山とアサヨ峰の稜線もなかなか魅力的。
皆さんのレコを拝見し、ランキングが大幅上昇しています。
行きたい山
tackerqさん こんにちは
遅コメでスミマセン
写真どれもみな素晴らしいですねー
拝見している自分がまるでその場にいるに錯覚してしまう
空気感、素晴らしいです
甲斐駒山頂からの360度の展望、アルプスが全部見えてしまう
感動ものですよね
自分もこの時期に登ったのですがその時はバスの時間が気になり
あまりユックリ出来なかったのですが、レコ拝見し、また行きたくなってしまいました
oyabunさん、こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。
やっぱり眺めが山行の最高のご馳走ですよね。
当日は、晴天に恵まれて、どちらを向いても良い眺め。
超ラッキーでした
また、風が殆ど無くて過ごし易かったので、ついつい山頂でのんびりしてしまいました。
甲斐駒
今度は夏に来たいです
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