【雲取山】紅葉テント泊
- GPS
- 26:38
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,588m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
9:00小袖乗越駐車場下の路駐9:30-
11:30堂所
11:35堂所の一寸先11:45
12:45七ツ石小屋下の分岐
13:30ブナ坂13:45
14:20奥多摩小屋(テント設営&ランチ)
周辺散策 泊
11月2日
4:00奥多摩小屋(テント)4:30
5:00小雲取山
5:30雲取山山頂6:30
7:00奥多摩小屋(朝食・撤収)9:00
9:20ブナ坂
9:50七ツ石小屋下の分岐
10:25堂所
11:45小袖乗越駐車場下の路駐
天候 | 11月1日(金)晴れ〜曇り 11月2日(土)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七つ石小屋のバイオトイレの資材置き場およびヘリポートになったため。 土曜日はヘリ作業は無い様子で入口付近は駐車可能だった。 今までの30%ほど。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜堂所】 ・所々に泥濘あり ・台風の影響で倒木多し ・杉の植林の中の登山道に葉や小枝が たくさん落ちていて小枝が足に絡む 【堂所〜七つ石小屋下】 ・紅葉はこの間が見ごろ 【七つ石小屋下〜ブナ坂(巻き道)】 ・トラバース ・台風の影響で倒木多く、倒木を跨いだり、枝を避ける箇所あり 【ブナ坂〜奥多摩小屋】 ・気持ちのよい尾根道 ・3つほど小高いピークもあるが巻き道もある 【奥多摩小屋〜雲取山山頂】 ・小雲取山手前が急登 ・小雲取山から避難小屋下まで尾根道 ・避難小屋手前がわずかな距離だが急登 ・山頂は小屋から右に登ったところ ・避難小屋近くにトイレあり ・避難小屋は立派な造りで綺麗 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
Docomoタブレット 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 1L
ティッシュ 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
エアマット 1
ウレタンマット 1
携帯電話 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 1
水筒 1
時計 1
非常食 1
サンダル 1
タオル 1
帽子 1
スパッツ 1
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共同装備 |
テント(ステラ2) 1
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1
ガスコンロセット 1
水 1L
食糧 3食分
テーブル 1
エーライトチェアー 1
シェラカップ 1
スプーン・フォーク・ナイフ 1
ライター 1
カップ麺カップ 1
予備コンロヘッド 1
ジップロック 2
ライター 1
|
感想
最近、ガッカリすることがあったので、
スッキリと憂さ晴らしするため、
昨年の同時期に行った雲取山へ紅葉見物テント泊。
連休前の平日、微妙なところだが少し遅く家を出て、
途中で給油、食料調達とのんびりムードで、
いつもの小袖乗越駐車スペースに到着すると、
なんと、「売地」立入り禁止の標識とゲート。
七つ石小屋のバイオトイレ工事のため、
資材置き場とヘリポートになっていた。
登山口付近まで様子を見に行くが、既に駐車スペース無し。
仕方無く、車道から外れた比較的広い草地のある、
かなり下の方まで戻って止めた、登山口まで20分ほど掛かった。
陽射しは暖かく、空も青く晴れ渡っている。
その中を資材運びのヘリコプターの爆音が引切り無しに飛び交う。
杉の植林の中、明るい木漏れ日を浴びて気持ちよく歩く。
所々泥濘がある、台風の影響か倒木も目立つ。
杉の青葉や小枝もたくさん登山道に落ちていて、
青葉はクッションになって歩きやすいのだが、
その中に交じっている小枝が足に絡み、よく躓く。
明るい陽射しを浴びた紅葉の赤や黄色が鮮やか、
若葉のような新緑?も交じってとても美しい。
登山道脇の水場、今までポタポタと滴が落ちる程度だったが、
今回は勢いよく豊富な水量であった。
【堂所】手前はいつも通りに泥濘。
それにしても【堂所】までの距離感が毎回掴めない、
同じような場面が何度も繰り返し、そう感じさせられる。
紅葉はこの【堂所】周辺から【七つ石小屋下】までの間が見ごろ。
【七つ石小屋下】の谷合がとても美しい。
毎回ブナ坂まで来るとホッとする。
S字のダンシングツリーはしなやかに風を躱せるのか
台風の影響に因るものと思われる倒木が多い中、健在であった。
尾根沿いの斜面にはニョキニョキと
【マルバダケブキ】の綿坊主が風になびいていた。
奥多摩小屋には14時過ぎ到着。
テン泊の手続き(\400)を済ませ、
ついでにアサヒドライビール(\500)を購入。
毎回利用していた林間のベストポジションは、
既に学生さんの山岳サークルの大型テントが3張り立っていたので、
水場に近い斜面の個室的なサイトをチョイス。
雨が降ると雨水路が気になるところだが、今夜はたぶん大丈夫。
水場の水量も5月に来たときよりも断然勢いがあり豊富な水量であった。
テント前でロッキングチェアに仰け反って、腰を伸ばしながら
ビールを2缶飲み干した。
風が吹き出し、それまで明るかった空が見る見る灰色の雲に覆われた。
すると、一気に気温が下がり寒くなった。
テントに潜り込み、ワインとチーズ、定番の魚肉ソーセージと
本格的な一人宴会が始まる。
それでも寒いのでバーボンのお湯割りに行き着く。
ようやく温まり、ウツラウツラしてくる、
しかし珍しくなかなか寝付けずにいたが、22時過ぎは寝てた。
3時半に目が覚めて、トイレに立つと満点の星空であった。
そんなに寒くないがテントは霧でビッショリだった。
仕度して4時半に山頂に向かう。
ヘッデンを点け、小雲取山まで30分ほど登ると、
星空の中、東の方角の空がコバルト色中に細い三日月があり、
その下方が少しオレンジ色に明るくなって妙に美しい。
避難小屋に着くと暗闇の中で三脚をセットして日の出を待ってる方が居た。
避難小屋のベンチにある温度計は3度を示していた。
5時半に山頂に着いた。
暗くて誰もいない、風が強くとても寒い。
スキー用の手袋をしていても指先の感覚が無くなってくる。
薄明るくなるに連れ、雲取山荘からの人たちが上がってくる。
学生さんの団体や年配の団体さんなどで60人以上になっていた。
6時チョイ過ぎに雲海の中にキラキラとオレンジ色が光った。
6時7分日の出、見る見るオレンジ色の光は大きくなる。
振り返ると雲海の中にピンク色の富士山が3Dの様にクッキリと。
いや、なんと美しい。
寒い中待った甲斐があった、心が洗われた気がした。
来て良かった。
7時にテントに戻り、湯を沸かし、カップ麺とコーヒーで朝食、
冷えた体を温め、小休止。
テントを撤収し、ちょうど9時に出発。
軽快に9時20分にはブナ坂に着いた。
昨年は七つ石山の登って七つ石小屋を経由して帰ったのだが、
今回は路駐した車が気になってしまったので、
巻き道経由で一気に帰路に着いた。
11時40分に路駐の車に戻り、事なきを確認。
きょうは土曜日でヘリの資材搬送も無い様子で
敷地の30%ほどを駐車スペースに開放している様だったが、
登山口付近は路駐車がはみ出してミニパトロールの
お巡りさんも出動して整理にあたっていた。
小袖乗越の駐車スペース、今後どうなるのだろう。
もともと私有地で「売地」の看板はズーッと出ていた。
七つ石小屋のバイオトイレ工事が終わったら、
今までのように駐車スペースの解放はあるのだろうか・・・・、
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