ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 365556
全員に公開
ハイキング
近畿

高野山町石道〜小辺路〜果無山脈縦走 108Km(単独)

2013年10月30日(水) 〜 2013年11月02日(土)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
37:44
距離
108km
登り
6,887m
下り
6,435m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

今回のコース
10/30(水) 九度山駅9:35→慈尊院10:00→六本杉11:40→丹生都比売神社12:00→六本杉12:25→笠木峠14:00→矢立14:40→展望台15:30→根本大塔16:30(宿坊泊)
10/31(木) 高野山08:10→水ケ峰分岐10:45→大股バス停12:48→伯母子峠15;28→伯母子岳15:42→伯母子岳避難小屋15:55(避難小屋泊)
11/1(金) 伯母子岳避難小屋06:35→伯母子岳登山口08:55→三浦峠11:35→西中バス停13:40→昴の郷15:45→十津川温泉16:00(民宿泊)
11/2(土) 柳本橋7:00→観音堂08:35→果無峠9:10→ブナの平10:25→ミョウガタワ11:20→冷水山14:10→安堵山15:25→和田の森16:25→やませみの郷18:50(泊)
天候 10/30 晴れ
10/31 晴れ
11/1 曇り
11/2 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往き 新宿ー大阪難波(高速バス)南海なんばー九度山
帰り ヤマセミの郷ー紀伊田辺(地元の方に乗せてもらう)
   バスは龍神バス 東平ー西ー紀伊田辺 
龍神バス時刻表は  http://www.ryujinbus.com/shuttle_bus/time_fare/time_nishi_line_0602.pdf
コース状況/
危険箇所等
全行程危険な場所、鎖場等は一切ありません。古道、車道をひたすら歩く。
熊出没情報は http://sukeroku.blog55.fc2.com/blog-category-54.htm

<高野山町石道> 紅葉はまだ
・熊出没につき役場の方から一人歩きは自粛を呼びかけられたが糞はあまり見かけずイノシシの堀跡の方が多かった。
・高野山寺院の参観期限は16:30で、最後の大門までの登りがつらいので中盤ゆるまずコース配分を計算すること。特に丹生都比売神社はそこそこに切り上げること。
・トイレは要所にあり心配ない

高野山町石道マップと情報は http://www.pref.wakayama.lg.jp/sekaiisan/
高野山情報と宿坊紹介は   http://www.shukubo.net/contents/
和歌山紀州館        http://www.kishukan.com/

<小辺路> 高野山から果無峠
・高野山のコンビニは朝8時オープンだが品数は少ない
・車道歩きが結構あるので特に高野龍神スカイラインは工事で片側通行で交通量が多く気を付けて歩くこと
・民家の脇や生活道路を歩くので標識を見落とさないように
・トイレは要所にあり心配ない
・畑の近くはイノシシの堀跡が多く、イノシシ除けの電線が張られている
・伯母子岳避難小屋は11月1日から冬季閉鎖 トイレはポンプ押し式なので冬季は同じく使用禁止になると思われる
・伯母子岳避難小屋で水は三田側を下ったところで取れるが、小屋に向かう手前の林道で豊富な水が流れ落ちているので林道の傾斜が無いのでここで水を汲んだ方が楽である
・昴の郷から十津川温泉に行く場合は左側の大きなトンネルを通る。右側の小辺路を行くとそのまま果無に直行する
・果無峠への登山口から果無峠までは登りなので水は観音堂に豊富にでているので軽くしていくと楽である。果無山脈で水はとれないのでここでたっぷり補給すること
小辺路マップ:www.vill.totsukawa.lg.jp/static/map_kh_dl.htm

<果無山脈> 基本的に一般登山道では無く主稜線を歩く。エスケープルートは無い
・「熊注意」の注意看板は無いが、高野山や小辺路の比でなく夥しく熊の糞があった
・近年たてられたと思われる標識と案内板が整備されていた
・ブナノ平から山腹線が尾根の南側を通っているが主稜線を外さないこと。基本的に尾根通しに歩くこと
・黒尾山から安堵山に向かうところで一度林道に降り、すぐ先も私道につき通行禁止のロープが張ってある指導の左側の尾根道を登る。登山道の標識は無いので注意
・尾根が林道と並行しているが1か所林道に降りるところがあるが登山道の標識が立っている。
・和田の森から明瞭な尾根を降りてきた800m付近でそのまま下りそうになるが林道に出てしまうので確認すること。
・小森からヤマセミの郷への車道の街灯は無いので真っ暗になる
・ヤマセミの郷へは道路を下りきった橋を渡り左下に降りる
・ヤマセミの郷 温泉館は11月1日より冬季閉鎖になるので宿泊はできないがトイレと水は使える。ソフトドリンクの自販機はある
・東平バス停は橋から左上の道を上がった角にある

果無山脈縦走地図は観光協会に申し込めば送ってくれる http://www.ryujin-kanko.jp/
ヤマセミの郷 http://www.ryujin-kanko.jp/contents/spa/yamasemi.html




10/30 南海 無人駅九度山駅がスタート トイレがきれいです
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
10/30 南海 無人駅九度山駅がスタート トイレがきれいです
道路に降りてすぐの真田庵に立ち寄る 高野山に流刑になったが妻を連れていたため女人禁制の高野山に登れず九度山に移されたとのこと
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
道路に降りてすぐの真田庵に立ち寄る 高野山に流刑になったが妻を連れていたため女人禁制の高野山に登れず九度山に移されたとのこと
標識通りに進む
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
標識通りに進む
慈尊院
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
慈尊院
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:21
慈尊院の石段右に最初の180町石がある。ここからスタートして1町石を目指す
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:21
慈尊院の石段右に最初の180町石がある。ここからスタートして1町石を目指す
180町石ー1町は約109m
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
180町石ー1町は約109m
今年は例年の3倍 クマが目撃され捕獲されていないとのこと
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
今年は例年の3倍 クマが目撃され捕獲されていないとのこと
のどかな柿畑を登っていく。暖かく紅葉はまだです。
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
のどかな柿畑を登っていく。暖かく紅葉はまだです。
六本杉ーザックをデポして丹生都比売神社に参拝する
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:21
六本杉ーザックをデポして丹生都比売神社に参拝する
丹生都比売神社ー是非行くべし 改修中の取り込みで桜門内の拝観は13時からと言われ泣く泣く拝観を諦め六本杉に戻る
丹生都比売神社ー是非行くべし 改修中の取り込みで桜門内の拝観は13時からと言われ泣く泣く拝観を諦め六本杉に戻る
六本杉に戻り町石道を進むと有名な二つ鳥居
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:21
六本杉に戻り町石道を進むと有名な二つ鳥居
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
矢立茶屋で名物 焼き餅 を戴き元気をつけて登る 寺院の拝観は16時半なので急ぎます
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:21
矢立茶屋で名物 焼き餅 を戴き元気をつけて登る 寺院の拝観は16時半なので急ぎます
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
気を引き締めて鈴を鳴らす
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
気を引き締めて鈴を鳴らす
根本大塔の拝観は16:30まで急げ!でもしっかり読みます
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
根本大塔の拝観は16:30まで急げ!でもしっかり読みます
やっと大門に到着ー16時半真近でかけこみます
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
11/4 16:21
やっと大門に到着ー16時半真近でかけこみます
大門をくぐり進むと最後の1町石ー高野山町石道完歩
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:21
大門をくぐり進むと最後の1町石ー高野山町石道完歩
お目当ての根本大塔 ぎりセーフで鮮やかな立体曼陀羅を拝観できた
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
11/4 16:21
お目当ての根本大塔 ぎりセーフで鮮やかな立体曼陀羅を拝観できた
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
檀上伽藍敷地内に神社もある
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
檀上伽藍敷地内に神社もある
高野山は約800mの盆地。気温も低く紅葉が美しい
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:21
高野山は約800mの盆地。気温も低く紅葉が美しい
宿坊の夕食精進料理 朝の勤行は6時から住職のお話も含め7時半まで、その後 お茶を皆で戴き朝食
お風呂も入れます
2013年11月04日 16:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
11/4 16:21
宿坊の夕食精進料理 朝の勤行は6時から住職のお話も含め7時半まで、その後 お茶を皆で戴き朝食
お風呂も入れます
11/1 千手院バス停から小辺路はスタート
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
11/1 千手院バス停から小辺路はスタート
標識通りに金剛三昧院へは進まず右に曲がる
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
標識通りに金剛三昧院へは進まず右に曲がる
標識を見落とさず、特に人家エリアに入ったら案内通りに人家を通り抜けたりもするのです
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:22
標識を見落とさず、特に人家エリアに入ったら案内通りに人家を通り抜けたりもするのです
ちょっと案内が醜い 必ず案内板があるので探す
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
ちょっと案内が醜い 必ず案内板があるので探す
深い森と谷 民家もぽつりとある
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
深い森と谷 民家もぽつりとある
車道歩き 
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
車道歩き 
こんな標識も 和歌山県と奈良県を何回かまたぐ
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:22
こんな標識も 和歌山県と奈良県を何回かまたぐ
途中で山道に入る
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
途中で山道に入る
いのしし対策 電流が流れている
2013年11月04日 16:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:22
いのしし対策 電流が流れている
大股バス停から民家の急な生活道を伯母子岳に向けて登る 振り返ると美しい紅葉が
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
大股バス停から民家の急な生活道を伯母子岳に向けて登る 振り返ると美しい紅葉が
この先からきつい登り
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
この先からきつい登り
う回路は指導標がでている
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
う回路は指導標がでている
ここを過ぎると林道になる
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
ここを過ぎると林道になる
伯母子岳避難小屋手前の小さな滝 ここで水をとる
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
伯母子岳避難小屋手前の小さな滝 ここで水をとる
伯母子岳避難小屋 奥はトイレ 11/1から冬季閉鎖で今日が最後で私が独占
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
伯母子岳避難小屋 奥はトイレ 11/1から冬季閉鎖で今日が最後で私が独占
大峯奥駈おなじみの標識の小辺路バージョン 奈良県ですね
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:23
大峯奥駈おなじみの標識の小辺路バージョン 奈良県ですね
伯母子岳の紅葉は終わり
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
伯母子岳の紅葉は終わり
山頂から
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:23
山頂から
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
明日から冬季閉鎖でギリ泊まれた!
2013年11月04日 16:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:23
明日から冬季閉鎖でギリ泊まれた!
11/1 朝
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:24
11/1 朝
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
谷を回っていくので雨が続けば崩れそうだ 
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
谷を回っていくので雨が続けば崩れそうだ 
昔の往来に想像をはせる 
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
昔の往来に想像をはせる 
道中の安全を見守ってきたのだろう
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
道中の安全を見守ってきたのだろう
長い道路歩きのあと民家の脇を下り船渡橋を渡るー標識が頼りです
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:24
長い道路歩きのあと民家の脇を下り船渡橋を渡るー標識が頼りです
この辺は石畳が残っている 民家が数件あるが三浦峠まで急な登り
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
この辺は石畳が残っている 民家が数件あるが三浦峠まで急な登り
もはやアート
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:24
もはやアート
ここまで急登です
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
ここまで急登です
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
やっと三浦峠 道路が走っている
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
やっと三浦峠 道路が走っている
案内板で確認 ここからは下り
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
案内板で確認 ここからは下り
古屋倉跡の地蔵菩薩 守っている人がいるのです
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
古屋倉跡の地蔵菩薩 守っている人がいるのです
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
2013年11月04日 16:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:24
地獄のような車道歩きのあとやっと十津川温泉の柳本橋に出た。十津川温泉は源泉かけ流しでお肌ツルツルです。
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:25
地獄のような車道歩きのあとやっと十津川温泉の柳本橋に出た。十津川温泉は源泉かけ流しでお肌ツルツルです。
11/2 柳本橋を渡り果無峠に向かう
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:25
11/2 柳本橋を渡り果無峠に向かう
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:25
石畳が少し残っているー果無峠まで急な登り
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:25
石畳が少し残っているー果無峠まで急な登り
戸津川を見おろす 霧が立ち込めている
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:25
戸津川を見おろす 霧が立ち込めている
世界遺産碑
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:25
世界遺産碑
三十三観音石仏が見守る
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:25
三十三観音石仏が見守る
観音堂。脇に建物があったがあかなかった。水場とトイレがありテントが張れる。
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:25
観音堂。脇に建物があったがあかなかった。水場とトイレがありテントが張れる。
天候が下ってきて雲海が立ち込める
2013年11月04日 16:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:25
天候が下ってきて雲海が立ち込める
やっと着いた果無峠。そのまま下れば熊野本宮へ。ここで小辺路と別れる
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
やっと着いた果無峠。そのまま下れば熊野本宮へ。ここで小辺路と別れる
十七観音様でお別れーここから8時間の縦走が始まる。果無縦走路は大塔宮(護良親王)が鎌倉幕府の追撃から逃れた経路で一般登山道では無い
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
十七観音様でお別れーここから8時間の縦走が始まる。果無縦走路は大塔宮(護良親王)が鎌倉幕府の追撃から逃れた経路で一般登山道では無い
尾根を登ってすぐの果無山 標識ができていたのでびっくり
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
尾根を登ってすぐの果無山 標識ができていたのでびっくり
アート2
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
アート2
ひたすら尾根歩き
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
11/4 16:26
ひたすら尾根歩き
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
公門崩へと視界が開ける
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
公門崩へと視界が開ける
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
ブナの平 左に山腹線が走っているが主稜線をたどる
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
ブナの平 左に山腹線が走っているが主稜線をたどる
冷水山方面
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
冷水山方面
果無山脈最高峰 冷水山 
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
果無山脈最高峰 冷水山 
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
黒尾山手前で下に林道が並行
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
黒尾山手前で下に林道が並行
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
一度林道に降りすぐ先の私道脇の尾根をかき分け進む
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
11/4 16:26
一度林道に降りすぐ先の私道脇の尾根をかき分け進む
安堵山ー護良親王がここまで逃げれば追撃してこないだろうと安堵したことからつけられた山名といういわれ
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
安堵山ー護良親王がここまで逃げれば追撃してこないだろうと安堵したことからつけられた山名といういわれ
主稜線の杭を見逃さずに進む
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
主稜線の杭を見逃さずに進む
林道が尾根に並行して走っており2か所程尾根が通れず林道におりる。丹生からの登山者に会う
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
林道が尾根に並行して走っており2か所程尾根が通れず林道におりる。丹生からの登山者に会う
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
和田の森からは人工林で暗くなる。この後は人工林で暗い。
2013年11月04日 16:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
11/4 16:26
和田の森からは人工林で暗くなる。この後は人工林で暗い。

感想

大峯奥駈で紀伊の山々に魅せられ紀伊に通い始めたが、いつか辿りたいと思っていた秘境 果無山脈をやっと縦走できた。果無山脈へのアクセスが非常に悪く日数がかかるので、高野山町石道、熊野古道小辺路を繋ぎ果無峠から入り丹生の川に抜ける逆コースを設定しました。紀伊田辺に入るので最後は温泉で汗を流したかったのだがヤマセミの郷 温泉館が11/1より閉鎖の為 急遽十津川温泉で泊まることにした。果無山脈の逆コースは記録が無く十津川温泉から10時間超が見込まれるので、果無峠で判断し時間がかかりすぎるなら小辺路をそのまま熊野本宮下ることにしたが時間は押していたがビバーク覚悟でやはり果無山脈に入った。全体を通し昔の人々が歩いた路を辿り歴史や人々の暮らしに思いをはせるロングルートを大満喫し、思いがけないホスピタリティに大感激した旅になった。
今回一番の脅威はクマだった。高野山は観光客が通るので情報を公開しているが十津川あたりからは普通に熊が出るところなので情報は特にだしていない。平日で単独行なので多分誰にも合わないだろうと鈴を2個と笛を持っていった。

高野山町石道
上古沢駅で切り上げるという観光客の方と連れになり六本杉までつかず離れずで歩く。丹生都比売神社はお薦め。町石にこだわらなければ東回りで二つ鳥居まで行ける。二つ鳥居で上古沢から来たという外国人2人と会う。ガンガン降りて矢立に到着し茶屋で花坂名物の焼き餅とお茶で生き返る。ここからは登りでひたすら町石の数を数えながら登る。拝観時間が迫っており時間との勝負だが、色々名所がでてきて結局全部読んでしまう。最後の急登を登り大門に到着!もうすぐ拝観終了時間なので大急ぎで最後の1町石を確認し大伽藍根本大塔に駆け込む。ギリギリセーフで有名な曼陀羅を拝観できた。高野山は盆地で寒い。宿坊でお風呂を戴き汗を流し精進料理を堪能しゆったり過ごす。

小辺路  十津川温泉まで 魔の車道歩き
出発が遅くなるが朝の勤行は折角高野山に来たので参加した。外国人も多く今回お茶はドイツ人僧侶から戴き会話は英語まじりだ。
和歌山県作成街道マップは左から右にルートが書かれてあり北が上に書かれている地図を見慣れている登山者には方位がわかりずらく車道なのかもわからず見ずらい。昔の古道が全て残っているわけではなく車道歩きも部落の道も変わり標識を見落とさないように歩く。なぜこんな不便な山奥にというところに民家がぽつりぽつりと残っている。龍神スカイラインの登りでは自転車で頑張る3人とエールを交わしひたすら歩く。途中で宿坊で戴いた和菓子を食べパワーアップ。隠れ郷というしかない深い山と谷の道を更に歩き大股バス停まで降りる。ここでおにぎりを食べ気合を入れて伯母子峠へと向かう。峠手前からは斜度もゆるくなり手前で水を汲み程無く避難小屋に到着した。明日から冬季閉鎖と書かれてあり知らずに来たのでギリセーフ。山頂までわずかだが紅葉は終わっていた。護摩壇山へと連なる山並みからぐるっと360度のパノラマを楽しむ。避難小屋は天井が高く着込んで寝た。
朝焼けの美しい紅葉道を下る。所々崩れていたが通行できた。登山口までは下りで上西家跡、水ケ元茶屋跡等昔の面影が残る道をどんどん下る。登山口から車道におり川をぐるっと回り、民家横から橋を渡ると三浦峠までの急登が始まる。三十丁の水で一息入れ人工林を登っていくと三浦峠に到着。東屋と案内板が建っている。ここからは登った分下りだ。今西集落が見える所で森を整備しているという80歳のおじさん達にヒノキの杖を戴く。ストックは非常用とツエルト用でザックに括り付けているが、遍路道は杖の方が似合うよと下さった。魔法の杖パワーか疲れがとれスピードアップしてどんどん下る。ところがここから十津川温泉までの車道歩きが今回一番つらいものになった。今夜は十津川温泉泊まりと気を抜いたことでメール対応をしたりと予想以上に時間を食い血豆を作る。

果無山脈縦走 十津川温泉ー果無峠ーヤマセミの郷 太鼓と笛に導かれ、、、
写真で有名な果無部落を通り果無峠まで観音様に導かれて登る。天気が悪い。道迷いが無ければ尾根伝いなので17時までには降りられるだろうと予定通り果無山脈に入る。紅葉は盛りを過ぎたようだ。期待通りの静かな山々で、ブナの平は熊野の山々が水墨画のように広がりいつまでもいたい場所だ。山腹線がつけられているが主稜線を踏み外さず歩く。都落ちの人々がのがれ、更に隔離された十津川へと物資が運ばれたルートに思いをはせながら歩く。標識は最近できたようだが気を付けないと見過ごす。熊の糞が夥しくビビりながら歩いていたら音がして鹿が数頭逃げて行った。ミョウガタワを過ぎたあたりで作業の方たちと会う。水源の山整備の柵が張り巡らされている。安堵山へ向かう途中林道におりるところで登ってくる2人の女性と会う。南は舗装された林道が山と並行し、北側は私道が走り、登山路の標識は無いが尾根の主稜を辿る。私道に降りるところで登ってくる3人パーティと会う。連休だからか。どんどん人工林を下り和田の森到着が16時半。陽の暮れが早いのでめどがつくところまで急ぎたいと懐電を出す手間も惜しみ明瞭な急すぎる尾根を下ったがおかしいと思った時には林道に降りてしまった。地図で確認するとその林道はヤマセミの郷に通じていない。ここで懐電を出し枝をつかんで登り返す。懐電の光が弱く迷った地点で電池を取り換えたが電気がつかなくなってしまった。接触が悪いらしく強く押せば時々点灯する。GPSで確認すると郷は近いのだが急で道がほどんど見えない。ビバークするにしても平らなところが無い。考えていたら遠くに光が見えお祭りだろうか太鼓と笛の賑やかな音が聞こえてきた。方向は正しい!ヒノキの杖でつつきながら道を探り、元気を湧き起こす太鼓のリズムと笛の音に導かれて時間はかかったが無事郷の道路まで下った。民家の軒先で電池を入れ直し教えられた真っ暗な道路をヤマセミの郷まで降りる。ツエルトを張りヤマセミの郷には誰もいないので橋の向こうのお祭りの集会所までバス停を聞きに行く。民家周りを終え会食中で私も呼ばれて大いにごちそうになった。ビールのおいしかったこと!丹生の川の方々は過疎化を嘆いておられたが和気藹々と伝統を守り皆でお祭りを楽しんでいる。丹生神社の上神社だそうで、太鼓は伊勢系で明るいのだと説明された。翌朝 紀伊田辺に行くという方に同乗させてもらい色々興味深い話をお聞きしながら田辺駅まで送って戴いた。来年もお祭りの時期に行きたいものだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2414人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら