浅間山(浅間山荘~前掛山往復) [冠雪とカラマツ]
- GPS
- 06:33
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス | 浅間山荘に前泊 |
写真
感想
浅間山。
korisu06さんのレコを見てカラマツの紅葉の時期にぜひ訪れたいと思っていました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1618051.html
また、外輪山の黒斑山、蛇骨岳には登ったことがあるものの、前掛山に登らなければ百名山としての浅間山に登ったと胸を張って言いにくい感じもありながら、噴火警戒レベルの影響で行けないタイミングが続いていました。。
今回は警戒レベル1になっていますし、コロナの状況も落ち着いてきている今のタイミングを外すわけには行きません。
浅間山荘のコテージも予約できました。また姪家族との調整も付き、準備は整いました。
当初は土曜日に登山をして日曜日は浅間山荘の温泉に入ってゆっくりするという計画でしたが、前日の金曜日には低気圧の影響で首都圏にも冷たい雨が降りました。テレビでも山は雪になっていると言いますし、天気予報では浅間山では土曜日は風速20mの強風が吹くとのこと。直前に日曜日の登山に切り替えました。
これが功を奏して登山当日は朝から晴天で風もほとんどありません、気温もさほど低くなく、山頂の冠雪だけがやや心配でした。
朝食の替わりにお弁当にしてもらったおにぎりを食して朝6時に浅間山荘を出発。駐車場には続々と車が集まってきています。
一ノ鳥居、ニノ鳥居を越えて火山館へ。途中は朝日を浴びた剣ヶ峰や牙山が青空に映えて見えていました。
足元には雪も見えてきましたが、1cm程度であり、不安はありません。湯の平口に到達するといよいよ黄金色のカラマツが現れてきます。
さらに歩みを進め、賽の河原分岐を越えると、カラマツの上部分には霧氷が残って白と黄色の2色となっています。抜けるような青空と白と黄色のカラマツ、浅間山の斜面の残雪が素晴らしいコントラストを成しており、全く奇跡のような光景に感嘆の声をあげてしまいます。
前掛山に向かって高度を上げていくと今度は遠方に白くなった北アルプスの峰々が見えてきます。こんないいコンディションで登山ができるのは本当に幸せです。
足元は薄い雪ではあるものの多くの登山者によって踏み固められおり、やや不安定なので軽アイゼンを装着しました。出発前に気付いてザックに入れておいて正解でした。
火口壁の稜線を登っていって前掛山に到着。百名山82座目達成です。南東の方角には白くなった富士山の頂上も見えていました。
青空の下の景色を堪能して、下山です。前掛山から降りる頃にはカラマツの霧氷はほとんど消えてしまい、湯の平は黄色の平原となっていました。前泊して早立ちできたおかげで白と黄色の二つの違った光景を見ることができて本当にラッキーです。
美しいカラマツの森を越えて下山。ニノ鳥居からは往路とは異なる沢沿いのコースを取りました。落葉に彩られた不動滝や沢を眺めながら歩くことができて快適でした。
昼過ぎには予定通り浅間山荘に戻り、温泉で汗を流しました。
私のヤマレコエントリーも500を超えましたが、これだけ天候と色彩のコンディションに恵まれた登山は滅多にないことです。本当に山っていいですね。心からそう思える山行でした。
直ぐにでも浅間に行きたくなるレコですねー。
浅間は日常見ている山ですが、未だ訪れてません(黒斑は何回も行ってるのですが)。自分のレコにも記した通り是非とも訪れたいのですが、他の山に目を奪われたり、レベル2になったりでなかなか機会が作れませんでした。8月にレベル1になったので今年こそはと思っていたのですが、結局ワンコの介護もあって行けず仕舞いです。
来年こそ!
噴火警戒レベル、コロナの非常事態宣言など自分ではどうしようもない条件もうまく整いましたし、天候の面でもこの一日しかない、という絶妙のタイミングで登ることができました。
papibanさんも、機会がありましたら是非登ってみてください!
コメントありがとうございました。
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