八経ヶ岳,行者還岳〜鉄山,表情豊かな空がすばらしい


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,569m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
○目的
行者還岳〜一ノ垰のなだらかな奥駆道のブナ林の紅葉がいいのではないかと思い、八経ヶ岳・鉄山とセットでほぼ20年ぶりに歩いてみることに。
○大川口〜行者還岳
・大川口の神童子谷沿いの道路わきに駐車(数台程度可能)
・登山ポストに計画書を入れ、R309沿いにしばらく車道を歩く。
・小坪谷出合に架かる吊橋を渡り、小坪谷右岸沿いに続く登山道を辿る。
・やがて小坪谷を離れ小渓流を遡る。右折を明示する看板の通りに斜面を斜上する。
・一つ・二つ尾根を乗り越しては斜面をトラバースする。途中、足を踏み外せば谷底迄落ちるような、草木のない高い急斜面が続く。難路と言える。
・1箇所、本来であれば大きく高巻く必要がある大変危険な通過箇所があった。
・左側に土石流跡地を見ながら広い斜面をジグザクに登ると台高縦走路(天川辻)に出た。
・数分で行者還の避難小屋(ログハウス)に至る。中は極めて綺麗。
・行者還岳山頂へは山の東側を迂回して、梯子を何本か登り、山の北側からアプローチする。
・山頂は林の中。展望なし。看板と三角点あり。
・奥駆道との分岐から見る大普賢岳の景観がよかった。
○行者還岳〜弥山・八経ヶ岳
・ブナの美林の中のゆるやかな道。時折、木々の合間から周囲の山の景色が見える。
・紅葉は、期待する色ではなかった。黄色がかった木々もあれば、すでに葉を落としている木々も目立つ。早いのか遅いのかよくわからない。
・一ノ垰付近からトンネル西口分岐間は、昔は尾根上に道がついていたが、今は尾根の北側をトラバースしている。
・実は、尾根上から見る弥山方面の景色が素晴らしくいいのだが、残念ながら今は見れない状況である。
・弁天の森(タチクラ尾分岐)から聖宝ノ宿跡までは若干下り気味。
・この辺り、積雪期に苦労して歩いたことが思い出される。積雪期は樹木の葉がないこともあり、もっと疎林の景色だったが、この時期はとても豊かな森の景色が続く。
・聖宝ノ宿跡から弥山までは標高差350mの急斜面を登る。途中の見晴らし展望地から見下ろす一ノ垰付近の景色がよかった。
・弥山は登山者で大賑わい。日陰に積雪あり。写真撮影を行い八経ヶ岳を位目指す。
・弥山から一旦下って登り、八経ヶ岳に到着。青空が素晴らしくよい。明星ヶ岳方面の景色を見ながらしばらく休憩。
・弥山小屋へ戻る。
○弥山〜鉄山〜大川口
・弥山小屋とフェンスの隙間から小屋の裏手に出た。
・弥山小屋裏手は鹿よけの強固なフェンスが続いており、最初はフェンス沿いに進む。
・道があるとは思ってなかったので、北の方位を定めて歩きやすいところを選択したが、テープがある踏み跡があることに気づき、以降、それに沿って進む。
・あまり抵抗なく修復山に到着。
・そこからは北に延びる尾根沿いに進み、途中からテープに誘導されて東寄りの尾根に入った。(テープが無ければ多分直進してしまう)
・あとは尾根筋に下るだけと思ったが、一つ隣の尾根を下ってしまい、途中で気づいて復帰すること一度。
・鉄山へは岩場の急登を岩角や木の根を掴みながら体を上げて到着。大川口から登ってこられた方に写真撮ってもらう。
・鉄山の北側の見晴らしの良いキャンプ適地で弥山を眺めながら休憩。聖宝谷がよく見えたが、かなり斜度があり、自分が登るのは無理かなと思う。
・鉄山の下りはこの上なく急。500m真下に河原やR309号のガードレールが見える。500mの高低差で下部が見通せるところはそうそうないだろう。
・毎年この時期に依頼されているスギ花粉の調査をこの尾根で行い、無事下山。
○その他
・熊渡からの林道は12月1日まで通行止め。ただ、車は多く停まっていた。
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