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Yamareco

記録ID: 3668246
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

山伏〜大谷嶺〜八紘嶺〜希望峰(百畳峠からのピストン)

2021年10月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:57
距離
26.9km
登り
2,321m
下り
2,307m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:52
休憩
1:02
合計
12:54
5:46
7
5:53
5:53
8
6:01
6:01
11
6:12
6:12
10
6:22
6:23
47
7:10
7:12
18
7:30
7:32
34
8:06
8:19
15
8:34
8:36
13
8:49
8:49
40
9:29
9:30
96
11:06
11:12
56
12:08
12:30
51
13:21
13:21
2
13:23
13:23
93
14:56
14:59
42
15:41
15:41
17
15:58
15:58
21
16:19
16:25
29
16:54
16:55
16
17:11
17:11
60
18:11
18:14
6
18:20
18:20
8
18:28
18:28
6
18:34
18:34
6
18:40
18:40
0
18:40
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
百畳峠駐車場(無料/20台程度)
 
コース状況/
危険箇所等
●百畳峠〜山伏
登山口から百畳平まではすぐ。
百畳平からひと登りで山伏(2013.2)山頂に到着です。

●山伏〜大谷嶺
山伏山頂から大平沢ノ頭(1923)まではゆったりした尾根を辿ります。
大平沢ノ頭付近から尾根が絞られきて、下りきったところが新窪乗越。
乗越から大谷嶺まではこれまでとは打って変わって急峻な尾根へと変わります。
崩落地の縁を辿って3つの小ピークを経由して大谷嶺へ。
危険そうなところにはロープが張ってあります。

●大谷嶺〜八紘嶺
大谷嶺から五色ノ頭までは幅広の尾根を辿ります。
五色ノ頭を過ぎると再び尾根が痩せ始め、最低鞍部付近はロープが設置されています。
鞍部から高低差150mほど登り返すと八紘嶺に到着です。

●八紘嶺〜希望峰
四ノ池までは歩きやすいルートが続きますが、
1864の手前から1964.5(いくむし山)までは倒木地帯で真っ直ぐ歩けず、
ルーファイが必要でした。
また、北上する場合は1964.5の北の1620ピークからの下り出しで、
2方向に同じような幅の尾根が延びているので進行方向に注意。
※1964.5付近の軌跡は帰りのものがスムーズです
 
黎明の百畳峠からの眺め
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黎明の百畳峠からの眺め
百畳峠よりスタート。気温は2度。すっかり寒くなりました
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百畳峠よりスタート。気温は2度。すっかり寒くなりました
いきなり雰囲気の良い登山道
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いきなり雰囲気の良い登山道
百畳平より朝焼けと大無間山
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百畳平より朝焼けと大無間山
山伏小屋が見えました
山伏小屋が見えました
樹林の間から太陽が昇って来ました
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樹林の間から太陽が昇って来ました
樹林帯を照らします
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樹林帯を照らします
山伏の山頂直下で視界が開けると…
山伏の山頂直下で視界が開けると…
いきなりのドーンでした
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いきなりのドーンでした
いやはや
アップで(photo komemame)
5
アップで(photo komemame)
反対側にはお月さま
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反対側にはお月さま
(photo komemame)
昇る朝日と富士山をバックに。久々に見る串団子タイプの頂上標
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昇る朝日と富士山をバックに。久々に見る串団子タイプの頂上標
笊と布引
奥の左から聖〜赤石〜荒川三山
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奥の左から聖〜赤石〜荒川三山
アップで聖
アップで赤石
アップで悪沢〜中岳〜前岳。右奥にちょこんと飛び出ているのは塩見かな
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アップで悪沢〜中岳〜前岳。右奥にちょこんと飛び出ているのは塩見かな
大谷嶺方面に進みます
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大谷嶺方面に進みます
霜で真っ白
山伏を振り返ります
山伏を振り返ります
登山道にワイヤートラップ
登山道にワイヤートラップ
こちらはウインチ。林業の名残でしょうか
こちらはウインチ。林業の名残でしょうか
ゆったりした尾根道
ゆったりした尾根道
大平沢ノ頭から下ったところで南ア方面の眺望が開けました。赤石と荒川三山
大平沢ノ頭から下ったところで南ア方面の眺望が開けました。赤石と荒川三山
荒川三山アップで(photo komemame)
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荒川三山アップで(photo komemame)
こちらは笊と布引。奥に北岳と間ノ岳
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こちらは笊と布引。奥に北岳と間ノ岳
笊&布引アップで(photo komemame)
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笊&布引アップで(photo komemame)
北岳&間ノ岳アップで(photo komemame)
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北岳&間ノ岳アップで(photo komemame)
鳳凰三山
鳳凰三山と甲斐駒アップで(photo komemame)
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鳳凰三山と甲斐駒アップで(photo komemame)
正面に大谷崩が見えてきました
正面に大谷崩が見えてきました
新窪乗越に到着
新窪乗越より大谷崩
新窪乗越より大谷崩
新窪乗越から大谷崩を見下ろします。ここには登山道が通っているようです
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新窪乗越から大谷崩を見下ろします。ここには登山道が通っているようです
新窪乗越からはこれまではうって変わって急峻な尾根へと変わります
新窪乗越からはこれまではうって変わって急峻な尾根へと変わります
安倍奥東山稜。十枚山とか
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安倍奥東山稜。十枚山とか
大迫力。見えているのは1852かな
大迫力。見えているのは1852かな
大谷崩と正面のピークは1912でしょうか
大谷崩と正面のピークは1912でしょうか
崩落地の縁を辿って3つの小ピークを経由します
崩落地の縁を辿って3つの小ピークを経由します
振り返って山伏
大谷嶺まであと少し!
大谷嶺まであと少し!
ガレの縁から突如ぽっかりと開けた平坦地に出ました
ガレの縁から突如ぽっかりと開けた平坦地に出ました
ここが大谷嶺(1999.8)。2000mに20cmだけ足りないけど眺望の良さにビックリ
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ここが大谷嶺(1999.8)。2000mに20cmだけ足りないけど眺望の良さにビックリ
山梨県側では行田山というらしい。こんな良い山なのに山梨百名山じゃないのはなぜ?
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山梨県側では行田山というらしい。こんな良い山なのに山梨百名山じゃないのはなぜ?
山頂より。安倍奥東山稜
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山頂より。安倍奥東山稜
山頂より。安倍奥西山稜
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山頂より。安倍奥西山稜
山頂より。山伏と奥は大無間山と大根沢山かな
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山頂より。山伏と奥は大無間山と大根沢山かな
山頂より。聖〜上河内〜茶臼
山頂より。聖〜上河内〜茶臼
山頂より。笊&布引
山頂より。笊&布引
めずらしく早い時間からお腹が減って食料補給。「まだまだ先は長いな〜」の図
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めずらしく早い時間からお腹が減って食料補給。「まだまだ先は長いな〜」の図
さて、次のピーク八紘嶺に向けて出発です
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さて、次のピーク八紘嶺に向けて出発です
大谷嶺から五色ノ頭までは幅広の尾根
大谷嶺から五色ノ頭までは幅広の尾根
おー八紘嶺の先に富士山
おー八紘嶺の先に富士山
光に照らされたコケ
光に照らされたコケ
その中を進んでいきます
その中を進んでいきます
紅葉はこれからですがたまに赤
紅葉はこれからですがたまに赤
五色ノ頭から鞍部に向かって下っていきます。正面に八紘嶺
五色ノ頭から鞍部に向かって下っていきます。正面に八紘嶺
横を見るとこれから向かう七面山へと続く稜線
横を見るとこれから向かう七面山へと続く稜線
最低鞍部付近はロープ地帯
最低鞍部付近はロープ地帯
最低鞍部から八紘嶺に向けて登り返し
最低鞍部から八紘嶺に向けて登り返し
ウマ?それともキリン?
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ウマ?それともキリン?
八紘嶺まであと少し!
八紘嶺まであと少し!
八紘嶺に到着
眺望はありません
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眺望はありません
希望峰に向かいます
希望峰に向かいます
四ノ池までは穏やかな道
四ノ池までは穏やかな道
四ノ池には鳥居の跡
四ノ池には鳥居の跡
1864の手前から倒木が立ち塞がるように
1864の手前から倒木が立ち塞がるように
こんな感じが続きます
こんな感じが続きます
真っ直ぐ歩けません
真っ直ぐ歩けません
倒木をまたいだりくぐったりを繰り返しますが…
倒木をまたいだりくぐったりを繰り返しますが…
1964.5(いくむし山)には近づくことができず…
1964.5(いくむし山)には近づくことができず…
東側から巻きました
東側から巻きました
東側は踏み跡はありませんが倒木がないだけマシ
東側は踏み跡はありませんが倒木がないだけマシ
1964.5付近を過ぎると徐々に落ち着き始めます
1964.5付近を過ぎると徐々に落ち着き始めます
倒木の処理で思いの外時間がかかってしまいました
倒木の処理で思いの外時間がかかってしまいました
歩くこと6時間以上、ようやく希望峰に到着です
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歩くこと6時間以上、ようやく希望峰に到着です
希望峰より。白峰三山。北岳〜間ノ岳〜農鳥
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希望峰より。白峰三山。北岳〜間ノ岳〜農鳥
アップで北岳〜間ノ岳〜農鳥(photo komemame)
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アップで北岳〜間ノ岳〜農鳥(photo komemame)
希望峰より。塩見〜悪沢
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希望峰より。塩見〜悪沢
アップで塩見と蝙蝠(photo komemame)
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アップで塩見と蝙蝠(photo komemame)
アップで悪沢(photo komemame)
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アップで悪沢(photo komemame)
希望峰より。目の前に笊&布引山が近い
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希望峰より。目の前に笊&布引山が近い
笊&布引がデカイ(photo komemame)
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笊&布引がデカイ(photo komemame)
希望峰より。笊&布引山〜稲又〜青薙山ちょうど所ノ沢越の奥に聖とその隣に上河内
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希望峰より。笊&布引山〜稲又〜青薙山ちょうど所ノ沢越の奥に聖とその隣に上河内
アップで聖(photo komemame)
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アップで聖(photo komemame)
アップで上河内(photo komemame)
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アップで上河内(photo komemame)
希望峰より。青笹山〜山伏
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希望峰より。青笹山〜山伏
いやぁ〜良い天気ではるばる来た甲斐がありました。3000m以上は雪が積もってましたが2000m台は緑
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いやぁ〜良い天気ではるばる来た甲斐がありました。3000m以上は雪が積もってましたが2000m台は緑
さて、下山開始です
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さて、下山開始です
下山といっても、今回のルートは標高を下げるわけではないので6時間は覚悟
下山といっても、今回のルートは標高を下げるわけではないので6時間は覚悟
帰りはピンクテープを拾っていると自然と1964.5(いくむし山)に導かれました
帰りはピンクテープを拾っていると自然と1964.5(いくむし山)に導かれました
1964.5からの下りも倒木の弱点をついて比較的歩きやすいルートができていました
1964.5からの下りも倒木の弱点をついて比較的歩きやすいルートができていました
四ノ池まで戻りました。どこに池があったんだろ?
四ノ池まで戻りました。どこに池があったんだろ?
「七面大明神 南無妙法蓮華経 四之池」と書かれた板
「七面大明神 南無妙法蓮華経 四之池」と書かれた板
八紘嶺が見えてきやしたぜ
八紘嶺が見えてきやしたぜ
樹林帯の中をボテボテ進みます
樹林帯の中をボテボテ進みます
八紘嶺付近はガス。南側から上がっているようです
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八紘嶺付近はガス。南側から上がっているようです
八紘嶺まで戻りました。あと半分くらいかな
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八紘嶺まで戻りました。あと半分くらいかな
最低鞍部付近のロープ場1
最低鞍部付近のロープ場1
最低鞍部付近のロープ場2
最低鞍部付近のロープ場2
五色ノ頭を通過
ガスの間から太陽が出てきました。いい雰囲気
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ガスの間から太陽が出てきました。いい雰囲気
八紘嶺から大谷嶺までが長く感じました
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八紘嶺から大谷嶺までが長く感じました
1901付近は立ち枯れ地帯
1901付近は立ち枯れ地帯
笊〜悪沢〜赤石。稜線の北側は依然として晴れ
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笊〜悪沢〜赤石。稜線の北側は依然として晴れ
大谷嶺まで戻りました
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大谷嶺まで戻りました
ガスを纏った山伏
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ガスを纏った山伏
大谷嶺はホント眺望が素晴らしい
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大谷嶺はホント眺望が素晴らしい
大谷崩を振り返ります
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大谷崩を振り返ります
新窪乗越まで下ります
新窪乗越まで下ります
新窪乗越を通過
笊&布引
北岳〜鳳凰三山
大平沢ノ頭を過ぎたあたりからヘッデン
大平沢ノ頭を過ぎたあたりからヘッデン
静岡市街の街の明かり
静岡市街の街の明かり
黒々とした山伏
すごい形の木。Z型
すごい形の木。Z型
山伏まで戻りました
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山伏まで戻りました
あとは下るだけ
シルエット富士
百畳峠の駐車場まで戻りました。お疲れ様でした!
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百畳峠の駐車場まで戻りました。お疲れ様でした!

感想

希望峰と安倍奥を繋ぎました。

それにしても安倍奥は遠かった。
「畑薙よりは近いでしょ」と高を括ってましたが、
畑薙に行くよりも道が狭くグニャグニャ。
新静岡からみっちり2時間ほどかかりました。

山行も長かった。
でも、穏やかな尾根に痩せ尾根。山伏からの眺望と大谷嶺からの眺望、大迫力の大谷崩。
倒木地帯のルーファイなど変化もあり、
何より全体を通して樹林帯の雰囲気が良くて気持ちよく歩けました。

誰とも会うことのない山行となりましたが、
帰路にヘッデンで森の中を歩いていると鹿の光る目がそこらじゅうに。
昼間は人間の姿を見るとすぐ逃げ出すのに、
夜になるとじっとこちらの様子を伺っています。
連れ去られて捕虜にされたらどうしよう、
とヘンな妄想をしてしまって怖かった。
 

希望峰についたとき、歩き始めて6時間も経っていたことに驚く。
気持ち良い天気だったし、そんなに歩いた感じがしなかったから。
しかし帰りもたっぷり6時間+α!!!
疲れが出てしまい、のろのろ歩きに…。
大谷嶺に戻るのがいちばん長く感じました。
しだいに辺りは暗くなってきたけど比較的分かりやすく歩きやすい道だったことが救い。
良かったのは朝焼けの富士山、昼間の富士山、陽が落ちてからの富士山、
1日でいろんな姿の富士山を見ることができたこと。
ちょっと長いけど、いいところだった、と思う。

おしまい。

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