初雪纏う槍・穂高連峰に瞠目‼「蝶ヶ岳＆大滝山」

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,834m
• 下り: 1,821m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:20

距離 17.8km 登り 1,834m 下り 1,833m

4:55 三股駐車場
5:05 5:06 三股登山口
5:27 5:28 ゴジラみたいな木
6:06 まめうち平
6:36 6:37 蝶沢
7:07 7:11 第二ベンチ
7:25 最終ベンチ
7:38 7:39 大滝山分岐
7:51 8:29 蝶ヶ岳
8:36 8:37 大滝山分岐
9:00 9:01 崩沢山
9:31 鍋冠山・小倉分岐
9:36 9:50 大滝山北峰
9:51 9:52 大滝山荘
9:57 10:20 大滝山
10:25 大滝山荘
10:30 鍋冠山・小倉分岐
10:58 崩沢山
11:25 大滝山分岐
11:30 11:31 最終ベンチ
11:37 11:40 第二ベンチ
11:57 蝶沢
12:21 12:24 まめうち平
12:50 ゴジラみたいな木
13:06 三股登山口
13:15 三股駐車場

天候

快晴♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●三股登山口の第1駐車場を利用
・第1駐車場は約50台は駐車可能だが、朝5時には満車
・第1駐車場から500mほど下方の第2駐車場（20台程度）有り
・第1駐車場には奇麗なトイレ有り

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：4.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）岩場等の頻度及び危険性等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：約10人】


◆ルートの状況（三股登山口〜蝶ヶ岳）
・標高1800m〜2500m付近は、木製階段が数多く設置されているが、技術難度の高い箇所は特段なく、全区間で歩きやすい登山道となっている。
・ただし、標高2100m以上は登山道にも雪が積もっているが、全区間でトレースがしっかりあり、夏道を利用。
・特に下りは下方まで滑落するような危険性はないものの、スリップし易いので簡易アイゼン等の滑り止めを装着した方が歩きやすいだろう。
・山頂周辺は、360度の大展望が見渡せ、特に穂高岳＆槍ヶ岳が大迫力で間近に見え
る。

◆ルートの状況（蝶ヶ岳〜大滝山）
・南斜面は登山道に雪がない区間もあるが、全体の95％以上は登山道に雪が積もっているおり、深いところで20〜30cmのところもある。
・蝶ヶ岳ルートに比べ、登山者が少なく、踏み固められたトレースはないが、数人分のトレースがあり比較的歩きやすかった。特段危険性を感じる箇所はない。
・ルートは標高差150mを下り、同標高を登り返していくイメージで、大半は樹林帯歩きで眺望は悪い。ただし、大滝山の山頂付近の風衝地は樹木もなく視界が開けているため眺望は良い。

写真

10/24 4:53

標高1280mの三股駐車場から出発！
日の出まで1時間、暫しナイトハイク。

10/24 5:04

駐車場から800m（10分）ほど歩き、三股登山口に到着。
登山ポストはココにある。

10/24 5:05

蝶ヶ岳まで6.2kmか〜、登山口から山頂まで標高差1300m強を登っていこう！

10/24 5:13

まずは本沢に沿って歩き、吊り橋を渡る。

10/24 5:26

今日も健在の「ゴジラみたいな木」をライトアップ。

10/24 5:40

日の出時刻が近づき、東の空がオレンジ色に染まり始めた。

10/24 5:50

徐々に見え始める常念岳。
お〜、結構白くなってるね〜

10/24 6:02

標高1800mを越えると木々が白くなってきた。

10/24 6:04

標高1916mの「まめうち平」に到着。

10/24 6:07

木々に雪が積もっているが、足元の雪は少なく普通に進む。

10/24 6:36

朝日があたり始めた常念岳。

10/24 6:35

標高2100mを越えると雪が多くなってきた。

10/24 6:38

上りなら滑り止めなしでも歩けそうだが、ここからチェーンアイゼンを装着。

10/24 6:50

数多く設置された木製階段を登り標高を上げる。

10/24 7:20

再び常念岳を眺める。
稜線は雪が少なそうだ。

10/24 7:24

標高2500mを通過。

10/24 7:39

標高2615mの大滝山分岐まで登れば、蝶ヶ岳はあと僅か。

10/24 7:43

東側の眺望を眺めながら蝶ヶ岳の山頂に向かう。

10/24 7:50

蝶ヶ岳ヒュッテと北側に延びる常念岳までの稜線。

10/24 7:51

久しぶりの蝶ヶ岳の山頂に到着。

10/24 7:51

標柱にタッチ！

10/24 7:56

では、蝶ヶ岳からの眺望を楽しもう！
じゃーん、槍・穂高連峰。

10/24 7:48

まずは、右から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳。

10/24 7:49

槍ヶ岳のアップ〜♪

10/24 7:51

カッコいいね〜♫♫

10/24 7:56

続いて穂高岳。
右から北穂、涸沢、奥穂、前穂。

10/24 7:56

奥穂と涸沢岳のアップ。
ザイテングラードは真っ白だな〜

10/24 7:52

北側の野口五郎岳周辺の稜線は更に白い。

10/24 7:55

南西方向には焼岳も良く見える。

10/24 7:55

更に焼岳の南側には乗鞍岳と

10/24 7:55

御嶽山まで一望。

10/24 7:52

蝶ヶ岳の南側には、最終目的地の大滝山を確認。

10/24 8:29

では、大滝山に行ってみよう！

10/24 8:34

一旦、標高2615mの大滝山分岐に戻る。

10/24 8:38

本日は、スリーシーズン用の登山靴だったので、この先ノートレースが心配だったが、数人分のトレースがあり、予定通り行けそうだ！

10/24 8:46

分岐から標高差150mを下り、

10/24 8:49

大滝山まで同じく標高差150mを登り返していく。

10/24 9:01

P2542を通過すると小さな池があり、既に水面は2cmほどの厚さに凍ていた。

10/24 9:01

氷の中には落ち葉がいいアクセントだなぁ。

10/24 9:07

では、大滝山に登り返していこう。

10/24 9:23

ようやく正面に大滝山（北峰）が見えてきた。

10/24 9:30

鍋冠山・小倉分岐を通過。
鍋冠山方面のルートにもトレースあり。

10/24 9:34

蝶ヶ岳から約70分ほどで大滝山（北峰）に到着。

10/24 9:33

大滝山（北峰）から南西側の松本、塩尻市街方面を眺める。

10/24 9:33

南アの背後には富士山がお出まし。

10/24 9:50

北峰から3分ほど歩くと大滝山荘を通過し、大滝山（南峰）に向かう。

10/24 9:53

大滝山の山頂周辺は平らな場所が多い。

10/24 9:56

北峰から10分弱歩くと大滝山（南峰）に到着。

10/24 9:57

大滝山（南峰）かな眺める槍穂は蝶ヶ岳の稜線が邪魔をして山頂部しか見えない。

10/24 9:57

でも、西側は良く見渡せる。
左から乗鞍岳、霞沢岳、焼岳。

10/24 9:57

乗鞍岳のアップ。

10/24 9:57

御嶽山のアップ。

10/24 9:58

大滝山（南峰）からも北峰同様に南東方向は良く見える。
左から八ヶ岳、富士山、南アルプスが一望。

10/24 10:19

大滝山（南峰）から北峰を望む。
では、戻ろう！

10/24 10:27

再び大滝山（北峰）に戻り、蝶ヶ岳までの稜線を歩いていく。

10/24 10:27

お〜、鹿島槍は真っ白だな〜♫

10/24 10:40

復路も標高差150mを下り、

10/24 11:01

正面の蝶まで登り返していく。

10/24 11:24

蝶ヶ岳手前の大滝山分岐に到着。
復路は蝶ヶ岳に寄らず、そのまま下山。

10/24 11:34

下山は滑り止めがないと安心して歩けない感じだ。

10/24 11:56

あれ〜、早朝は雪が見えた常念岳だが、南斜面は明かに雪が少なくなったようだ。

10/24 12:20

再びまめうち平まで下り小休止。

10/24 12:45

あとは、カラマツの紅葉を楽しみ、

10/24 12:48

迫力が出るようゴジラみたいな木を撮影しながらどんどん下っていく。

10/24 12:52

力水の水場は水量も豊富。
でも、今日は寒くて水が補水する必要もなかった。

10/24 13:04

三股登山口に到着。

10/24 13:07

最後は林道歩き。
林道脇にはお猿が日向ぼっこ中。

10/24 13:13

お疲れさまでした！

撮影機器：

Canon PowerShot G5 X Mark II Canon

感想

Joker

2週間ほど前まで暖かい陽気が続いていましたが、新潟の山々もあっという間に白くなってしまいました。
本日は、初雪で白くなった槍・穂高連峰を眺めようと展望台的な蝶ヶ岳に登ってみました。
また、南側にある大滝山は未踏だったので、おまけで足を延ばしてみました。

標高1800m以上まで登ると針葉樹の森が雪景色に変わり、徐々に標高を上げると久しぶりの白銀の世界にテンションもマックス（笑）
昨日は風が強かったようですが、比較的穏やかな陽気と抜けるような青空の下、気持ちよく北アルプスの稜線を歩くことができ、満足度が高い山歩きとなりました。

蝶ヶ岳からの眺望も期待通りの大迫力。
岩峰と雪の純白のコントラストが美しく、息をのむような絶景をたっぷりと堪能しました。
やっぱり、雪山はいいですね〜♪♪


＜初日の奥三界岳に戻る＞
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＜初日の富士見平高原に戻る＞
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蝶ヶ岳と大滝山の山頂から眺める絶景をドローン撮影してみました。
初雪に覆われた北アルプスの美しさをご覧ください。