平ヶ岳【百名山】=>尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯


- GPS
- 07:51
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,835m
- 下り
- 1,821m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:49
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:国道352号→国道121号→国道400号→西那須野塩原IC |
その他周辺情報 | 【尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯】 泉 質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉) 泉 温:63.5℃ 料 金:500円 営業時間:通年 6:00〜21:00 (冬季は12:00〜20:00) 定休日:無休 駐車場:20台 住 所:福島県南会津郡檜枝岐村字上ノ台208-1 |
写真
感想
山小屋がなく、テント泊も禁止のため、往復20キロの道のりを日帰りする必要があり、登山口もものすごい山奥なため、ある意味では百名山最難関とも言われる平ヶ岳。ようやく、念願かなって本日登ってきました。
新潟県側から登山口にアプローチして車中泊し、日の出(5:45頃)とともに歩きはじめ、山頂に登頂後、無事に8時間弱で下山できました。
これで、百名山の登頂50座目となり、登山人生の一つの大きな目標を達成することができました。紅葉や山頂付近の湿原は素晴らしく、50座目をこの山にしてよかったです。
アプローチの国道352号は、奥只見湖(魚沼市)、尾瀬(檜枝岐村)のどちらからアプローチしても、台風19号の影響等はほとんど感じられず、全く問題ないです。ただし、奥只見湖側はセンターラインのない、ものすごいワインディングロードが延々と30kmほども続く道ですので、慣れていない人は多少遠回りになっても尾瀬側からのアプローチをおすすめします。自分は学生時代に六甲山の峠道で散々鍛えたので、対向車が来ない真夜中に走るのは気持ちよかったですが。
登山道も問題となる箇所は殆どありません。乗り越えることができない倒木が4本ほどあり、迂回する必要があります。(うち台倉清水の手前の1本は迂回路がまだ藪の中で多少歩きにくいです。)また、ギャップの大きな露岩の箇所が数カ所あり、登りはほぼ問題がないですが、下りは通過に苦労し、時間がかかる人もいるでしょう。実際に5人ほどを下りで抜きましたが、3人ほどは苦労されていて、びっくりするぐらい遅かったです。
多くの人が時間を要する理由を書いてますが、基本的には体力勝負です。距離20km、標高差1300mを、この時期だと日の出ている11時間で歩ききれるかの問題です。日の出ている時間が2〜3時間は長い夏の時期は、日当りの良い尾根道なので暑さとの戦いがプラスされてしまうと思います。自分は8時間を切って歩ききりましたが、このペースで歩き通せる人はそうはいないと思います。(今日も、まだ暗い5時ごろにヘッデンを付けて出発した人も含めてすべて抜き去り、トップで下りてきました。)過信せずにヘッドライトや懐中電灯、予備の食料などを持参し、万全の準備をして登る必要があると思います。途中の水場は期待できません。どうしても、水を補給したい方は玉子石から山頂へ向かう木道の脇にある沢の水が最も期待できると思います。
標準コースタイム:11時間50分
自己コースタイム:7時間39分
コースタイムレート:0.65
通過した三角点
三等三角点「赤川表」標高1695.32m(台倉山)
二等三角点「平岳」標高2139.59m(平ヶ岳)
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