飯豊連峰 大日杉小屋〜本山


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 2,166m
コースタイム
08:45 地蔵岳
10:45 切合小屋
12:30 本山小屋
12:45 飯豊本山
13:50 切合小屋
17:40 大日杉小屋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者は少なく、この日の駐車場は2台のみでした。 大日杉小屋までの道路は問題無く通行出来ますが、 川入方面(飯豊トンネル方面)は現在も通行止め。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
種蒔の沢から本山までは大部分が雪道。 雪の深さは深い所で踝程度なので、アイゼンは使いませんでしたが、 下山時に稜線から種蒔の沢へ下る際、傾斜があるのでツボ足だと怖いかも。 念の為、アイゼンは持参した方が良いかと思います。 切合小屋〜草履塚までの道が雪で隠れて判りにくいので、 ガスで視界が悪い時は道迷いに注意。 御秘所の岩場は雪が付いておらず、鎖も利用できました。 切合小屋と本山小屋は無人。 まだ積雪量は少ないのでどちらも1階から出入り出来そうですが、 本山小屋のドアは凍りついていて開きませんでした。 頑張れば開けられそうですが、2階の出入口を利用した方が良さそうです。 切合小屋の方は問題なし。 水場は、種蒔の沢は利用可能でしたが、それ以外は未確認。 |
写真
感想
たぶん、今年最後となる飯豊登山。
雪で登頂が困難になる前に、最後に本山に登りたく思い、週末に飯豊連峰へ出かけてみた。
出来る事なら1泊2日で本山に登りたかったが、翌日の日曜日は天気が荒れそうなので土曜のみの日帰り登山にした。
登山口の大日杉小屋を出発し、種蒔山の肩へと続く尾根道を進む。
麓はまだ紅葉が残っていたが、登るにつれて山は寒々としてくる。
種蒔山の沢へ下る道から登山道は雪で覆われ始め、それ以降の本山へ繋がる道は大部分が雪道になった。
しかし、まだ雪は浅く、歩行を妨げる程では無い。
去年の同時期にも飯豊には訪れているが、その時に比べると雪は少なく、深くても踝程度。
本格的は積雪はまだまだこれから、という状態だった。
雪で難所化しているような箇所は無く、アイゼンを付けなくても問題はなかった。
稜線上は天気が良く、終始ガスに包まれる事も無し。
気温は5℃位で、やや低めだが日差しがあるので暖かく、風も弱い。
この時期としては珍しい位の登山日和で、持参したシェルを羽織る事もなく本山頂上まで到着した。
本山に到着したのは13時前。
まだ昼だけど今の時期は日が短く、もう陽は傾きつつある。
今年最後となるであろう、本山からの眺めをもうしばらく眺めたい気持ちであったが、
日没まで、残り時間はあと3時間半。
明るいうちに稜線を降りないと、後が辛くなるので急ぎ足で下山に取り掛かる。
稜線を降り、地蔵岳まで戻った頃に日が沈み、あとはヘッドランプの明かりを頼りに暗い登山道を下る。
周囲の景色は真っ暗で何も見えず、曲がりくねった登山道の景色は、
いくら歩いても、まるで無限ループしているかのように変わらない。
迷うような箇所は無いので視界が無くても辿るのは容易であるが・・・
木の根がビッシリと張り出した登山道なので、濡れた状態だと滑り易く、
よ〜く足元を照らさないとツルっと滑る。
滑り落ちたら危ない箇所もあるので、最後の1時間は体力だけでなく精神的にも辛い行程となった。
でも、まぁ、このくらい辛い方が飯豊らしいかもしれない。
今年、5回目となる飯豊登山であったが、最後となる今回も充分な程に疲れさせ、登山の満足感を与えてくれた。
また来年もこの感覚を味わいたく、飯豊に通う事になるだろう。
実に、味わい深い山である。
いい天気でしたよね、この日は
アイゼンのサビ落としもされたみたいで、Luskeさんの冬山始動ですね
僕の飯豊は年に一回のペースなので、来春が待ち遠しいです
今日は午後から平地で10cm以上積雪がありました。
2千メートル級の山々はおそらく本格的な冬になったでしょう
晴天の飯豊はいいで〜
日が短いので急ぎ足の登山でしたが、終始快晴に恵まれ良い一日になりました。
アイゼン、予想してたとおり錆びだらけになってました^^;
爪も鈍っていたのでメンテしてから持参したかったのですが、面倒なので後回し。
未だに私のアイゼンはサビサビです。。。
今週からは本格的な降雪になりそうなので、早くメンテせねば
Luske山の季節かな!
この日までは降っては溶け降ってはとけだったのでしょうか、意外に雪がついていないのに驚きでした。
去年の今頃は、切合小屋で膝までの雪だったのですが、今年は少なかったです。
少し残念な感じもしましたが、おかげで本山まで行けたので、これも良しです
いよいよ雪山の季節ですね
一年を通して、一番好きな季節です。
この時期になると、次はどこの山に行こうか、妄想が止まりません。
早くラッセルしたいなぁ〜
初めてコメントさせて貰います。
いつも登山記録を拝見しています。精神力・体力共すごいですの一言です。
この日は私も目洗清水まで歩いてきました。時々、雪面に足跡がありどこまでかな〜、と思いつつ下山しました。
ヤマレコ記録に又、おじゃまします。山形は昨夜から雪降りです。
拙い記録ですが、御覧いただき嬉しく思います
今週からは降雪が一気に増えそうなので、飯豊を訪れるのはこの日が今年最後のチャンスだったかもしれませんね。
お互い、良い日に飯豊に訪れましたね
山形はもう雪ですか
そんな話を聞くと、今週末は山形方面にラッセルしに出かけたくなりますが・・・
車のタイヤ交換しないと危なそうですね
今週末は、山よりも先にタイヤ交換すべきでしょうか・・・
冬用のタイヤで安全・安心して山形の山においで下さい。
150年前の古道・・・西山新道(塩の道)を歩いています。長井市〜小国町〜村上市へ通じた道です。
拙いブログですが、ヤフーで okusan2005 検索
『奥さんの晴歩雨読』です。時間ありましたら覗いて下さい。
かんじきで初ラッセルしたいです。
今週末、天気はあまり良さそうではありませんが、
初ラッセルが楽しめそうな気配ですね。
タイヤ交換を済ませたら、山形方面へ行ってみたいところです。
ブログをやっておられるのですね。
後ほど伺わせていただきます
Luskeさん、こんばんは。
いきなりコメント欄に私のPRで済みませんでした。
今日は寒波・降雪もおさまり長井地方は暖かく良いお天気でした。
今回の降雪で山岳道路には雪が残り、良いタイミングで飯豊連峰の登山が出来たと思います。
こちらからのアクセスだと、かんじき持参で倉手山がいいです。
いえいえ、ブログ紹介ありがとうございます。
早速拝見させて頂きましたが、写真が素晴らしいですね。
私も登った事がある山の写真が幾つかありましたが、
私の撮影したものとは、明らかに出来が違う・・・
腕の違いを感じさせられました
またお邪魔させて頂きます!
今日は比較的暖かったですが、もう飯豊はすっかり雪山でしょうね。
これからの時期、飯豊は無理でも倉手山は良さそうですね。
実は、私はまだ倉手山に登った事がありません^^;
飯豊の眺望が素晴らしい山、と聞いてはいるのですが、
いつもスルーし、飯豊山荘へ向かってしまいます。
冬に登ってみたい、と常々思ってましたので、今年訪れてみたいものです。
陽が短くて早出が必要な時期ですけど、
今回の鳥の雲のように遅くないと見られなかった
景色があるので天候次第で柔軟にいくのもいいかも
しれませんね。
でも最後の大日杉小屋の写真はちょっと怖いなぁ。
雪を纏った山、眺めるだけでも満足な気分。
寒さに身体が慣れるまではヤマレコで
登ったつもりに
そろそろプロフィールの写真も冬山仕様ですね。
こんにちは。
Luskeさんからみたら倉手山は里山の延長で全然物足りないと思います。雪山なら駐車場付近から直登して登山道を下る周回コースも良さそうですね。
山頂から飯豊連峰がパノラマに見えるのは良いです。飯豊山は遠くなります。
ご存知だと思いますが小国町内の車の通行規制
http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/stop/stop.html
飯豊町(大日杉口、五枚沢口)は情報開示が無く、役場に電話して聞く方法です。本日、役場に大日杉口の車状況を確認したら詳細は不明でした。
多分、今週の雪で入れないでしょう?との回答でした。
この日は夕方になっても天気が崩れず、最後まで素晴らしい景色を眺める事が出来ました
最後のヘッドランプ下山は辛かったですね。
やはり、真っ暗な山道は怖いです
大日杉小屋もお化け屋敷みたいで少し不気味でした。
そういえば、プロフ写真がバイクのままだったので、
ピッケル写真に戻しました。
こちらも冬山仕様であります
今期、飯豊は無理だとしても倉手山であれば行ってみたいと思っておりますので、道路情報参考になります。
情報、ありがとうございます
私、それほどタフではありませんので、厳寒期でしたら倉手山位の距離が丁度いいかな、と思っております。
地図を見る限りでは、山頂まで2Kmほどの距離のようですが、それだけの距離をラッセルすればお腹一杯になれそうです
一度、真っ白な飯豊のパノラマを見てみたいものです。
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