記録ID: 3685747
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ハイキング
日光・那須・筑波
中倉山〜沢入山 * 夢心地の稜線歩き *
2021年10月30日(土) [日帰り]
栃木県
ピアソラ
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:29
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,117m
- 下り
- 1,101m
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日帰り
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:14
距離 14.8km
登り 1,121m
下り 1,115m
13:23
ゴール地点
○ CT（標準） ： 4時間50分 ＋ α（孤高のブナ〜沢入山間のCT不明）
○ CT（実績） ： 5時間00分（休憩含まず）
○ CT（実績） ： 5時間00分（休憩含まず）
| 天候 | ○ 天気 ： 快晴。 ○ 風速 ： ほぼ無風。 ○ 気温 ： 肌寒い程度（5℃くらい）。 ○ 視程 ： 長め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・04:15 {自宅} - 06:50 銅親水公園駐車場 ※高速利用：桜川筑西IC〜壬生IC、鹿沼IC〜清滝IC ※駐車場：無料（約40台） ○ 復路（約176km） ・13:30 銅親水公園駐車場 - 13:50 国民宿舎かじか荘（銀山平） ・14:45 国民宿舎かじか荘（銀山平） - 18:15 {自宅} ※高速利用：太田桐生IC〜つくば中央IC ※途中、食事の時間を含む（15分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 総距離：約14km、累積標高：約1300m。 ○ 銅親水公園を起点に、中倉山、沢入山をピストンするコースです。 ○ 非正規のルートらしく『山と高原地図』にもコースは掲載されていません。 但し、道標等はそこそこ整備されており、トレースも明朗です。 ○ 登山口までは仁田元川沿いの林道を小1時間歩いてアプローチします。 ○ 登山口から中倉尾根の主稜線までは標高差約500mの急登が続きます。 ○ 中倉尾根の北側（松木渓谷側）は山肌が剥き出しで、一部切れ落ちています。 ○ 「孤高のブナ」の先と「波平ピーク」の手前に、ちょっとした岩場があります。 ○ その他、特に危険を感じる場所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 銅親水公園 （仮設トイレ） (2) 登山ポスト �� 銅親水公園駐車場 (3) 温泉施設 銀山平にある「国民宿舎かじか荘」の日帰り温泉に入りました。 ※営業時間 ： 11:00 〜 15:00（14:30最終受付）（時短営業中） ※料金 ： 800円／人（日光市外） ※参考HP ： https://kajikasou.info/ |
写真
銅親水公園の駐車場は既に満車だったので、手前の路肩に車を停めさせて戴きました。今日はここからスタートします。
ただ、その前にまずは銅親水公園にあるおトイレに寄っていきます。霧のように見えるのは堰堤の滝の水飛沫です。
今朝も冬隣を思わせる冷え込み。久蔵沢には川霧が立ち上り、朝陽に照らされたススキがキラキラと光っています。なんとも幻想的な光景です。
21
10/30 7:33
今朝も冬隣を思わせる冷え込み。久蔵沢には川霧が立ち上り、朝陽に照らされたススキがキラキラと光っています。なんとも幻想的な光景です。
続いて松木川を渡ります。松木渓谷のV字谷は意外と広く開放的な印象でした。それにしても良い天気。
仁田元川沿いの林道歩きに飽きてきた頃、登山口に到着しました。ストック（木の棒）が完備されています。
標高差約500mの九十九折の急登を登り詰めます。「会社の同僚の飼い犬が歯槽膿漏になって治療費が8万円もかかるらしいで。」「まじで？高！」みたいなしょうもない話で乗り切りました。
6
10/30 8:45
標高差約500mの九十九折の急登を登り詰めます。「会社の同僚の飼い犬が歯槽膿漏になって治療費が8万円もかかるらしいで。」「まじで？高！」みたいなしょうもない話で乗り切りました。
樹間から中倉尾根の主稜線が見えてきました。紅葉の具合も良さそうです。
さらに登ると一気に視界が開け、眼下にスタート地点の銅親水公園が見下ろせました。そして、、、
おおおっ！松木渓谷を挟んだ山並みの向こうに、男体山（なんたいさん：2486m）が一際存在感を放って聳えていました。
ほどなく、中倉山（なかくらやま：1530m）に着きました。感無量です。
南側斜面（仁田元川側）の紅葉が素晴らしすぎます。そして、なんと遥か先に富士山が見えました（写真左上）。
いつまでも歩いていられそうな、素晴らしい稜線です。おっ！もしやあれは！！
黄葉した『孤高のブナ』です。想像していたほど孤高感はありませんでしたが、煙害に耐えた逞しさを感じました。ちなみに、後ろでひょっこり頭を覗かせているのは男体山です。
60
10/30 9:39
黄葉した『孤高のブナ』です。想像していたほど孤高感はありませんでしたが、煙害に耐えた逞しさを感じました。ちなみに、後ろでひょっこり頭を覗かせているのは男体山です。
谷間に吸い込まれそう。笹原の枯木の木立（前景）と紅葉で埋め尽くされた谷間（後景）を合成したかのような、不思議な写真が撮れました。
14
10/30 9:40
谷間に吸い込まれそう。笹原の枯木の木立（前景）と紅葉で埋め尽くされた谷間（後景）を合成したかのような、不思議な写真が撮れました。
稜線の北側（松木渓谷側）は、かつての足尾銅山の製錬（≠精錬）に伴う煙害の影響で岩肌が剥き出しになっています。
気分はアルプス縦走です（今年はコロナのせいで行けなかったので、なおさら）。
沢入山（そうりやま：1704m）までは我慢の急登が続きす。シャリバテ気味の嫁に「あとちょっとやで」と鼓舞します。
ただ、急登が終わってもまだ山頂は先でした。結局2，3回「あとちょっとやで」と声をかけ、信用されなくなった頃に、、、
今度こそ沢入山に着きました。山頂は狭く、少し木々が煩いので、、、
少し先にある見晴らしの良い草原（写真右奥）で休憩することにしました。
素晴らしい眺め。右から、皇海山（すかいさん：2144m）、オロ山（1821m）、庚申山（こうしんさん：1892m）。左奥には、5月に登った袈裟丸連峰も見えました。
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10/30 10:26
素晴らしい眺め。右から、皇海山（すかいさん：2144m）、オロ山（1821m）、庚申山（こうしんさん：1892m）。左奥には、5月に登った袈裟丸連峰も見えました。
煙害や山火事で岩肌が露わになった松木渓谷の山並みは『日本のグランドキャニオン』とも呼ばれているそうです。ちなみに、右奥で冠雪した頭を覗かせているのは奥白根山（おくしらねさん：2578m）です。
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10/30 10:26
煙害や山火事で岩肌が露わになった松木渓谷の山並みは『日本のグランドキャニオン』とも呼ばれているそうです。ちなみに、右奥で冠雪した頭を覗かせているのは奥白根山（おくしらねさん：2578m）です。
本当は庚申山まで行って銀山平経由で周回したかったのですが、嫁が及び腰だったので、今日はここで引き返すことにしました。
もちろん復路も絶景ですが、（当たり前ですが）往路と眺める方角が違うので二度楽しめます。
往路で写真を撮り損ねた「波平ピーク」。毛、抜いたらあかんよ（お決まりのポーズで）。
稜線の北と南で全く表情の違う中倉尾根。南斜面の紅葉が良さそうだったので、、、
トラバースルートを進みましたが、意外と歩きづらかったので、すぐに尾根ルートに復帰しました。
中倉山まで戻ってきました。至福の稜線歩きはこの先で終わってしまいましたが、、、
下山時に採ったコース（往路とは別コース）の紅葉が素晴らしかったです。
行きに苦労した九十九折を下り、無事林道まで下りてきました。ずっと登りたかった山にやっと登れて全身の細胞が入れ替わりました。
12
10/30 13:08
行きに苦労した九十九折を下り、無事林道まで下りてきました。ずっと登りたかった山にやっと登れて全身の細胞が入れ替わりました。
【おまけ】帰り道（国道122号線沿い）にある丸美屋自動販売機コーナーに寄りました。ここ、前から気になっていたのです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
晴天と週末と紅葉が重なった1年でも数えるほどしか訪れない絶好の登山日和に
中倉山（なかくらやま：1530m）を目指したものの、アクセスの途中で車の
オルタネータが寿命を迎え、敢え無く敗退したのはちょうど1年前のことでした。
あれからどれだけこの日を待ちわびたことでしょう。
今回再び晴天と週末と紅葉が重なり、車も変わり、去年の雪辱を果たしました。
今年はコロナのせいでアルプスに行けなかったこともあり、さながら
アルプスを縦走しているときのような夢心地で、中倉尾根の稜線を歩きました。
とびきり幸せな一日でした。
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山も天婦羅うどんも大当たりでしたね、
噂の天婦羅写真を本当なのです、エビがいるなんて。
中倉山の代名詞のブナも見たし、目の前のアルプス（足尾アルプス・・・勝手に命名している俺達です）を恐々（見た目はね）と歩いて稜線満喫の旅最高ですよね。
お疲れさまでした。
海老天はラッキーでした。後でググったら５割以上の確率で当たるみたいですが（笑）。
同じ日、yasioさんは、高山＆中禅寺湖でしたね。湖畔の紅葉が見事です。
もっと混むものと思っていましたが、意外と空いてたみたいですね。
実はまだ中禅寺湖畔の紅葉を見たことが無いので、そのうち僕らも行きたいと思っています。
そういえば、yasioさんのレコで「おおるり山荘」の閉館を知ってショックでした。
７月に奥白根の下山後に寄ったのが最後でした。。。
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