武尊山(前武尊まで)・川場谷野営場から

2013年11月16日(土) [日帰り]

• GPS: 04:21
• 距離: 7.7km
• 登り: 907m
• 下り: 903m

コースタイム

川場谷野営場(7:00)〜天狗尾根・スキー場分岐(8:15)〜前武尊(9:05)〜剣ヶ峰・鞍部(9:30)※ここまでで断念〜川場谷野営場(11:20)

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・川場谷野営場の無料駐車場。自分が到着したときは1台のみ。

コース状況／危険箇所等

＜積雪状況＞
・天狗尾根・スキー場分岐以降はすね以上の積雪があり。雪が締まっていないためにアイゼン効かないし、雪下の状況が分からないので非常に怖い。こけまくり。
・前武尊から武尊山方向は、膝上まで雪があり、ラッセルが大変。ときどき、壁のような斜面があり、足のかけ場が分からず雪を削り落としながら進む必要あり。30分で体力消耗して断念。
＜温泉＞
・沼田IC方面に戻っても日帰り温泉数箇所あり。自分は花咲の湯まで下って利用。建物も新しいし、快適。

写真

11/16 18:03

川場谷野営場の駐車場。自分以外は1台しか停まっていない。さすがにこの時期に登る人はいないのか。

11/16 18:03

スタートします。雪がなければ片道5.5km、標高差1000m弱は大したことないんだけど。

11/16 18:03

スタート直後はこんな感じ。先週までは登山口には雪無かったけど、今日はある。

11/16 18:03

ところどころ立ち木が塞ぐ。このルート利用者少ないのかな？

11/16 18:04

でかい岩も鎮座してます。

11/16 18:04

だんだん雪で登山道が覆われてくる。

11/16 18:04

空はきれいな青。前武尊がきれいに見える。

11/16 18:05

だんだん深くなる。スキー場との分岐点近くでは脛近くまで雪がある。非常に歩きにくい。

11/16 18:05

スキー場との分岐点。標高は上がってきたが、武尊山までの距離はまだ半分も行っていない。

11/16 18:05

手前が西山で左奥が至仏山かな？

11/16 18:05

赤城かな。

11/16 18:05

スキー場との分岐を過ぎると本格的に雪が深くなる。また、急斜面が出てくる。足をかける場所が分からないと非常に大変。雪がもっと締まれば、地面の影響受けないのだけど。

11/16 18:05

スキー板もってくれば滑れたかも。

11/16 18:06

スキー場の頂上。

11/16 18:06

白根山などの山々。

11/16 18:06

お地蔵様と。

11/16 18:07

空は本当に青くて綺麗。

11/16 18:07

雪が無くてもつらいのぼり。足をひっかけようと思ってもかかる部分がなくて、一苦労。

11/16 18:07

前武尊。この時期に標高2000m超えるとこんなもんか。

11/16 18:07

日本武尊像。読みは「ヤマトタケル」で良いのかな。

11/16 18:08

前武尊超えると人の足跡はなく、動物の足跡のみが残っている。人ならもっと深く、大きく足跡つくので。そういえば、この辺り小熊が住み着いているとか・・・

11/16 18:08

正面の左奥がたぶん武尊山。・・・まだ遠い。

11/16 18:08

左が至仏山。正面奥が燧ケ岳。

11/16 18:08

前武尊からここまで30分。武尊まであと6倍距離がある。膝上のラッセルを30分やっただけでバテバテ。体力的に無理だと判断して、ここで引き返す。

11/16 18:08

こういった急斜面は、足のかける場所が雪で分からなくて登るのが難しい。降りるのはさらに難しい。というか、滑落しそうで怖い。

11/16 18:09

久しぶりのラッセルでバテバテです。人もぜんぜんいないので、体力無くなって動けなくなったら本気で危ない。

11/16 18:09

スキー場は川場スキー場。もう滑れるんじゃない？ってくらい雪があるように見えます。

11/16 18:09

花咲の湯。綺麗だし、浴場も広く快適。

撮影機器：

PENTAX WG-3 ペンタックス

感想

dzr

　先週までは軽い積雪はあるが、武尊山へ登っている人がいるようだった。
今週、寒かったので少し雪が増えたかもしれないけど、まだいけるだろう、と軽い気持ちでアタック。

　川場谷野営場を出発し、前武尊とか見えてくるが、白と緑が絡み合っていて、どの程度の積雪があるか分からない。とりあえず、登ってみる。
　スキー場分岐までは、自分が想像したくらいの積雪量。このくらいならいける。ところが、スキー場分岐より上部は脛を越えるくらいの積雪。さらに斜面も急になるため、足をどこにかけて良いのかわからず苦戦。とは言え、前武尊までは自分より前に1人分のトレースが残っており、非常に助かった。
とは言え、普段は使わないストックも取り出し、腕の力も使って何とか登っていく。

　前武尊までは何とか登ることが出来た。ここから武尊山まで、標高差は大したことないが、距離が長い。
でも、時間はまだあるし、いけるところまで行くことに。
ところが、前武尊から先はまだ誰も入っていないのか、トレースがない。
トレースというか、膝上くらいまで積雪があるのでラッセルしないといけない。また、急斜面も繰り返し出てくる。足場が分からないので雪を掻き分けて、足場を探さないと登れない。これを30分繰り返し、何とか剣ヶ峰鞍部まで来たが、尋常じゃないくらい体力消耗してしまっていた。
これをあと3時間近く繰り返し、さらに引き返してくるとなるとあまりに危険なので限界だと判断し、引き返すことにした。

帰りも行きと同じくらい時間がかかり、体力も使ってしまった。

　目的は達成できなかったし疲労したが、天気はものすごくよかったので、それなりに楽しい山行だった。