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記録ID: 371979
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

巻機山の前衛峰 威守松山

2013年11月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.8km
登り
615m
下り
604m

コースタイム

※ GPS持ってないので地図は手書きです。出発から柄沢林道に出るまでの間と
  峰の分岐から桜坂林道に下るまでの記録は正確ではないです。

10:27 清水バス停出発
11:09 柄沢林道の登山口
11:45 尾根の桜坂林道との分岐
13:17 ▲威守松山山頂着

14:07 ▲威守松山山頂発
14:51 尾根の桜坂林道との分岐
15:03 寺屋敷跡
15:17 桜坂林道からの登山口着
15:49 清水バス停着

登り 2時間50分(休憩、道迷い含む)
下り 1時間42分(休憩、道迷い含む)
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柄沢林道へは雪がありそうだったので
入るのをやめ清水集落に駐車しました。
車を置く場所が判らず看板撤去作業をしていた町内の方に
尋ねたら「清水バス停の広場の端に車を置いてくんなさい」
と言われ回転場で大丈夫かなと不安ながら停めました。
コース状況/
危険箇所等
・清水バス停近くの「威守松山登山口」の看板は丁度撤去していた。
・公衆トイレは冬季閉鎖されていました。
・地元の方に危険箇所あるかと尋ねたら
 「危険なところなんて ね」との事。実際そうでした。
・分岐には案内板あり。
・頂上付近は急登でトラロープ有り。
・積雪は10cm〜20cm位だった。長靴なので急登では滑ってよく転んだ。
 一年分転んだかもしれない。
・清水集落は観光に力入れている為か、皆さんすごく親切です。
遠くから、これから登る威守松山を望む。
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遠くから、これから登る威守松山を望む。
最初 巻機山登山口である桜坂林道の駐車場へ偵察。5台ほど停めてあった。
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最初 巻機山登山口である桜坂林道の駐車場へ偵察。5台ほど停めてあった。
集落の人の指示通りバスの停留所へ車を停めた。巻機神社より先行者の足跡を辿る。
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集落の人の指示通りバスの停留所へ車を停めた。巻機神社より先行者の足跡を辿る。
直ぐに先行者の足跡を見失う。まあ点線の何処かにでるのであろう。このまま進め!
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直ぐに先行者の足跡を見失う。まあ点線の何処かにでるのであろう。このまま進め!
柄沢に出てしまった。この後藪こぎしてカメラの蓋とサングラスを失くす。
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柄沢に出てしまった。この後藪こぎしてカメラの蓋とサングラスを失くす。
このカマキリの長期予報によると今シーズンは小雪のようです。低過ぎではないかい?
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このカマキリの長期予報によると今シーズンは小雪のようです。低過ぎではないかい?
柄沢林道からの登山口付近。これに気が付かないで林道を更に上がってしまう。
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柄沢林道からの登山口付近。これに気が付かないで林道を更に上がってしまう。
858m尾根を目指します。
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858m尾根を目指します。
尾根に出て直ぐ分岐。ここで麓からの尾根を上がってきた先行者の足跡を再発見。合流する。
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尾根に出て直ぐ分岐。ここで麓からの尾根を上がってきた先行者の足跡を再発見。合流する。
直ぐに寺屋敷方向と頂上方向の案内板 「むむ 散弾銃の誤射跡だ」と思ったが良く見たら何度も打ち直した釘の跡でした。
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直ぐに寺屋敷方向と頂上方向の案内板 「むむ 散弾銃の誤射跡だ」と思ったが良く見たら何度も打ち直した釘の跡でした。
頂上に通じる尾根を歩きます。先行者の足跡の上にシカかカモシカの跡が忠実に辿っている。これは面白い!。
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頂上に通じる尾根を歩きます。先行者の足跡の上にシカかカモシカの跡が忠実に辿っている。これは面白い!。
天然なめこ。飽きたので要らない。スルーだ。
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天然なめこ。飽きたので要らない。スルーだ。
急登
♪一日一歩、三日で三歩
♪三歩進んで〜二歩落ちるぅ〜
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急登
♪一日一歩、三日で三歩
♪三歩進んで〜二歩落ちるぅ〜
先行者の足跡がここで分かれる。どうやら登りはやぶを直登したようだ。頂上を巻く足跡は降りてきた足跡だな。こちらが正規ルートに違いない。こちらを登ろう。
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先行者の足跡がここで分かれる。どうやら登りはやぶを直登したようだ。頂上を巻く足跡は降りてきた足跡だな。こちらが正規ルートに違いない。こちらを登ろう。
やっと威守松山 山頂到着!

「ヤバイよヤバイよ!
後頭部が薄くなってきたよ」
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やっと威守松山 山頂到着!

「ヤバイよヤバイよ!
後頭部が薄くなってきたよ」
黒岩峰、天狗岩、割引岳
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黒岩峰、天狗岩、割引岳
前巻機山(ニセ巻機山)雪山登山の足跡、スキーのシュプールが見えた。
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前巻機山(ニセ巻機山)雪山登山の足跡、スキーのシュプールが見えた。
米子沢の上の方の天空の回廊。行った事ないがきっと素晴らしいと思う。
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米子沢の上の方の天空の回廊。行った事ないがきっと素晴らしいと思う。
米子沢からの支流。真っ直ぐなナメ。
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米子沢からの支流。真っ直ぐなナメ。
米子頭山、柄沢山
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米子頭山、柄沢山
槍ヶ岳がこんなに近くに‥
ではなく大源太山。
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槍ヶ岳がこんなに近くに‥
ではなく大源太山。
和かんじき 私しゃこれで十分。小学生から着けて慣れてるし。
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和かんじき 私しゃこれで十分。小学生から着けて慣れてるし。
先行者の後を追って尾根から寺屋敷跡、桜坂林道方向へ向かいます。でも直ぐ足跡を見失う。
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先行者の後を追って尾根から寺屋敷跡、桜坂林道方向へ向かいます。でも直ぐ足跡を見失う。
迷っていると寺屋敷跡に出た。由来は調べたが判らず。
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迷っていると寺屋敷跡に出た。由来は調べたが判らず。
殆ど山道を見つけられないままイガシラ登山口に到着。看板は外されていた。駐車場あり。
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殆ど山道を見つけられないままイガシラ登山口に到着。看板は外されていた。駐車場あり。
桜坂林道の途中。先行者も同じく桜坂林道を下ったようだ。
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桜坂林道の途中。先行者も同じく桜坂林道を下ったようだ。
♪燃える秋〜
♪燃える 愛の蜃気楼(ミラージュ)〜 古っ。
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♪燃える秋〜
♪燃える 愛の蜃気楼(ミラージュ)〜 古っ。
おまけ
帰りの車から八海山の八ッ峰方向
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おまけ
帰りの車から八海山の八ッ峰方向
おまけ
帰りの車から越後駒ケ岳(一番右)
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おまけ
帰りの車から越後駒ケ岳(一番右)

感想

■山の呼び方
 深田久弥に「変てこな名前」と不名誉な呼ばれ方をした威守松山
 ネットで見ると「イモリマツヤマ」「エモンジョウヤマ」等の呼び名が出てくる。
 山仕事をしていた人に「あの山に登りたいの」というとああ「イシュマツヤマ」
 かいとも どれが本当の名前か今も判らない。

■ルート
 ネタバレして興ざめするのが嫌だったのであまり下調べせずに
 2万5千分1地図に記載されている点線の道を柄沢林道を登ると決めた。
 林道は積雪がある感じがしたので清水バス停からスタート。結局雪は無しだった。
 後で判ったが、登り口は3本あるようです。集落の人に最初桜坂林道の途中にある
 イガシラ登山口を薦められた。

■前衛峰としての山頂眺め
 マウンドに立ってアルプススタンドを見上げるような そんな感じで
 巻機山、米子頭山、柄沢山がパノラマで迫って見えます。
 巻機山を背にして谷川方向を見ると大源太山、七ッ小屋山、朝日岳、
 茂倉岳、苗場山が見えます。絶景でした。

■北越雪譜に出てくる割目山(われめきやま)
 威守松山山頂から見える特徴的な巻機の天狗岩は鈴木牧之の北越雪譜では
 割目山と言っている。村人が熊を狩ろうとして熊が居ると思われる
 窟に唐辛子とかの茎を交ぜた燻し作戦をした。が熊は飛び出してこなくて
 あっちこっちの隙間から雲みたいに煙が出て、気持ち悪くて下山した。
 と書いてある(学の無い自分が訳したので間違ってるかもです)
 家に帰って天狗岩の写真を眺めて、その時の煙を想像。良い酒のツマミに
 なりました。


■先行者さんはshiremonoさんでした。前日に登られていて、そのレポートは
 こちらです。
 是非訪問して戴きたいと思います。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-370434.html
 shiremonoさんの歩いた踏み跡がとても助かりました。もし無かったら
 もっと時間掛かったかもしれません。


■360°
 

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コメント

あらためてお疲れさまでした
レポを楽しみにしていると申しあげたとき、
半分は社交辞令だったかもしれません。
おもしろくて参考になる情報が満載でした。
お気づかいもいただき、恐縮です。
2013/11/21 18:27
to shiremonoさん
今後とも宜しくです。
何時もshiremonoさんのガイドブックに乗せられるような
レポ参考にしてます。次は藪こぎシリーズの
どれかを参考にさせてくださいね。(笑)
2013/11/21 20:58
はじめまして。
いまごろですみません。
かまきりの長期予報は大当たりでしたね
すごいですね
同じ県民としてはよかったのかな

(ぷすけさんちなのに)でのコメント、楽しかったです

これからも楽しみにしています。
2014/4/17 12:54
Re: はじめまして。
fitさん こんばんは、ハンドルネームはぞんじておりました。
ローカルな方のコメントとても嬉しいです。今後ともよろしくね。
かまきり ほんとに大当たりでした。
いつか新潟の山、ご一緒できればと思います。
2014/4/20 23:50
プロフィール画像
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