引き際が大事! 乳頭温泉郷から雪の湯森山へ


- GPS
- 04:03
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 772m
- 下り
- 769m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温: 9:50 乳頭スキー場跡 標高820mで15℃ 12:10 湯森山 標高1471mで7℃、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:乳頭温泉16:35―17:22田沢湖駅前(羽後交通バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・田沢湖駅前〜休暇村前のバス料金800円(乳頭温泉まででも料金は同じ) ・標高750mの登山口から森林限界の1200mまで、3kmの緩い登り。ブナの原生林を通る。 ・森林限界を超えると笹森山の中腹をトラバースしながら稜線に上がっていく。今回はくるぶし程度の積雪。崩落箇所もあり、積雪の状態によっては、少しやっかいかも知れない。 ・笹森山〜湯森山の稜線はひざ下〜場所によってひざ上の積雪。表面が硬く中が柔らかいモナカ雪で、乗るたびに踏み抜いた。ワカンがほしい。軽アイゼンは使わなかった。 ・帰りには多彩な乳頭温泉の日帰り入浴を楽しめる。乳頭温泉バス停から近い蟹場温泉・大釜温泉の入浴時間は16:30まで、料金は500円。妙乃湯は早めで15:00まで、700円。最も遅くまで入れる休暇村乳頭温泉郷は17:00まで、500円。田沢湖のバス案内所でパンフレットをもらえる。 |
写真
感想
仙台から公共交通機関を使って、日帰りで行ける山。秋田県の乳頭温泉郷は冬でもバスが運行していて、便数も多い。笹森山〜乳頭山を経由して乳頭温泉郷に戻ってくるラウンドコースが組めるし、帰りにはそれぞれ泉質の違う多彩な温泉を楽しめる。素晴らしい!
問題は雪の程度。1週間前の乳頭山のレコでは、山頂にうっすら積雪がある程度でした。この1週間に寒気が入り、一時は12月並みの寒さでしたので、山にもある程度の雪が降ったものと想定。軽アイゼンほか、ロングスパッツ、バラクラバ、予備の手袋、テルモスなどを準備しました。
失敗したのは、ワカンを持っていかなかったこと。秋田県とはいえ標高1400m台の山と思って甘く見ていましたが、稜線にはひざ上の積雪があり、暖かさに緩んだ雪に足を取られてペースが上がりませんでした。登山口の気温は15℃。稜線上でも7℃。快晴で、風もほとんどない穏やかな状況でした。上着を脱いで、ウールの長袖1枚で通せたほどです。
湯森山山頂でこれまでの所要時間を振り返り、今後の動きを考えることしばし。
登山口から笹森山の分岐までのコースタイム2時間20分に対して、1時間40分。笹森山の分岐から湯森山までのコースタイム40分に対して、27分。湯森山に着いたのが12:07で、乳頭山経由で帰ろうとすると、コースタイム4時間30分。
ペースを維持しながら進めれば、3:30〜4:00の間には乳頭温泉に着けそう。でも、これ以上雪が深くなれば、ペースは落ちる。ワカンがないし、疲労はある。18:10の最終バスに乗り遅れることはなくても、温泉に入る時間がなくなる公算が大きい。乳頭温泉に来て、温泉に入らないなどあり得ない、あり得ない―などと考え、来た道を引き返すことにしました。
結果、14:00には乳頭温泉に着き、ゆっくり2軒の温泉に入れました。引き際は大事ですね!
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