天王山・十方山


- GPS
- 04:46
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 709m
- 下り
- 701m
コースタイム
08:59 宝積寺
09:17 旗立松 09:22
09:34 酒解神社
09:41 天王山
10:17 十方山 10:24
11:02 乗願寺
11:29 柳谷聖苑 11:34
11:59 キャンプ場入口
(迂回路)
12:45 尺代大橋
13:17 島本駅
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
終点:島本駅 町田→新横浜→京都→山崎 横浜線・新幹線・京都線 島本→大阪 東梅田→谷町四丁目 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○天王山 ・よく整備された歩きやすい道。 ・道々に山崎の戦いについての立派な説明板がある。 ○十方山 ・「十方山」と書かれた案内はほとんどなく、小倉神社への道の途中に「水無瀬の滝・十方山」と書かれた案内が1箇所あるのみ。 ・三角点がある山頂も見落としそうな所にある。 ・展望はない。 ○十方山〜キャンプ場 ・天王山ハイキングコースを離れると、途端に案内が少なくなる。 ・分県登山ガイドでは、十方山から乗願寺までは道なりのように記載されているが、分岐が2つある。まず、小倉神社と柳谷の分岐を柳谷の方に下ると、舗装路に出る。ここを左に登る方に向かう。ここからキャンプ場まではずっと舗装路。 ・乗願寺から柳谷聖苑への道も案内がなくわかりにくい。乗願寺の少し手前、乗願寺に立ち寄ったなら少し戻った所で道が分かれているので、この道を行くのが正解。 ・柳谷聖苑に出るとポンポン山への案内があるのでこれに従う。 ○キャンプ場〜島本駅 ・キャンプ場の入口で「通行止め」と書かれて鎖を張ってある。自然歩道と水無瀬渓谷が土砂崩れで通行止め。少しわかりにくいが地図も付けてあり、迂回路が書いてある。 ・迂回路の起点が、この通行止めの鎖を越えて進んだ所にある、というのもわかりにくい。 ・迂回路は入口は細く薄暗い樹林帯だが、すぐに広い舗装路に変わる。 ・舗装路ではあるが、車は通らないようで、落ち葉が積もっていたり、苔蒸したりしていて、濡れていると滑りやすいので注意。 |
写真
感想
仕事で大阪に出張。日曜日のうちに大阪入りすることになった。
いい機会なので、朝一番の新幹線で出発し、ひと山登っておくことにした。
仕事用の3泊分の荷物があり、これに加えて登山靴まで持っていくと大変なので、
運動靴でも登れるような、よく整備されていそうな山、ということで天王山を選択。
6時の始発の新幹線に乗って、8時に京都、8時半に山崎駅に到着。
荷物が重い・・・
下山予定は1つとなりの島本駅なので、このまま担いで歩くか、ロッカーに入れて下山後に取りに戻るか迷う。
結局、担いで歩くことにした。
踏切を渡って、宝積寺までは舗装路の急坂。
宝積寺からも道はよく整備されていて歩きやすい。
山崎の戦いを軸にした歴史解説の巨大な石版が道々にいくつも建ててあり、全部読みながら歩いていると時間がかかって仕方ない。
旗立松には小さな展望台があり、そこそこの眺めがある。
山崎の戦いの陣立図を現在の地図に重ねて書いてあるのが良い。
十七烈士の墓を過ぎ、酒解神社を過ぎると山頂は近い。
駅から1時間ほどで天王山の山頂に到着。
山頂は広いが展望はほとんどない。
食事休憩するには良さそうだが、まだ1時間ほどしか歩いていないので、そのまま先に進む。
次は十方山を目指す。
が、どの標柱にも「十方山」は書かれていない。天王山ハイキングコースの案内図にも書かれていない。
「小倉神社」への案内に従ってしばらく平坦な道を進んでいくと「水無瀬の滝・十方山」と書かれた分岐があった。
この分岐から十方山の方に向かって進む。
緩やかにアップダウンを繰り返しながら10分ほど進んだところで、踏み跡が右手に分かれているのに気が付いて、何があるのかの覘いてみると、三角点があった。
木に「十方山」と書かれた小さな板が付けてあり、どうやらここが山頂らしい。
危うく通り過ぎてしまいそうな、なんとも山頂らしくない、ガッカリな山頂。
少し休んで道を戻る。
小倉神社と柳谷の分岐を柳谷の方に下り、そのうち舗装路に出る。
登り方向に向かって進み、下り坂に変わると乗願寺が見えてくる。
思っていたより小さなお寺で、境内には猫がたくさんいた。
乗願寺から少し戻ると舗装路が分岐していて、この狭い道を行く。
コンクリート舗装の狭い舗装路で、ガードレールがない場所もあり、踏み外すと谷底に・・・車で行くのは怖そうな道。
高架下をくぐると、柳谷聖苑の駐車場近くに出る。
ここにポンポン山への案内があるので、これに従う。
しばらく舗装路の上り坂が続き、広大な柳谷聖苑に沿って進む。
道が下りに変わると、ゴルフ場があり、さらに少し進むとキャンプ場の入口。
と、ここでなんと通行止め!
鎖が張ってあり「土砂崩れによりこの先通行止め」と書いてある・・・
横に通行止め区間の地図が付けてあったので、しばらく地図とにらめっこ。
土地勘のない場所で、いったいどうしよう・・・と思っていたら、地図に迂回路が書いてある。
仕方ないので、水無瀬渓谷と乙女の滝はあきらめて、この迂回路を行くことにする。
この迂回路の入口は通行止めの鎖を乗り越えて進んだところにある。
通行止めの鎖の先に迂回路の入口、というのはわかりにくいと思うが・・・
そして、迂回路との分岐のところで再び注意書きがあり、よく読んでみると・・・
「大阪府では、環状自然歩道としては通行止め扱いにしております。」
・・・このなんとも歯切れの悪い表現が気になる。
結局行けるの?行けないの?という肝心な所がはっきりしない。
まあ、もし進めなくなったら困るので、やっぱり迂回路を行くことにした。
迂回路は入口は薄暗い樹林だが、すぐに広い舗装路に出る。
ただ、舗装路とはいえ車は通っていないようで、落ち葉に覆われ、苔むした箇所もある。
濡れているところでは滑りやすい。
しばらく谷間の沢沿いで、面白みのない道が続く。
まあ、迂回路が藪道でなかったのは良かったけれど。
ゲートを過ぎると広い車道に出る。
尺代大橋を渡って緩やかに登ると、尺代の眺めがいい。
このまま道なりに進み、名神をくぐって跨線橋の側道に入ると、線路に突き当たり、右に曲がると島本駅に着く。
この後、大阪に出て東梅田への乗り換えで迷いつつ、大阪城近くの宿泊場所へ。
荷物を置いてひと休みしたら、観光で歩き回る。
夜の大阪城と夜景が印象的だった。
天王山。
展望は少なめだが、史跡歩きもやっぱり楽しい。
でも後半の水無瀬渓谷と乙女の滝が見られなかったのは残念。
まあ、天下分け目の天王山を制しただけでも良しとすべきか。
これで明日からの重要な仕事も大丈夫!?
○コース山行
・山と渓谷社 新・分県登山ガイド[改訂版]26 大阪府の山 「19 天王山・十方山」
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/Mbu19nFBVHxhyvsB8
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する