聖岳 初冬季日帰りピストン

2021年11月13日(土) [日帰り]

• GPS: 16:58
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,604m
• 下り: 2,607m

コースタイム

日帰り

• 山行: 15:31
• 休憩: 1:22
• 合計: 16:53

2:40 芝沢ゲート
3:18 3:18 易老渡
3:39 3:40 便ヶ島
4:29 4:35 西沢渡
6:23 6:30 大木の広場
7:07 7:07 苔平
9:13 9:19 薊畑分岐
10:33 10:33 小聖岳
12:27 12:56 聖岳
13:52 13:52 小聖岳
14:34 14:58 薊畑分岐
15:55 16:01 苔平
16:33 16:39 大木の広場
18:19 18:19 西沢渡
19:12 19:12 便ヶ島
19:20 19:20 易老渡
19:39 19:39 芝沢ゲート
19:39 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

▫️飯田山本IC〜三遠南自動車道経由〜矢筈トンネル〜国道152号〜南アルプスエコーライン分岐を右
※高速のP以外はCVS・GS無し。

▫️下栗の里の下〜芝沢ゲートまでの道は落石注意。ガードレールのベコベコ具合に焦る。
夜間、鹿はまぁ多いが、民家もないのに何故か猫に3回出会った。ゲート手前は少しダートです。

コース状況／危険箇所等

▫️芝沢ゲート〜易老渡〜便ヶ島 自転車使用。
易老渡〜便ヶ島は完全ダート、パンク注意。

▫️便ヶ島〜西沢渡
最初綴らに少し登ってからはほぼ水平移動。
所々崩落あり、1ヶ所ロープあり。
落石と落ち葉で夜間は歩きにくい。
西沢渡の橋は無事だったのでゴンドラ使用せず。

▫️西沢渡〜苔平〜薊畑
落葉で登山道一部不明瞭。
早朝は1500m〜積雪あり。
薊畑辺りが一番吹き溜まって30cm近く。
午後にはあっさり溶けて、靴はダンゴ状態。

▫️薊畑〜小聖〜前聖
時々膝下レベルの深い所もあるが、ほぼ10cm以内。新雪につきアイゼンもピッケルも役に立たたない。前聖の最後の300mは先行者がいなければ、ガレと雪の間のルーファイが厄介だったと思う。

その他周辺情報

芝沢ゲート付近がdocomo圏外でWeb下山届が出せず。本当は下栗の里の展望地に寄る予定が、電波を求めて気付いた頃には通り過ぎた所まで来ていたため、どこにも寄らずに帰ってきました。

写真

11/13 2:41

芝沢ゲート。車は7台ほど。
仮眠を取ってからチャリで出発。

11/13 3:50

便ヶ島着。
チャリで漕げたのは3割くらいだったかも。
ここでチャリをデポ。
そしてまさかの事態。
チャリにカメラを引っ掛けたまま持っていくのを忘れた。
(西沢渡越えてさらに上、大木広場付近で気付く。)

11/13 4:30

橋は無事でした。
ありがたき。

11/13 4:30

橋のすぐ近くがこんな滝なので、
水しぶきで橋はツルツルです。

橋を越えたら先行者の姿が。
しかも女性ソロ。
何か様子変だなと思いながら着いて行ったら
道が違ってた。
地図確認、引き返しルート復帰。
しばらく、この後の急登は私が先行することに。

11/13 6:23

1500m位からこんな感じ。

11/13 6:39

ビーナスベルトタイム。

11/13 6:42

先行者はタヌキかイタチか。

11/13 7:12

苔平。

11/13 7:14

この辺りで睡眠不足がたたり
先程の女性の方に先行をお譲りする。

その方のヤマップでは、ここで初めて私と出会い抜かしたように書かれていた。

おいっ。
途中で迷ってた貴方を抜かして
暗闇で枯葉が積もる急登を途中からルーファイ先行したの私なんだけどな。

11/13 7:38

んー、生き返る。

11/13 8:32

霧氷が見事でした。

11/13 8:33

11/13 8:52

薊畑。
一気に展望が広がる。
もぅ十分頑張ったしカメラ気になるし
帰ろっかと思った。

11/13 9:10

荷物デポ。
アタックザックを持ってきて大正解。

11/13 9:10

全く読めない、薊畑看板。

11/13 9:33

奥が前聖、右が小聖。
見上げる感じでまだまだ遠い。

11/13 9:45

ここに来て霧氷が広がってテンション↑

11/13 9:52

癒しの霧氷。

11/13 10:05

小聖までの登り。

11/13 10:06

前聖。

11/13 10:06

兎岳。

11/13 10:06

デカい…
デカ過ぎる。

11/13 10:25

小聖岳。
ココからの展望でもぅ満足。

11/13 10:27

上河内岳。

11/13 10:27

光岳かなぁ、茶臼山かなぁ。

11/13 10:28

先行者の彼女が頑張ってる姿に触発され、
ナイト下山確定で前聖を目指しました。

11/13 10:37

ん？
先行者一名なのに途中から子供靴サイズの足跡が加わる。
イタチ類にしてはデカい。
小熊？？
何だったんだろ。

11/13 11:05

11/13 11:17

前聖登ってます。
斜度があるのであまり写真撮れません。

先行されたソロ女性にお礼を言ったが
今日はこの方は一度もお声を発せられなかった。

11/13 12:26

コレが見えた時、
涙が出た。

11/13 12:26

この夏登った富士山、
ずっと見てくれててありがとう。

11/13 12:28

前聖岳、登頂。

11/13 12:34

貸切です。

11/13 12:35

赤石岳。
この景色が見たかった。

11/13 12:35

百畳平、遠くは仙丈ヶ岳かな？

11/13 12:35

兎岳の向こうには中ア〜北アの峰々。
−8〜−5度予報も風は多分5-6mほど。

11/13 12:36

エビのシッポ大成長中。

11/13 12:38

名残惜しいですが
長い長い下山が待っているので帰ります。

11/13 12:52

また来るね、と簡単に言えない場所です。

11/13 12:54

山頂付近は風が強いからか雪少なめ。

11/13 13:23

でも場所によっては深い雪がグズグズ。

11/13 13:26

このガレ石たちがちょっと厄介。

11/13 13:28

崖っぷちトラバース。
ここは慎重に。

11/13 13:40

白兎が、茶兎に。
だいぶ朝の雪が溶けてる。

11/13 13:40

降りてきた前聖を見返す。

11/13 14:39

薊畑まで戻り、
時間は焦るがちゃんと休まないとバテる。
ハニーバターアーモンドと梅こぶ茶。

11/13 14:39

この日は結局出会ったのは4名だけ。
うち3名は小屋かテン泊の様子。
私もカメラの件がなければ小屋泊したかった…

11/13 16:35

下りは雪と落葉と泥団子。
思いの外、スピードが上がりません。

11/13 16:38

日没が悔しいくらい美しい。
大木広場〜西沢渡は、同じ夜間でも上りより下りの方がルーファイ大変でした。

11/13 19:38

便ヶ島で祈るようにデポしたチャリを見ると、
カメラが寂しそうに待っていた。。
焦らず慎重に降りてきて良かった。

ダート道含め全部チャリで降りてきました。
お尻が痛い。

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

Kei

この時期に日帰りするには、
体力、脚力共にまだまだ不足していると感じます。

情報が少ない中、
2週間は天気図とSCWを睨めっこ。
積雪は想定した内容でほぼ当たりでした。

ロングハイクには
闇雲に何でも持って行くのもOUT。
徹夜もOUTなので少しでも寝てからスタート。

最近は山道具のセレクトにも注力しており、
12本やピッケルをあえて持参せず、
もし必要な環境なら諦めて帰るつもりでした。

結果的には夏靴、チェンスパ、ストックで行けましたが、この時期は日々状況が変わると思います。

カメラの件がなければ小屋泊し、
そこそこの良い山行だったのですが。
日帰りするには下山が遅すぎ反省山行です。

直近の聖岳のデータが無かったので、
情報共有という意味を兼ねて早めにアップしました。

女性がソロで行けるからとて侮らずでお願いします。

※コメントには返信致しかねます。
ご容赦ください。