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Yamareco

記録ID: 374495
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

(高知)晩秋の綱付森、土佐矢筈山(矢筈峠でテント泊)

2013年11月23日(土) 〜 2013年11月24日(日)
 - 拍手
GPS
24:10
距離
16.9km
登り
1,177m
下り
1,183m

コースタイム

11/23 12:00 矢筈峠(綱付森登山口)−12:50展望のある小ピーク−14:10-30綱付森山頂−16:00矢筈峠(綱付森登山口) (テント泊)

11/24 7:20 矢筈峠(矢筈山登山口)−8:40-9:00土佐矢筈山−9:50(ニセ)小桧曽山−10:00小桧曽山−10:10-30(ニセ)小桧曽山−11:20-30土佐矢筈山−12:10矢筈峠
天候 11/23 晴れ
11/24 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新居浜ー(高知道)−南国IC−(R195)ー大栃ー(県道49号)−矢筈峠

※ 矢筈峠には、30台ほど駐車可能の駐車場、WC、水場あり。
  その300mほど東の綱付森登山口前にも、20台ほど駐車可能の空き地あり。

※ 県道49号は、最初は良好だが、西熊林道との分岐以降は、舗装はされているものの、
  狭い一車線のくねくね道が長く続き、離合できる場所も少ないので要注意。
  大栃から矢筈峠まで、約20km、所要1時間弱はかかります。
※ 矢筈峠まで高知側は舗装されてますが、徳島側は未舗装の砂利道。4WDでないと
  踏破は難しそう。
コース状況/
危険箇所等
1)矢筈峠から綱付森までは、道もはっきりしており大きな問題なし。
  ただし、草原状の部分はけもの道(鹿道)が多く分岐している。
2)矢筈峠から矢筈山までは、道は良好。
  その先、小桧曽山までも道は割とはっきりしているが、部分的に、笹が膝くらいまである。
  スパッツがあると便利。所々赤テープあり。
  また、笹原は、鹿道が縦横に横切っているので要注意。登山道は尾根筋を行く。

・矢筈峠には登山ポストはない。

※ アクセス途中に温泉等は見当たらなかった。途中の「笹温泉」も休業中の模様。
  コンビニは国道195号にはあまり見当たらなかった。香美市中心部(旧 土佐山田町)は、スーパーなど見かけた。
県道49号沿いにあるダム湖
2013年11月23日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
11/23 11:04
県道49号沿いにあるダム湖
大栃集落付近から望む、綱付森あたりの稜線
2013年11月23日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 11:04
大栃集落付近から望む、綱付森あたりの稜線
県道49号沿いは、周辺の山々の紅葉がまだまだきれいだった
2013年11月23日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 11:22
県道49号沿いは、周辺の山々の紅葉がまだまだきれいだった
県道沿いの、紅葉している山腹
2013年11月23日 11:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 11:23
県道沿いの、紅葉している山腹
林道のような県道を長々と登り、ようやく綱付森の登山口に到着。時刻も12時になっているので急いで登山開始。
2013年11月23日 12:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:09
林道のような県道を長々と登り、ようやく綱付森の登山口に到着。時刻も12時になっているので急いで登山開始。
落葉した森が美しい登山道、道は結構はっきりとついていた
2013年11月23日 12:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:18
落葉した森が美しい登山道、道は結構はっきりとついていた
尾根筋に登ると、西側に、(明日登る予定の)土佐矢筈山が見えてきた
2013年11月23日 12:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:26
尾根筋に登ると、西側に、(明日登る予定の)土佐矢筈山が見えてきた
土佐矢筈山を望む、上空は秋らしい巻雲が出てきた
2013年11月23日 12:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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11/23 12:29
土佐矢筈山を望む、上空は秋らしい巻雲が出てきた
稜線沿いはブナが割と多い
2013年11月23日 12:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:38
稜線沿いはブナが割と多い
「くの字」に曲がったブナの木
2013年11月23日 12:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:40
「くの字」に曲がったブナの木
ブナの倒木は苔むして、深山らしい
2013年11月23日 12:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 12:47
ブナの倒木は苔むして、深山らしい
途中で出会った登山者。今日であった登山者はこの1組だけだった。
2013年11月23日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:55
途中で出会った登山者。今日であった登山者はこの1組だけだった。
西を望むと、はるかに石鎚山系まで見えた(写真でははっきりしませんが、目視では白い山嶺がはっきり見えた)
2013年11月23日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:57
西を望むと、はるかに石鎚山系まで見えた(写真でははっきりしませんが、目視では白い山嶺がはっきり見えた)
樹林帯を抜け笹原の稜線にでると展望が開けてきた。北には三角錐の天狗塚が良く見える
2013年11月23日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:57
樹林帯を抜け笹原の稜線にでると展望が開けてきた。北には三角錐の天狗塚が良く見える
綱付森の山頂部も見えてきたが、以外と遠くに見える
2013年11月23日 12:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 12:58
綱付森の山頂部も見えてきたが、以外と遠くに見える
(構図を変えて)秋雲を主役に、綱付森
2013年11月23日 12:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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11/23 12:59
(構図を変えて)秋雲を主役に、綱付森
綱付森と、その奥に天狗塚、三嶺の稜線
2013年11月23日 13:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:04
綱付森と、その奥に天狗塚、三嶺の稜線
綱付森山頂部をズームで。なんだかのんびりした感じのピークだ
2013年11月23日 13:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:12
綱付森山頂部をズームで。なんだかのんびりした感じのピークだ
秋空に冬枯れの木々
2013年11月23日 13:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 13:14
秋空に冬枯れの木々
晩秋らしい冬枯れの木々
2013年11月23日 13:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:19
晩秋らしい冬枯れの木々
笹原の中を進んでゆく。
2013年11月23日 13:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:22
笹原の中を進んでゆく。
雑木林と秋空
2013年11月23日 13:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 13:24
雑木林と秋空
天狗塚を北に見ながら、笹原を行く
2013年11月23日 13:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 13:34
天狗塚を北に見ながら、笹原を行く
山稜部は石灰岩の岩塊が多い
2013年11月23日 13:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:38
山稜部は石灰岩の岩塊が多い
天狗塚を望む、三角錐のきれいな山容
2013年11月23日 13:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:44
天狗塚を望む、三角錐のきれいな山容
途中の小ピーク。笹原に所どころでているのは石灰岩が多い
2013年11月23日 13:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 13:48
途中の小ピーク。笹原に所どころでているのは石灰岩が多い
笹の生い茂った登山道を行く
2013年11月23日 14:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 14:02
笹の生い茂った登山道を行く
南を望むと、太平洋が太陽の光できらめいていた
2013年11月23日 14:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 14:04
南を望むと、太平洋が太陽の光できらめいていた
綱付森の山頂直下。この付近でも先週の寒波のせいで、少し雪が残っていた
2013年11月23日 14:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 14:13
綱付森の山頂直下。この付近でも先週の寒波のせいで、少し雪が残っていた
綱付森山頂からの展望。西には矢筈山が見える
2013年11月23日 14:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 14:15
綱付森山頂からの展望。西には矢筈山が見える
綱付森の山頂付近より、北西方向の山なみを望む。国見山あたりか?
2013年11月23日 14:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 14:15
綱付森の山頂付近より、北西方向の山なみを望む。国見山あたりか?
綱付森山頂からの展望。三嶺か?結構どうどうとした山容
2013年11月23日 14:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 14:24
綱付森山頂からの展望。三嶺か?結構どうどうとした山容
綱付森から北東の展望。中景は、(物部)白髪山、その向こうにチョコンと見えているのは、ジロウギュウか?
2013年11月23日 14:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/23 14:24
綱付森から北東の展望。中景は、(物部)白髪山、その向こうにチョコンと見えているのは、ジロウギュウか?
綱付森から東の展望。堂々とした山容は石立山
2013年11月23日 14:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 14:24
綱付森から東の展望。堂々とした山容は石立山
逆光に輝く笹原を写す
2013年11月23日 14:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 14:25
逆光に輝く笹原を写す
明るい笹原、だが、鹿の作ったけもの道が縦横に走っていた
2013年11月23日 15:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 15:11
明るい笹原、だが、鹿の作ったけもの道が縦横に走っていた
ススキの残る稜線
2013年11月23日 15:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 15:14
ススキの残る稜線
矢筈峠に帰着。今日は3台しか車はいなかった。
2013年11月23日 16:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/23 16:12
矢筈峠に帰着。今日は3台しか車はいなかった。
綱付森の登山口の前の広場にテントを張る。当然、自分独りきりで、少し淋しい秋の夕暮れ
2013年11月23日 16:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
3
11/23 16:27
綱付森の登山口の前の広場にテントを張る。当然、自分独りきりで、少し淋しい秋の夕暮れ
11/24 朝。矢筈山を望む。朝日を浴びて、今日も上天気のようだ
2013年11月24日 07:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 7:22
11/24 朝。矢筈山を望む。朝日を浴びて、今日も上天気のようだ
矢筈峠からの矢筈山の登山口
2013年11月24日 07:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 7:32
矢筈峠からの矢筈山の登山口
森の中から、朝日を浴びて温かそうな、矢筈山
2013年11月24日 07:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 7:38
森の中から、朝日を浴びて温かそうな、矢筈山
ブナの倒木にはキノコが生えてきた
2013年11月24日 07:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 7:43
ブナの倒木にはキノコが生えてきた
霜で白く飾られた枯葉
2013年11月24日 07:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 7:44
霜で白く飾られた枯葉
登山道は明瞭で、明るい森の中を進む
2013年11月24日 07:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 7:46
登山道は明瞭で、明るい森の中を進む
すでに登山道周辺は紅葉も終わっていたが、わずかに紅葉した木々が残っていた
2013年11月24日 07:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 7:58
すでに登山道周辺は紅葉も終わっていたが、わずかに紅葉した木々が残っていた
石灰岩の岩塊の多い山道だ
2013年11月24日 08:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 8:21
石灰岩の岩塊の多い山道だ
石灰岩の多い山稜だが、所どころ、緑色片岩を見かけた。
2013年11月24日 08:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 8:39
石灰岩の多い山稜だが、所どころ、緑色片岩を見かけた。
笹を、霜が白く縁取っていた
2013年11月24日 08:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 8:42
笹を、霜が白く縁取っていた
矢筈山山頂に到着
2013年11月24日 09:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 9:01
矢筈山山頂に到着
矢筈山山頂より西のほうを望むと、はるかに、雪をかぶった石鎚山系が望めた
2013年11月24日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 8:48
矢筈山山頂より西のほうを望むと、はるかに、雪をかぶった石鎚山系が望めた
矢筈山山頂の笹原。遠くには雲海に覆われた吉野川の谷と、その先に白い石鎚山系が見えた
2013年11月24日 08:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 8:50
矢筈山山頂の笹原。遠くには雲海に覆われた吉野川の谷と、その先に白い石鎚山系が見えた
矢筈山から望む、天狗塚と、牛の背の稜線
2013年11月24日 08:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
3
11/24 8:58
矢筈山から望む、天狗塚と、牛の背の稜線
矢筈山山頂から、北には、徳島側の(阿波)矢筈山系も望めた。(右;阿波矢筈山、左、烏帽子山あたり)
2013年11月24日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 8:59
矢筈山山頂から、北には、徳島側の(阿波)矢筈山系も望めた。(右;阿波矢筈山、左、烏帽子山あたり)
矢筈山山頂から、昨日登った、綱付森を望む。意外と距離がある
2013年11月24日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 8:59
矢筈山山頂から、昨日登った、綱付森を望む。意外と距離がある
矢筈山から、さらに西の笹原の稜線へと進むことにした。気持ちのよい笹原がのびやかに広がっている
2013年11月24日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 9:02
矢筈山から、さらに西の笹原の稜線へと進むことにした。気持ちのよい笹原がのびやかに広がっている
稜線から望むと、稜線はなだらかだが、谷は深い
2013年11月24日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 9:03
稜線から望むと、稜線はなだらかだが、谷は深い
矢筈山から下りにかかると、先週の雪がまだ少し残っていた
2013年11月24日 09:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 9:07
矢筈山から下りにかかると、先週の雪がまだ少し残っていた
広い笹原に気持ちよく伸びる縦走路
2013年11月24日 09:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 9:19
広い笹原に気持ちよく伸びる縦走路
(同じく)笹原に伸びる一筋の道
2013年11月24日 09:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 9:36
(同じく)笹原に伸びる一筋の道
ニセ小桧曽山(こびそやま)山頂に到着。標高=1541m。以前はここが小桧曽山と呼ばれており、山頂の古びた標識も「小桧曽山」となっていた。
2013年11月24日 09:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 9:52
ニセ小桧曽山(こびそやま)山頂に到着。標高=1541m。以前はここが小桧曽山と呼ばれており、山頂の古びた標識も「小桧曽山」となっていた。
ニセ小桧曽山山頂に到着。展望が良く、西には吉野川流域に広がる雲海が望めた。その向こうは石鎚山系
2013年11月24日 09:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 9:51
ニセ小桧曽山山頂に到着。展望が良く、西には吉野川流域に広がる雲海が望めた。その向こうは石鎚山系
さらに縦走路を行くと、京柱峠への明瞭な分岐あり。
2013年11月24日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 10:01
さらに縦走路を行くと、京柱峠への明瞭な分岐あり。
吉野川流域に広がる雲海を望む。雲頂は700mくらいか?
2013年11月24日 10:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5
11/24 10:03
吉野川流域に広がる雲海を望む。雲頂は700mくらいか?
(三角点のあるほうの)「小桧曽山」に到着。こちらは標高=1525mとさきほどのピークより低い
2013年11月24日 10:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 10:08
(三角点のあるほうの)「小桧曽山」に到着。こちらは標高=1525mとさきほどのピークより低い
往路を戻る。広々とした笹原が広がっていて気持ちが良い。だが、鹿道が縦横に横切っており、笹もだいぶ食べられていた。鹿も3匹ほど見かけた
2013年11月24日 10:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 10:54
往路を戻る。広々とした笹原が広がっていて気持ちが良い。だが、鹿道が縦横に横切っており、笹もだいぶ食べられていた。鹿も3匹ほど見かけた
縦走路の途中にて。小さいケルンがあった
2013年11月24日 11:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 11:09
縦走路の途中にて。小さいケルンがあった
笹原に点々と、石灰岩の岩塊が点在して、日本庭園のようだ
2013年11月24日 11:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 11:15
笹原に点々と、石灰岩の岩塊が点在して、日本庭園のようだ
今日初めての登山者、子供連れの方だった
2013年11月24日 11:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 11:26
今日初めての登山者、子供連れの方だった
笹の葉についた、面白い霜の造形
2013年11月24日 11:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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11/24 11:28
笹の葉についた、面白い霜の造形
矢筈山から、昨日登った綱付森を望む
2013年11月24日 11:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 11:30
矢筈山から、昨日登った綱付森を望む
今日は天気が下り坂の予報だったが、予想以上に青空が広がって気持ちの良い山歩きができた
2013年11月24日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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11/24 11:50
今日は天気が下り坂の予報だったが、予想以上に青空が広がって気持ちの良い山歩きができた
木漏れ日を浴びた晩秋の登山道
2013年11月24日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 11:54
木漏れ日を浴びた晩秋の登山道
綱付森の登山口に到着。こちらは今日は5台ほどのクルマがあった。自分の黄色いテントも見える
2013年11月24日 12:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 12:20
綱付森の登山口に到着。こちらは今日は5台ほどのクルマがあった。自分の黄色いテントも見える
県道49号を下る。所々には紅葉が残っていた
2013年11月24日 13:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
11/24 13:31
県道49号を下る。所々には紅葉が残っていた
秋のせせらぎ
2013年11月24日 13:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
11/24 13:31
秋のせせらぎ
撮影機器:

感想

【山行NO 434】

※ ひさしぶりに、四国の山をテント泊で登る計画を立ててみた。
  目的地は、日帰りではちょっと遠い、高知県の綱付森(つなつけもり)と、土佐矢筈山(とさやはずやま)。
  といっても登山口まで車で行って、そこでテントを張る計画なので、楽ちんな計画だ。

11月23日(土)

・朝寝坊してしまい、出発が8時半と遅くなってしまった。
 高知道を急ぎ気味で進み、国道195号を東へ向かう。
 大栃(おおとち)から、県道49号に入り矢筈峠へと向かう。
・県道は途中まではまずまずの道だったが、西熊林道の分岐から先は、
 1車線の細い山道で、ちょうどやってきた車と離合する際に、
 車の側面をガードレールでこする、というアクシデントあり。
 最初からついてないなあ..

11:50〜12:00 矢筈峠(標高=1250m)
 ・ガイドブックのとおり、峠のすぐ先に広い駐車場がある。
  すでに時刻は正午になってしまった。が、明日は天気が下り坂という予報なので、
  今日は距離の長いほうの、綱付森へと向かうことにする。

 ・林道を300mほど東へ進むと、綱付森の登山口があり、さっそく登り始める。
  すぐに尾根の上に出て、尾根伝いに歩く。
  この付近はブナの森で、落ち葉を踏みしめながら気持ち良い道が続く。
  初冬と言っていい時期だが、今日は暖かくて気持ちがいい。
 ・下山者3名ほどとすれ違う。今日は人が少ない山だ。

12:50-13:00 展望のある小ピーク
 ・森を抜けて、笹原の小ピークに出た。一休みする。
  ようやく目の前に目指す綱付森の山頂が見えてくるが、意外と遠い感じだ。
  北には天狗塚から牛の背の稜線がくっきり見える。
  上空は青空に、巻雲がたくさんでていて、爽やかな秋空。
 ・ここからは笹原の中を進んでゆく。道は良好だが、鹿がつくったけもの道が、
  たくさん登山道を横切っている。この付近もだいぶ鹿が進出しているようだ。
  笹もだいぶ食べられている。
13:30 露岩のある小ピーク
 ・この付近は、笹原に露岩が点々とある。岩質は石灰岩のようだ。
 ・この付近で、爆音とともにジェット機が上空を通り過ぎでびっくりした。
  いわゆる「オレンジルート」を通る、米軍の戦闘機だろう。

14:10-30 綱付森山頂(標高=1643m)
 ・少し急ぎ気味に歩いてきたので、約2時間で山頂に到着。
  天気も良くて、青空のもと、展望も素晴らしく、北には剣山系の主脈の、
  三嶺、西熊山、天狗塚と並んでおり、東には(物部)白髪山、険しそうな石立山が望める。
  西には、はるか遠くに、石鎚山系がうっすらと見えた。
  南は、もう太平洋が近く、海の表が太陽の日差しを反射して鈍く光っている。
  予想よりも気持ちの良い山頂だったので、時刻は遅いが、のんびりできた。

 ・帰りは時間も押しているので、登りにまして急ぎ足で下った。
  午後になっても陽射しは温かくて、気持ちの良い稜線歩きが続く。

16:00 矢筈峠(綱付森登山口)着
 ・日が暮れる前に登山口に到着できてほっとした。
  すでに駐車場には車は少ない。
  矢筈峠の駐車場は、WCも水場もあるが、舗装されていてテントを張るには
  あまり向いてないので、綱付森登山口脇の、広場状のところにテントを張る。
 ・17時には陽も落ちて暗くなってきた。
  一人ぼっちで山の中に寝ることになるが、カップラーメンと缶ビールでの夕食をとって、早々に寝た。
 ・夜中に起きて外を見ると、下弦の月が出ていて割と明るく、
  またオリオン座などの冬の星座も結構くっきり見えて、すがすがしかった。

11月24日(日)

6:30 起床
 ・夜中はだいぶテント内も冷えて、だいたい+2℃くらいの気温だったが、
  十数年ぶりに使う、冬用のシュラフのおかげで、それほど凍えることもなく、
  10時間ほどぐっすりと寝られた。
 ・外はすっかり霜が降りており、テントも自分のクルマも霜で真っ白くなっている。
  外気温はマイナス1℃とかなり冷えていた。
 ・コンロでコーヒーを沸かして、朝食を取って体を温めてから出発の準備をする。

7:20 矢筈峠発
 ・今日は、下り坂の天気予報で、上空は早くも巻層雲が出ているが、
  なんとか午前中は持ちそうな感じがする。まずは矢筈山に登ろう。
 ・峠から登山道に入る。道は意外なほど良好で歩きやすい。
  足元はずいぶんと霜が降りており、落ち葉や笹の葉には、霜がびっしりと
  ついており、いかにも晩秋の雰囲気。
 ・少し行くと、いよいよ矢筈山への急登が始まった。
  でも昨日の山歩きの疲れもそれほどではなく、快調に高度を上げる。
  標高=1500m付近からは笹原となって展望が開け、後方には昨日登った綱付森が良く見えた。

8:40-9:00 土佐矢筈山山頂(標高=1604m、気温=+5℃)
 ・以外と尖がっていない山頂で南北に長い頂稜。北の端が山頂となっていた。
  山頂に着くと、なかなか素晴らしい展望が待っていた。
  西には、雲海が広がる吉野川中流域を隔てて、雪をかぶった石鎚山系の山々が、
  一つづつ区別できるほどくっきり見えている。
  西から二の森、石鎚山、瓶が森、笹ヶ峰、赤石山系、二つ岳、赤星山、
  特に笹ヶ峰は南面の笹原が遠目にも真っ白く、神々しいくらいだ。
 ・北には、天狗塚、祖谷の矢筈山系、東には昨日登った綱付森が結構雄大な山体を見せている。
  人ひとりいない朝の山頂で展望を独り占めして、うっとりとした。

 ・さて、天気が下り坂ならこの山頂で引き返すつもりだったが、
  まだまだ天気は持ちそうなので、山頂から西へと続く笹の稜線に足を延ばすことにした。
 ・ここから先は、踏み跡は明瞭だが、少し笹の背が高く、朝露で濡れている。
  スパッツを着けていて正解だった。足元には先週に降った雪も若干残っていた。

 ・途中で、鹿を2頭見かけた。ピーと鳴き声を発して、急いで遠ざかってゆく。
  このあたりまで鹿が進出しているとすると、この笹原もそのうちハゲになるのかも?
  「自然」とはなにか?鹿をそのままにしておくのが自然か?
   駆除するのが正しいのか? 自分でもよく解らない問題だ。
  それにしても剣山系でこんなに鹿が増えたのはどうしたことだろう?
  温暖化のせいか?、それもよく解っていないようだ。

 ・鹿のことはさておいて、気持ちの良い笹原をずんずんと進む。
  笹原の中の道はまずまずはっきりしているが、鹿道が縦横に横切っている。
9:50 (ニセ)小桧曽山(標高=1541m)
 ・ようやく小ピークに到着。ここは昔のガイドブックでは「小桧曽山」と
  呼ばれていたピークで、山頂の古い標識も「小桧曽山」となっていた。
  荷物を置いて、さらに先へと進む。途中、京柱峠への明瞭な分岐を
  越えて、さらに稜線を行く。
10:00 小桧曽山 (標高=1525m)
 ・こちらが最近、正式な「小桧曽山」と言われるようになったピークで、
  新しい標識も「小桧曽山」と書いてあり、三角点もある。
  だが、さきほどのピークよりはもさっとしたピークなので、早々に引き返す。

10-10-30 (ニセ)小桧曽山
 ・再びこちらのピークに戻り、展望を眺めながら食事をとってのんびりとする。
  西側は、吉野川の中流域に低い雲海が広がっていて、その向こうに雪をかぶった
  石鎚山系も見え、なかなか素晴らしい展望だ。
  岩の上にごろりと寝転がり、気持ちの良い一時を過ごした。青空と日差しがうれしい。

 ・帰りは、元来た道を淡々と戻る。
  矢筈山の登りのあたりで、本日初めての登山者と出会う。小さい子供を連れた家族連れだった。
 
11:20-30 土佐矢筈山
 ・最後の休憩を取る。朝方の寒さはなくなり、ぽかぽかと小春日和の天気だ。

12:10-50 矢筈峠
 ・ほぼ予定通りに下山。コンロで紅茶を沸かして軽く昼食を取り、
  あとはテントを撤収して車に詰め込むと、楽しかった2日の登山も終わりだ。
  今日も天気が良いわりに登山者は少なく、駐車場は合計8台しかいなかった。

 ・帰りは狭い県道を慎重に下る。幸いにも対向車が少なくて助かった。
  国道195号に出てからはスイスイと進み、南国ICより高速で帰路に着く。
  今日も結局、夕方まで良い天気で、2日とも天気に恵まれ、充実した山歩きができた。

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