ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 376899
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

大菩薩嶺〜小金沢山(南ア大展望の尾根を歩く!)

2013年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:27
距離
13.4km
登り
931m
下り
936m

コースタイム

6:30 市営駐車場
7:00 上日川峠から出発
7:15 福ちゃん荘
7:20 富士見山荘
7:55 大菩薩峠 〜8:00
8:35 雷岩
8:50 大菩薩嶺 〜9:00
9:40 大菩薩峠 〜10:00
10:30 石丸峠
10:55 狼平
11:37 小金沢山 〜12:20
13:20 石丸峠 →上日川峠ルートへ
14:27 上日川峠
天候 大快晴
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道から日川林道を通って、上日川峠へ。
市営駐車場があります。上日川峠への林道は12/10から冬季閉鎖予定。
コース状況/
危険箇所等
◆上日川峠〜大菩薩峠、大菩薩峠〜大菩薩嶺
 特に危険箇所なし。雷岩付近がややガレている程度

◆大菩薩峠〜小金沢山
 ・熊沢山〜石丸峠間の南斜面は、ズルズル滑る泥濘の急斜面です。
  注意していても滑るので、転ばないようご注意。
  北斜面は部分的に凍結していますがあまり滑りません。
 ・天狗山区間は笹ヤブです。小路が多く正規ルートが分かりにくいです。
 ・小金沢山の樹林帯はトレースがほとんどないのでルートから外れやすいです。
  登山道自体がトラバースする巻道なので尾根の最上部をたどろうとすると
  道に迷います。片側が切れ落ちている細い道も多いので注意が必要です。
◆石丸峠〜上日川峠
 ・水量のある沢の渡渉があります。足場が小さくバランスを崩しそうで怖い。
市営駐車場AM6:30。この時点ではガラガラでしたが、下山時にはけっこう埋まってましたね。
2013年11月30日 06:35撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 6:35
市営駐車場AM6:30。この時点ではガラガラでしたが、下山時にはけっこう埋まってましたね。
ロッヂ長兵衛。ここから登山開始です。
2013年11月30日 06:44撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 6:44
ロッヂ長兵衛。ここから登山開始です。
峠からは、モルゲンロート気味の白峰三山がお出迎え。テンション上がりまくります。
2013年11月30日 06:51撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
5
11/30 6:51
峠からは、モルゲンロート気味の白峰三山がお出迎え。テンション上がりまくります。
ココから登山道。熊注意看板のデザインがちょっとお気に入り。
2013年11月30日 06:55撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 6:55
ココから登山道。熊注意看板のデザインがちょっとお気に入り。
すぐに福ちゃん荘に到着。手作り感あふれる値札。
2013年11月30日 07:16撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
1
11/30 7:16
すぐに福ちゃん荘に到着。手作り感あふれる値札。
イラストマップ。これを見て「大菩薩峠から小金沢山?あら、案外近いじゃない♪」なんて思っちゃいけませんぜ。
2013年11月30日 07:17撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 7:17
イラストマップ。これを見て「大菩薩峠から小金沢山?あら、案外近いじゃない♪」なんて思っちゃいけませんぜ。
富士見山荘は福ちゃん荘から数百メートル。近い
2013年11月30日 07:25撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 7:25
富士見山荘は福ちゃん荘から数百メートル。近い
ここで富士山とファーストエンカウント。なるほど、確かに山荘に富士見と名づけるだけあるのです。
2013年11月30日 07:25撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 7:25
ここで富士山とファーストエンカウント。なるほど、確かに山荘に富士見と名づけるだけあるのです。
山荘からは道なりに木橋を渡り、
2013年11月30日 07:28撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 7:28
山荘からは道なりに木橋を渡り、
樹林帯をせっせと登ると、
2013年11月30日 07:49撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 7:49
樹林帯をせっせと登ると、
はい、すぐに大菩薩峠
2013年11月30日 07:53撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 7:53
はい、すぐに大菩薩峠
おー、アレが大菩薩嶺か(実は途中の小ピーク)
2013年11月30日 07:53撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 7:53
おー、アレが大菩薩嶺か(実は途中の小ピーク)
ここで突然に眼前に現れる。南アルプスオールスターズ!
2013年11月30日 07:54撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
4
11/30 7:54
ここで突然に眼前に現れる。南アルプスオールスターズ!
聖岳!赤石岳!悪沢岳!
2013年11月30日 07:54撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
3
11/30 7:54
聖岳!赤石岳!悪沢岳!
農鳥岳、間ノ岳、北岳の白峰三山も勢揃い!塩見岳も左のほうに控えているよ!
2013年11月30日 07:54撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
6
11/30 7:54
農鳥岳、間ノ岳、北岳の白峰三山も勢揃い!塩見岳も左のほうに控えているよ!
そしてこの間登った、仙丈(左)と甲斐駒(右)!
仙丈さんいつの間にそんな真っ白に!?
2013年11月30日 07:54撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
5
11/30 7:54
そしてこの間登った、仙丈(左)と甲斐駒(右)!
仙丈さんいつの間にそんな真っ白に!?
さあ気分良くなってきたところで尾根を登りますか。
2013年11月30日 07:55撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
3
11/30 7:55
さあ気分良くなってきたところで尾根を登りますか。
富士「チラッ」
2013年11月30日 07:55撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
1
11/30 7:55
富士「チラッ」
石碑に写りこむ南アルプスの峰たち
2013年11月30日 08:07撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:07
石碑に写りこむ南アルプスの峰たち
登るほどに姿を現していく富士山。
2013年11月30日 08:09撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 8:09
登るほどに姿を現していく富士山。
こんな岩ゴロゴロの難儀なルートに出くわしても、
2013年11月30日 08:13撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:13
こんな岩ゴロゴロの難儀なルートに出くわしても、
こーんな景色を眺めながらなので、全然つらくなかったりします。
2013年11月30日 08:15撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 8:15
こーんな景色を眺めながらなので、全然つらくなかったりします。
八ヶ岳も見えるようになってきたなあ…って、おや?左のほうにうっすら見えてるのは、もしかして・・・
2013年11月30日 08:16撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
1
11/30 8:16
八ヶ岳も見えるようになってきたなあ…って、おや?左のほうにうっすら見えてるのは、もしかして・・・
北アルプスだー!角度的には乗鞍岳とかの辺りですかね!? スゴイ!ここから見えるとは!
2013年11月30日 08:16撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
3
11/30 8:16
北アルプスだー!角度的には乗鞍岳とかの辺りですかね!? スゴイ!ここから見えるとは!
やや興奮しながら賽の河原に到着。
2013年11月30日 08:21撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:21
やや興奮しながら賽の河原に到着。
なんだか分からないけど赤い実がキレイでした。
2013年11月30日 08:23撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
3
11/30 8:23
なんだか分からないけど赤い実がキレイでした。
ここからの登りは緩やかで楽チン
2013年11月30日 08:32撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:32
ここからの登りは緩やかで楽チン
2000メートルを過ぎるとすぐに
2013年11月30日 08:35撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:35
2000メートルを過ぎるとすぐに
雷岩です。絶好のビューポイントです。
2013年11月30日 08:36撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
5
11/30 8:36
雷岩です。絶好のビューポイントです。
市街地ごと一望できます。リアル鳥瞰図です。
2013年11月30日 08:37撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
4
11/30 8:37
市街地ごと一望できます。リアル鳥瞰図です。
山頂は不思議なことに樹林帯の中。
2013年11月30日 08:46撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:46
山頂は不思議なことに樹林帯の中。
登頂!
2013年11月30日 08:53撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
3
11/30 8:53
登頂!
三角点も。
2013年11月30日 08:54撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:54
三角点も。
山頂付近はうっすら雪が凍結してました。
2013年11月30日 08:55撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 8:55
山頂付近はうっすら雪が凍結してました。
さて、峠に戻ります。
2013年11月30日 09:27撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 9:27
さて、峠に戻ります。
峠の小屋。介山荘が見えてきました。
2013年11月30日 09:35撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 9:35
峠の小屋。介山荘が見えてきました。
小金沢山が翌2014年に向けてアップを始めたようです。
2013年11月30日 09:44撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
4
11/30 9:44
小金沢山が翌2014年に向けてアップを始めたようです。
さて、その小金沢山に向かうとしましょうか。
2013年11月30日 09:59撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 9:59
さて、その小金沢山に向かうとしましょうか。
途中、熊沢山を登って・・・
2013年11月30日 10:12撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 10:12
途中、熊沢山を登って・・・
降りるのですが、この道。霜が融けた南斜面はぐっちゃぐちゃです!転ぶと泥まみれに・・・
2013年11月30日 10:20撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 10:20
降りるのですが、この道。霜が融けた南斜面はぐっちゃぐちゃです!転ぶと泥まみれに・・・
石丸峠。下山路はここを上日川峠方面へ。
今は小金沢へ進みますよ。
2013年11月30日 10:30撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 10:30
石丸峠。下山路はここを上日川峠方面へ。
今は小金沢へ進みますよ。
路面はちょっと凍ってるところがある程度。
2013年11月30日 10:38撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 10:38
路面はちょっと凍ってるところがある程度。
東側の山々も見えてきました。きれいだけどどれがどの山か判別できないですね・・・
2013年11月30日 10:42撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
1
11/30 10:42
東側の山々も見えてきました。きれいだけどどれがどの山か判別できないですね・・・
天狗山から狼平、その向こうに樹木に覆われた小金沢山。この山、意外と手ごわい山でした。
2013年11月30日 10:45撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 10:45
天狗山から狼平、その向こうに樹木に覆われた小金沢山。この山、意外と手ごわい山でした。
登山道とただの斜面の区別がつきづらい荒れたルートが続きます。正解のルートにはどこかしらにテープがあります。
2013年11月30日 11:08撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 11:08
登山道とただの斜面の区別がつきづらい荒れたルートが続きます。正解のルートにはどこかしらにテープがあります。
2000mに達してから頂上までの距離がまた長い。なんとか登頂。
2013年11月30日 11:37撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 11:37
2000mに達してから頂上までの距離がまた長い。なんとか登頂。
来年に向けて記念撮影用のボードを新調したんだそうです。
2013年11月30日 11:39撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
7
11/30 11:39
来年に向けて記念撮影用のボードを新調したんだそうです。
日も高くなってきたので下山開始。
2013年11月30日 11:40撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 11:40
日も高くなってきたので下山開始。
石丸峠からの下山路にて。この時間帯(13時半)の富士山って光の加減か、つるりとした印象ですね。
2013年11月30日 13:22撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
1
11/30 13:22
石丸峠からの下山路にて。この時間帯(13時半)の富士山って光の加減か、つるりとした印象ですね。
あれ?林道に出て、登山道が途切れてしまいました。
2013年11月30日 13:43撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 13:43
あれ?林道に出て、登山道が途切れてしまいました。
ああ、林道へ出てきた場所は変更後だったのですね。
2013年11月30日 13:47撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 13:47
ああ、林道へ出てきた場所は変更後だったのですね。
旧・登山道入口。・・・なるほど
2013年11月30日 13:49撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 13:49
旧・登山道入口。・・・なるほど
ここから下山再開。
2013年11月30日 13:48撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 13:48
ここから下山再開。
すみません、ソロばっかでホントすみません。
2013年11月30日 13:59撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
2
11/30 13:59
すみません、ソロばっかでホントすみません。
今度はアスファルトの林道を横切って・・・
2013年11月30日 14:01撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 14:01
今度はアスファルトの林道を横切って・・・
足場が難儀な沢を渡渉したりして・・・
2013年11月30日 14:07撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 14:07
足場が難儀な沢を渡渉したりして・・・
無事、上日川峠に到着。
2013年11月30日 14:27撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
11/30 14:27
無事、上日川峠に到着。
帰りは「大菩薩の湯」という公営施設で立寄り湯。
2013年11月30日 15:20撮影 by  NIKON D3200, NIKON CORPORATION
3
11/30 15:20
帰りは「大菩薩の湯」という公営施設で立寄り湯。
撮影機器:

感想

2000mくらいの山に行きたい、そんな基準で山を選んでいたところ比較的近くに百名山の大菩薩嶺があるのを知りました。興味が湧いて調べてみたところ、もうすぐ林道が冬季閉鎖される(12/10予定)とのこと!
これは後回しには出来ない、と登るのを決心した次第です。

コースタイムを調べたところ、大菩薩嶺のみではやや短い気がしたので、2014年に注目されそうな標高2014mの小金沢山もついでに登ることにしました。

大菩薩嶺は山頂こそ展望はありませんが、そこに至るまでの尾根上、とくに雷岩での展望がスゴイので、登った価値は十分にありましたよ。


朝、夜明け前に自宅を出発して、一路中央道へ。紅葉が終わっているとはいえ遅くなると駐車場がいっぱいになるかも、と早めの到着を目指します。意外にも6:30時点では駐車場に数台しかありませんでしたが、時間的に余裕があるのは良いことですし、ゆっくりと準備して登山開始。

長兵衛ロッヂ前には、今まさにバスで団体ツアーが降りてきたところらしく大賑わい。バス停車場所からは白峰三山が朝日に照らされて、実にいい感じです。ツアーの人々と出発をずらしていよいよ登山口へ。

朝の空気で冷えてる体が温まってきたかな、というところで福ちゃん荘に到着。広い休憩スペースと豊富なメニューを横目にさらに先へ。ココが山頂へ直行する唐松尾根と大菩薩峠方面の分岐のようですね。

富士見山荘にて、富士山に初遭遇。すごい存在感です。誰もいなかったので、ゆっくりと富士山撮影しつつ峠に向かいます。このあたり、霜柱が5〜10cmの長さで露出しているので、まるで白い草のようです。峠に向かう道は日が当たらず風が冷たいので手袋をしていてもストックを握る手がかじかみます。

介山荘が見えたら大菩薩峠はもうすぐそこです。当初は小金沢山を往復してから大菩薩嶺に登り唐松尾根を下りようと考えていましたが、小屋のおじさん曰く、先に大菩薩嶺に登ってから小金沢山へ向かい石丸峠から下りるほうがオススメとのこと。ならば、と先に大菩薩嶺へ向かうことに。

尾根からの眺めは写真に載せたとおり壮観の一語。熊沢山に隠れていた富士山も尾根を登るほどに現れてきて、このルートが人気だというのも頷けます。途中、若干の岩場があったりしますが危険というほどでもなく終始気持ちのいい尾根歩きを満喫できます。

雷岩を過ぎ、樹木の中に200mばかり入ったところに大菩薩嶺の山頂を示す標識が。周辺の地面は凍結していますが、滑ることはないでしょう。

大菩薩峠まで景観を眺めながらゆっくり戻っても1時間かからず。今度は小金沢山へ向かいます。熊沢山への登りはけっこうな急登ですが短いのですぐに頂上へ。やっかいだったのは笹藪を抜ける下り坂のほう。ルートが完全にぬかるんでいるので滑る滑る。転んで肘を泥だらけにしました。

天狗山、狼平と樹木のないエリアを抜けて小金沢山に取り付きます。尾根の高い部分を伝うのかと思いきや、西側の斜面をトラバースするルートですので、右側が切れ落ちていてなかなか怖い。しかも木々の間を抜けていく道があってないようなものなので非常に迷いやすいです。

高度計を見ながら2000mを越えたからそろそろ頂上かなーと思ってからがまた長い。頂上と同じくらいの標高で細かいアップダウンが500mくらい続きます。
頂上には山頂標識と、記念撮影用の2014mプレートが。山頂からは富士山は良く見えますが、そのほかの山々は樹木で遮られて見えない感じですね。

山頂にて昼食後、来た道を戻ります。途中、道を間違えて尾根に乗ってしまい引き返す一幕もありましたが、特に危ないところもなく石丸峠へ。標識に従い上日川峠方面へ進みます。

途中、砂利道の林道(作業用林道なのか地図には記載なし)に出るのですが、この降り口の場所が変わってしまっており、登山道が途切れてしまっています。林道の上日川峠方面へ250m進むと本来の登山道へ復帰できます。

この登山道は山間なので展望はありません。日が差さないので若干暗い道となっています。途中、割りと水量のある沢の渡渉地点がありますが、足場にする岩が尖っていてバランスを崩しそうで怖かったですね。

道が落ち葉の絨毯を踏むような遊歩道に変わり、1kmほどで上日川峠へ。


下山後は車に乗り込み、林道を来た道とは逆方向に進んで「大菩薩の湯」へ。
林道が冬季閉鎖している間に大菩薩嶺へ向かうには、この付近の大菩薩峠登山口からの徒歩になるようですね。

−−−−−
今回の大菩薩嶺で、百名山7座目。初年度にしては欲張りすぎかもしれませんね・・・。今後は増やすとしても来年の夏以降になりそうです。冬季は低山中心になりそうですし。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2775人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
大菩薩嶺満喫コース 丸川峠〜狼平
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら