【日本百名山】大峰山(八経ヶ岳)と明星ヶ岳 〜行者還トンネル西口からピストン〜
- GPS
- 06:45
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:45
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆行者還トンネル西口駐車場 1日1000円 ・すぐ下の駐車場と合わせて30台くらい停められるようです。 ・料金は駐車場の管理人が回収に来ます。 ・トイレは別途100円かかります(駐車場利用者以外は200円!) ・携帯(au)は圏外です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※不明瞭箇所・危険箇所はありません。 (凍結箇所もなし) |
その他周辺情報 | <日帰り温泉> ◆入之波温泉 山鳩湯 800円 ・日帰りは17時(受付は16時)までなので、到着時間に注意が必要です。 ・泉質は黄褐色のナトリウム泉で、かなり特徴的なお湯です。 ・広めの内湯と小さめの露天風呂があり、どちらも源泉掛け流しです。 ・駐車スペースもほとんど無い小さな温泉宿です。混雑する時期は注意。 |
写真
感想
2002年に、熊野古道を構成する参詣道の一つとして、世界遺産に認定された大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)。奈良吉野山と熊野三山とを結ぶ、100kmに及ぶ縦走路ですが、8世紀初頭に役行者が(験道の開祖)によって開かれたとされ、熊野古道の中で最も険阻な道となっています。
この大峯奥駈道の最高地点が八経ヶ岳(1915m)で、日本百名山の一座にも選定されています。なお、その山名は、役行者がこの山に法華経八巻を埋納した
との言い伝えが由来となっています。
この八経ヶ岳に登るにあたり、本来なら吉野山から縦走したいところですが、辿り着くのに2日以上かかるので、メジャールートである行者還トンネルからピストンすることにしました。
ちなみに、行者還トンネルの北側には行者還岳(1546m)がありますが、その険しさに役行者が一度は引き返したと伝えられています。
行者還トンネルからの登山道は、よく整備されており、歩きやすい道が続きます。かつては修行で使われた険道ですが、今では安全に歩くことができます。
2時間30分ほどで弥山(1895m)に到着しましたが、弥山小屋(宿坊)は11/11で営業を終了しており、トイレも使用できませんでした。気候的には暑いくらいで問題ありませんでしたが、この点は注意が必要です。
弥山から八経ヶ岳(1915m)までは30分ほどで到着しましたが、残念ながら山頂はガスガスで、眺望は望めませんでした。ただし、人気の山だけあって、狭い山頂は大勢の登山者で賑わっており、落ち着ける場所がありませんでした。そのため、この先の明星ヶ岳(1894m)まで足を伸ばすことにしました。
明星ヶ岳の山頂は広く開放的で、天気が良ければ眺めも良さそうです。縦走路から少し外れていることもあり、1時間ほど昼休憩をしましたが、誰にも会いませんでした。
今回は日帰りでピークを目指しましたが、その歴史的な位置付けからしても、大峯奥駈道を縦走したいところです。吉野山から熊野まで「通し」で縦走するのは困難ですが、宿坊の開いている時期を狙って、山上ヶ岳、八経ヶ岳を経由して釈迦ヶ岳くらいまで歩いてみたいものです。
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