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Yamareco

記録ID: 377108
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雪山ハイキング
奥秩父

【燦燦作戦】笠取山・唐松尾山・将監峠・竜喰山・大常木山・飛龍山【乙63.2】

2013年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:28
距離
29.7km
登り
2,041m
下り
2,051m

コースタイム

日帰り
山行
9:29
休憩
1:01
合計
10:30
5:47
5:48
43
6:31
6:35
12
6:47
6:47
2
6:49
6:51
4
6:55
6:55
12
7:07
7:24
76
8:40
8:49
14
9:03
9:03
12
西御殿岩分岐
9:15
9:22
9
9:31
9:31
17
西御殿岩分岐
9:48
9:48
5
9:53
9:53
7
三ノ瀬分岐
10:00
10:00
38
10:38
10:44
44
11:28
11:31
45
12:16
12:16
12
水場
12:28
12:28
14
飛竜権現
12:42
12:50
13
13:03
13:03
3
13:06
13:09
9
13:18
13:18
61
水場
14:19
14:19
7
将監小屋分岐
14:26
14:27
56
15:23
15:23
18
15:41
15:41
16
天候 晴れ 寒い 稜線風あり
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
作場平駐車場
コース状況/
危険箇所等
道の状況
特に西側の山域において上部積雪。
竜喰山〜大常木山の稜線コースは藪道。藪下に倒木、岩、枯れ枝、木の根、段差等が隠れており慎重を要する。一般コースは途中崩壊跡があったりするが、ほぼ平坦な笹道。
将監小屋からの道は車も通れるほど広く緩やか。
途中立ち寄った道の駅たばやま上空の星々。作場平も同様に満点の星空。
2013年11月30日 04:30撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 4:30
途中立ち寄った道の駅たばやま上空の星々。作場平も同様に満点の星空。
作場平口出発。
2013年11月30日 05:28撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 5:28
作場平口出発。
道には木が並べてあり、わかりやすく、歩きやすい。
2013年11月30日 05:36撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 5:36
道には木が並べてあり、わかりやすく、歩きやすい。
三回ほど沢を渡った後、本格的な上りに入る。
2013年11月30日 05:41撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 5:41
三回ほど沢を渡った後、本格的な上りに入る。
一休みしたいと思ったところに一休坂分岐。
2013年11月30日 05:47撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 5:47
一休みしたいと思ったところに一休坂分岐。
東の空がほのかに赤く染まってくる。
2013年11月30日 05:51撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 5:51
東の空がほのかに赤く染まってくる。
一休坂
2013年11月30日 05:55撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 5:55
一休坂
沈みゆく下弦の月が太陽の出現を待つ。
2013年11月30日 06:02撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 6:02
沈みゆく下弦の月が太陽の出現を待つ。
ライトが無くても道がわかるようになってきた。
2013年11月30日 06:07撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:07
ライトが無くても道がわかるようになってきた。
む?ペロッ・・・これは雪!
2013年11月30日 06:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:09
む?ペロッ・・・これは雪!
朱に染まる範囲が広がる。
2013年11月30日 06:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:12
朱に染まる範囲が広がる。
振り返ると冨士の雄姿が。
2013年11月30日 06:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:16
振り返ると冨士の雄姿が。
むむ、これは期せずして雪山歩きになってしまうか。
2013年11月30日 06:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:17
むむ、これは期せずして雪山歩きになってしまうか。
橋を渡る時は特に慎重に。
2013年11月30日 06:18撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 6:18
橋を渡る時は特に慎重に。
積雪は多いところで2〜3cmくらいか。
2013年11月30日 06:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:22
積雪は多いところで2〜3cmくらいか。
笠取小屋直下の水場
2013年11月30日 06:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:29
笠取小屋直下の水場
笠取小屋
2013年11月30日 06:31撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:31
笠取小屋
笠取小屋で日の出を迎える。
2013年11月30日 06:32撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:32
笠取小屋で日の出を迎える。
日の昇ってくる方角。
2013年11月30日 06:33撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:33
日の昇ってくる方角。
笠取山へ。
2013年11月30日 06:37撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:37
笠取山へ。
太陽が顔を出す。
2013年11月30日 06:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:40
太陽が顔を出す。
広瀬湖を挟んで反対側の山に、
2013年11月30日 06:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:40
広瀬湖を挟んで反対側の山に、
甲武信ヶ岳へ通ずる山々の肌が朝焼けに赤く染まる。
2013年11月30日 06:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:40
甲武信ヶ岳へ通ずる山々の肌が朝焼けに赤く染まる。
南アルプス
2013年11月30日 06:41撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:41
南アルプス
乾徳山と黒金山と思われる。
2013年11月30日 06:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:42
乾徳山と黒金山と思われる。
第一目標、笠取山
2013年11月30日 06:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:44
第一目標、笠取山
そして、我らが富士山。
2013年11月30日 06:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:44
そして、我らが富士山。
朝日に煌く冨士。
2013年11月30日 06:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:44
朝日に煌く冨士。
雁峠分岐。奥は分水嶺。
2013年11月30日 06:47撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 6:47
雁峠分岐。奥は分水嶺。
古札山方面
2013年11月30日 06:47撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:47
古札山方面
小さな分水嶺。多摩川の水源であり、
2013年11月30日 06:50撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:50
小さな分水嶺。多摩川の水源であり、
同時に荒川の水源でもあり、
2013年11月30日 06:50撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:50
同時に荒川の水源でもあり、
はたまた、富士川の水源でもある。
2013年11月30日 06:51撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:51
はたまた、富士川の水源でもある。
北側はよくわからず。
2013年11月30日 06:54撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:54
北側はよくわからず。
笠取山西
2013年11月30日 06:55撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:55
笠取山西
笠取山西の雪原。
2013年11月30日 06:56撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:56
笠取山西の雪原。
なんのひねりも無く、ストレートに山頂へ伸びる道。
2013年11月30日 06:58撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 6:58
なんのひねりも無く、ストレートに山頂へ伸びる道。
もはや木々に遮られること無し。
2013年11月30日 07:01撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:01
もはや木々に遮られること無し。
雲取山直下の草原版みたいな急登。
2013年11月30日 07:01撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:01
雲取山直下の草原版みたいな急登。
笠取山到達。風が冷たい。
2013年11月30日 07:07撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 7:07
笠取山到達。風が冷たい。
山頂から甲武信ヶ岳方面
2013年11月30日 07:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:09
山頂から甲武信ヶ岳方面
山頂から乾徳山〜黒金山ライン
2013年11月30日 07:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 7:09
山頂から乾徳山〜黒金山ライン
山頂から南アをメインに。
2013年11月30日 07:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:09
山頂から南アをメインに。
山頂から丹沢方面
2013年11月30日 07:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:10
山頂から丹沢方面
偉大なる富士山
2013年11月30日 07:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:10
偉大なる富士山
南アを拡大してじっくり見る。
2013年11月30日 07:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 7:10
南アを拡大してじっくり見る。
因みに、岩場を越えて進むと、
2013年11月30日 07:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:11
因みに、岩場を越えて進むと、
もう一つ山頂がある。
2013年11月30日 07:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 7:15
もう一つ山頂がある。
第二山頂から富士山
2013年11月30日 07:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:15
第二山頂から富士山
第二山頂から南ア
2013年11月30日 07:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:15
第二山頂から南ア
第二山頂から丹沢
2013年11月30日 07:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:16
第二山頂から丹沢
山頂部から下りる。
2013年11月30日 07:24撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:24
山頂部から下りる。
日が昇るにつれて、
2013年11月30日 07:30撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:30
日が昇るにつれて、
山々の姿がくっきりはっきりとしてくる。
2013年11月30日 07:30撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:30
山々の姿がくっきりはっきりとしてくる。
一瞬人の踏み跡が無くなり焦るが、
2013年11月30日 07:32撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 7:32
一瞬人の踏み跡が無くなり焦るが、
秩父辺りの盆地を横目に降りていくと、
2013年11月30日 07:38撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:38
秩父辺りの盆地を横目に降りていくと、
本線に復帰する。
2013年11月30日 07:59撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 7:59
本線に復帰する。
富士山北面の山々
2013年11月30日 08:01撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:01
富士山北面の山々
木の間の富士山
2013年11月30日 08:02撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 8:02
木の間の富士山
道にだけ雪が積もっているように見える。
2013年11月30日 08:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:06
道にだけ雪が積もっているように見える。
丹沢の先に見えるのは?
2013年11月30日 08:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:10
丹沢の先に見えるのは?
笹メインに見えて実は岩塊もそれなりにある。
2013年11月30日 08:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:11
笹メインに見えて実は岩塊もそれなりにある。
北側に特徴的な山があるが、もやっとしていてよくわからない。
2013年11月30日 08:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:13
北側に特徴的な山があるが、もやっとしていてよくわからない。
太陽、今ぞ燦たり。
2013年11月30日 08:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:13
太陽、今ぞ燦たり。
先ほどよくわからなかった北方の山。それほど遠くではないと思うが・・・
2013年11月30日 08:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:15
先ほどよくわからなかった北方の山。それほど遠くではないと思うが・・・
進行方向、唐松尾山
2013年11月30日 08:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:15
進行方向、唐松尾山
岩の埋まった道をジワジワと登る。
2013年11月30日 08:18撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:18
岩の埋まった道をジワジワと登る。
唐松尾山より先
2013年11月30日 08:20撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:20
唐松尾山より先
木々の中にいると風は和らぐが帽子を取ると耳が寒さで痛くなる。
2013年11月30日 08:24撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:24
木々の中にいると風は和らぐが帽子を取ると耳が寒さで痛くなる。
ちょうどこの頃、唐松尾山手前の時間帯が、
2013年11月30日 08:35撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:35
ちょうどこの頃、唐松尾山手前の時間帯が、
雲ひとつ無い空澄み渡り、
2013年11月30日 08:35撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 8:35
雲ひとつ無い空澄み渡り、
ベストショットを連発する。
2013年11月30日 08:35撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:35
ベストショットを連発する。
唐松尾山の山頂
2013年11月30日 08:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:40
唐松尾山の山頂
展望は木々の合間からわずかに。
2013年11月30日 08:41撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:41
展望は木々の合間からわずかに。
さっきからずっと、あのキラキラ光っているのは何だろう?と思っていたが、あれは海だ。海まで見えるとは。
2013年11月30日 08:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
11/30 8:44
さっきからずっと、あのキラキラ光っているのは何だろう?と思っていたが、あれは海だ。海まで見えるとは。
山頂の展望は無くても、ちょっと下れば富士山に、
2013年11月30日 08:55撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:55
山頂の展望は無くても、ちょっと下れば富士山に、
三つ峠山、
2013年11月30日 08:56撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:56
三つ峠山、
そして南アと、山全体で見れば展望豊富。ベリーグッド!
2013年11月30日 08:58撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 8:58
そして南アと、山全体で見れば展望豊富。ベリーグッド!
笹に隠れた山の本性見たり。
2013年11月30日 09:01撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:01
笹に隠れた山の本性見たり。
雪が無くても太い霜柱がそこかしこに。
2013年11月30日 09:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:03
雪が無くても太い霜柱がそこかしこに。
西御殿岩分岐。ここで本日の第一山人と遭遇。
2013年11月30日 09:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:03
西御殿岩分岐。ここで本日の第一山人と遭遇。
岩に到達しないまでも、
2013年11月30日 09:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:10
岩に到達しないまでも、
素晴らしき光景のオンパレード。
2013年11月30日 09:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:11
素晴らしき光景のオンパレード。
最後に岩場をひと上りして、
2013年11月30日 09:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:13
最後に岩場をひと上りして、
西御殿岩到達。
2013年11月30日 09:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:15
西御殿岩到達。
和名倉山方面
2013年11月30日 09:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:15
和名倉山方面
とすると、正面は両神山だな(小さく見えるな・・・)。左端のは、さっきまでわからなかったが浅間山に違いない。
2013年11月30日 09:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:15
とすると、正面は両神山だな(小さく見えるな・・・)。左端のは、さっきまでわからなかったが浅間山に違いない。
遠くに霞むは日光連山か。
2013年11月30日 09:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:16
遠くに霞むは日光連山か。
雲取山周辺
2013年11月30日 09:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:16
雲取山周辺
飛龍山に続く峰々。
2013年11月30日 09:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:16
飛龍山に続く峰々。
丹沢は湿気が多いのか、雲が発生。
2013年11月30日 09:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:17
丹沢は湿気が多いのか、雲が発生。
何度も見ているが、富嶽はどこから見ても良い。
2013年11月30日 09:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:17
何度も見ているが、富嶽はどこから見ても良い。
唐松尾山
2013年11月30日 09:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:17
唐松尾山
今年は尾白川渓谷を除き結局行かなかったが、
2013年11月30日 09:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:17
今年は尾白川渓谷を除き結局行かなかったが、
来年は一歩き乃至二歩きくらいするとするか。
2013年11月30日 09:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:17
来年は一歩き乃至二歩きくらいするとするか。
ああそうだ。あれは浅間山だ。展望が良過ぎて距離感やら高度感がおかしくなっている。
2013年11月30日 09:20撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:20
ああそうだ。あれは浅間山だ。展望が良過ぎて距離感やら高度感がおかしくなっている。
岩を下りて、崩壊跡をテクテクと進む。
2013年11月30日 09:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:42
岩を下りて、崩壊跡をテクテクと進む。
岩を下りても引き続き展望あり。
2013年11月30日 09:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:44
岩を下りても引き続き展望あり。
苔むした岩岩。そう、ここは緑の回廊。
2013年11月30日 09:45撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:45
苔むした岩岩。そう、ここは緑の回廊。
小笹の小道をさらに行くと、
2013年11月30日 09:46撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:46
小笹の小道をさらに行くと、
山の神土
2013年11月30日 09:48撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:48
山の神土
空青く、歓喜高まる。
2013年11月30日 09:49撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:49
空青く、歓喜高まる。
三ノ瀬分岐
2013年11月30日 09:53撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:53
三ノ瀬分岐
多くの人が歩いているようだが、この日はまだ一人しか見ず。
2013年11月30日 09:53撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:53
多くの人が歩いているようだが、この日はまだ一人しか見ず。
ここで寝転がって空を見上げていたい。
2013年11月30日 09:56撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 9:56
ここで寝転がって空を見上げていたい。
将監峠
2013年11月30日 10:00撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 10:00
将監峠
将監峠の広い空間
2013年11月30日 10:00撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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将監峠の広い空間
稜線コースへの取り付き。麓からルートが読めない人は入らない方が無難。
2013年11月30日 10:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 10:03
稜線コースへの取り付き。麓からルートが読めない人は入らない方が無難。
将監小屋を真下に見る。
2013年11月30日 10:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 10:10
将監小屋を真下に見る。
一般コースでは木の間越しの展望が、
2013年11月30日 10:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 10:10
一般コースでは木の間越しの展望が、
稜線コースでは遮るもの無し。
2013年11月30日 10:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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稜線コースでは遮るもの無し。
振り返れば唐松尾山
2013年11月30日 10:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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振り返れば唐松尾山
稜線コース第一目標、竜喰山。
2013年11月30日 10:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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稜線コース第一目標、竜喰山。
南アは何度見ても飽きない。
2013年11月30日 10:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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南アは何度見ても飽きない。
大月や道志の低山群
2013年11月30日 10:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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大月や道志の低山群
三つ峠とセットで富嶽。
2013年11月30日 10:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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三つ峠とセットで富嶽。
とりあえず、来年7月を目処に北岳ピンでやるかぁ。
2013年11月30日 10:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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とりあえず、来年7月を目処に北岳ピンでやるかぁ。
もう一度鳳凰にも行っておきたいが、夜叉神〜広河原といった線で進めよう。青木鉱泉から周回が良いが、駐車がなあ。
2013年11月30日 10:27撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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もう一度鳳凰にも行っておきたいが、夜叉神〜広河原といった線で進めよう。青木鉱泉から周回が良いが、駐車がなあ。
樹林の中の竜喰山山頂。
2013年11月30日 10:38撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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樹林の中の竜喰山山頂。
次は大常木山だ。
2013年11月30日 22:50撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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次は大常木山だ。
竜喰〜大常木間の富士山展望
2013年11月30日 23:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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竜喰〜大常木間の富士山展望
朽木と富士山
2013年11月30日 23:05撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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朽木と富士山
これでもかというほどの展望ラッシュ。
2013年11月30日 23:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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これでもかというほどの展望ラッシュ。
富士山東方の山々。今いるところが2000mだからか、1000mを越える山も低山に見えてしまう。
2013年11月30日 23:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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富士山東方の山々。今いるところが2000mだからか、1000mを越える山も低山に見えてしまう。
ついに飛龍が大きな姿を現す。
2013年11月30日 23:14撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 23:14
ついに飛龍が大きな姿を現す。
植生に石楠花が加わる。笹と違って掻き分けるのがやや大変。
2013年11月30日 23:20撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 23:20
植生に石楠花が加わる。笹と違って掻き分けるのがやや大変。
眼前に大常木山の岩峰が現れる。
2013年11月30日 23:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 23:22
眼前に大常木山の岩峰が現れる。
山頂直下の岩登り。
2013年11月30日 23:23撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 23:23
山頂直下の岩登り。
振り返って竜喰山。
2013年11月30日 23:26撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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振り返って竜喰山。
冨士の積雪のテカリまでよく見える。
2013年11月30日 23:26撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
11/30 23:26
冨士の積雪のテカリまでよく見える。
大常木山山頂。竜喰山より低いが、展望はこちらの方が良い。
2013年11月30日 23:28撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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大常木山山頂。竜喰山より低いが、展望はこちらの方が良い。
山頂から富士山
2013年11月30日 23:28撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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山頂から富士山
山頂から飛龍
2013年11月30日 23:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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山頂から飛龍
山頂から竜喰
2013年11月30日 23:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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山頂から竜喰
山頂から和名倉
2013年11月30日 23:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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山頂から和名倉
山頂から三峰〜霧藻ヶ峰の稜線
2013年11月30日 23:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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山頂から三峰〜霧藻ヶ峰の稜線
薄く見える秩父盆地
2013年11月30日 23:30撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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薄く見える秩父盆地
飛龍を目指し稜線を下る。
2013年12月01日 00:01撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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飛龍を目指し稜線を下る。
一般道に復帰。
2013年12月01日 00:05撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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一般道に復帰。
笹が多いものの道の見える道を歩く。
2013年12月01日 00:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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笹が多いものの道の見える道を歩く。
水場は水が凍結しているのか音も無し。
2013年12月01日 00:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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水場は水が凍結しているのか音も無し。
飛龍権現
2013年12月01日 00:28撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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飛龍権現
最終到達点は近い。
2013年12月01日 00:31撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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最終到達点は近い。
上りきった先、木々の中に、
2013年12月01日 00:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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上りきった先、木々の中に、
飛龍の山頂はある。
2013年12月01日 00:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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飛龍の山頂はある。
山頂から辛うじて見える丹沢方面
2013年12月01日 00:50撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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山頂から辛うじて見える丹沢方面
展望がほしければ禿岩へ。ここではゆっくり休もう。
2013年12月01日 00:50撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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展望がほしければ禿岩へ。ここではゆっくり休もう。
飛龍にも人はいなかったが、雲取は賑わっているのだろうか?
2013年12月01日 00:59撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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飛龍にも人はいなかったが、雲取は賑わっているのだろうか?
禿岩では十分な展望あり。
2013年12月01日 01:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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禿岩では十分な展望あり。
丹沢方面
2013年12月01日 01:07撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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丹沢方面
三頭山〜御前山〜大岳山〜御岳山のライン。
2013年12月01日 01:07撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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三頭山〜御前山〜大岳山〜御岳山のライン。
そして、富士山。
2013年12月01日 01:08撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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そして、富士山。
もちろん、南アも引き続き。
2013年12月01日 01:08撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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もちろん、南アも引き続き。
そういえば、遠くに見える浅間山も今年山行候補でありながら行かなかったな・・・。
2013年12月01日 01:08撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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そういえば、遠くに見える浅間山も今年山行候補でありながら行かなかったな・・・。
西側黒金山等。甲武信ヶ岳も頭だけ見えるか。
2013年12月01日 01:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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西側黒金山等。甲武信ヶ岳も頭だけ見えるか。
よ〜し、あとは基本下りだ。雪に気をつけながら下ろう。
2013年12月01日 01:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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よ〜し、あとは基本下りだ。雪に気をつけながら下ろう。
案外岩の上でも滑らないものだ。
2013年12月01日 01:21撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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案外岩の上でも滑らないものだ。
往路歩いた稜線。
2013年12月01日 01:24撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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往路歩いた稜線。
一般ルートで大展望を得られるポイントは限られている。
2013年12月01日 01:25撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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一般ルートで大展望を得られるポイントは限られている。
しかし、歩きやすくて雰囲気も良い。
2013年12月01日 01:30撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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しかし、歩きやすくて雰囲気も良い。
遮るもののない遠くの展望はこれでほぼ見納め。
2013年12月01日 01:34撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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遮るもののない遠くの展望はこれでほぼ見納め。
岩の合間、崩れた岩で作ったような石垣上を歩く。
2013年12月01日 01:36撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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岩の合間、崩れた岩で作ったような石垣上を歩く。
飛龍よ、ありがとう。
2013年12月01日 01:38撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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飛龍よ、ありがとう。
心許ない橋を渡り、
2013年12月01日 01:43撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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心許ない橋を渡り、
岩の切通しを越え、
2013年12月01日 01:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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岩の切通しを越え、
時々来し方を振り返る。
2013年12月01日 01:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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時々来し方を振り返る。
道幅が若干広がり歩きやすくなる。
2013年12月01日 01:52撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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道幅が若干広がり歩きやすくなる。
ご覧の通り、展望は木の間から。これでも十分満足できるが。
2013年12月01日 01:58撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 1:58
ご覧の通り、展望は木の間から。これでも十分満足できるが。
初夏とは違って見える苔岩。ああ、落葉したからか。
2013年12月01日 02:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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初夏とは違って見える苔岩。ああ、落葉したからか。
将監小屋分岐。いよいよ下山だな。
2013年12月01日 02:19撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 2:19
将監小屋分岐。いよいよ下山だな。
将監小屋。トイレか何かの工事中。
2013年12月01日 02:26撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 2:26
将監小屋。トイレか何かの工事中。
小屋から稜線に手を振る。
2013年12月01日 02:27撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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小屋から稜線に手を振る。
小屋からは車も通れる広い道。
2013年12月01日 02:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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小屋からは車も通れる広い道。
山の神土近くの三ノ瀬分岐からの道との合流。
2013年12月01日 03:04撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:04
山の神土近くの三ノ瀬分岐からの道との合流。
道を沢が横切っている。このままだと道が崩壊するな。
2013年12月01日 03:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:09
道を沢が横切っている。このままだと道が崩壊するな。
林道終点の車止め
2013年12月01日 03:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:17
林道終点の車止め
たぶん藤尾山。
2013年12月01日 03:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:22
たぶん藤尾山。
将監登山口
2013年12月01日 03:23撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:23
将監登山口
民宿みはらし
2013年12月01日 03:23撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:23
民宿みはらし
中島川橋
2013年12月01日 03:39撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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中島川橋
中島川口
2013年12月01日 03:41撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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中島川口
鳥の所作か。
2013年12月01日 03:47撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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鳥の所作か。
沢の流れが近づけば、
2013年12月01日 03:54撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:54
沢の流れが近づけば、
作場平口はすぐだ。
2013年12月01日 03:56撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 3:56
作場平口はすぐだ。
日没に余裕を持って駐車場に帰還。
2013年12月01日 03:57撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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日没に余裕を持って駐車場に帰還。
帰りは丹波山温泉のめこい湯にて。素晴らしきかな山行。楽しきかな人生。
2013年12月01日 05:43撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
12/1 5:43
帰りは丹波山温泉のめこい湯にて。素晴らしきかな山行。楽しきかな人生。

感想

気がついたら33歳。記念に一歩きするかと思いはしたが、いくつも歩いていると、今まで歩いた所にもう一度行くか、それとも新規開拓を推し進めるかという問題が浮上してくる。
深田の百名山や新百名山等々よりも「自分自身の百名山」を探していく上では、未踏の山にどんどん行くのが良いが、12月は雲取にまた行こうかな〜と思っていたし・・・。
ん?雲取・・・。あ、そうだ。今年の和名倉山行で跳ばした竜喰〜大常木がいいんじゃないか。作場平の下見にも行ったことだし。というわけで、今回のルートは決定。

12月の2000m稜線歩きは冬季雲竜作戦(雲取〜飛龍)以来だが、折りしも寒波到来。氷点下10度は覚悟しなければならぬ。上5枚、下3枚の重装備で臨むこととした。
なお、頭・耳・手の防寒も重要なことは言うまでもない。

駐車場で車中泊すると寒くて寝ていられないと思い、家を未明に出て5時頃作場平到着を目指す。山梨県内に入ると既に気温は「−2℃」の表示。道の駅で用を足して、路面が乾いていることを祈りつつ一ノ瀬高原への狭い道に入り込む。道中、天体観測をしている人がいたくらいで、擦れ違いも路面凍結も無く駐車場に到着。しかし、駐車場の土面は霜や氷で星空の下きらきらとほのかな光を放っていた。

真っ暗闇の中歩くというのは怖いことである。月も下弦で光は乏しい。しかし、他にも夜間活動している人がいると、少しばかり不安は和らぐ。暗いといっても日の出1時間前だ。作場平を出発する。

暗いとは言っても道は広めでしっかりとしている。所々大きな岩があるが、整備も行き届いているようで歩きやすい。沢沿いを歩き、橋を三度渡って、高度を上げていく。分岐などあちらこちらにベンチがあって休めるようになっており、周囲の雰囲気と相まって歩くにやさしく、楽しい山行ができるように思う。
「一休坂」と改まって書いてあると、厳しい登りが待っているのではないかと思えるが、実際のところはハードな坂道ではない。東の空が朱に染まっていくのを見つつ止まりつ感嘆しながら歩いていけばよい。
木の合間に富士山が見えるようになると、日の出る方とは反対側の斜面に巻く。すると途端に道が真っ白に染まる。雪が積もっているのだ。おお、これは期せずして雪山山行になってしまった。気を引き締めてかからねばと思ったのだが、パウダースノーで積雪量も大したことないので、サクサクと歩ける。歩くたびにギュッギュッとなる足音が、なんとも言えず、「あ〜雪道だ〜」と感じ入りながら歩く。

静かな笠取小屋に到達すると日の出時刻を迎える。残念ながら日の昇っているところは見えなかったが、東天の輝きに太陽が顔を出すところを想像する。

笠取山へ向かうと木の間に太陽が顔を出し、西側の山肌は赤く染まる。そして、これから好展望のオンパレード。分水嶺前のだだっ広い尾根道や、笠取山の山頂部、唐松尾山は山頂は樹林帯だが、そこへ至る稜線、そして唐松尾を過ぎた所から、南方は富士山及び周辺の山々、南アルプス、東は奥多摩、丹沢の山々に旭日に煌く大海、西側は奥秩父の甲武信ヶ岳へ延びる稜線に黒金山や乾徳山、北側は両神山から信州の浅間山まで、青く高く澄み渡った大空に、或いは白く輝き、或いは黒々と横たわっている。トータルでは360度の見晴らしだ。

西御殿岩で初めて対向者と遭遇。山の神土から将監峠は雪上にたくさんの踏み跡があるが、人影全く無く、足跡の多くは前日以前のものだろうと推察できる。
将監峠からは竜喰〜大常木の稜線へ。地図上にも載っている道を「一般ルート」、これから歩く道を「稜線ルート」と呼ぶこととする。稜線ルートの取り付きは、笹が生茂って一見するだけでは道があるのか無いのかよくわからないが、目を凝らしてよく見れば、道が浮かび上がってイメージできる。これがイメージできない場合、不測の事態が生じかねないので、大人しく一般ルートを歩くのが良い。
道がイメージできて脚を踏み入れれば、自然と進むべき道がわかってくる。そして再びの展望。竜喰山の山頂部こそ樹林帯となっているが、稜線は長い。山頂でなくても、いくらでも展望は目に飛び込んでくる。竜喰山は展望歩きの気晴らし、一休みに最適の山頂である。大常木は竜喰よりも標高は低いが、山頂部が岩稜で木々から飛びぬけているため、展望に優れている。それまで主に南側の展望ばかりだったところに北側の秩父の山々に対して展望が開けているのが新鮮でよい。

大常木山頂を下り、一般ルートとの合流を図る。しかし、先述の通り笹が生茂った稜線である。上りの時でさえ道がわかりにくいのだ。下りの際は、笹の葉の下が見えないので非常に危険であり慎重さを必要とする。また、基本的に稜線上を歩くといっても岩があったり、木が生えていたりで巻かなければならないところがあり、一回、巻いているうちに稜線を外れてしまった。おかしいなと思ったら、すぐに現在地の確認をすべきだ。斜面が急なので、わからずに歩いたり、無理に下りたり上り返そうとすると、思わぬ事故を呼ぶと考えねばならない。笹の下は木の根、倒木、枯れ枝、岩、段差・・・何でもありだ。それらが靴底に引っかかって何度もつまづきそうになる。ただでさえそうであるので、慎重に落ち着いて臨むべきである。

何とか稜線に復帰し、無事一般ルートに戻る。なかなか手ごわい稜線だった。結構下りで疲弊したような気がする。そんな中では最終目的地である飛龍山がやたら大きく見えた。救いは道が飛龍に近づくにつれ緩々と高度を上げていく感じだったことで、これが飛龍の直前まで平坦で、最後にガツンと急登ということだったら力尽きていたところだ。今回の山行は山道に恵まれている。道は狭いが歩きやすい。
飛龍権現でお久しぶりのご挨拶の後、飛龍山頂に到達する。展望はイマイチだが何となく落ち着くのは、やっと着いたぁ〜という思い分もあるだろう。それに展望ばかりが山頂の売りではない。木々は風を遮ってくれ、落ち着いた食事休憩をとれる。
それにしても今回は全く人に遭わないな。さすがに雲取山は大盛況だろうが。

禿岩は飛龍山の一角に突き出した岩場で、雲取から南方をぐるっと巡って、これまで歩いて来た稜線までの広範囲の展望を得られる。展望を得つつ休憩をとりたい人は山頂から降りてきた後にここで休みをとるとよい。

帰りは一般ルート。飛龍山から大ダルに下りてくる所で何も遮るものが無い最後の大展望。以降はほぼ木立の間から遠くの山を望むこととなる。木漏れ日は好きだし、何かの越しに見るというのは覗き見のようで胸が高鳴る。しかし、昼の時間帯となると日が高く上り、強すぎる太陽の光に周囲が白んだり霞んだりしてしまう。稜線ルートを往路でとったのは、こういった点からも成功だった。
たまにガレた箇所や上り下りはあるものの、基本的に起伏の少ない笹原の小道を行くので意識は「下山は何時頃になるか?」「下山後は温泉に行くか?」「温泉に行った場合、帰宅は何時頃になるか?」といった下山後のことに移る。途中、3名ほどのパーティに遭遇。これが2回目の山人遭遇。「小屋から来たんですか?」と訊かれたので、雲取の山小屋泊の予定なのかもしれない。今の時間から考えると、雲取山で日没を見るか。それもまた良いかもしれない。

将監小屋への分岐に至ると気分は完全に下山モード。山域によっては、気持ちが下山モードになった後に上り下りが連続して精神的に疲れることがあるが、山小屋からは車も通る下り道のため安心だ。しかし、途中でGPSの電池が切れてしまった。寒さのため足が早いのだ。予備電池を十分持たなかったことは反省点である。電池が切れるのは寒さのためなので、電池を入れ替えたりなど、いろいろと試行錯誤してみる。その結果、手に持っていれば、手の温もりで電池が案外持つということが判明した。ポケット等に入れていると、すぐに冷たくなってしまうのだ。

そんなアクシデントはあったものの、無事将監登山口に出て、作場平に帰還。
雪が積もっていたり風が冷たかったりで最初はどうなることかと思ったが、山道や山の木々、草原の助力を得て歩きとおすことができた。実に感謝感激である。
また、展望にあっては、全くかすみ一つ無い満天快晴の青空に、四方八方の山々がくっきりはっきりと映り、これまた読んで字の如く「有難い」展望散歩を楽しめた。その有難さにありがたい気持ちでいっぱいだ。

感謝の気持ちを表すため、最後に、山々に対して手を振って別れを告げたのであった。

〜おしまい〜

今回の出会い
鹿:大常木山からの下りで1頭。
猿:帰りの車から最低6匹視認。
人:西御殿岩分岐で1人。飛龍からの帰りに1パーティ。将監小屋からの下りで5人程度。

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