畦ヶ丸
- GPS
- 08:31
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
8:41 キャンプ場 37分
11:25-11:36 大界木山
12:19 モロクボ沢の頭
12:44-12:58 畦ヶ丸避難小屋
13:01-13:07 畦ヶ丸
13:12 畦ヶ丸避難小屋
13:32 モロクボ沢の頭
14:18-14:25 大界木山
14:44 城ヶ尾峠
14:52 城ヶ尾山
15:00 城ヶ尾峠
15:25-15:38 城ヶ尾峠登り口
15:54 水晶橋
16:09 キャンプ場
16:29 道の駅道志
過去天気図(気象庁) | 2007年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
山の会の5人で西丹沢、畦ヶ丸へ。畦ヶ丸は丹沢十山の一つらしいです。最初の計画ではキャンプ場まで車で入ってそこから歩き始めるつもりでしたが路面凍結のため手前の道の駅道志からスタート。しばらく集落内の舗装された道を進みます。富士山が綺麗に見えるところに建っている家もありうらやましいなと思いました。凍った道は滑りやすい。何回かずるっと滑りましたがこれは今回の山行においてはほんの序の口だったのです。
冬季は営業していないキャンプ場から尾根へとりつき。これがわかりにくい。昭文社の地図に出ているコースなので油断してましたが標識などほとんどなく、どこからとりついたものか迷いました。結局ボーイスカウトの立てた鳥の胸山への標識があるところから登ることに。
ある程度整備されているとはいえ、ほとんど歩かれていないようすの登山道はかなりの急登でじぐざぐに尾根まであがります。雪は10センチあるかないかくらい。
登山道は明瞭なのでどんどん登っていくと知らないうちに鳥の胸山との分岐点に到着。その前に別の尾根にある登山道と合流するはずでしたが合流点は確認できず。こんなことではいかんですな...。つまり標識を見つけてはじめて鳥の胸山との分岐点にいるとわかったということ。
改めて現在地とルートを確認。浦安峠へ降りていきます。今回のルートは浦安峠へ一度降りてそこから大界木山へ上り返すことになります。ここの登り返しがきついかなと思っていましたが結果的にはそうでもありませんでした。ただ急なので滑りやすい。登りより下りが恐怖です。
危なっかしく下りながら着いた浦安峠。林道も通っているし下界の雰囲気かと思っていたらそうでもなく。雪も20センチくらいはありました。トレースはなくウサギの足跡あり。この辺りは先頭を交代しながらトレースのない中を歩く楽しみを分かち合いました。大界木山の手前はしばらく熊笹の藪の中を進むことになります。(昭文社にも記載あり)背丈ぐらいの熊笹でてこずりました。できればこういうルートは避けたいものです。夏はさらに暑さもあり大変でしょう。
笹薮を抜けたところで城ヶ尾峠と大界木山を繋ぐ尾根と合流。テープの目印がありますが尾根のほうから笹薮へ入るルートをとる場合は入り口を見逃さないようにしないと通り過ぎてしまいそうです。今回は逆のルートなので問題なし。
尾根に出てからすぐに大界木山。富士山方向は見渡せるようになってます。同じような高さの尾根を歩いて着くのが大界木山のピーク。山頂標が立っていなければそこがピークとはわからないでしょう。ここまででは富士山、御正体山、大室山がよく見えました。御正体山、大室山は初めて近くで見ましたがどっしりとしたりっぱな山容でした。近いうちにまた登りに行くでしょう。
大界木山までで自分は山歩きを結構満喫した気分になっていましたが今日の目標は畦ヶ丸。先へ進みます。大界木山まで思ったより時間がかかったので下山が遅くなりすぎないかなという考えがよぎりましたが計画書や地図で改めて下山時刻をチェックしなかったのは今回の反省点。自分がリーダーでなかったのでリーダーがその辺りは管理してるだろうとまかせっきりでした。リーダーがちゃんと管理してるしてないにかかわらずできるときは自分でちゃんとチェックしたほうがいいのではないだろうかなんて思いました。
大界木山から畦ヶ丸はそんなにアップダウンはないだろうなんて考えてましたが思ったよりありました。あいかわらず他の登山者には会わず。いくつかアップダウンがあるし急なので滑らないようにするのが大変。やせ尾根あり小さな鎖場一箇所あり。雪がなければなんてことないところも雪ですべるので変なところの筋肉を使います。しりもちをつくことはなかったですが滑って手をついたりすることはあり。へっぴり腰も存分に披露しました。何人かで進んでいくと後ろになるほど前の人が滑ったところがより滑りやすくなってしまっていて苦労します。
畦ヶ丸避難小屋。畦ヶ丸のすぐ脇に避難小屋があります。トイレあり。ここでトイレ休憩。テルモスのお湯で懐中汁粉作成。小屋はそんなに広くないです。水場はあるのだろうか?休んでいる間に避難小屋のトイレはどういう仕組みなのかという話になりました。下にじわじわしみこんでいくという仕組みではないかという結論に。上に避難小屋があるところの水は飲まないのが吉ですね。
避難小屋前のベンチに荷物をデポして畦ヶ丸山頂へ。ずいぶん昔の記念碑が立っているそれほど広くない山頂でした。西丹沢自然教室のほうからのトレースはありましたが頂上へ人はおらず。少し遅めの時間だからでしょう。記念撮影してそうそうに退散。荷物なしだと足取りも軽いです。
大界木山へのアップダウンはちょっと気が重くなりましたが進まないと家へ帰れません。すべるのでひやひやしながら大界木山着。帰りのほうが近く感じたかな。ここから先はほぼ下りなのでほっと一安心です。
木や笹に白く雪がかぶってなかなかいい感じの尾根を下って城ヶ尾峠。せっかくだからということですぐ近くの城ヶ尾山の頂上へピストン。何の変哲もない頂上でした。時間があれば頂上でのんびりできそう。
城ヶ尾峠からキャンプ場へは基本的に沢を降りるようなルートなのですが尾根を2つほどトラバースしてるところもあり登山道も狭く雪に覆われているので注意が必要でした。転落防止にロープが張られたところも2箇所ほどありましたし。北側斜面だからなのか雪も20センチちょっとありました。途中の崩落地は上側に巻いて通過。崩落地を過ぎてすぐに林道にでました。
沢沿いに続く林道をおりてキャンプ場へ。そのまま朝歩いた林道で夕暮れの道の駅道志へ戻りました。駐車場から鳥の胸山がよく見えました。帰りに道志の湯でゆっくり。500円。
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