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Yamareco

記録ID: 3803602
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ハイキング
甲信越

七面山 登詣(登っただけですが)

2021年12月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:53
距離
18.3km
登り
1,918m
下り
2,098m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:47
休憩
1:01
合計
7:48
6:53
6:53
38
7:31
7:34
17
7:51
7:56
37
8:33
8:41
43
9:24
9:29
55
10:32
10:32
22
10:54
11:00
21
11:54
12:04
6
12:10
12:11
5
12:16
12:23
20
12:43
12:44
39
13:23
13:24
35
13:59
14:10
19
14:29
14:29
6
14:35
角瀬登山口
【表参道】だいたいの標高と時刻
  一丁目  500m  6:50
  十丁目  785m  7:20
 二十丁目 1000m  7:45
二十五丁目 1145m  8:00
 三十丁目 1265m  8:18
 四十丁目 1520m  8:50
四十六丁目 1685m  9:15 ※和光門
 五十丁目 1720m ※敬鎮院
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【羽衣】(表参道登山口)の公衆トイレ脇の駐車スペース(10台程度)を利用。
アクセスはすれ違えないほど狭いところは何か所かありましたが悪路は無くスムーズに到着しました。
温水暖房便座のトイレは綺麗で自動照明。
この場所に停められなくても手前の何か所かのカーブにも駐車可能。

下山は北参道(裏参道)から【角瀬】に下りて、タクシーで羽衣へ戻りました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:無し
危険個所は全くなし。但し七面山山頂付近の大崩れ(ナナイタ ガレ)は迫力あります。
その他周辺情報 残念ながら七面山温泉にはお世話にならず。。。
車で移動して「なんぶの湯」へ
 私はシャワーで汗を流して温泉に入り、食事処で美味しい夕食をいただきました。
 入館料 880円(町外)
 ※東京都民は17日等日替わり地域で特別料金になっているのでタイミングが合うとラッキーなことに・・・
 終日楽しめるように様々なリラックスゾーンや8000冊のマンガや本が読み放題。
羽衣から登詣開始です
標高500m
羽衣から登詣開始です
標高500m
神力坊(二丁目)
朝のお勤めが行われていました
神力坊(二丁目)
朝のお勤めが行われていました
十丁目(標高785mあたり)
五十丁目まであります。
十丁目(標高785mあたり)
五十丁目まであります。
肝心坊(十三丁目)
肝心坊(十三丁目)
二十丁目(標高1000m)
標高500m上がるのに丁度1時間
二十丁目(標高1000m)
標高500m上がるのに丁度1時間
二十五丁目(1145m)
半分クリア
二十五丁目(1145m)
半分クリア
2度の試練を乗り越えて、それでも真っすぐな心で育っている
2度の試練を乗り越えて、それでも真っすぐな心で育っている
三十丁目(標高1265m)
三十丁目(標高1265m)
山を汚す登山者は山に登る「鹿」くなし、「鹿」られぬよう、空缶・ゴミ・良心は持ち帰ろうね・・・とダジャレ
※他にも「綺麗な登山!」的な言葉が各所にあったので余程マナーが酷いのか?
山を汚す登山者は山に登る「鹿」くなし、「鹿」られぬよう、空缶・ゴミ・良心は持ち帰ろうね・・・とダジャレ
※他にも「綺麗な登山!」的な言葉が各所にあったので余程マナーが酷いのか?
四十丁目(標高1520m)
1000mを2時間。良いペースです。
四十丁目(標高1520m)
1000mを2時間。良いペースです。
四十一丁目の先で真っすぐ進めず、迂回路に誘導されます。
四十一丁目の先で真っすぐ進めず、迂回路に誘導されます。
四十三丁目では、鹿が「ごみ捨て確認」パトロール中
四十三丁目では、鹿が「ごみ捨て確認」パトロール中
四十四丁目(ぞろ目)
四十四丁目(ぞろ目)
四十六丁目(標高1685m)
和光門
四十六丁目(標高1685m)
和光門
吉祥門と鐘楼
肉眼だと)一の池、そして対岸までが見通せます。
肉眼だと)一の池、そして対岸までが見通せます。
本堂が五十丁目です
本堂が五十丁目です
本堂の隣に敬鎮院
静かです
本堂の隣に敬鎮院
静かです
随身門(四十九丁目)まで一登り
随身門(四十九丁目)まで一登り
何と言うことでしょう、門の向こうに、ひさし雲を被った富士山が。。。
何と言うことでしょう、門の向こうに、ひさし雲を被った富士山が。。。
富士山アップ
随身門 全景
山頂に向かう途中には「荷揚げケーブル小屋」がありました。
山頂に向かう途中には「荷揚げケーブル小屋」がありました。
広場から七面山に向かう案内
広場から七面山に向かう案内
景色の写真を撮ったつもりが、写真左下の鹿が立ち上がりビックリ
景色の写真を撮ったつもりが、写真左下の鹿が立ち上がりビックリ
立派な角です
ケーブル小屋の裏には敬鎮院へ荷物を送るリフトがありました
ケーブル小屋の裏には敬鎮院へ荷物を送るリフトがありました
リフトの直ぐ先を左に登って行きます。
リフトの直ぐ先を左に登って行きます。
見渡す限り「サルオガセ」の林
見渡す限り「サルオガセ」の林
時々、崩壊音が聞こえてくる「大がれ(大崩れ)=ナナイタガレ」
時々、崩壊音が聞こえてくる「大がれ(大崩れ)=ナナイタガレ」
四方の眺望は全くありませんが方位盤には山頂1982mとあります。
四方の眺望は全くありませんが方位盤には山頂1982mとあります。
七面山(日本二百名山、山梨百名山)
七面山(日本二百名山、山梨百名山)
七面山頂 1989m
※方位盤と同じ場所にありますが、本当の山頂高さを示しています。
七面山頂 1989m
※方位盤と同じ場所にありますが、本当の山頂高さを示しています。
二等三角点「七面山」
二等三角点「七面山」
「希望峰」からの感動的な山々の連なり
赤石・聖・光などの南アルプスだろうか?
「希望峰」からの感動的な山々の連なり
赤石・聖・光などの南アルプスだろうか?
鹿が逃げずにノビノビしているのはこのおかげか?
鹿が逃げずにノビノビしているのはこのおかげか?
ナナイタガレの上から笠の取れた富士山
ナナイタガレの上から笠の取れた富士山
本日見た中では一番大きな個体
本日見た中では一番大きな個体
日向ぼっこをしていたのを起こしてしまいましたが、立ち上がるだけで逃げません
日向ぼっこをしていたのを起こしてしまいましたが、立ち上がるだけで逃げません
荷揚げケーブル広場に「1級登記基準点」なるものがありました。
計画機関は身延山久遠寺となっています。
荷揚げケーブル広場に「1級登記基準点」なるものがありました。
計画機関は身延山久遠寺となっています。
随身門から笠の無い富士山
2021年12月03日 11:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/3 11:56
随身門から笠の無い富士山
鐘楼の真下の穴は音を反響させるためのもの?
鐘楼の真下の穴は音を反響させるためのもの?
奥の院の高座石
トイレの下は山の斜面
トイレの下は山の斜面
登山道を少し外れて埋まりかけている・・・
三等三角点「沢山」
登山道を少し外れて埋まりかけている・・・
三等三角点「沢山」
七面山の「大トチノキ」
七面山の「大トチノキ」
下山口間近に・・・「早く言ってよ〜」
下山口間近に・・・「早く言ってよ〜」
神通坊から七面山への入り口
神通坊から七面山への入り口
北参道は48丁
下山しました。ここから羽衣までは歩道も無い道を歩くのは危険なのでタクシー利用。
たまに裏(北参道)から登る人が居るが急なので表参道から行くのが良いとは運転手さんの言葉。
下山しました。ここから羽衣までは歩道も無い道を歩くのは危険なのでタクシー利用。
たまに裏(北参道)から登る人が居るが急なので表参道から行くのが良いとは運転手さんの言葉。
帰りは車で移動して「なんぶの湯」へ
入湯料は830円と少々高いですが、1日中楽しめる設備や蔵書(マンガ)がありました。
夕食もこちらでいただきました。
帰りは車で移動して「なんぶの湯」へ
入湯料は830円と少々高いですが、1日中楽しめる設備や蔵書(マンガ)がありました。
夕食もこちらでいただきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 毛糸帽子 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

木曜日の夜に東京を出て、「道の駅みのぶ」で仮眠。
金曜日の朝6時に表参道登山口のある羽衣地区の公衆トイレ脇の10台ほどの駐車スペースに到着。周囲は暗く仮停めして出発準備をしながら6時半にまだ空いていた駐車スペースに邪魔にならないように停め直す。到着時に5割程度は登山開始時には7割程度。下山して帰着時には平日なのに満車になっていました。
トイレはとても綺麗です。
駐車スペースは少し下ったカーブにも停められる場所があります。
駐車場から登山口に向かっていき春木川の橋の先には「白糸の滝」が見えます。
登山口には、「敬鎮院宿泊者は500円で荷揚げのサービス(登りだけ)」とありました。
こちらが「表参道」に対して角瀬地区からは「北参道」となっていて、地元の方は表に対して「裏」と言っていました。
表参道よりも裏参道のほうが急登であると地元の方が言っていましたが、表の方が良く整備されている印象と、表は「丁目」として標高500mスタートで50ありましたが、裏は石柱に「丁」と書かれていて48丁とのことで登山口の標高は320mとなっています。敬鎮院1720mとすると表1220m、裏1400mの標高差となります。もともと1丁=1町(明治の尺度)=約33mですので、表は1650m、裏は1584mとなり、表は1650÷1220=1.35倍。裏は1584÷1400=1.13倍と表の方がなだらかということになるかと思います。

丁目/丁といった表示はモチベーションを保つのに大きな効果があるとそういった表示のある山に行くと毎回そう思います。今回も敬慎院までのコースタイム5時間に対して4時間で登れたのにも大きく影響していると思います。
対して、敬慎院から七面山山頂、そして希望峰までの往復は踏み跡や赤布を探しての通常登山ですのでコースタイム通りとなりました。
北参道の下りもコースタイム3時間が2時間半といい感じでした。

ナナタガレは迫力あります。富士山の大沢崩れを始めて見た時ほどのインパクトがありました。常に小規模な落石が生じている音が聞こえていた印象が残りました。

敬慎院には古いトラックや重機がありましたが、特にトラックは、どうやって上がって来たのか不思議です。
鳥獣保護区であることもあり相当近づいても逃げない鹿が沢山見受けられました。暗いうちに林道を上がってきた際にも逃げない2頭の鹿が居ましたが、敬慎院裏の荷揚げケーブル広場辺りには10頭近くが日光浴をしていました。10mまでは無視。それ以上近づくと立ち上がりますが直ぐには逃げようとしません。

七面山の標識がある山頂まではナナタガレの近づきさえしなければ危険の無いルートです。更に先に進むと倒木が多いですが、赤布もありますので注意深く進めば視界の良好な晴れた昼間なら迷うことはありません。倒木の迂回後に正規ルートに戻る際やそういった場所の戻りに直進してしまう踏み跡が一部見受けられましたので、特に迂回時はその先の合流まで見極めてから進むを意識すれば良いかと思います。

希望峰はやや狭い岩の上の場所ですが、南アルプス方向の景色は、どっしりとして感動的でした。七面山の標識山頂も実ピークも眺望ゼロなので、是非行ってほしい場所です(標識山頂から往復1時間弱)。
※七面山実ピークはガッカリするほど何もないので、余程こだわりが無ければスルーしていただいて良いかと思います。

下山は落ち葉の積もる中を軽快にと言いたいところですが、すり足で歩いても落ち葉の下の石や枝と言ったトラップで何度か膝を痛めそうになったので注意してください。

平日なのに登詣者が多かった印象ですが、多くの方が表参道往復のようです。
多くの人が居た割には富士山の眺望が素晴らしい随身門や鹿広場に人が少なかったのは、皆さん目的が、私の知らない別のところにあるのかもしれません。

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