散歩:夢の跡から新旧の青と赤へ(東京都北区 田端駅から赤羽駅)
- GPS
- 03:44
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 9m
- 下り
- 18m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
終点:JR線「赤羽駅」 |
写真
感想
以前、お客さんの会社訪れる時に、寂れた感じの踏切を渡っていました。
一度だけ貨物が通過するのを見たことがあり、この時初めて「この線路は使用されているんだ」と思いました。
お客さんの会社が移転したのでこの踏切に訪れなくなったのですが、その路線が廃線となったと知り散歩に出かける事としました。
廃線区間の田端駅から北王子駅(現マンション)を散歩し、新旧の水門がある岩淵水門を巡り赤羽駅までの散歩です。
始点:JR山手線「田端駅」をスタートし、「田端ふれあい橋」を渡り、廃線線路のある反対側に移動します。
これより線路と並走する道路を王子駅駅方面に進みます。
道路に一番近い線路が廃線となった線路で今も残っています。
所々、歩道橋があるので登って上から線路を見渡します。
この線路は、製紙工場の倉庫(当時の北王子駅、現マンション)に製紙を運搬していたそうです。
ペーパーレス時代の波等により廃線に至ったようです。
JR京浜東北線「王子駅南口」では入口の上に廃線の枕木を見ることができます。
廃線の隣の線路では現役の京浜東北線が頑張っています。
王子駅を通過しスグの「北とぴあ」の展望ロビーに行くと、撮り鉄の方が2名いらっしゃいました。
なんかカッコ良いシャッター音がロビーに響き渡ります。
負けじとスマホで撮りますが音も出来栄えもショボかったです。
ここから見る王子駅はまさにジオラマで、結構面白いと思います。
ここから住宅街の中を廃線が走りますが、線路・踏切はすでに撤去されていて、フェンスに囲まれた草地が当時の面影を残すのみとなっていました。(ちなみに今年の2月に撤去されたようです。ちょっと遅かった。)
終点の当時の北王子駅(現マンション)手前にあった踏切を渡っておりましたが、今ではその面影が感じられませんでした。(そもそも当時の記憶があやふやなだけかも?)
まさに「夏草や兵どもが夢の跡」でしょうか。
さてダメもとで近くのどら焼き屋さん(草月)に向かいますが、大行列の為スルーしました。
ここから、荒川にある岩淵水門に向かいます。
ここには、最初に設置された旧岩淵水門(1924年)と新岩淵水門(1982年)を見ることができます。
写真を見ての通りで、旧岩淵水門は「赤水門」、新岩淵水門は「青水門」と呼ばれています。(妻に教わりました。遠足で行ったそうです。)
むかしむかし、川が氾濫するので人々は自分たちの手で別の大きな水路を掘りました。
そして大水の時、川に洪水が来ないよう水門を作りました。
当初作った水門が古くなったので、もっと大きくて頑丈な水門をちょっと下流側に新設しましたとさ。
大きな水路が現在都内を流れる荒川で、水門に守られた川が隅田川になります。
令和元年台風19号では、荒川の水位は7mを超えました。
隅田川の堤防は6.9mなので、岩淵水門を閉じたため隅田川が氾濫しなかったのでは?と思われれます。
ちなみに上流には、先週散歩した「彩湖」があります。
赤水門を渡り中の島で、おやつを食べて「荒川知水資料館」に向かいます。
荒川知水資料館は、受付で氏名と電話番号を記入し、入管シールを服に貼って見学します。
荒川の誕生から現在まで事や、屋上には荒川模型を操作することができ、新旧の水門を一望することもできます。入場無料なので寄り道の価値はあると思います。
では、終点のJR線「赤羽駅」へ向かいます。
お疲れさまでした。
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