鴨沢から雲取山


- GPS
- 06:03
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,622m
- 下り
- 1,934m
コースタイム
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所:無し。アイゼン不要。ただし、石尾根までは 大概尾根上でなくトラバース道なので、余り油断しすぎると 凍結箇所や踏み抜きで落ちる。そんな事故ならいつ起きても おかしくない。 なお、足まわり、すれ違った人はチェーンスパイクと 軽アイゼンが半々で全体の8割。前爪付きの人は少なめ、 そんな感じだった。 登山ポスト:鴨沢Pから階段上がったところにポストあり。 温泉は奥多摩駅の「もえぎの湯」@750円。洗い場、内湯、露天すべて狭い。 余裕あるなら道の駅丹波山の「めのこいの湯」に行きたい。 |
写真
感想
ザッパとの八ヶ岳西壁登攀が流れてしまい、
年末山行に向けて、少しでも身体を山に馴らして
おきたいので、急きょ懐かしの雲取山へ。4年ぶり。
4時過ぎに出発して途中でコンビニに寄って、
6時に鴨沢。奥多摩付近は路面凍結しているので
やや気になるが、2時間見れば大丈夫っぽい。
(一応道路情報では奥多摩周遊道路は通行止めと
表示されているが、コーンが置いてあるだけで、
通行はできる。)
まだ暗い鴨沢では、隣の親子?が駐車場からアイゼンを
装着して「ガチャガチャ」言わせていたので、
よもやここからアイゼントレ?と思っていたが、
暫くして「ここからアイゼン付けない感じですか?」と
尋ねられ、ややホットした。
さて、出発。
集落を縫って林道を歩く。
小袖乗越に到着して沢山の車を見て、「しまった、
ここにも停められるのすっかり忘れてた」と何だか
悔しい気分。
で、案の定登山者多い。トレランの人も。
登山道は次第に雪化粧で気分も良い。今日は年末
山行に向けて、ボッカにはしなかったが、少し息が上がる
くらいのペースで、なるべく休憩せず、なるべく食べず、
なるべく飲まずで歩いてみた。
それでもさすがに2時間食べない、飲まないだと、キツイ。
まして石尾根に出て、敢えて膝ラッセルとかすると
途端に空腹が辛い。
石尾根の積雪は結構多い。50cm前後。最初にラッセルした
人は結構苦労したのではないだろうか。
その他、派生ルートにも踏み跡が付いていたが、今日
みたいな南岸低気圧が通った後でこれだけ積もるなら、
マイナールートで楽しい雪山生活を過ごせると思う。
下山中にトレランの人から、トレース外してじゃれてるのを
見られたのか、「ラッセルできていーね!」と言われたが、
トレランの人は、雪に足つっこめないの?と問い返した
ところ、防水ソックスなるものがあり、それがあれば
大丈夫だが、今日は履いてこなかったらしい。( ´_ゝ`)フーン。
トレラン中に降雪があると、ピンチなのかな。そう考えると、
トレランは太平洋側在住者に圧倒的に有利な環境なんだと
思う一方、トレランにはトレランの必要な情報や準備が
あるんだなとも。あの羽が生えたように跳ねていく姿が
なかなか魅力的でもある。まずはあの軽量化だけでも
見習いたいものだ。
さて、折角なので色々試したわけだが、
今年新調したアイゼン(グリベルG12オーマチック)を
テストするために、奥多摩小屋から山頂まで装着。
初のワンタッチ、ザックを下すところからアイゼン
付けて再度背負うまでの時間がちょうど3分(冬手)。
フィット感も前より良い。雪面のとらえも良い。
ステンレスのあの何ともいえない滑り加減とは
おさらばできるかな。
あとはICIで売ってる食品「STINGER」シリーズを
一通り食す。高いけど、カロリーの重量比がgood。
ゼリー状はショッツに比べて味が落ちるが所詮ゼリーだし。
ワッフルは予想より硬かったが、極寒で固まらない
ようなら30gで160kcalなので悪くない。ストロベリー
味を食べたが、味も許容範囲。あとは、グミも2個
食べたが、こちらは味イマイチだったが、行動中に
ポケットからサクッと補給するには良いかな。
普通のお菓子のグミよりかなり高価だけど。
石尾根、山頂から南アルプスを一望した。聖を同定する
には至らなかったが年末山行へのモチも高まる。
丹沢から見る富士に比べると遠いが、南ア、奥秩父の
山々の奥行きは美しい。
ひとしきりテストできたので、さっさと下山。
水分は結局7時間で500ml摂取、食料はおにぎり1個、
ワッフル、ゼリー1個、グミ2個。合計500kcalくらい。
朝飯におにぎり1個食べたから、起床から下山までで
700kcalくらい。これでラッセルとかするのは、
正直私には厳しい。食料削って、毎日アルファ米
スプーン1杯で連日ラッセルする兵、やっぱりすげー。
ともあれ冬支度は終わった。
旅行記を読んでるみたいな気分になりました。やっさんはいつも文章が天才ですね(^◇^)やっさんの文章集めたら立派な本になりますね。
そんなに褒めても、飴玉1つ出てこないよー
でも、読んでくれてありがとう
なる物があるのですね
Gore-Texのローカットアプローチシューズ+普通のソックスと、
防水性なし超軽量アプローチシューズ+防水ソックスと、
どちらが春〜秋のアルパインに適しているのか、実験してみたいですね。
と、言ってみたものの、言うほどアルパインに行かない私なので、実験お願いします
確かにアプローチシューズとの組み合わせで、色々幅を持たせられるかもですね。
更に沢でも使えればパーフェクトなんですが(^。^;)
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