ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3893054
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 ☆2022登り初め☆

2022年01月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:56
距離
13.7km
登り
1,288m
下り
1,291m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
1:11
合計
6:56
6:56
5
7:01
7:01
55
7:56
7:57
52
8:49
9:24
69
10:33
10:33
3
10:36
10:41
33
11:14
11:14
5
11:19
11:20
6
11:26
11:29
7
11:36
11:40
2
11:42
11:44
4
12:12
12:12
5
12:17
12:32
7
12:39
12:39
12
12:51
12:54
30
13:24
13:24
24
13:48
13:49
3
13:52
ゴール地点
天候 序盤は晴れ→登りの行者小屋から先は曇り→山頂は薄いガス→下りの行者小屋あたりから小雪 風はこの山にしては穏やかだった。
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘の有料駐車場1日1,000円を利用。
美濃戸口から赤岳山荘までの道は全面積雪凍結。
4駆SUVでたどり着けたが、天候によっては厳しい状況もあるかもしれないと思わせる感じでした。
今後は美濃戸口の八ヶ岳山荘駐車場等利用(@500円)してそこから歩くのも選択肢になると思います。
コース状況/
危険箇所等
歩き始めから登山道はしっかり積雪があります。
赤岳山荘から行者小屋まではチェーンスパイク、そこから山頂までの登り下りを含めて下山まで12本爪のアイゼンを装着していました。
全区間12本爪でもよかったと思わせる積雪量でした。
地蔵尾根は一部鉄階段が露出していましたがかなりの積雪量、ピッケル+12本爪アイゼンで雪の急斜面をよじ登りました。
この区間ルート確認しながら滑落に注意しながら慎重に進みましょう。
地蔵の頭から赤岳展望荘を経て山頂までは特に問題なしでしたが積雪しっかり有りました。
山頂から文三郎尾根方面の下りは急斜面にしっかり積雪があるので滑落に注意しながら慎重に下りました。
多くの個所は雪から露出した鎖の上部や階段の鉄柱上部が目標になりましたが、ガスで見通しがいまいちな状況に加えトレースが風で消されたりしてルートが分かりにくい個所もありました。
確実なルーファイが必要でした。
行者小屋から赤岳鉱泉を経て北沢ルートは積雪しっかり有りましたが時に問題なしでした。
コース状況は日々変化するので直近の状況を確認しつつ、しっかりした雪山装備で慎重な行動が必要です。
美濃戸山荘の前、正面が北沢ルートと南沢ルートの分岐。
積雪がしっかり有ります。
チェーンスパイクで南沢ルートへ。
2022年01月06日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
1/6 7:01
美濃戸山荘の前、正面が北沢ルートと南沢ルートの分岐。
積雪がしっかり有ります。
チェーンスパイクで南沢ルートへ。
行者小屋目指しています。
標高上げてくると「最初から12本爪でもよかったかな。」と思い始める。
2022年01月06日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/6 8:17
行者小屋目指しています。
標高上げてくると「最初から12本爪でもよかったかな。」と思い始める。
いつも林の上に横岳岩峰群が見えてくるとテンションが上がる。
2022年01月06日 08:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
1/6 8:25
いつも林の上に横岳岩峰群が見えてくるとテンションが上がる。
こちらは赤岳。
2022年01月06日 08:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
13
1/6 8:41
こちらは赤岳。
阿弥陀岳
2022年01月06日 08:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
1/6 8:41
阿弥陀岳
行者小屋に到着。
コロナ対策で営業していないようです。
この時までは八ヶ岳の稜線が見えていました。
2022年01月06日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
13
1/6 8:50
行者小屋に到着。
コロナ対策で営業していないようです。
この時までは八ヶ岳の稜線が見えていました。
阿弥陀岳の姿もこれで見納めでした。
2022年01月06日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
19
1/6 8:50
阿弥陀岳の姿もこれで見納めでした。
赤岳も・・・。
2022年01月06日 08:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
14
1/6 8:51
赤岳も・・・。
地蔵尾根の最初の階段は見えていました。
初めて雪の赤岳来た時はここも雪の壁になっていておおいにたまげた記憶が鮮烈です。
その時に次いで積雪が多いです。
2022年01月06日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
1/6 9:49
地蔵尾根の最初の階段は見えていました。
初めて雪の赤岳来た時はここも雪の壁になっていておおいにたまげた記憶が鮮烈です。
その時に次いで積雪が多いです。
急斜面をガイドツアーらしき3人グループが下ってきます。写真では傾斜の感じがうまく表現できませんね。
2022年01月06日 10:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
1/6 10:02
急斜面をガイドツアーらしき3人グループが下ってきます。写真では傾斜の感じがうまく表現できませんね。
たっぷり雪のある急斜面は苦しいけど楽しいです。
2022年01月06日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
1/6 10:14
たっぷり雪のある急斜面は苦しいけど楽しいです。
途中のお地蔵様、どなたかが発掘されたのでしょう。
2022年01月06日 10:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
16
1/6 10:17
途中のお地蔵様、どなたかが発掘されたのでしょう。
地蔵の頭まで登り切るとホッとします。
2022年01月06日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
15
1/6 10:31
地蔵の頭まで登り切るとホッとします。
稜線に出ましたがガスで眺望がありません。
風がさほど強くないのはありがたいですね。
2022年01月06日 10:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
1/6 10:32
稜線に出ましたがガスで眺望がありません。
風がさほど強くないのはありがたいですね。
赤岳展望荘のエビの尻尾。
2022年01月06日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
15
1/6 10:37
赤岳展望荘のエビの尻尾。
長い急坂をよろよろと登り切って赤岳北峰から山頂。
山頂がガスの向こうにぼんやり見えました。
2022年01月06日 11:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
1/6 11:16
長い急坂をよろよろと登り切って赤岳北峰から山頂。
山頂がガスの向こうにぼんやり見えました。
誰もいない山頂で自撮り。
2022年01月06日 11:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
46
1/6 11:18
誰もいない山頂で自撮り。
文三郎尾根方面の下りは雪の急斜面。
奈落の底に降りていくみたい。
2022年01月06日 11:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
1/6 11:28
文三郎尾根方面の下りは雪の急斜面。
奈落の底に降りていくみたい。
ルート確認しながら慎重に下っていきます。
眺望は全くなし。
ガスで足元の状況が確認しにくいです。
2022年01月06日 11:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/6 11:28
ルート確認しながら慎重に下っていきます。
眺望は全くなし。
ガスで足元の状況が確認しにくいです。
アイスキャンデを見るために赤岳鉱泉に立ち寄り北沢ルートで帰ります。
2022年01月06日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12
1/6 12:54
アイスキャンデを見るために赤岳鉱泉に立ち寄り北沢ルートで帰ります。

装備

MYアイテム
Q_B
重量:1.56kg

感想

2022年の登り初めは、他の行事や天気の様子でなかなか日程が確保できず1月6日と例年より遅めになりながらようやく実現。
直近までいくつかの山の天気予報を見ていたが予報のばらつきがあり「まあ登れないこともないだろう。」という判断での山行でした。

朝のうちは上空に青空もちらほら、行者小屋にたどり着くまでは横岳、赤岳、阿弥陀岳の稜線も見えてなかなか楽しい登山を予感させてくれました。
ところが行者小屋で装備を整えていざ出発という頃にはガスが湧いてきて先ほどまで見えていた稜線は白いガスに覆われ始めます。
幸い風は穏やか。

行者小屋では数人の登山者さんが装備を整えてそれぞれスタートして行かれましたがその数は少なめ。

自分は地蔵尾根の雪の急斜面に惹かれるものがあるのでそちらを選択、鉄階段の一部がまだ露出しているのは少々残念ですがそれでも自分が知る限りでは積雪量は多め。
登りながら背後に見えてくる阿弥陀岳の姿が大好きなのですがこの日はガスに遮られてその楽しみは無し。
もっぱら雪の急斜面をよじ登ることに集中できました。

この日の風は穏やかで地蔵の頭まで登り切るとその先の難易度はそれまでよりは随分下がります。
しかし山頂の姿すらガスに遮られて見えない。
稜線上は風で雪が飛ばされてはいますがこれまで訪れた時よりは積雪は多い感じ。
眺望が無いのはいかんともしがたいですが、昨年暮れの権現岳以来約2週間ぶりに雪山を歩けることはそれだけでもかなり楽しかった。

途中すれ違った登山者さんから「上は視界が悪いからお気をつけて。」とアドバイスいただきました。
その後も長い急坂をよろよろと登りガスが薄っすらと覆う山頂に到着。
ガスで全く眺望が無い状況は変わらずアリバイ写真を撮ったら迷わず下山。
薄いガスでも白い雪の凹凸や雪質は判断しにくく、少ない登山者さんが残したトレースも風のある場所ではかき消されてよく分からない。
ついでにゴーグルの曇りも凍結して視界をわずかにではあるが遮り始める。

文三郎尾根方面の下りも積雪がしっかり有って雪の急斜面。
これは予想通りなのでさほど驚かないが、雪面の判断がしにくいのはこの場所では過去に経験が無く少々怖かった。
中途半端に露出した階段のところではその脇を通過しようとしてプチ滑落。
滑落停止しようとしたがその前に階段脇の鎖に脚が引っ掛かり無事停止。
少々やばかった。
その場でより、家に帰って思い出した時の方が怖かった。

とまあ、終わってみればハラハラドキドキの登り初めでした。

これからはもう少し天気が良い日に山登りしたいと思うおいらです。
今年もよろしくお願いいたします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1016人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら