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Yamareco

記録ID: 390007
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

登り初めは雪の蓼科山・快晴に恵まれた絶景

2014年01月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
rdolivaw その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:33
距離
6.2km
登り
810m
下り
811m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:20◆蓼科山登山口→10:20◆2110m地点→11:55◆蓼科山頂上→(記念撮影・散策)→12:10◆蓼科山頂上発→13:00◆2110m地点→13:40蓼科山登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女乃神茶屋付近の駐車場(9時の時点でほぼ満車)
コース状況/
危険箇所等
※女神茶屋付近にはトイレ等は、冬期のためありません。また、頂上ヒュッテも営業していないのでトイレ等はありません。なので、基本、高速道路PA・SAやコンビニ等ですませておく必要があります。

※登山口から頂上に行って帰ってくるまで、基本的にアイゼンつけっぱなしで問題ありません。最低でも軽アイゼンは必要でしょう。仲間はモンベルの軽アイゼンで、途中滑りながらもちゃんと登ってました。トレースががっつりついており、かつ途中の急登は岩の露出もあったりするので、スノーシュー/わかんはむかないような。

※下山後は、近くの「石遊(いしやす)の湯」に行きました。露天しかない(屋根はあります)割合と小さい素朴なお湯ですが、非常に温まる温泉でした。
http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/20000602.html
女乃神茶屋付近のスズラン峠駐車場で準備を整えます。
2014年01月03日 09:16撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 9:16
女乃神茶屋付近のスズラン峠駐車場で準備を整えます。
登り始めは、平坦な樹林帯が続きます。綺麗な風景にさっそくに気分が高まります。
2014年01月03日 09:23撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
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登り始めは、平坦な樹林帯が続きます。綺麗な風景にさっそくに気分が高まります。
トレースがしっかりついており、迷う要素はありません。
2014年01月03日 09:27撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 9:27
トレースがしっかりついており、迷う要素はありません。
木々の間からも青い空が見えます。
2014年01月03日 09:29撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 9:29
木々の間からも青い空が見えます。
徐々に登りが始まります。
2014年01月03日 09:39撮影 by  DSLR-A550, SONY
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徐々に登りが始まります。
昨日は降っていないようでしたが、木々には雪がのこっています。
2014年01月03日 09:41撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 9:41
昨日は降っていないようでしたが、木々には雪がのこっています。
いよいよ、登りの始まり。
2014年01月03日 09:52撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 9:52
いよいよ、登りの始まり。
振り返ってみると、よい景色が見えます。
2014年01月03日 10:02撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:02
振り返ってみると、よい景色が見えます。
こんな感じで、すばらしい景色が広がります。
2014年01月03日 10:03撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:03
こんな感じで、すばらしい景色が広がります。
太陽の日差しも強く、登っている間はむしろ暑いくらい。
2014年01月03日 10:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:09
太陽の日差しも強く、登っている間はむしろ暑いくらい。
冬はやはり空気が綺麗で、遠くまでしっかりと見渡せます。
2014年01月03日 10:14撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:14
冬はやはり空気が綺麗で、遠くまでしっかりと見渡せます。
少し前のガイドには2113m地点と書いてあったのですが、今は2110m地点というようです。
2014年01月03日 10:20撮影 by  DSLR-A550, SONY
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少し前のガイドには2113m地点と書いてあったのですが、今は2110m地点というようです。
2110m地点は少し開けているのでちょっとお休みして身支度を整えたり、水分補給をしたり。
2014年01月03日 10:21撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:21
2110m地点は少し開けているのでちょっとお休みして身支度を整えたり、水分補給をしたり。
予報では、昼頃から曇りということでしたが、なんとか天気はもってくれていました。
2014年01月03日 10:26撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:26
予報では、昼頃から曇りということでしたが、なんとか天気はもってくれていました。
再び、登りがはじまります。
2014年01月03日 10:42撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 10:42
再び、登りがはじまります。
所々、つららもありました。
2014年01月03日 10:45撮影 by  DSLR-A550, SONY
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所々、つららもありました。
がっつりした登りが続きます。
2014年01月03日 10:56撮影 by  DSLR-A550, SONY
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がっつりした登りが続きます。
時折、後ろを振り返りって景色を眺めて、気分だけでも回復。それ以外はもうひたすら耐えて登りました。
2014年01月03日 10:56撮影 by  DSLR-A550, SONY
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時折、後ろを振り返りって景色を眺めて、気分だけでも回復。それ以外はもうひたすら耐えて登りました。
ようやく頂上付近に。ここから先が森林限界を超えて、風が一気に出てきて極寒地獄になりますので、この辺で、顔の周囲を覆うなど、準備をするのがよいと思います。
2014年01月03日 11:37撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 11:37
ようやく頂上付近に。ここから先が森林限界を超えて、風が一気に出てきて極寒地獄になりますので、この辺で、顔の周囲を覆うなど、準備をするのがよいと思います。
景色が抜けると本当に綺麗。
2014年01月03日 11:39撮影 by  DSLR-A550, SONY
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景色が抜けると本当に綺麗。
振り返ると、絶景が。
2014年01月03日 11:40撮影 by  DSLR-A550, SONY
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1/3 11:40
振り返ると、絶景が。
向こうの方までくっきりと。冬晴れの美しさ全開です。
2014年01月03日 11:40撮影 by  DSLR-A550, SONY
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向こうの方までくっきりと。冬晴れの美しさ全開です。
寒さがすごいのですが、思わず見とれて立っている友人。
2014年01月03日 11:45撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 11:45
寒さがすごいのですが、思わず見とれて立っている友人。
寒くてあんまりしっかり考えられないのですが、とにかく夢中でシャッター切ってました。
2014年01月03日 11:46撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 11:46
寒くてあんまりしっかり考えられないのですが、とにかく夢中でシャッター切ってました。
少し、右に巻いて行きます。この先が頂上ヒュッテ。
2014年01月03日 11:46撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 11:46
少し、右に巻いて行きます。この先が頂上ヒュッテ。
赤いポールが立っているので、道に迷うことは悪天候時以外はないと思います。
2014年01月03日 11:47撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 11:47
赤いポールが立っているので、道に迷うことは悪天候時以外はないと思います。
頂上ヒュッテの近くを左に切れて、頂上へ。
2014年01月03日 11:50撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 11:50
頂上ヒュッテの近くを左に切れて、頂上へ。
素朴な感じの頂上標。
2014年01月03日 11:52撮影 by  DSLR-A550, SONY
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素朴な感じの頂上標。
みんなで記念撮影。
2014年01月03日 11:58撮影 by  DSLR-A550, SONY
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1/3 11:58
みんなで記念撮影。
向こう側は、岩場の独特の雪景色。そして向こう側の山々にまで抜けている青空。絶景です。この空気感は素晴らしい。
2014年01月03日 12:01撮影 by  DSLR-A550, SONY
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1/3 12:01
向こう側は、岩場の独特の雪景色。そして向こう側の山々にまで抜けている青空。絶景です。この空気感は素晴らしい。
蓼科神社が。
2014年01月03日 12:01撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:01
蓼科神社が。
本当は向こう側まで行って写真撮るべきだったのですが、寒すぎて、そして仲間を待たせていたので止めました。でもちょっと後悔。
2014年01月03日 12:05撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:05
本当は向こう側まで行って写真撮るべきだったのですが、寒すぎて、そして仲間を待たせていたので止めました。でもちょっと後悔。
なかなか、こんなに綺麗に見える機会もないでしょうね。
2014年01月03日 12:05撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:05
なかなか、こんなに綺麗に見える機会もないでしょうね。
風がなければもっとたって見ていたいところですが。
2014年01月03日 12:05撮影 by  DSLR-A550, SONY
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1/3 12:05
風がなければもっとたって見ていたいところですが。
一口に雪景色といっても、いろいろあるもんだと改めて思いました。
2014年01月03日 12:06撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:06
一口に雪景色といっても、いろいろあるもんだと改めて思いました。
今日は人もそこそこ多く、多くの方々(10人強かな)と、行き帰りに行き交いました。
2014年01月03日 12:06撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:06
今日は人もそこそこ多く、多くの方々(10人強かな)と、行き帰りに行き交いました。
まだまだ写真が撮り足りない。
2014年01月03日 12:06撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:06
まだまだ写真が撮り足りない。
西側に見える山々の山座同定ができるとよかったのですが。
2014年01月03日 12:07撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:07
西側に見える山々の山座同定ができるとよかったのですが。
まあ、アルプスであることは間違いないですよね。うーむ。
2014年01月03日 12:07撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:07
まあ、アルプスであることは間違いないですよね。うーむ。
名残惜しげに山頂を振り返り、退散です。いやー、寒かった。。。これで天候が悪かったらと思うとぞっとします。
2014年01月03日 12:08撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:08
名残惜しげに山頂を振り返り、退散です。いやー、寒かった。。。これで天候が悪かったらと思うとぞっとします。
ちょっと頂上ヒュッテの向こう側もうろついてみる。
2014年01月03日 12:10撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:10
ちょっと頂上ヒュッテの向こう側もうろついてみる。
将軍平方面から上がってこられる方々は、私たちがいたときにはいませんでした。あっちはこの時期はあんまやらないんでしょうね。
2014年01月03日 12:10撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:10
将軍平方面から上がってこられる方々は、私たちがいたときにはいませんでした。あっちはこの時期はあんまやらないんでしょうね。
あれは何になるんだろう。
2014年01月03日 12:11撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:11
あれは何になるんだろう。
下の方の雪景色を見下ろせるのもまたこういう山のいいところ。
2014年01月03日 12:11撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:11
下の方の雪景色を見下ろせるのもまたこういう山のいいところ。
頂上ヒュッテはうまっています。
2014年01月03日 12:12撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:12
頂上ヒュッテはうまっています。
ピッケルもって歩く友人の姿が様になってます。普段は過剰装備にしか見えないのに。
2014年01月03日 12:13撮影 by  DSLR-A550, SONY
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1/3 12:13
ピッケルもって歩く友人の姿が様になってます。普段は過剰装備にしか見えないのに。
東側の写真は沢山とりました。
2014年01月03日 12:14撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:14
東側の写真は沢山とりました。
下手すると雲取とかも見えたりするのだろうか。
2014年01月03日 12:16撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:16
下手すると雲取とかも見えたりするのだろうか。
岩場に雪がかぶっていると、独特の雰囲気が出ますね。
2014年01月03日 12:16撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:16
岩場に雪がかぶっていると、独特の雰囲気が出ますね。
コースはずれると踏み抜いてはまるので注意が必要です。
2014年01月03日 12:17撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:17
コースはずれると踏み抜いてはまるので注意が必要です。
南アルプス?
2014年01月03日 12:17撮影 by  DSLR-A550, SONY
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南アルプス?
絶景を眺めながら、下山です。
2014年01月03日 12:18撮影 by  DSLR-A550, SONY
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絶景を眺めながら、下山です。
富士山見えてもおかしくないはずですよね。
2014年01月03日 12:19撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:19
富士山見えてもおかしくないはずですよね。
踏み外しに注意しながら、早く極寒の風から逃れようと降りていきます。
2014年01月03日 12:19撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:19
踏み外しに注意しながら、早く極寒の風から逃れようと降りていきます。
縞枯れ模様の雪景色も独特です。
2014年01月03日 12:20撮影 by  DSLR-A550, SONY
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縞枯れ模様の雪景色も独特です。
うーん。あの山塊はなんだろう。
2014年01月03日 12:21撮影 by  DSLR-A550, SONY
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うーん。あの山塊はなんだろう。
知っている人は、みんなこの地点で最後の頂上突入への身支度を整えてます。
2014年01月03日 12:22撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:22
知っている人は、みんなこの地点で最後の頂上突入への身支度を整えてます。
せっかく登ったのにな〜とか思いながら、下山開始です。
2014年01月03日 12:26撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:26
せっかく登ったのにな〜とか思いながら、下山開始です。
簡易シリセードで遊ぶ人。
2014年01月03日 12:43撮影 by  DSLR-A550, SONY
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1/3 12:43
簡易シリセードで遊ぶ人。
あの山も気になる。
2014年01月03日 12:48撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:48
あの山も気になる。
本当にいい天気です。
2014年01月03日 12:50撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:50
本当にいい天気です。
木々が雪に落とす影もまた綺麗な模様です。
2014年01月03日 12:53撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:53
木々が雪に落とす影もまた綺麗な模様です。
雪のつもり方もまた美しく。自然の造形は面白いなと思わされます。
2014年01月03日 12:54撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 12:54
雪のつもり方もまた美しく。自然の造形は面白いなと思わされます。
おそらく、下りは、雪がないときよりも、道が雪によって平坦になっている分だけ圧倒的に下りやすくなっています。滑る危険をのぞけば、普通の時のコースタイムより早く降りてこれます。
2014年01月03日 13:18撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 13:18
おそらく、下りは、雪がないときよりも、道が雪によって平坦になっている分だけ圧倒的に下りやすくなっています。滑る危険をのぞけば、普通の時のコースタイムより早く降りてこれます。
だいぶ下ってきたところです。
2014年01月03日 13:19撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 13:19
だいぶ下ってきたところです。
この景色ともおさらばかと思うと名残惜しい。
2014年01月03日 13:32撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 13:32
この景色ともおさらばかと思うと名残惜しい。
登山口のバス停。今日の登山もこれにて終了。
2014年01月03日 13:39撮影 by  DSLR-A550, SONY
1/3 13:39
登山口のバス停。今日の登山もこれにて終了。
撮影機器:

装備

個人装備
替えのシャツ
1
手ぬぐい
3
雨具
1
下のみ
帽子
1
グローブ
1
ゲイター
1
フリース
1
パタゴニアR1
ハードシェル
1
マムート・マサオジャケット
行動食
2
2日分
昼食
2
2日分
インスタントコーヒー
4
ジェットボイル
1
コッヘル
2
カップ
1
スプーン
1
1
ハイドレーションシステム
1
2リットル
キズパワーパッド
6
靴擦れ用
トイレットペーパー
1
お腹の薬
1
ウェットティッシュ
1
ポケットティッシュ
2
テーピング
1
靴擦れ等用
ボディーペーパー
1
歯磨きガム
1
メモ帳
1
筆記具
1
免許証
1
保険証
1
カメラ用三脚
1
カメラ用バッテリー予備
1
メモリカード予備
2
携帯用エネループ
1
接続用コード
1
携帯電話
1
ヘッドライト
1
ランプ
1
雨天時用カメラのフード
1
腕時計
1
GPS
1
コンパス
1
地図
1
地図用ケース
1
ツェルト
1
マット
1
アイゼン
1
登山靴
1
冬山用
ストック
1
非常時用(使わず)

感想

いつもの仲間と登り初めということで、蓼科山へ。

そんなに本格的な雪山でなくて、「比較的」安全で(絶対はないにしても)、それでも標高はそれなりで登り甲斐があり、かつ日帰りで行けるところという条件で探した結果、ネットで見つけたのがここでした。

雪山入門の山という条件で書籍等で探すと、だいたい、雲取山、北横岳、白駒池周辺散策などが出てくるんですが、それらよりは少し登り要素が強めで日帰りの場所をイメージしてました。雲取山は昨年の登り初めだったし。

天気が心配だったのですが、運良く快晴。非常にいい天気でした。

意外にポピュラーなコースらしく、9時頃に女乃神茶屋近くの駐車場に着くとすでにほぼ満杯。端にギリギリ入れられそうだったので、みんなで除雪して入れました。

このコース、けっこうしんどかったです。体力ない自分が恨めしい。

ざっくり言うと、最初は平坦な樹林帯を行き、しばらく行くと登りが始まります。それなりの急登です。それを越えると、「2110m地点」という、少し開けた場所に出ます。休憩適地。そこから、再び少し平坦な道が続きますが、またすぐに急登が始まり、今度は、最初の急登よりもさらにしんどくなっていきます。途中、少し緩む場所もありますが、基本、あとはひたすら頂上まで急登です。途中の景色も綺麗なのが救い。

私などは開始30分くらいで「話が違う。こんなにしんどいなんてヤマレコには書いてなかったぞ。なんだこれは」と毒づきながら、バテバテでみんなの後を追いかける感じでした。地形図見ろよって話でしょうが。「誰だこんなしんどいコースを選んだバカは!」と怒り心頭でしたが、このコースをみんなに提案したのは残念ながら自分でした。

先日塔ノ岳を登った時のふくらはぎの筋肉痛は、すぐさま再び悲鳴を上げ始め、頂上に着く頃には息も絶え絶えで文句を言う元気もなく。

最後、「頂上←」と書かれたペンキが見えると、すかっと森林限界を超えます。そうすると、それまでは快晴による陽気でぽかぽかとむしろ暖かい位の気温だったのが、極寒地獄に変わります。右にまいて、頂上ヒュッテを経由して、頂上に行きます。それまではほとんど風などなくても、やはり稜線に出ると風が吹いており、どんどん体温が奪われます。これから登られる方は、この「頂上←」ポイントくらいでで身支度を整えるのがいいかと。

頂上で記念撮影をして、早々と退散。

でも景色はまさしく絶景。向こうの山々までくっきりと見えるし、何より、頂上付近一帯はこれまで見たことのないタイプの別世界の雪景色。岩場が雪に覆われて、所々顔を出している岩によって、不思議なまだら模様を作っています。一見の価値ありです。

晴天で本当によかった(いろんな意味で)。人がちゃんと通ったところ以外を行こうとすると、注意しないといろんなところで踏み抜きます。

本当は、もうちょっと写真を撮っておきたかったのですが、寒かったし、すでに退散した仲間を待たせているということもあり、後を追いました。でもやっぱりもっと撮っておくべきだったな・・・。

下りは、いわゆるシリセード用のソリで遊んでおられる方も多くいました。ちょっと坂が急過ぎるし、所々岩なので、場所を選ばないと危ない感じでしたが。うちの仲間もそれを見て、小さなマットを使って見様見まねで遊んでました。くれぐれも前後の方々に迷惑をかけぬように。

行きはふくらはぎが悲鳴をあげましたが、帰りは腿の筋肉が悲鳴をあげました。2110m地点で昼飯をというつもりでしたが、面倒くさくなったのでそのまま下山。

全般的にすごく疲れましたが、快晴のおかげで、「終わってみれば」楽しい山行でした。


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