登り初めは雪の蓼科山・快晴に恵まれた絶景



- GPS
- 04:33
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 810m
- 下り
- 811m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※女神茶屋付近にはトイレ等は、冬期のためありません。また、頂上ヒュッテも営業していないのでトイレ等はありません。なので、基本、高速道路PA・SAやコンビニ等ですませておく必要があります。 ※登山口から頂上に行って帰ってくるまで、基本的にアイゼンつけっぱなしで問題ありません。最低でも軽アイゼンは必要でしょう。仲間はモンベルの軽アイゼンで、途中滑りながらもちゃんと登ってました。トレースががっつりついており、かつ途中の急登は岩の露出もあったりするので、スノーシュー/わかんはむかないような。 ※下山後は、近くの「石遊(いしやす)の湯」に行きました。露天しかない(屋根はあります)割合と小さい素朴なお湯ですが、非常に温まる温泉でした。 http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/20000602.html |
写真
装備
個人装備 |
替えのシャツ 1
手ぬぐい 3
雨具 1 下のみ
帽子 1
グローブ 1
ゲイター 1
フリース 1 パタゴニアR1
ハードシェル 1 マムート・マサオジャケット
行動食 2 2日分
昼食 2 2日分
インスタントコーヒー 4
ジェットボイル 1
コッヘル 2
カップ 1
スプーン 1
箸 1
ハイドレーションシステム 1 2リットル
キズパワーパッド 6 靴擦れ用
トイレットペーパー 1
お腹の薬 1
ウェットティッシュ 1
ポケットティッシュ 2
テーピング 1 靴擦れ等用
ボディーペーパー 1
歯磨きガム 1
メモ帳 1
筆記具 1
免許証 1
保険証 1
カメラ用三脚 1
カメラ用バッテリー予備 1
メモリカード予備 2
携帯用エネループ 1
接続用コード 1
携帯電話 1
ヘッドライト 1
ランプ 1
雨天時用カメラのフード 1
腕時計 1
GPS 1
コンパス 1
地図 1
地図用ケース 1
ツェルト 1
マット 1
アイゼン 1
登山靴 1 冬山用
ストック 1 非常時用(使わず)
|
---|
感想
いつもの仲間と登り初めということで、蓼科山へ。
そんなに本格的な雪山でなくて、「比較的」安全で(絶対はないにしても)、それでも標高はそれなりで登り甲斐があり、かつ日帰りで行けるところという条件で探した結果、ネットで見つけたのがここでした。
雪山入門の山という条件で書籍等で探すと、だいたい、雲取山、北横岳、白駒池周辺散策などが出てくるんですが、それらよりは少し登り要素が強めで日帰りの場所をイメージしてました。雲取山は昨年の登り初めだったし。
天気が心配だったのですが、運良く快晴。非常にいい天気でした。
意外にポピュラーなコースらしく、9時頃に女乃神茶屋近くの駐車場に着くとすでにほぼ満杯。端にギリギリ入れられそうだったので、みんなで除雪して入れました。
このコース、けっこうしんどかったです。体力ない自分が恨めしい。
ざっくり言うと、最初は平坦な樹林帯を行き、しばらく行くと登りが始まります。それなりの急登です。それを越えると、「2110m地点」という、少し開けた場所に出ます。休憩適地。そこから、再び少し平坦な道が続きますが、またすぐに急登が始まり、今度は、最初の急登よりもさらにしんどくなっていきます。途中、少し緩む場所もありますが、基本、あとはひたすら頂上まで急登です。途中の景色も綺麗なのが救い。
私などは開始30分くらいで「話が違う。こんなにしんどいなんてヤマレコには書いてなかったぞ。なんだこれは」と毒づきながら、バテバテでみんなの後を追いかける感じでした。地形図見ろよって話でしょうが。「誰だこんなしんどいコースを選んだバカは!」と怒り心頭でしたが、このコースをみんなに提案したのは残念ながら自分でした。
先日塔ノ岳を登った時のふくらはぎの筋肉痛は、すぐさま再び悲鳴を上げ始め、頂上に着く頃には息も絶え絶えで文句を言う元気もなく。
最後、「頂上←」と書かれたペンキが見えると、すかっと森林限界を超えます。そうすると、それまでは快晴による陽気でぽかぽかとむしろ暖かい位の気温だったのが、極寒地獄に変わります。右にまいて、頂上ヒュッテを経由して、頂上に行きます。それまではほとんど風などなくても、やはり稜線に出ると風が吹いており、どんどん体温が奪われます。これから登られる方は、この「頂上←」ポイントくらいでで身支度を整えるのがいいかと。
頂上で記念撮影をして、早々と退散。
でも景色はまさしく絶景。向こうの山々までくっきりと見えるし、何より、頂上付近一帯はこれまで見たことのないタイプの別世界の雪景色。岩場が雪に覆われて、所々顔を出している岩によって、不思議なまだら模様を作っています。一見の価値ありです。
晴天で本当によかった(いろんな意味で)。人がちゃんと通ったところ以外を行こうとすると、注意しないといろんなところで踏み抜きます。
本当は、もうちょっと写真を撮っておきたかったのですが、寒かったし、すでに退散した仲間を待たせているということもあり、後を追いました。でもやっぱりもっと撮っておくべきだったな・・・。
下りは、いわゆるシリセード用のソリで遊んでおられる方も多くいました。ちょっと坂が急過ぎるし、所々岩なので、場所を選ばないと危ない感じでしたが。うちの仲間もそれを見て、小さなマットを使って見様見まねで遊んでました。くれぐれも前後の方々に迷惑をかけぬように。
行きはふくらはぎが悲鳴をあげましたが、帰りは腿の筋肉が悲鳴をあげました。2110m地点で昼飯をというつもりでしたが、面倒くさくなったのでそのまま下山。
全般的にすごく疲れましたが、快晴のおかげで、「終わってみれば」楽しい山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する