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Yamareco

記録ID: 391136
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

午年始めに陣馬山(奥高尾から南高尾を長距離縦走!)

2014年01月05日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
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GPS
08:15
距離
26.7km
登り
1,472m
下り
1,513m

コースタイム

7:05 藤野駅
7:28 陣馬山登山口
8:45 陣馬山 休憩〜9:00
9:29 明王峠 (堂所山ピークは巻道でうっかりスルー)
10:21 景信山 休憩〜10:27
11:10 城山
12:00 大垂水峠
12:22 大洞山
12:31 コンピラ山
12:50 中沢山
13:34 三沢峠
13:50 草戸山
14:43 高尾山口駅/高尾駅 分岐
14:55 高尾霊園
15:20 高尾駅
天候 高曇り→曇
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR 藤野駅から登山道まで徒歩。
コース状況/
危険箇所等
◆全体的に、危険箇所はありません。
 堂所山〜景信山にかけて、泥でズルズルの坂があるのでスリップ注意。
 城山〜三沢峠間は細い九十九折の道にトレランの人が多くいましたので、すれ違い時の滑落注意、です。
藤野駅。ここからしばらくはコンクリート歩きです。
藤野駅。ここからしばらくはコンクリート歩きです。
沢井隧道。狭いです。
沢井隧道。狭いです。
途中のお宅の、たぶん万両。これでもかってくらい実がたっぷりです。
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途中のお宅の、たぶん万両。これでもかってくらい実がたっぷりです。
ここが登山口。一ノ尾根ルートと栃谷ルートがあります。まだまだ舗装路。
ここが登山口。一ノ尾根ルートと栃谷ルートがあります。まだまだ舗装路。
ようやく山道が!
ようやく山道が!
歩きやすい尾根道が続きます。
歩きやすい尾根道が続きます。
陽射しが出てきてちょっと嬉しかった一枚。
陽射しが出てきてちょっと嬉しかった一枚。
カチコチの霜柱トレイル。融けたら泥地獄に変身。
カチコチの霜柱トレイル。融けたら泥地獄に変身。
屋根だ!頂上だ!
屋根だ!頂上だ!
陣馬山といえばコレですよね。
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陣馬山といえばコレですよね。
左の変わった隆起は大岳山
左の変わった隆起は大岳山
左奥の方に雲取山。
左奥の方に雲取山。
手前のが生藤山で、左奥が大菩薩嶺?なのかな
手前のが生藤山で、左奥が大菩薩嶺?なのかな
陣馬山を下りて尾根を進みます。
陣馬山を下りて尾根を進みます。
奈良子峠。ここから藤野駅に行くルートもあるんですね。
奈良子峠。ここから藤野駅に行くルートもあるんですね。
明王峠。茶屋はやっていませんでした。
明王峠。茶屋はやっていませんでした。
泥道+急斜面。すべり跡を踏むとまた滑ります。
泥道+急斜面。すべり跡を踏むとまた滑ります。
景信山に到着。
関東平野を一望!
は良いのですが、地面が泥沼ですから気が散って仕方ないのです。
関東平野を一望!
は良いのですが、地面が泥沼ですから気が散って仕方ないのです。
小仏峠。なんで狸なんでしょうね。
小仏峠。なんで狸なんでしょうね。
相模湖がチラッと見えるようになりました。
相模湖がチラッと見えるようになりました。
2回目の城山。
城山ではサザンカが綺麗に咲いていました。
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城山ではサザンカが綺麗に咲いていました。
さて、ここから大垂水峠方面に盛大に寄り道しますかね・・・
さて、ここから大垂水峠方面に盛大に寄り道しますかね・・・
高尾山方面に比べると人が少ないです
高尾山方面に比べると人が少ないです
所々にベンチが設置されていますから、整備はバッチリなルートです。
所々にベンチが設置されていますから、整備はバッチリなルートです。
沢と同じ高さまで下りるとすぐに
沢と同じ高さまで下りるとすぐに
大垂水峠。県道みたいですね。
大垂水峠。県道みたいですね。
歩道に沿って左にちょっと進み、歩道橋を渡って
歩道に沿って左にちょっと進み、歩道橋を渡って
そこそこの急登を越すと
そこそこの急登を越すと
大洞山。このコースは関東ふれあいの道の一部のようです。
大洞山。このコースは関東ふれあいの道の一部のようです。
コンピラ山。この看板の横に変わった形の木製リュック掛けがあります。
コンピラ山。この看板の横に変わった形の木製リュック掛けがあります。
アップダウンがけっこう多いので足に来ます。
アップダウンがけっこう多いので足に来ます。
途中の名もなき小ピークから高尾山がチラリ
途中の名もなき小ピークから高尾山がチラリ
無造作にある鉄塔の脇を過ぎて
無造作にある鉄塔の脇を過ぎて
中沢山。聖観世音菩薩という菩薩様みたいです。
中沢山。聖観世音菩薩という菩薩様みたいです。
写真ではうっすらですが、丹沢が見通せました。
写真ではうっすらですが、丹沢が見通せました。
たぶん、津久井湖
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たぶん、津久井湖
道細いですから、すれ違いに気をつけましょう。
道細いですから、すれ違いに気をつけましょう。
三沢峠。
すぐに榎窪山。マイナーな山頂なのか手書きです。
すぐに榎窪山。マイナーな山頂なのか手書きです。
立派な見晴台。ここが草戸山の山頂です。
立派な見晴台。ここが草戸山の山頂です。
山頂の標柱はちょっと地味。
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山頂の標柱はちょっと地味。
延々と歩いて、高尾山口駅へ残り0.3km・・・でも、気になる高尾駅へ2.3km。
延々と歩いて、高尾山口駅へ残り0.3km・・・でも、気になる高尾駅へ2.3km。
さらに寄り道! 高尾駅まで歩いてしまおう。
さらに寄り道! 高尾駅まで歩いてしまおう。
あれ?トレイルがあらぬ方向へ。あれは・・・霊園?
(霊園内の写真は流石に自重しました)
あれ?トレイルがあらぬ方向へ。あれは・・・霊園?
(霊園内の写真は流石に自重しました)
霊園から駅までは市街地です。
なんとか歩いて高尾駅まで到着。
霊園から駅までは市街地です。
なんとか歩いて高尾駅まで到着。

感想

午年にちなんで年始に陣馬山に行かれているレコがいくつもありましたので、便乗してみようと登ってみました。始めは高尾山に立寄って下山するつもりだったのに、行き当たりばったりで予想外なロングトレイルに。

朝早くに藤野駅に着いて、徒歩で登山口を目指します。途中の家々には必ずと言っていいほど万両が植えてあり、鈴生りで赤い実がなっていました。正月らしくて縁起がよいと思わず撮影。登山口までは意外と長い距離でしたがそれほど疲れもなく無事到着。

いよいよこれから山道かと思いきや、一ノ尾根ルートはまだまだしばらく舗装路が続き、九十九折の道の合間合間に民家が立ち並びます。日々この坂道を行き来する住人の脚力を想像して空恐ろしく思いながらようやく山道らしい土の道に。(ここでようやく本日初の他の登山者に遭遇)

陣馬山頂までの道は傾斜もそれほど厳しくもない特筆点のないルート。景観も木々に遮られてはっきりしません。完全に凍結してはいましたが霜柱で覆われた道がありましたから、気温が上がったら泥道になるかもしれませんね。黙々と登って空が開け、茶屋の屋根が見えたら山頂間近です。

皆さんご存知の馬の像が出迎える山頂からの眺望は、絶景!のハズなんですが今日はちょっと雲が多くて遠方は見えづらかったですね。大岳山や雲取山、大菩薩嶺なんかは割と近い山ですのでしっかり見えました。富士山は完全に隠れていましたね。残念。

今回は陣馬山からの縦走ですので、一休みしたら早々に景信山を目指して尾根を辿ります。途中の明王峠を越えてからの尾根は小ピークが多く、その都度「巻道か直登か」の分岐が現れます。看板がメインルートとして設定しているのは巻道のほうらしく、うっかり堂所山のピークを見逃しちゃいました。それ以降は反省して、全部の分岐で直登を選択。けっこう足に来ます!

景信山に近づく頃には気温も上がり、ところどころドロドロのぬかるみゾーンが現れます。急斜面が泥だらけだったりするので滑って実に怖い。怪我の心配はないのですが、ウェアが泥まみれになるのは勘弁ですからね。なお、景信山では山頂全体が泥沼状態でした。

景信山から小仏峠を経て城山へのルートは特に泥道もなく平和でした。城山には紅葉の季節以来2回目ですが、今日は流石に登山者は少なめでしたね。前回見えた富士山は、今日はここでも見えませんでした。残念。

ここまでのコースタイムから今後の行程を考えている際、「このまま高尾山経由で下りるとあっという間だな。地図に書いてある南高尾のコースにしてみても暗くなる前に下りれるかな」と長距離コースの考えがムクムクと膨らんでしまいました。計画変更が容易すぎる単独行の弊害かもしれません。

城山から少し高尾山方面に進み、分岐点を大垂水峠方面へ。こちらのルートにはあまり人が来ないかと思っていましたが、意外にもすれ違う人は多かったです。ただ・・・そのほとんどがトレランの方々。どうもこのコースはトレランのトレーニングコースになっているようですね。

大垂水峠は自動車道ですので、登山道が一旦途切れます。歩道橋を渡って南側の尾根に渡り、大洞山、コンピラ山、中沢山と縦走です。コンピラ山山頂には面白いリュック掛けとベンチがありました。使用中でしたので撮影できませんでしたが・・・。中沢山山頂には菩薩像が祭ってあり、像の視線の方には丹沢の山々がよく見えました。

さらに三沢峠、草戸山と進み、城山湖を横目に進路を北に変えたらあとは高尾まで尾根伝いに一直線。なんですが、これ以降も小ピークの上り下りが延々と続き、体力がガリガリ削られていきます。おそらく普段であれば何と言うこともないアップダウンなんでしょうが、長距離山行の終盤ということもあり、自分でもびっくりするぐらいに足が前に進みません。

なんとか高尾山口駅へ残り0.3kmの道標までたどり着いた際、分岐に「高尾駅 2.3km→」の表示を発見。疲れきっているくせに「ここまで来たら、いっそ高尾駅まで徒歩で行ってしまおう!」と妙なテンションになって、プラス2kmの延長戦に突入することに。地図にも書いていないルートでしたから、今いる尾根伝いに高尾駅までまっすぐ行くルートなんだろうと当たりをつけていたのですが、道はくるりと右側の脇の尾根に逸れそのまま市街地へ。トレイルの終点は・・・霊園ですか?どうやら、分岐で間違ったルートを取っていたようです。

まさかと思いながらも、本当に高尾霊園のど真ん中に山道の終点がありまして。どうもそこは犬猫用の霊園のようです。お墓参りをされている方の中に現れた、どこからどう見ても場違いなオレンジ色の登山者に親切に道を教えてくださった方どうもありがとうございました。霊園を抜けて市街地を北に進むと高尾駅が現れ、ようやく下山完了。


−−−−−
年始の山始めとして陣馬山に登るついでに寄り道に寄り道を重ねる妙な山行になってしまいましたけど、なかなか充実した疲労感が得られました。城山を過ぎてからは、景色もほとんどないので何だかトレーニングみたいな感じでしたが、久しぶりに歩けるだけ歩いた感じです。去年、山登りを始めたときに比べるとずいぶんと体力もついたことが今日の山行で確認できましたし、今年も山への意欲が持続できそうです。

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