記録ID: 3925805
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
日程 | 2022年01月15日(土) ~ 2022年01月16日(日) |
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メンバー |
|
天候 | 1/15 晴れ→高曇り、1/16 晴れ→昼頃から曇り |
アクセス |
利用交通機関
・車は赤岳山荘の駐車場に駐車しました。
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 10時間21分
- 休憩
- 1時間25分
- 合計
- 11時間46分
- 2日目
- 山行
- 1時間26分
- 休憩
- 4時間6分
- 合計
- 5時間32分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ▶登山ポスト、トイレ、水場、山小屋などの情報はネットにあふれているので省略します。 ▶ルート状況(2022年1/15現在のものです。) ◆アプローチ ・赤岳山荘から赤岳鉱泉の道には雪がありましたが氷ってるところは無かったのでアイゼン等は付けずに歩けました。 ・赤岳鉱泉で登攀装備に換装して中山尾根へ向かいました。 ・中山乗越からは樹林帯を抜けるまでラッセルでした。薄いトレースがあるところは膝ラッセルでしたがトレースが無くなっているところ(吹き溜まって?)は股下から腰上ラッセルでした。 ・樹林帯を抜けるとラッセルは終わり正面に下部岩壁が見えるのでそこで休憩&ロープをザックから出しておきリッジを歩いて1P目の取付まで歩きました。 ◆中山尾根(2級下 +)(ルートグレードは参考にした最新のトポ図からで、あとは個人的な感想です。) 【全体を通して】 ・大同心北西稜や小同心クラック、赤岳西壁主稜と比べると岩はしっかりしている印象でした。 ・中山尾根は難しめというレポも見ましたが実際に登ってみた感想としては難しく感じませんでした。 【1P 右の凹状壁 40m +】(リード) ・スタートは右に下がって凹角に入りこれを左上するようですが、右下への下降は急斜面にやわらかい雪が付いて悪かったので壁の正面から取付きました。その後凹角内を登ろうと壁を右へと移動しましたが凹角内は雪が付いて登りにくそうだったのでそのまま凹状左の壁の簡単そうなところを適当に登りました。(フォローの2人は出だしの登りで苦戦してました。) ・凹角を抜けたところにピッチを切れるハンガーが2つありましたがそのまま頭上の凹角も継続して登り上のスリングが巻かれた灌木で終了点を構築しました。 ・ハンドジャムが効くところが2箇所ありゆっくり休めて楽できました。 【2P 雪稜 200m】(コンテ) ・吹き溜まりのところはラッセルでした。 ・雪と岩のミックス帯は慎重に登りました。 ・終了点はハンガー2つ。 【3P 右の凹状壁 40m +】(リード) 【4P ハングの乗越 20m +】(リード) ・3P目と4P目は繋げて登りました。 ・今回はハングを乗越したところのハンガー2つでピッチを切りましたがそこまではロープスケルで30mぐらいだったと思います。(ハング乗越の直下にハンガー2つと今回ピッチを切ったその先10〜15m進んだところに終了点にできる残置支点が2つあったので、好きなところでピッチを切ってもいいと思います。) ・3P目は階段状で易しい、4P目のハングの乗越もホールドやスタンスが豊富で問題なく登れました。 ・4P目のハングの乗越は残置中間支点が豊富にありました。 【5P 岩混じりの雪稜 40m】(コンテ&リード) ・コンテとリードで登りました。 ・コンテで登っていた途中にハンガー1つと残置ハーケン1つの終了点にできるところがあったのでそこが5P目終了点だと思いこみピッチを切りました。フォローの2人と相談すると疲れたし時間もかかっているのでトポ6P目はフェースを登らず草付を巻きたいと言うのでフェースは登らずに左の草付から回り込みピナクル上を目指しました。が、そこはまだ岩混じりの雪稜の区間で少し登るとハンガー2つの終了点がありました。 【6P フェースからピナクルへ 30m 掘曄淵蝓璽鼻 ・仕切り直して6P目、フェースも難しそうには見えませんでしたがフォローの2人の意見を聞き入れ岩壁を左から回り込み草付を登りピナクル上に抜けました。 ・終了点はピナクル裏側にハンガーが2つ。 【7P リッジからバンドを右へ 40m 供曄淵侫蝓次 ・6P目終了点でロープを片付けてフリーで歩き稜線へでました。 ・バンドには雪が有りましたが雪は締まっていたので問題なく歩けました。 ・三連トサカ(后)か凹角の直上(+)でダイレクトに日ノ岳まで登ってみたかったですが、ここまで時間がかかってましたしフォローの2人はお疲れのようだったのでバンドを右へトラバースして一般登山道に合流しました。 ◆下降 ・7P終了点から一般登山道に合流して横岳〜赤岳の縦走路を歩いて地蔵の頭から行者小屋まで地蔵尾根を下降し、中山乗越を経由して赤岳鉱泉まで下山しました。 ◆アイスキャンディー ・全面登れる状態でした。 ・詳しくは赤岳鉱泉のホームページを参照してください。 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年01月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 雪山テント泊装備1式 アルパイン用クイックドロー×3 120cmダイニーマソウンスリング×1 アイスアックス×2 その他登攀装備1式 |
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共同装備 | ツエルト ファーストエイドキット 50mダブルロープ×2 ハーケン×2 ワートホッグ×1 ボールナッツ×4 240cmダイニーマソウンスリング×1 4〜5人用テント たわし 9.5mm60mシングルロープ×1 トップロープ支点構築用のダイニーマソウンスリング×2とロックカラビナ×2 |
写真
感想/記録
by yama_pound
Hさんから泊りでの山行リクエストがあったので計画を練る。雪稜好きメンバーとなったのでどこかの雪山も考えましたが今年は積雪量が多くまだ雪も締まってないので1泊2日では大きな山は登れず敗退になりそうなので今回は八ヶ岳でアルパインとアイスにしてみました。
Climbing‼
ヾ響
・中山乗越から樹林帯を抜けるまではラッセルで時間がかかりました。久しぶりに腰まで潜りました!!
・中山尾根は初見だったのでピッチを切る場所を間違ったところもありました。途中の雪稜や岩混じりの雪稜はコンテで登るのですがフォローの2人は経験が浅くスタカットにしてビレイした方が安全かな?と思い間違った終了点でピッチを切って時間がかかりすぎました。
・中山尾根は全リードで登ってみましたがそこまで難しくは感じませんでした。フォローの2人も時間はかかりましたが何とか登ってきてました。
・中山尾根7P目は三連トサカか凹角を直上して日ノ岳へダイレクトに登りたかったのですが、そこまでの登攀で時間がかかっていたしフォローの2人はお疲れのようだったので今回は右へトラバースして一般登山道に合流して終了としました。
・アイスキャンディーは賑わってました。朝一に受付していた人たちの中では最後にロープをセットしにいったので登るラインは空いてるところを適当に選びましたが、ロープをセットして下りてみるとHさんとAさんの練習にはちょっと難しいラインになってました。位置をずらすのも面倒なのでそのままそこを登りました(笑)2人の練習に熱が入り結局私は4本しか登りませんでしたがアックスにぶら下がる感覚を思い出せて良かったです。(4本のうち2本を最後に連続で登りましたがこのぐらいの氷ではパンプしませんね(笑))
反省
・特にありません。
Climbing‼
ヾ響
・中山乗越から樹林帯を抜けるまではラッセルで時間がかかりました。久しぶりに腰まで潜りました!!
・中山尾根は初見だったのでピッチを切る場所を間違ったところもありました。途中の雪稜や岩混じりの雪稜はコンテで登るのですがフォローの2人は経験が浅くスタカットにしてビレイした方が安全かな?と思い間違った終了点でピッチを切って時間がかかりすぎました。
・中山尾根は全リードで登ってみましたがそこまで難しくは感じませんでした。フォローの2人も時間はかかりましたが何とか登ってきてました。
・中山尾根7P目は三連トサカか凹角を直上して日ノ岳へダイレクトに登りたかったのですが、そこまでの登攀で時間がかかっていたしフォローの2人はお疲れのようだったので今回は右へトラバースして一般登山道に合流して終了としました。
・アイスキャンディーは賑わってました。朝一に受付していた人たちの中では最後にロープをセットしにいったので登るラインは空いてるところを適当に選びましたが、ロープをセットして下りてみるとHさんとAさんの練習にはちょっと難しいラインになってました。位置をずらすのも面倒なのでそのままそこを登りました(笑)2人の練習に熱が入り結局私は4本しか登りませんでしたがアックスにぶら下がる感覚を思い出せて良かったです。(4本のうち2本を最後に連続で登りましたがこのぐらいの氷ではパンプしませんね(笑))
反省
・特にありません。
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