記録ID: 3932610
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳硫黄岳・桜平ルート(日帰り)
2022年01月24日(月) [日帰り]
greenpower
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,299m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 11:50
6:32
6:32
33分
山の神
7:40
7:40
41分
醤油樽の滝入口
12:30
12:30
108分
山びこ荘
15:09
15:09
22分
夏沢峠
17:23
17:23
22分
醤油樽の滝入口
18:12
18:12
3分
山の神
18:15
夏沢鉱泉(桜平)入口
| 天候 | はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス→中央自動車・諏訪南IC〜車で約50分(積雪期) ■駐車台数→下段6〜7台、上段10台。 ■トイレ→なし。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし(夏沢鉱泉にあり) ■24時間利用→可能。 ※桜平駐車場(下)(中)(上)は【コース状況/危険箇所等】欄に明記しています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■登山ポスト 登山ポストは夏沢鉱泉の入口にあります。 登山計画書の用紙と筆記用具が設置されています。 唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場や桜平駐車場の(上)(中)(下)や桜平ゲートにはありませんので注意が必要です。 ※夏沢鉱泉(桜平登山口)は通年営業なので理解はできますが、冬季は唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場に登山ポストを設置した方が事故対応しやすい(夏沢鉱泉まで片道5.83kmあり) ■水場 地図では、桜平ルートに水場が夏沢鉱泉(通年営業)とオーレン小屋(冬季閉鎖)の2つがあります。 出発時から必要な量を担ぐか、夏沢鉱泉で補給(有料)するか、夏沢から沢水をくむか(写真添付)、現地の雪で水作りをする方法があります。 日帰りでも2〜3Lあれば問題ありません。 ■唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場(無料・1,532m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場は路肩に下段(1,528m)と上段(1,532)の2ヶ所があります。 到着→01月24日(月)→06時09分でしたが駐車場は(下)で0台、(上)で2台(前泊車)ありました。 別称→夏沢鉱泉(桜平)入り口とも言われます。 ■山の神(大山祇神社・1,533m) 唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場から約7分で山の神に到着です。 祠と鳥居があり、登山の安全祈願をします。 山の神の右側が2股の分岐(写真添付)になりますが、更に右側(谷側)の登山道を桜平駐車場(下)へ向かいます。 この2股の左側の林道は地図では、天狗岳西尾根の下部にある枯尾の峰に続く尾根に向かっていますが行き先は不明です。 ■狸岩(1,559m) 山の神から約8分で狸岩に到着です。 左側上部に酒の徳利をぶら下げた狸岩と道標があります。 ■桜平駐車場(下・1,678m) 狸岩から約25分で桜平駐車場(下)に到着です。 無雪期は駐車台数→70台ですが、積雪期は除雪はされていますが非常に狭く駐車台数→約20台です。 また、駐車場(下)まで車のすれ違いはとても厳しいです。 いくつも待避所がありますが、雪かきされた雪が壁となり越えられても10〜40cmの積雪があり高確率でスタックします(手袋・スコップ必須) 駐車場(下)の手前のカーブの坂は車高の高い4WD・チェーン4本・スタッドレスタイヤでなければ登れません。 ヤマレコでは桜台駐車場(下)と明記されていますが桜平駐車場(下)で間違いないと思います。 登山者の心理として登山口の近くまで車で行きたいのは理解できますが、登山道の危険度を含め車上荒らしにも注意が必要です。 冬山で登山者が少なく、ほとんど人がいない場所に車を駐車すればピッケルで一撃です。 キャンプ・登山用品は高額な物が多いので貴重品の管理が重要です。 ■醤油樽の滝入口(1,743m) 桜平駐車場(下)から約35分で醤油樽の滝入口に到着です。 冬季は、アイスクライミングをするクライマーが車で周辺まで来るのですれ違いに注意が必要です。 前日にも登られていて、明確な足跡があります(醤油樽の滝まで約800m・徒歩30分) ■天の岩戸(1,775m) 醤油樽の滝入口から約30分で天の岩戸に到着です。 巨岩が連なる岩場を通過して、桜平駐車場(中)へ向かいます。 ■桜平駐車場(中・1,862m) 天の岩戸から約15分で桜平駐車場(中)に到着です。 無雪期は駐車台数→60台ですが、積雪期は除雪はされていますが非常に狭く駐車台数→約20台です。 橋を越えたり坂道が増えて、林道は駐車場(下)より道幅が狭くなります。 また待避所がありますが、ほとんどが除雪された雪捨て場となり無理に駐車すると雪かきの邪魔になります。 万が一、駐車した場合は下り車両が凍結路を止まれず接触事故になり、最悪当て逃げされて泣き寝入りする羽目になります。 駐車場(中)の公衆トイレは冬季閉鎖中です(写真添付) ■桜平駐車場(上・1,924m) 桜平駐車場(上)は現在→閉鎖中です。 桜平ゲート手前から約150m先が駐車場(上)ですが、2股の分岐(左側→駐車場・右→桜平ゲート)から20mで行き止まりになり車の転回場となっています。 ■桜平ゲート(1,894m) 桜平駐車場(中)から約20分で桜平ゲートに到着です。 ゲートには鍵がかけられており、夏沢鉱泉の送迎車と緊急車両以外の通行はできません。 桜平周辺案内図の脇から通り、一旦林道を下ります。 ■■泉野分岐 桜平ゲートから約25分で泉野分岐に到着です。 地図では旧街道の破線ルートになり、茅野市泉野地区に繋がります。 ■夏沢鉱泉(2,060m) 桜平ゲート(登山口)から約50分で夏沢鉱泉に到着です。 更に桜平ゲートから積雪量が増えて道幅が狭く(車1台分)なり、夏沢鉱泉まで橋や堰堤や急坂を越えます。 発動機の音が聞こえてきたら夏沢鉱泉は目前です。 通年営業の山小屋になり宿泊(定員40名・テント場なし)・トイレ100円・山バッジ600円・温泉700円(宿泊者のみ)が利用可能です。 登山ポストが入口にあり、登山計画書の用紙と筆記用具が設置されています。 夏沢鉱泉を過ぎて間もなくすると、登山道から夏沢へ2つの渡渉点があります。これらはアイスギャラリーG3やG4へ繋がるので登山者は直進してオーレン小屋へ向かいます。 別称→桜平登山口と言われます。 ■オーレン小屋(2,311m) 夏沢鉱泉から約105分でオーレン小屋に到着です。 営業は4月下旬〜11月上旬になり、冬季は閉鎖中ですが冬季避難小屋が利用できます(南側の窓から入室) 水場は雪に埋まり見つからず、橋を渡るとトイレ(紙あり)とテント場があります。 冬季避難小屋には布団・毛布・机・椅子・緊急時の非常食・飲料水が完備されています。 無雪期のコースタイム50分ですが105分かかりました。 ■■箕冠山・赤岩の頭の分岐(2,311m) オーレン小屋から約5分で箕冠山・赤岩の頭の分岐に到着です。 左折で箕冠山へ、右折(橋を渡る)で赤岩の頭へ、直進で夏沢峠へ向かいます。 テント場奥の赤岩の頭分岐は踏み跡が薄く、膝上〜太もも以上のラッセルになります。 箕冠山方面には1人の踏み跡があり、夏沢峠までも踏み跡はありませんでしたが後続の単独男性に譲りました。 ※硫黄岳北西斜面一帯はルート不明瞭のため積雪期は立入禁止です(オーレン小屋〜赤岩の頭〜峰の松目の三角地帯) ■夏沢峠(2,429m) オーレン小屋から約40分で夏沢峠に到着です。 ここから稜線になり手前で冬山装備・防寒・防風対策が必要です。 左折で箕冠山へ、直進で本沢温泉へ(山びこ荘入口から左折)、右折で硫黄岳へ向かいます。 外トイレは冬季閉鎖中です。 無雪期のコースタイム20分ですが40分かかりました。 ■ヒュッテ夏沢(2,440m) 夏沢峠から約5分で夏沢ヒュッテに到着です。 冬季は営業終了なので硫黄岳へ向かいます。 ヒュッテ夏沢と山びこ荘が向かい合わせにあり、稜線の強い風を避けられます。 軒下や樹林帯(落雪注意)を整地すれば幕営敵地になり、 吹き溜まりが5〜6mあるので雪洞泊も可能です。 また、荷物をデポして山頂に向かう登山者もいます。 稜線上の森林限界に近いので冬山装備の最終点検が必要です。 別称→夏沢ヒュッテとも言われます。 ■山びこ荘(2,440m) 夏沢峠から約5分で山びこ荘に到着です。 冬季は営業終了なので硫黄岳へ向かいます。 山びこ荘の入口前に本沢温泉の分岐(左折→本沢温泉、直進→硫黄岳)があり、当日は1人の踏み跡がありました。 樹林帯〜迂回路(崩落地を100m西側へ巻く)〜岩場〜6つのケルンを越えて硫黄岳へ向かいます。 ■硫黄岳(2,760m) 山びこ荘から約110分で硫黄岳に到着です。 6つのケルンが見えたら山頂までのビクトリーロードですが、ケルンは岩壁沿いにあるので雪庇の踏み抜きや爆裂火口壁への滑落に特に注意が必要です。 また、広く平坦な山頂では悪天候時(濃霧・ホワイトアウト)の道迷い(横岳・赤岩の頭方面)に注意が必要です。 無雪期のコースタイム60分ですが110分かかりました。 ヤマレコではケルンが7つとありますが、おそらく硫黄岳の山頂柱の裏側にあるケルンを含めています。 ■■マークの呼称は勝手に命名しています。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 桜平ルートは標高差→約1,228m、距離→往復19.2km、コースタイム→08時間55分になりますが日帰りが可能です(無雪期の好天時の場合・山滑走を除く) 公共交通機関を利用する場合は、通年営業の夏沢鉱泉(宿泊者は送迎あり)を利用できますが、それ以外はオーレン冬季避難小屋かテント泊になります。 核心部と呼べる危険な場所は樹林帯の落雪・森林限界付近の岩場の登下降・爆裂火口壁への滑落です(写真添付・個人差あり) 日帰りで登頂するには天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★桜平ルートについて 硫黄岳には桜平と赤岳鉱泉(北沢ルート)から登るルートがあります。 桜平ルートは長い林道歩きがあり登山者が少ないですが通年営業の夏沢鉱泉があります。 赤岳鉱泉ルートは赤岳に近く登山者が多くなりますが通年営業ではない赤岳鉱泉と行者小屋があります(積雪期の赤岳鉱泉〜赤岩の頭の区間は雪崩に注意) また深いV字谷の登山道になり当日の山行では、晴天でも山小屋の周辺と稜線以外は陽の当たらない樹林帯になりとても寒いです。 もちろん、4つの駐車場は下段から上段に向けて雪が増えて除雪されていない場合があるのでスタック対策としてスコップは必須です。 ★駐車場について 桜平ルートには4つの駐車場があります。 1つ目の唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場(下段6〜7台・上段10台)、2つ目の桜平駐車場(下)に70台、3つ目の桜平駐車場(中)に60台(トイレは冬季閉鎖中)、4つ目の桜平駐車場(上)に20台です(現在→閉鎖中) 唐沢鉱泉・桜平分岐から桜平駐車場(下)まで積雪量20〜30cmあり、轍は凍結していてすれ違いはとても困難です。 対向車に出会った場合は登山道の脇に複数の待避所がありますがどちらかがバックで戻る羽目になりとても危険です。 桜平ゲートの近い桜平駐車場(下)や(中)まで車で近づきたい心理は理解できますが、朝の早い暗闇の場合は狭い凍結した走行になり、下山後の昼〜夕方の場合は入山者の車に遭遇する確率が高くなりどちらも神経を使います。 当日は夏沢鉱泉の送迎車3回と醤油樽の滝入口でアイスクライマーの車1回とすれ違い、避ける為に膝〜腰まで踏み抜きました。 万が一、スタックして立ち往生した場合は夏沢鉱泉の送迎車や緊急車両が通行できず迷惑をかけます。 下山時には、除雪作業の雪上車が夏沢にスタックして夏沢鉱泉の小屋番さんが救出していました(写真添付) 安全な場所に駐車して、長い距離を歩けば安全が確保できて登山に専念できます。 進入する場合は車高が高く4WD・スタッドレスタイヤ・チェーン(4本)・スコップが必須です。 ※山の神(大山祇神社)の反対側の空き地は私有地で駐車禁止(写真添付) ★山小屋の営業について 桜平ルートに山小屋は4つあります。 1つ目の夏沢鉱泉は通年営業になり宿泊(定員40名・テント場なし)・トイレ100円・山バッジ600円・温泉700円(宿泊者のみ)が利用可能です。 2つ目のオーレン小屋(冬季避難小屋は利用可能)と3つ目の山びこ荘と4つ目のヒュッテ夏沢は営業終了です。 ※夏沢鉱泉では1〜3月に設備メンテナンスで各々3連休の休みがあるのでホームページで確認して下さい。 ★落雪・落氷・落枝について 夏沢鉱泉〜夏沢峠の区間は密度が濃い2.4kmの樹林帯が続き、日の出の後もほとんど陽が当たりません。 今季は雪が多く樹木には20〜50cmの雪が積もり、風速5m吹くと落雪・落氷・落枝が発生するのでヘルメットが必須です。 風がない場合でも日の出から雪が緩み始めて落雪があり、10回以上の落雪の直撃を受けました。 降雪直後に入山する場合の先行者は、大量の雪を被り濡れるので防水・防寒対策が特に必要です。 また、登山道の幅は約40〜50cmと狭く、踏み外すと膝下〜腰まで踏み抜きます。 夏沢峠〜夏沢鉱泉の登山道は、日没1時間前の16時でとても暗いです。 ★登山者と車のすれ違いについて 登山の前日(23日の17時〜24時・標高1,000mで積雪量3〜5cm)の降雪により林道(唐松鉱泉・桜平分岐の駐車場〜桜平ゲート)は朝5〜10cmの新雪が積もり、帰りは車が通り圧雪された轍が凍結路になりアイゼンかチェーンスパイクが必要です。 また、登山者が車とすれ違う場合は山側(膝〜太ももの踏み抜きあり)に避けて、谷側(高い所で夏沢まで100m滑落する危険あり)に避けないように注意が必要です。 ★天候や服装について 冬季は降雪による交通規制や登山口までのルート・登山ルートに注意が必要です。 同時に大雨注意報・雷注意報・土砂災害警報にも注意が必要です。 桜平ルートでは冬山装備が必要になり防水・防寒対策をしてザックカバー・ゲイターがあると快適です。 当日は気温-1℃〜-7℃あり、稜線では風速10〜13mありました。 桜平ルートはほとんどが樹林帯で、冬季は日の出が遅く日の入りが早くとても暗く寒いです。 装備や服装に注意して登山の変更や中止を検討して下さい。 ★マーキングについて 積雪期でも桜平ルートには看板・道標・ピンクテープが多くありますが、積雪期には雪に埋まりルートファインディング能力が必要です。 特に今年は雪が多く山びこ荘を越えた森林限界〜岩場直下辺りでは、前日の降雪もあり20〜30分前の登山者の踏み跡が強風で完全に消えていました。 九十九折りの夏道は不鮮明でハイマツ帯を踏み抜きながら直登しましたが、悪天候時の通行はとても困難です(写真添付) ★丸太橋について 桜平ルートには現状で、5つの丸太橋(単管パイプ2ヶ所は橋か不明)と幕営適地が6つがあります(今後の降雪状況により変化あり) 林道と登山道は夏沢沿いにあり橋や堰堤を渡りますが、今年は雪が多くほとんどの橋が雪で埋まりかけていて危険です。 比較的に広くて頑丈な橋ですが形状や幅が不鮮明で夏沢も1〜2mの雪で埋まり、転落した場合には脱出が困難です。 登山口から時系列で写真を添付します。 ★狩猟期間について 2日前の22日に駐車場や林道の状況確認で1km歩いて下見をしました。 山の神から徒歩10分の狸岩(1,559m)すぐ先のS字カーブの斜面や登山道に狩猟で仕留められたと考えられる大量の鹿の血が残っていました(写真添付・当日は雪で埋まる) 毎年11/15〜02/15まで狩猟期間になります。 また銃猟とは別にわな猟が12/15〜03/15まであり、山の中には罠が仕掛けられています(罠の近くに警告文の添付あり) 明るい服装をして、トイレや道迷いで無闇に山の中に入ると危険です。 ★積雪量について 唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場→15〜20cm 山の神〜桜平駐車場(下)→30〜40cm 桜平駐車場(中)〜桜平ゲート→40〜60cm 夏沢鉱泉〜夏沢峠→60〜80cm 森林限界〜岩場直下→40〜60cm ケルン〜山頂→0〜30cm 冬季の積雪量は、常に大きく状況が変化します。 ※2022年01月23日(土)の17時〜24時まで・標高1,000m地点で3〜5cmの降雪があり、桜平ルートの踏み跡は今後薄くなります。 ★唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場まで県道17号線と縄文の道の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また大雨による林道の崩落・通行止め・雨量規制・台風による交通規制に注意しましょう。 ★唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場〜硫黄岳では、スマートフォンの電波があまり入りませんでした(時期・天候・機種による) 登山口のアクセスが良く、赤岳山頂でも比較的に電波が入る八ヶ岳ですが桜平ルートは電波状況が良くありません。 寒さや高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です。 唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場は電波が入ります。 ★唐沢鉱泉・桜平駐車場〜硫黄岳では前泊の下山者2名と当日の登頂者は6名になり、5名は下山後に夏沢鉱泉に泊まり日帰りは他にいませんでした。 桜平ルートは往復19.2kmと長く、日照時間が短くなり日帰りでは装備と服装が重要です。 特に単独登山者の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメットは全行程の往復で使用しました。 ストックは唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場〜オーレン小屋の往復で使用しました。 チェーンスパイクは唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場〜オーレン小屋の上りで使用しました(下山時は使用しませんでしたが登山道が凍結しているので着用を推奨) ピッケルはオーレン小屋〜硫黄岳の往復で使用しました。 12本爪アイゼンはオーレン小屋〜硫黄岳の登りと硫黄岳〜夏沢鉱泉の下りで使用しました。 ゴーグルは硫黄岳〜夏沢峠の往復で使用しました。 わかんは携帯しましたが全行程で使用しませんでした。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また渡渉点や丸太橋が雪で埋まったり、登山道や踏み跡が降雪や風の影響で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・気温・天候・風速・積雪量・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスク・除菌シート・除菌スプレーを携帯して健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また、登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり探し出すのは極めて困難です。 こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山バッジの購入ができず困りますが、通年営業の夏沢鉱泉で山バッジ(全14種・600円)の購入ができます。 ★積雪期の桜平ルートでは夏沢鉱泉(有料)とオーレン小屋(無料・紙あり)にトイレがありますが、山びこ荘の外トイレは冬季閉鎖中で稜線〜硫黄岳の稜線にトイレはありません。 積雪期には原則トイレはないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★緊急時の連絡先 �〜�難の場合→茅野警察署→0266-82-0110(代表) ★積雪量が多いので強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下(雪目)による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグルがあると便利です。 ★唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場→06時25分に気温-2℃、硫黄岳→14時18分に気温-3℃、夏沢鉱泉で最低気温→16時06分に気温-7℃、唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場→18時15分に気温-7℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→06時43分、ご来光→08時35分、日の入り→17時15分と活動時間は短くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドライトが必要です(桜平ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★桜平ゲートを通過した下りの登山道は落石エリア(1,893m)になり、防護ネットで覆われた岩場です。 下山時には、新雪にたくさんの小石が落ちてきました。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・雪を踏む音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★今回の山行の危険箇所 �ー�林帯の落雪 �⊃肯啗続ι婉瓩隆箴譴療于執� �Ｇ�裂火口壁への滑落 ※危険箇所は、時系列に写真を添付しています。 ★今回の山行の誤算 登山の前日に降雪があり、また登山者が極めて少ないのでラッセルは覚悟していましたがそれ程苦労はしませんでした。 苦労した点が2つあり、1つ目は夏沢鉱泉〜夏沢峠の樹林帯の落雪です。 桜平ルートは深いV字谷の登山道になり、当日の山行では山小屋の周辺と稜線以外は陽の当たらない樹林帯です。 降雪直後と日の出から雪が緩み始めて落雪が頻発します。 2つ目は森林限界(2,481m)〜岩場直下(2,513m)の直登です。 樹林帯(風速1〜5m)を抜けた稜線になり風速10〜13mになり吹き溜まりが増えて、夏道が不鮮明になります。 またオーレン小屋でトップを譲った登山者の踏み跡は完全に消されてハイマツ帯の新雪の踏み抜き(膝〜太もも)地獄で時間と体力を削られます。 距離は短いですが馬力が必要な場所になり、岩場は雪・氷・岩・ハイマツのMix帯で注意が必要です。 この夏沢鉱泉〜夏沢峠〜岩場直下で無雪期のコースタイムの2倍を費やしたので、横岳を諦めて無事に登頂して日帰りの夜間歩行を決意しました。 ★今回の山行は本来ならば北アルプスや後立山連峰を計画していましたが、長野県内でもコロナ感染者が急増しているので近くて普段は歩かない八ヶ岳を日帰りで目指します。 いつかオーレン小屋の冬季避難小屋を利用したいので下見を兼ねた山行であり、山頂はそれほど必要ではありません。 また、峰の松目〜赤岩の頭〜オーレン小屋の区間と白砂真道〜本沢温泉の区間が冬季は立入禁止ルートなので状況を現地で確認する為です。 ★唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場(路肩)の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。 しかも、場所によって車中泊の禁止や火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で八ヶ岳・硫黄岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■尖石温泉・縄文の湯 ■営業時間→09:00〜21:00(最終受付20:30) ■休館日→木曜日 ■料金→大人(高校生以上)市民400円 市民以外→600円 中学生以下→300円 小学生以外→0円 65歳以上→300円 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
拍手
縄文の道！(1,139m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
堰堤の工事現場！(1,332m)
※大型車両の通行がありすれ違い注意。
※工事期間→2022年03月22日まで。
※大型車両の通行がありすれ違い注意。
※工事期間→2022年03月22日まで。
唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場！(下段・1,528m)※撮影日→2022年01月22日(土)
※6〜7台駐車可能で車の間に横向きで4〜5台。
1/22 11:41
唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場！(下段・1,528m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※6〜7台駐車可能で車の間に横向きで4〜5台。
※撮影日→2022年01月22日(土)
※6〜7台駐車可能で車の間に横向きで4〜5台。
唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場！(上段・1,532m)※撮影日→2022年01月22日(土)
※10台駐車可能で写真は7台駐車、両端に横向き2台、手前の白い車の横に横向き1台可能。
1/22 11:40
唐沢鉱泉・桜平分岐の駐車場！(上段・1,532m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※10台駐車可能で写真は7台駐車、両端に横向き2台、手前の白い車の横に横向き1台可能。
※撮影日→2022年01月22日(土)
※10台駐車可能で写真は7台駐車、両端に横向き2台、手前の白い車の横に横向き1台可能。
唐沢鉱泉・桜平分岐！(1,533m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
駐車禁止の私有地！(1,533m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
周辺案内図！(1,533m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
�ー輓腸魘�(11/15〜03/15まで)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
�⊆輓腸魘�(11/15〜03/15まで)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
林道から眺める硫黄岳！(1,569m)
※撮影日→2022年01月22日(土)
※撮影日→2022年01月22日(土)
バーグハウス・エクスプローラー30を投入！(日帰り装備→9.75kg)
山の神！(大山祇神社・1,533m)
※2股の分岐は右側→硫黄岳。
※2股の分岐は右側→硫黄岳。
スタック発生！(1,533m)
※川崎ナンバーのレンタカーがスタックで身動き取れず渋滞中。
※川崎ナンバーのレンタカーがスタックで身動き取れず渋滞中。
�∈�平駐車場(下)！(1,678m)
※無雪期→70台・積雪期→20台。
※無雪期→70台・積雪期→20台。
�∈�平駐車場(中)！(1,862m)
※無雪期→60台・積雪期→20台。
※無雪期→60台・積雪期→20台。
桜平ゲート前の分岐！(1,894m)
※左側→駐車場(上・閉鎖中)・右側→桜平ゲート。
※左側→駐車場(上・閉鎖中)・右側→桜平ゲート。
2つ目の橋！(1,887m)
※奥の丸太橋ではなく手前のコンクリート橋を渡る・沢水の水汲み可能。
※奥の丸太橋ではなく手前のコンクリート橋を渡る・沢水の水汲み可能。
1つ目の雪崩エリアの上部！(2,131m)
※傾斜45〜50度・新雪40cm以上あり危険。
※傾斜45〜50度・新雪40cm以上あり危険。
1つ目の雪崩エリアの下部！(2,131m)
※夏沢まで10m以上あり。
※夏沢まで10m以上あり。
2つ目の雪崩エリアの上部！(2,166m)
※傾斜45〜50度・新雪40cm以上あり、下山時は左側が少し崩れる。
※傾斜45〜50度・新雪40cm以上あり、下山時は左側が少し崩れる。
腰までの踏み抜き！(2,156m)
※受水槽の手前20m、左右に穴があり深さ60〜70cm。
※受水槽の手前20m、左右に穴があり深さ60〜70cm。
2つ目のオーレン小屋の水力発電受水槽！(2,159m)
※屋根の積雪量60〜70cm。
※屋根の積雪量60〜70cm。
カモシカのショートカット！(2,236m)
※登山道のカーブはショートカット多数あり、外側→登山者・内側→カモシカ。
※登山道のカーブはショートカット多数あり、外側→登山者・内側→カモシカ。
5つ目の橋！(2,285m)
※1〜2mの雪で埋まった夏沢へ転落注意。
※1〜2mの雪で埋まった夏沢へ転落注意。
冬季避難小屋の扉！(2,311m)
※左側→閉め切り・右側→開く。
※左側→閉め切り・右側→開く。
ブラックダイヤモンドの12本爪アイゼンを投入！(2,311m)
オーレン小屋前の交差点！(2,311m)※左側→硫黄岳・直進→赤岩の頭(左→テント場・右→トイレ)・右側→夏沢鉱泉(冬季避難小屋)
1/24 11:30
オーレン小屋前の交差点！(2,311m)
※左側→硫黄岳・直進→赤岩の頭(左→テント場・右→トイレ)・右側→夏沢鉱泉(冬季避難小屋)
※左側→硫黄岳・直進→赤岩の頭(左→テント場・右→トイレ)・右側→夏沢鉱泉(冬季避難小屋)
※注意看板！(2,311m)
硫黄岳北西斜面一帯は積雪期→立入禁止。
硫黄岳北西斜面一帯は積雪期→立入禁止。
�▲�ーレン小屋の外トイレ！(2,311m・紙あり・臭いあり・汚れあり)
夏沢峠！(2,429m)
※左側→山びこ荘・右側→ヒュッテ夏沢。
※左側→山びこ荘・右側→ヒュッテ夏沢。
4つ目の幕営適地！(2,440m)
※吹き溜まりで積雪量5〜6mあり雪洞も可能。
※吹き溜まりで積雪量5〜6mあり雪洞も可能。
ハイマツ帯の踏み抜き地獄！(2,497m)
※300mを40分費やす。
※300mを40分費やす。
歩き放題の岩場！(2,580m)
※夏道→九十九折り・冬道→直登。
※夏道→九十九折り・冬道→直登。
6つ目のケルン！(2,652m)
※山頂柱の裏側の7つ目のケルンは含まない。
※山頂柱の裏側の7つ目のケルンは含まない。
爆裂火口壁！(2,708m)
※本沢温泉まで標高差600m以上。
※本沢温泉まで標高差600m以上。
山頂までのビクトリーロード！(2,708m)
※4〜5つ目のケルンは爆裂火口壁に近づくので注意。
※4〜5つ目のケルンは爆裂火口壁に近づくので注意。
6つ目のケルン！(2,760m)
※左奥の山頂柱の裏側に7つ目のケルン。
※左奥の山頂柱の裏側に7つ目のケルン。
南八ヶ岳のオールスターズ！(2,760m)
※左から横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳。
※左から横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳。
冬季避難小屋の入口！(2,311m)
※南側の2ヶ所の窓から出入り可能。
※南側の2ヶ所の窓から出入り可能。
下山路はチェーンスパイク必須！(1,932m)
※雪上車で除雪すると凍結したアスファルトで危険。
※雪上車で除雪すると凍結したアスファルトで危険。
桜平駐車場(上)は閉鎖中！(1,894m)
※20m先で行き止まり。
※20m先で行き止まり。
装備
| 個人装備 |
ダウンジャケット(上)
12本爪アイゼン
ピッケル
ヘルメット
バラクラバ
毛帽子
ゴーグル
ストック
LED投光器(1000ルーメン)
チェーンスパイク
わかん
ハードシェル(上下)
ゲイター
サングラス
ツェルト
温度計
ホットコーヒー0.5L(水筒)
三脚
日焼け止めクリーム
リップクリーム
ラジオ
手ぬぐい
モバイルバッテリー10000mAh2ケ
乾電池
防犯ブザー
ワイヤー
風速計
靴紐(予備)
救急セット
インナーグローブ
オーバーグローブ
手袋(予備)
タイツ
長袖シャツ
インナーシャツ
長袖シャツ(予備)
インナーソックス
ちり紙
熊鈴
携帯トイレ
腕時計
常備薬
地図
コンパス
ヘッドランプ2ケ
塩あめ5ケ
干し芋80g
ドライフルーツ50g
ソーセージ(小)2本
ゼリー飲料2ケ
チョコバー2本
粉末アミノ酸2本
パン2ケ
ザック30L
ウエストポーチ
スマートフォン2台
ゴミ袋
マスク
筆記用具
現金
腰コルセット
カイロ3枚
ペットボトル(お茶1.1L)
登山靴(冬用)
わらび餅50g2ケ
ライター
スリング120cm2本
靴下(冬用)
スコップ(スタック脱出用)
|
|---|
感想
【2022年/八ヶ岳硫黄岳・桜平ルート(日帰り)】
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■2022年01月24日(月) はれ
※八ヶ岳硫黄岳・桜平ルート 登り
実家 05:30 -1℃ 1,000m
唐沢鉱泉・桜平分岐駐車場 06:09 -2℃
1,532m
着替え・荷作り 06:09〜06:25
唐沢鉱泉・桜平分岐駐車場 06:25 -2℃
1,532m
山の神(大山祇神社) 06:32 -2℃ 1,533m
狸岩 06:40 -1℃ 1,559m
桜平駐車場(下) 07:05 -5℃ 1,678m
醤油樽の滝入口 07:40 -5℃ 1,743m
天の岩戸 08:08 -5℃ 1,775m
桜平駐車場(中) 08:21 -5℃ 1,862m
桜平駐車場(上)→閉鎖中 1,924m
桜平ゲート 08:40 -5℃ 1,894m
泉野分岐 09:05 -5℃ 1,968m
夏沢鉱泉 09:28 -5℃ 2,060m
オーレン小屋 11:15〜42 -1℃ 2,311m
夏沢峠 12:24 -1℃ 2,429m
山びこ荘 12:30 -1℃ 2,440m
硫黄岳 14:18〜33 -3℃ 2,760m
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■2022年01月24日(月) はれ
※八ヶ岳硫黄岳・桜平ルート 下り
硫黄岳 14:18〜33 -3℃ 2,760m
山びこ荘 15:08 -3℃ 2,440m
夏沢峠 15:09 -3℃ 2,429m
オーレン小屋 15:31〜40 -3℃ 2,311m
夏沢鉱泉 16:06〜20 -7℃ 2,060m
泉野分岐 16:28 -6℃ 1,968m
桜平ゲート 16:44 -3℃ 1,894m
桜平駐車場(上)→閉鎖中 1,924m
桜平駐車場(中) 17:04 -5℃ 1,862m
天の岩戸 17:11 -5℃ 1,775m
醤油樽の滝入口 17:23 -5℃ 1,743m
桜平駐車場(下) 17:45 -7℃ 1,678m
狸岩 18:06 -5℃ 1,559m
山の神(大山祇神社) 18:12 -6℃ 1,533m
唐沢鉱泉・桜平分岐駐車場 18:15 -7℃
1,532m
着替え 18:15〜18:20 -7℃
実家 18:28〜18:47 0℃ 1,000m
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■白馬方面はコロナ感染者が急増で見送り。
近い八ヶ岳の未踏ルートから選択する。
よく登る赤岳・横岳・阿弥陀岳を除くと
消去法で桜平から硫黄岳〜横岳を目指す。
今回はオーレン小屋・冬季避難小屋の下見で
山頂より峰の松目と赤岩の頭が気になる。
南八ヶ岳は風で雪が飛ばされて黒く見える。
北八ヶ岳の天狗岳と硫黄岳は白く見える。
赤岳に比べて、硫黄岳を舐めていたけれど
今季の大雪と前日の降雪に足をすくわれた。
22日に下見したけど踏み跡は完全リセット。
夏季より冬季は10km・3〜4時間と多く歩く。
硫黄岳は登山口まで往復約12kmあるので
天狗岳を選ぶ登山者の心理が理解できる。
先頭でオーレン小屋に進み冬山装備に変換。
後続の単独男性はなかなか先へ進まない。
避難小屋や赤岩の頭の分岐へ下見に行く。
太もも〜腰の積雪量で夏沢峠ルートを選択。
夏沢鉱泉〜夏沢峠の樹林帯は密度が濃くて
風と気温上昇で何度も直撃する落雪地獄。
登山道の長さと樹林帯の落雪が核心部。
前日の降雪で大幅に下山が遅れてしまったが
爆裂火口壁とカモシカと夕焼けを満喫した。
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■体重→64.0kg 荷物→9.75kg
日の出→06:43 日の入り→17:15
移動距離→19.20km(登り9.35km 下り
9.85km)
移動時間→10時間31分(合計)
(登り→07時間26分、下り→03時間19分)
休憩時間→01時間05分
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硫黄岳 絶景を満喫(^^♪（桜平からの周回）
2024年05月11日 (日帰り) [B]
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