唐松岳 -不帰ノ嶮はおあずけ!−-
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 956m
- 下り
- 950m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ 白馬八方〜八方池山荘 |
コース状況/ 危険箇所等 |
不帰ノ嶮を経由し、白馬岳方面に縦走の予定であったが、天候悪化により、不帰ノ嶮の岩場通過は危険と判断し、唐松岳から下山することとした。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴 八方の湯 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
|
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感想
ツア−登山でした。新宿から貸切バスで白馬八方まで行きました。白馬八方からは、ゴンドラとリフトを乗り継いで、八方池山荘に到着しました。すでに1830m。ここから登山開始でした。メンバ−は10数名でした。唐松岳から不帰の嶮、そして白馬岳へと縦走の予定でした。しかし、当日は朝から天気の具合がよくなさそうでした。
(八方池山荘〜石神井ケルン)
白馬八方に着いた時には、白馬連峰には厚く雲がかかっていました。リフトを下り、八方尾根を歩き出しましたが、状況は良くなりそうにもありません。20分ほどで石神井ケルンに到着。しばらく休憩しました。
(石神井ケルン〜第三ケルン)
石神井ケルンからは、第2ケルン、八方ケルンと通過して、第三ケルンには、石神井ケルンから20分ほどで到着しました。しばらく休憩しました。第2ケルンからは、次の八方ケルンが尾根上にはっきりと見て取ることができました。
(第三ケルン〜扇雪渓)
休憩後、扇雪渓には第三ケルンから下ノ樺、上ノ樺を経て50分で到着しました。しばらく休憩しました。途中、すぐに八方池が見えました。八方池は、雲がかかった中に現れ、幻想的な美しさでした。上ノ樺付近に咲く、お花畑の花が沢山咲いていました。いろいろな花が咲いていましたが、タカネマツユキソウらしい花も咲いていました。ダケカンバの林も美しかったです。扇雪渓の雪渓は残っていました。
(扇雪渓〜唐松岳頂上山荘)
扇雪渓からは、丸山を経て1時間ほどで唐松岳頂上山荘に到着しました。登山開始から、3時間でした。丸山付近からは完全な冷たい雨になってきました。冷たい雨に打たれながら、岩場の登山道を登り、やっと唐松岳頂上山荘に到着しました。濡れた衣服を乾かしながら、翌日の天気回復に期待しました。
(唐松岳頂上山荘〜唐松岳)
しかし、翌朝になっても天気は回復しませんでした。1時間ほど出発を遅らせて様子をみましたが、状況は変わりません。とりあえず、唐松岳山頂まで行き、その状況で、その先にゆくかどうか判断することになりました。山頂には20分ほどで到着しました。山頂に着いても状況は変わりませんでした。滑りやすい危険な岩場の下降や登り、天気の状況を考えて、危険度が高いと考え、予定を変更し、唐松岳ヘのピストン登山ということになりました。
(唐松岳〜丸山)
唐松岳から往路を戻りました。唐松岳頂上山荘を経て、丸山まで1時間でした。しばらく休憩しました。丸山からも、不帰の嶮方面は、厚い雲に閉ざされていました。
(丸山〜八方池)
丸山から扇雪渓、上ノ樺、下ノ樺を経て、八方池までは1時間10分でした。
下ノ樺付近のダケカンバの大木が美しかったです。チングルマも咲いていました。帰りの八方池は、霧がかかっていて、幻想的な美しさでした。一瞬、霧が晴れて、美しい姿を見せてくれました。しばらく、池の周りを散策しました。花などを楽しみながらゆっくりと歩きました。ここから、わずかな間でしたが、不帰の嶮方面の岩場が雲の間から、顔を出したので、見ることができました。
(八方池〜八方池山荘)
八方池からは、第三ケルン、八方ケルン、第2ケルンを経て、木道を歩き、八方池山荘に到着しました。八方池から1時間でした。木道の傍らにあった池塘や咲いている花々が印象的でした。
登山後、八方の湯で温泉入浴して、登山の疲れを癒しました。残念ながら、今回は不帰の嶮はお預けとなりました。山は逃げません。無理して事故があってはならないことです。ガイドの妥当な判断であったと思います。また、登れる次の機会があることを期待したいと思います。
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