夏沢鉱泉から硫黄岳


- GPS
- 04:54
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 736m
- 下り
- 741m
コースタイム
天候 | 12日(晴れ後曇り) 13日(曇り後晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏沢峠上部、樹林帯を抜けた岩稜帯から、急激に風が強まる。 十分な耐風姿勢が必要。 硫黄岳直下は広い雪原で、視界不良の場合は注意が必要。 隣のケルンが見えない場合は、引き返した方が賢明か。 火口側(東側)には十分に注意する必要がある。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
夏沢鉱泉で一泊して、厳冬期の硫黄岳に行ってきました。
唐沢分岐から雪上車に乗って夏沢鉱泉へ。
到着が10時半となるので、当初翌日早くにアタックしようと思っていました。
しかし天気予報で、翌日天気が崩れる可能性があったので、
夏沢鉱泉で宿泊手続きを済ませて、直ぐにアタックを開始しました。
沢筋の樹林帯の中の道は穏やかで、天気も上々でした。
オーレン小屋で、アイゼンに履き替え、防寒具を整え、夏沢峠を目指します。
峠からは御座山が真正面に見えました。
硫黄岳を見上げると雪煙が見えて、原村方面から雲が湧いてきました。
急いでピッケルを準備して、登り始めました。
樹林帯を越えると、強烈な風に見舞われました。
最初は立っているのも大変な風でした。
ゆっくりとアイゼンを効かせながら登っていくと、
後方に天狗岳が見えてきます。
ケルンで風を避けながら休息を取り、
次のケルンを目指します。
銃弾を避けながら前進しているようでした。
最後のケルンを抜けると、目の前が開け、
硫黄岳の頂上に到着しました。
赤岳、横岳、阿弥陀岳、甲斐駒、仙丈岳が見えました。
ニュージーランドから来た女性に写真を撮ってもらい、
早々に下山を開始しました。
下りもケルンや岩陰で風を避けながら下ります。
途中で夏沢鉱泉で同室のカップルとすれ違いしましたが、
時間が遅く、ガスも湧いてきてしまったので、一緒に戻ることに。
夏沢峠で糖分とお湯をのんで一息。
夏沢鉱泉までは穏やかな道で、無事下山できました。
冬としては限界の16時でした。
夏沢鉱泉のホスピタリティは最高でした。
温泉、美味しい料理、飲料水やお湯が準備され、ゆったりとした寝場所、
なんといっても、スタッフの暖かいおもてなしが嬉しかったです。
また、訪れたい山小屋です。ありがとう。
翌日は、8時出発の雪上車で送ってもらい下山しました。
厳冬期で、風が強かったですが、同行者ともども、良い経験になりました。
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